てんやーわんやーですよー


毒沼に荒地、湿気じめじめと超難路を通り抜け無事空白都城を制圧に成功したキュピル達



キュピル
「今ファンがこっちに向かっているその間に内政をしよう」
ジェスター
「内政?なにそれ、おいしいの?」
キュピル
「懐かしいネタを言いおる・・。内政ってのはようは政治だ。民達にとって暮らし良いようにしたり
することのことだ。他にも軍事施設を作ったり市場・農場を開発するのも内政の仕事だな。」
ジェスター
「私が幸せなら何でもいいよ」
キュピル
「なんていう暴君。これではお先真っ暗だ。」
ジェスター
「私君主じゃないもーん」
キュピル
「それもそうか。よし、内政だ。まず市場を発展させて都市の利益を上げ
軍事資金を集めるとしよう。」
ジェスター
「お金!」
キュピル
「変な場所に反応しやがって。よし、ジェスター。市場を開発してくれるか?」
ジェスター
「任せて!やり方わからないけど!」
キュピル
「・・・とりあえず頑張ってくれ。ここに政治の本置いておくから」
ジェスター
「うん」


注:ジェスターに政治やらせると、どんな簡単な物でも最大の時間がかかります。


ルイ
「キュピルさん」
キュピル
「どうした、ルイ」
ルイ
「少し敵勢力の偵察してきます。この都市の位置は敵勢力に近くいつ攻められても
おかしくない場所です。監視カメラを設置してきます
キュピル
「最後のは聞かなかったことにして・・。わかった。襲撃されてから敵が接近してたことに気づいた
ってのがないように頼む。」
ルイ
「分かりました、行ってきます!」


キュピル
「(ふむ、ワシは探索でもするとしよう。何かあるかもしれない)」




街をぶらつくキュピル







キュピル
「君主っていいなぁー、羨まれる立場とは。ハッハッハ」
有力者
「貴方がこの時代の者と思われない無茶苦茶なお方!!刃向かうと突然死を迎えるといわれるお方!」
キュピル
「前言撤回。いつからそんな噂が・・・。」
有力者
「私どもはキュピル様の下につきたいだけです。噂によれば銃器と呼ばれる魔法の道具があるとか・・」
キュピル
「あるぞー。引き金を引けば矢より早く敵を射ることができ、矢より強い威力を誇るぞー」
有力者の部下
「(逆らったら魔法の道具に殺される・・・)」






ファン
「今到着しました・・・って、何ですか。この大量の兵士は」
キュピル
「気が付いたら兵士が6000人に増えた(事実」



このとんでもない噂は瞬く間に広がり・・・



「この君主は魔法使いらしい・・。人間とは思えない生物を二匹従えているらしい・・・」
民2
「恐ろしい恐ろしい・・・。これでは安心して暮らせないな・・」
ジェスター
「誰か市場作ってー!」
民3
「あれが君主の元にいる人間ではない生物・・。頭はよくないようですぞ




ファン
「キュピルさん、民達の間に不安が広がり治安が下がってるようです」
キュピル
「治安か。暴動でも起されたら大変だ。早く治安をよくせねば」
ファン
「もう暴動起きてます」






キュピル
「遅かったか!南蛮と呼ばれるが現れおった!!」
ファン
「出陣になりそうですね」


タッタッタ(誰かが走る音


ルイ
「キュピルさん!!大変です!!」
キュピル
「どうした、ルイ!」
ルイ
「成都から敵部隊が迫っています!数およそ1万2000・・!!」
キュピル
「ひえー!こいつは多いな!賊は6000いるし全部の敵相手すると一万8000!!」
ジェスター
「キュピルー!大変ー!」
キュピル
「どうした、ジェスター!」
ジェスター
「市場壊されたー!敵に」
キュピル
「ファン、ゲームをロードしなおしたい。」
ファン
「現実です。セーブした場所まで戻らず頑張ってください」
ルイ
「(妙に現実的ですね・・)」




