チェックさんのアルバイト事情(前編)



==最寄の超激安馬鹿安スーパーマーケットにて

「まいどありがとうございました~。」

「チェックさんばいばいー!」




・・・・。



==最寄のホームセンターにて

「まいどありがとうございました~。」

「チェックさん掛け持ち大変ですね~。」




==最寄のファミレスにて

「またお越しくださーい」

「・・・・・・・・・・・・。」




==最寄の病院受付にて

「お大事に~。」

「あの、チェックさん。」

「んー?」

「チェックさん生活とっても苦しいんですか?」

「あら。また突拍子な質問ね~。どうしてそう思ったのかしら?」

「あ、今の琶月ちゃんの顔真似ね。」

「はい。」

「負けませんよ。」

一般人
「はよ進め。」

「あ、ごめんなさい。」





・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。






「っというわけで、チェックさんの事が気になって気になって夜も眠れない琶月さんです。」

「じゃー寝なければ?」

「でも寝なきゃ疲れて明日のバイトを乗り切れません。働けないとお給料がもらえない。お給料がないとご飯も食べれない。琶月家の危機到来です。」

「チェックさんに琶月家が滅ぼされる~~!!」

「こういうの見ると何か凄く殴りたくなる。殴って琶月家滅ぼしていい?」

「ゴメンナサイ。」

「ジェスターさんも可愛い女の子なんですからもっとおしとやかにしましょうよ。殴る~~とかじゃなくて。

「キュピルのせいでひねくれた。」

「はいはいキュピルさんが好きですと。」

「殴る。」

「アンギャァッ!」



・・・・。

・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・。




「次ふざけたこと言ったらトイレのカッポンでそのまな板引っ張っておばあちゃんの胸みたいにするからね。あ、やったね念願の貧乳脱出だよ。」

「はい・・・・ごめんなさい・・・。」

「それにしてもチェックさんは一体いくつのバイトを掛け持ちしているんでしょうね?そもそもチェックさんってどういう生活しているんだろう?」

「そんなに気になるんだったら尾行したら?」

「たまには悪い子になってみたい琶月さん。ふふふ、完璧なテクニックで追跡しちゃいますよ~~~~。」

「日本に来て久しく忘れているみたいだけど、琶月って何やってもダメダメなはずだから尾行できるとは思えないんだよねー。」

「はいはい。アノマラドよりも日本での生活の方が向いてましたよーだ。とにかく明後日は暇なのでチェックさんでも尾行してみます。」

「暇なら働けー。」

「ちょっと、それジェスターさんに一番言われたくないんですけど。暇ならジェスターさんも働いて生活楽にしてください!」

「子供は働かせチャいけないんだよ知らないの?」

「自由気ままだな~もう~。」





・・・・。

・・・・・・・・・・・。

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==二日後



「はい、今日もお買い物ありがとう~。」

「はーい。」


・・・・。

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「チェックさんが働いていることは確認できました。」

「後はこの従業員専用の通用口で張り付いて待っていれば万事完璧!!」





・・・・。


・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・。





==10時間後

「長すぎ。」

「チェックさんまさか表口から出て行ったんじゃ・・・あーん、寒いよ~~帰ります~~~。」

ポンポン(琶月の肩を誰かが叩く

「ん?」
















「さよならーーーーーー!!!!!」









・・・・・。


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「ニュースでーす。今日は日常傍観ニュースネタだね~~~。なんとスーパーマーケットの裏で10時間も張り付いていた貧乳赤髪の変態が見つかったそうでーす。」

「はくしょん!!!」(表情と一致していない

「あーーーー完全に風邪引いちゃいました。ううう、今度はジェスターさんが見張ってください。」

「えー!!だってあそこには赤髪で10時間も張り付く変態がいるんだよ!!絶対やだー!!」

「はいはいそれ私です。」

「知ってる。」

「むかつく~~!」

「今ジェスター様になんていった?」

「可愛い!」

「知ってる。」

「むかつく~~!」

「今ジェスター様になんていった?」

「ヒヤシンス」

「は?」

「ああああーーー早くチェックさんの謎を解きたいです!チェックさんの素性がとっても気になる!!!

(続く)


※ヒヤシンスとは?→詳細

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