「ふんふんふふーん。」
「いやー、ここ数年あいつとの関わりもなく本当平和だわーー。」
おいすー^^
「で、でたあああああああ!!!!!!!」
そんなに騒いで。寂しかったんだねぇ。よしよし。
「ヴァアアアアアアアアアアアアアアアア」
可愛くない。
「一体何の用よ。もうレミ劇は終わったでしょ。」
終わってないんだよなぁ(白目
いや、そろそろ新しいPCに買い替えたいと思っていたんですが昔レミリアと学ぶPC性能講座みたいなのやったじゃないですか。恐ろしい事に11年前に。
「レミリア511歳!!」
紅魔郷初版基準だともう522歳やぞ。
「もうそんなに・・・・?」
「フラン517歳でーす。」
なんか500歳超えると一気に印象変わっちゃうフランちゃん。俺も歳取る訳だ。
ってそんな話をしたいんじゃなくて。
その10年前にまとめたPC性能講座。今見返すとまぁ、えらくレベルが低い訳でして。俺も所詮レミリアちゃんレベルだった。
「口を開けば失礼な事しか言わない奴。」
そこで今回あらためてもうちょっと性能の事について自分への備忘録もかねてもう少し深堀したいと思いまして。
というわけで約11年振りのレミ学。始まり始まり。
「嫌味が全部無視される。」
とはいえ、今更クロック数とは〜とかCPUコア数とは〜とか初歩的な事を振り返るつもりは毛頭なく、
今までそんなに意識していなかったマザーボードのPCIE4.0とか5.0とか、マザーボードのCPUソケット電圧とかちゃんと意識してる?とか、実はマザボのBIOSによってはCPUの性能変わるんだよとかそういうニッチな話をしたいと思っています。
これから話したいと思っている内容も今の時代YouTubeで調べれば詳しい解説動画がわんさか出てくるのでここで猛烈に詳しく書くつもりはありませんが、最初の「そんなのあるんだ・・」みたいな足掛かり程度にはしたいので定期的に忘れちゃう私のためにもここでまとめていきます。
「この私のレベルについていけるかしら?」
レミリアちゃんは初心者立ち位置だったよね。
「ヴァァァァ」
さて、さっそくCPUから。
細かく色々話す前に、この場で語りたいことを最初にざざっと概要でまとめます。
■CPU
〇ざっくり要約
・L3キャッシュが一杯積んであるゲーム特化型CPUの存在がある。(代表例:ryzen7800X3D
->ゲームの高負荷時において絶大な効果があり次世代CPUであるかつよりハイグレードモデルである9900Xとか比較しても前世代の7800X3Dがスコア勝ってしまう化け物CPUがある。
->マジでゲームしかしないならL3キャッシュモデルのでかい3Dの奴買えば間違いない。ゲームは殆どやらなくてBlenderとかで映像処理の計算したり動画編集のエンコードばっかりするとかなら他のCPUが視野に入るけど稀な気がする。
・TDPには注意。昔と違って最近は180W超えところか200超えのクソアチチCPUばっかり(特にIntel13世代・14世代。あちちすぎて勝手に壊れるレベル)
->TDP120Wくらいまでならハイエンドモデル用空冷でも対処可能(Noctua NH-U12Aとか。)ミドルクラス(DeepCool
AK400とか)だと厳しくなる。120Wより高くなるなら水冷じゃないと厳しい。
・発売されたばかりのCPUは性能が完全に引き出されていない場合がある。AMDの出すCPUはよくある話らしい。
->大体数か月〜半年後とかに最適化があたったBIOSが配布されてそれで性能が数パーセント向上するらしいけどハズレBIOS引いてブルスク祭りなんてのもあるらしいのでBIOSアプデは慎重に。
ここから詳細。
「あんた、11年前の記事ではL2キャッシュ、L3キャッシュは無視していいとか言ってなかった?」
はい、言いました。すいません、無知でした。レミリアレベルでした。
「しったか乙!」
レミリアレベルはいいんだ。
ゲームで高いフレームレートを目指そうとするとこのL3キャッシュ領域がかなり重要になるらしく、Ryzen7800X3DといったこのL3キャッシュメモリを大容量に積んだCPUは高負荷時において絶大な恩恵があるそうです。
実際にYouTubeで各種CPUで実験したベンチマーク動画とかあるので気になる方は見に行っていただければと思います。
話しだけまとめるとあくまで高付加時だそうなので私みたいに意図的にフレームレートを60で絞っていたりする場合はそこまで影響ないかもしれない。
ただ最近私もVRゲームとかよくやるようになっていますしVRゲームは最低でも90フレームレートくらいは確保したいものなのでVR遊ぶ人なんかは特に強い恩恵ありそうですね。
IntelCPUは最近全然興味ないんでアレなんですがIntelにもそういったゲーミング特化型CPUとか出てるんですかね。AMDしか出ていないイメージです。
余談ですが最近Intelはかなり苦境に陥っておりまして2024/08/29現在、従業員を15000人解雇したり取締役が辞任したり株価が高値から60%下がっているわ自社の強みが活かされていないなど苦境に陥っています。特に13世代14世代のCPUの設計が破綻していてCPU電圧高すぎて勝手に物理故障を起こすのにそれをしばらく認めない、保証もレベルが低い(今は保証問題だけは改善)といった事が起きていてかなり信用を失っています。私はAMDerって訳じゃないんで程ほどにintelとAMDは競い合ってほしいんですが現状はAMDじゃなくてIntelを選択する理由はないように見えますね。(コア数はIntelのが圧倒的に多いけど
続いてTDP。
11年前のレミ学の記事見て驚きましたね。いやー、昔のCPUってこんなにTDP低かったんですね。
一般的に電圧を盛れば盛るほどCPUの性能は上がるんですがそれは単純にオーバークロックしているようなもんでCPUの寿命を削るまさに命削りの宝札みたいなもんだったんですが・・・。
AMDはZen5世代のCPUが低電圧でも十分な性能を引き出せるエコCPUを出してくれて空冷派の私としてはとても嬉しい限りです。
「盛れば盛るほどお得!!」
電圧は盛れば盛るほど危険!
ちなみに調べた限りでは空冷で何とかなるのはTDP130wまでのようです。それ以上は水冷方式じゃないと厳しいそうです。加えて120wでもハイエンドモデルのCPUクーラーじゃないと性能劣化する部分もあるそうです。最近AMDが低TDPのもの出してくれたけどちょっと前は120w超え当たり前みたいな風潮だったし空冷はだんだん厳しくなっていくんですかねぇ。
でもTDP高いと単純に電気代も高くなるからシンプルに運用コスト高くなるんで辞めてほしいんですが・・・
続いてBIOSの件。
いや、これは私本当に知らなかったんですがマザボのBIOSをアプデすることでCPU性能が変わる事あるんですね。
いわゆる最適化とかそういう事らしいんですが・・・。多分BIOS画面立ち上げて設定値を弄ってどうこうとかそういう話じゃなくて単純にファームウェアをアップデートするとっていう話だと思います。
レミリアちゃん行ってる意味分かる??
「レミリアだけどわかんない。」
自分が本当にレミリアならレミリアアピールしない。
どこまで性能が上がるのか分からないですが一応情報として明記しておきます。AMD系のCPUだと伝統芸らしいです。
今日は一旦ここまで!
「まだCPUしか語っていないぞーー!!」
社会人の平日は忙しい。
そしてこれはこのページを更新して二週間後くらいに書いてるんだけどめっちゃ時間空いちゃったからもう中編用意して続きはそっちに書いた。