=軍部会議


ファン
「相手はかなりの大群で総合計一万八千です。また成都から援軍として
一万二千の軍勢も確認されたので計三万。それに対しこちらの兵士は二万六千。
対抗は出来ますがここで損害を出すと滅亡は免れませんね」
キュピル
「さて、どうするか・・・」
ジェスター
「一騎打ち!!私なら勝てる!」
ファン
「無理です」
ジェスター
「どうして!ファンだって私の腕知ってるじゃん!」
ファン
「勝てるのは承知ですがジェスターさんが強すぎて一騎打ちを受け入れるとは思えません」

注:ゲーム内で武将の武力がめっさ高いと一騎打ちを受け付けてくれない


ルイ
「それなら罠なんてどうでしょうか?火計を用いて敵を焼き払いましょう。」
キュピル
「そいつも難しいな・・・」
ルイ
「どうしてですか?」
キュピル
「金がねぇ」

ジェスター
「市場開発できなかったからね・・・。ごめんね・・」
キュピル
「まさに万事休す」
ファン
「ここは撹乱と偽報を用いるのが上策でしょう」
ルイ
「撹乱・・・?」
ジェスター
「偽報・・?」
キュピル
「撹乱は敵の指揮系統を麻痺させて兵士を動けなくさせる策略。
偽報は相手の都市に問題があったという嘘の報告をさせ撤退させる策略だ。
どちらも少しすれば見抜けるだろうが時間は稼げる。それでいこう」
ファン
「ではやりましょう。策略は自分とルイさんでやります。ジェスターさんは騎馬兵を率いて
敵の群れを突っ切ってください。キュピルさんは臨機応変に頼みます。
君主なので一番狙われるので気をつけてください」
キュピル
「任せろい」





==険しい山岳地帯


異民族
「む、敵!何奴だ!!」
厳顔
「む、敵!・・・異民族か!!」
費詩
「なんて治安の悪い都市。最低だ」
異民族
「ええい、やつ等を薙ぎ払え!」


異民族と成都からやってきた敵軍が戦い始める。


ファン
「ラッキーですね。互いに戦力を減らしています。しばらく様子を見ましょう」
キュピル
「OK、無線って最強だな」



==数時間後


異民族
「く・・。このままでは全滅か・・!退け、退けーー!!」

費詩
「ようやく帰ったか!このやろう!治安の悪い都市をとっとと落とせ!ばかやろう!」
厳顔
「お主なかなか酷い性格しておるな・・・。さぁ、一気にあの城を落とすぞ」

ところが突然兵士がざわつき始め足が止まる

厳顔
「どうした、いったい・・・」
間者
「大変です!指揮系統が麻痺!皆噂話のせいで恐怖に立ち竦んでいます!
またある物はボイコットを起したり城に帰ろうとしたり大変な事になっています!」
厳顔
「こんな策略を放った奴は誰だ・・・。相当知識が高いものと見受けられる」
費詩
「ん・・?この音はなんですか?」


ドドドドド


ジェスター
「飛将、ジェスター様のお通りだー!わああーー!!」
騎馬軍
「うおおおぉぉぉぉぉ!!」
厳顔
「くそ、敵か」
費詩
「みなの衆、ワシだけを全力で守れ!」
厳顔
「てめぇ、後で軍法会議かけっぞこら」


ジェスター軍が厳顔軍を圧倒中


ルイ
「ジェスターさんやりますね・・。この有利を作るために後続の援軍を偽報で帰らせましょう」


間者
「将軍、伝達が届いております。成都にて問題発生、至急帰還せよとのことです」
張松
「見せてみろ。・・・・。・・・・・これは偽物だ。敵の策略だ」
間者
「なぜ、そうわかるのですか?」
張松
「まず各印が押されていない上に誤魔化し方も下手だ。本当に問題が発生しているなら
更に詳しい事情も書かれているはずだ。このような物が策とは。笑わせてくれる」
武将
「張松殿!敵部隊を発見しました!交戦を仕掛けます!」



