PCが突然激遅になりウィンドウ切り替え時等でプリフリーズが発生する問題



PCを購入して1〜2週間後くらいの頃。ある日PCが劇遅・激重状態となりまともに動かなくなる事象が発生した。その時はWindows10とMicrosoft Visual C++ 2010というプログラムの相性が悪いせいで発生しておりアンインストールしたらプチフリも発生しなくなり解決した出来事があった。(その時まとめたページがこちら

それから大体五か月後ぐらいの頃。

また同様のプチフリーズの事象が発生した。
症状はその時と似ており、事象が発生するとマウスカーソルの操作も数秒に一度しか反映されずブラウザなどのウィンドを最小化したりすると20秒ぐらいかけてゆっくり動きながら縮小される。酷い時はそのままモニター出力が死ぬ事も。
このプチフリは事象発生後は再起動なり強制終了なりPCを一度シャットダウンさせるまでは永続的に続く。そして事象発生後はウィンドを縮小させたり新しいウィンドを表示させたりすると確定で上記激重状態となる。不思議なことにブラウザを新規に立ち上げて激重を乗り越えた後は通常通りブラウジングが出来る。(ただ最小化してたものを開こうとすると20秒近く待たされたりすることもあるため大いに支障あり。

前回発生したプチフリ現象に事象が似ているのでまた意図せずMicrosoft Visual C++ 2010でもインストールしていないか確認してみたがインストールされていなかったことから全くの別事情であることは分かった。

正直この事象について調べても調べても類似事象が中々見つからない。
というかそもそも検索で 「PC 激重」 とか「動作 遅くなる」 とかって検索したらスペックが〜とか熱暴走が〜とか基本的な事しか出てこなくまず普通のGoogle検索方法では一生調査は終わらないと思った。
そこでエラーログか何かが表示されていないか。そのエラーログはどうやったら見れるかなどの角度から調査したらWindowsにはコントロールパネルに「セキュリティとメンテナンス」というものがあり、そこから直近で発生したエラーを確認できる事が判明。




コントロールパネルの出し方はちょっと割愛。ネットで調べれば出てくるので同じくお困りの人がいたら調べてほしい。
ここからセキュリティとメンテナンスを選択し




メンテナンスの一覧に「信頼性履歴の表示」というものがあるからクリック。





ここに直近発生した問題について調べることが出来る。
そして過去私がそのプチフリ現象に直面した時、重要なイベントにハードウェアエラーというものがった。日時もそのプチフリが発生したときと同時刻でありこれがそのエラーであることが特定できた。

技術的な詳細の表示を押してどんなエラーが出ているかを確認する。





この画面だけ見て何が問題なのかは流石に分からないがイベント名やバケットIDが分かったのでこの内容をそのままコピーして検索すれば少なくとも「PC 突然激重」とかで調べるよりはるかに有益な情報が出てくるだろう。
そこで実際に LiveKanelEvent141 とか nvlddmkm.sys_unknown とかで調べてみたらついに私と同じようにプチフリの事象に出くわしてる人を発見。内容を読み込んでいくとちょっと起因が発生後の状態が異なるようだが同じエラーが出ているので参考情報にはしてもよいものだろう。

ただ問題なのはみんなこの手のエラーが表示されてることには気づいたもののどうすればいいのかが分からなくて知りたがっている。私もこの時知りたがっていた側。
仕方がなくそこらを調査して得られた情報を全て片っ端から試してみることに。





Windowsのレジストリを修理してみたり、メモリエラーが起きていないか調査してみたり・・・。あとnvidiaって書いてあるから間違いなくグラボ関連と思ってグラボの各種ドライバのアップデートもしてみたけれどいずれも効果はなかった。
中にはレジストリを編集すれば解決した!っていう人もいたがレジストリ編集はあまりにも危険でしかも私の発生している内容と微妙に事象が異なるため迂闊に手を出して壊すと目も当てられないのでやめた。
一応その時見つけたページのURLはメモしていたので念のためこちらのページにも記載しておきます。

https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/18369303/blog/4265241


プチフリが発生してから大体二か月間。未だに事象は解消せず、むしろ今まで一週間に一度くらいの頻度だったものが五日に一度、三日に一度、ついには一日に数度と間隔が狭まっていく。このままではまともにPCも動かなくなるのではと恐怖し焦った。
しかしそこでとある情報を入手。

「Windowsのバージョン1903は不具合が多い」


スタートボタンを右クリックしてシステムという項目を選択してみると自分のバージョンは1903だった。





※上のスクショはもうバージョンアップ後なので1909と表示されているが調査していた時はバージョンの部分が1903だった。


WindowsUpdateの画面から1909へのバージョンアップが可能と表示されており、手動でアップデートしない限りはずっと1903のようだったので1909へバージョンアップ。

すると嘘のようにこれまで発生していたプチフリが発生しなくなったのである。



正直こんなので解決するとは真面目に思っていなく、こんなので治る確率はせいぜい1〜2%くらいだろうと思っていただけに本当に驚きである。WindowsUpdate、侮ってはいけない。


これで第二次プチフリ戦記は終戦を迎えたけれどその三週間後、今度はPCから謎の異音と携帯のバイブレーション並の振動がたまに起きるという現象に再び襲われ四苦八苦しているのですが、これについてはまた解決次第ページにまとめる予定です。
しかしこのPC、トラブルが本当に絶えない。同じことで悩んでいる人が一人でも解決されますように。


戻る