ルイ
「あぁー!なんで私がやるとこうなるの!」
弓兵
「打ち返せー!」
キュピル
「ルイ殿、援護する!」

槍兵で敵軍に突撃するキュピル


キュピル
「そぉーれ、乱突!!」


張松
「部隊が混乱・・!私とあろうものが・・!!」
間者
「報告!わが軍の場所に火矢が飛んできています!火刑です!」
張松
「なんとぉぉぉぉおお!!」



数時間後


ジェスター
「敵将、討ち取ったりー」
厳顔
「無念・・・」
費詩
「くそ、兵士が弱いんだ、くそ」




その頃成都からやってきた援軍が迫っていた

呉班
「む・・・。なんだあの物は」
ファン
「ご報告いたします。貴方様の都市、成都は呪いにかかっています。
今すぐ帰らないと先祖代々呪われ続け都市は壊滅。貴方様の君主も呪い死しますよ」
呉班
「そんな嘘通用するものか!」
ファン
本当にいいんですね!!貴方がこのまま進軍続けて軍が壊滅したら
全てあなたのせいですよ!!!
それでもいいんですねええ!!!!」

呉班
「ぐ、ぐぉぉ!わ、わかった!みなの衆、成都に戻るぞ!!」



==山の上

ルイ
「ファンさん凄い強引な偽報を・・・」




呉班
「・・・・む?」
キュピル
「とおーりゃぁー!ばかやろうめ!嘘じゃーい!」
呉班
「なんと!敵の伏兵か!迎え撃て!」
ジェスター
「私達も続くよ!えええーい!!突撃ー!」
騎兵
「うおぉぉー!」


呉班
「くっ、軍は壊滅状態・・・!」
ジェスター
「敵将発見!私と一騎打ちだ!」
呉班
「ここで奴を倒せば形勢逆転・・!かかってこい!」


ジェスター
「鈍器アタック!・・・おっととと・・!」
呉班
「ばかめ、騎馬で鈍器を扱う馬鹿がおるか!しかも馬に手慣れていない!しねぇい!」

槍がジェスターの馬に当たる

ジェスター
「ぎゃぁー!」
キュピル
「ジェスター!俺がやる!」
呉班
「あいつは君主!奴を倒せば昇格間違いない!いくぞ!」



==10合目 (合目とは何回斬りあいしたかとのこと。10なので10回攻防した

キュピル
「甘い甘い!過去にもっと強い奴がいたぞ!とどめだ!」
呉班
「ぐはっっ!」



呉班部隊壊滅


ファン
「どうやら全ての部隊を撃破したようですね・・。このまま異民族の城を落としちゃいましょう」
キュピル
「どうやって落とす?」
ファン
「火で」



==数時間後



異民族
「あぁあ!!わが基地が!わが基地が燃えている!」
キュピル
「東方は赤く燃えているのか?そーれ、ドンドン火矢をほうりこめぇーい!
陣を乱すでないわ!」
ジェスター
「それなんていうGガンダム?騎馬で突撃ー!」
ルイ
「皆さん、矢を惜しまず射てください!」
ファン
「松明ドンドン投げましょう」
異民族
「もう勘弁してくれ!負けでいい!」



こうして敵の猛攻を全て防ぎ無事防衛に成功したキュピル。



キュピル
「しかし難点は兵の損失は0ではないことだ。おかげで残りの兵は一万9000だ。」
ファン
「大分減りましたね」
キュピル
「やはり四部隊と最後の異民族制圧は辛かった。」
ファン
「しかし成都は凄い援軍を出していたので今はガラガラです。
攻めるなら今しかないでしょう」
キュピル
「ふむ・・。とりあえず城に戻ろう」




初の戦闘は超混乱だった。



まとめ:敵の猛攻を防ぎ敵の物資を空っぽにした。反撃しやすい状態。


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