前回のあらすじ。
フランちゃんがホワイトデー用に仕入れていたチョコの原料を全部ダメにしてしまい、何故かその原料を自力でなんとか仕入れるようにお願いされる。
「フランは悪くないもーん。」
これ以上追求すると怒るやつだ。
そんなチョコの原料を集めるためにもまずは流通ルートを探りに慧音大先生の元へ。
先生!!!!教えて!!!!!!
「フランに全て話した。聞きたければフランに聞け。」
七面倒臭いことを。
フランちゃん、ミルクとカカオと砂糖はどこで手に入るって?
「えーっとね、ミルクは牛さんから、砂糖はサトウキビから・・・」
まてーや、それ一次産業レベルの話やんけ。
慧音先生!!!どこで仕入れられるかを聞いているんです!!!!
「嘘はいっていないぞ。」
ファーーーー!
フランちゃん、このままだといつまでたっても紅魔館に帰れないよ。
「フランお外大好き。」
そういうことじゃないンゴォォオ
でも考えてみるとお金もないのにどこで売っているか聞いても意味がないんですよねぇ・・・。
そう考えると一次産業やってる人たちから何とかして譲ってもらうっていうのがある意味正しいやり方なのかもしれない。
ありがとう!慧音先生のお陰で道筋が見えたよ!!!(暗黒頬笑
「くたばれ。」
なんで。
で、ミルク、砂糖、カカオはどこで作られているんですか!!!
「貴様には教えん。」
「教えてください。」
「ごにょごにょごにょ。」
「サトウキビは幽香が栽培してるんだって!」
「そしてカカオは河童が。」
ミルクは?
「ここ人里で手に入るんだって!」
人里のどこなんだろうか・・・・。
あ、分かった!!牛さんの慧音先生だな!!!絞らせろ!!!!!!!!!
「」
ごめんなさい、ちょっとふざけすぎまs・・・ギエエエエエエ!!!
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「自業自得。」
フランちゃんから至極真っ当なセリフ言われた。
とにかく・・・・どこで作られてるかがわかったので後は地道に聞きに行って集めるしかありませぬ。
ミルクはどこで売られているのか・・・。お外に行くと牛さん歩いてるのはたまに見るから分かるんだけど・・・。
「うーん・・・・・。」
「あ、あそこにフランの知ってる人が歩いてる!!聞いてみるー!」
積極的なフランちゃんすこ。
「すいませーん。」
「あら・・・。貴方はレミリアの・・・。」
アリスが番外編に登場したのは大変久しぶりなことである。ここ豆知識(超どうでもいい
「えーっと、ミルクってどこで売ってますか?」
「お使いかしら。ミルクはそこの角を曲がって突き当りを右に進めば見えてくるわ。」
「人形遣いのお姉さんありがとう!!」
お世話になりました。
「またね。」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「あれ?もう私の出番おしまい?」
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
すいませーん。
「・・・・・・・・。」
ヒエッ、人1人や2人は殺してそうな人が店主してるぅぅうう!!!
「失礼な奴だな!!」
あ、マリーサ=サンでしたか。
「あーーーー魔理沙だーーーー。こんな所で何してるの??」
「私からすればお前たちの方こそ何しに来たんだ?」
失礼な。私達はミルクを手にするべくためにお店に来た極々普通なお客さんですぞ!!!
逆になんでマリーサ=サンが店番しているのか。
「あーーーそれについてはノーコメントなのぜ。」
大方悪さして刑罰でも受けているのでしょう。
「うるさい。それで?お客さんなんだろ?ミルクいくら買うんだい?」
「えーっとね。ミルク1000L欲しいんだけど・・・。」
「えっ、そんなにか!?」
しかも無償で・・・。
「殺すぞ。」
至極真っ当な返答。
いやぁ・・・実は・・・。かくかくしかじか・・・。
「お前いつもそんな役回りだな。」
シャラーップ。
とにかくどうにかしてミルクを手に入れないといかんとです・・・。
「何度も言うけどフランは悪くない。」
フランちゃんは悪くない(棒声
「しかしなぁ、いくらなんでもその頼みは聞けないなぁ。」
逆に何したら1000Lのミルク譲ってくれます?
「金払ったらいいぜ。」
そりゃそうだ。
ちなみにおいくら?
「あーちょっとまってな。計算すっから。ひーふーみー・・・。」
「25万円ぐらいだな!」
あれ、価格で聞いたら意外とそうでもない・・・。
多分レミリアちゃんが常日頃から10万円単位で負けてるからだ。
うーん、今回はお金を集めたほうがよさげかなぁ・・・。
フランちゃん服脱がない?(超最低
「は?」
すいません、なんでもないです。
「なぁ、金稼ぐなら私の分の借金もなんとかしてくれよ。」
今の発言でナンデこんなところで店番されているのかよーくわかりました。
「返してくれたらミルク1000L盗んでやるぜ!」
まーたこの子は。
んで、その借金額は?
「15万!」
まぁミルクを本当に盗んでくれるなら魔理沙に返したほうが得策だけど・・・・。ある意味リスクを伴う選択肢だな・・・。
「堅いこと言うなよ。いつも手伝ってやってるだろ?」
番外編攻略の鍵はいつも魔理沙にある(適当
しょうがない、とりあえず金策手段を考えつつ砂糖とカカオ作ってる所にいきましょう。
「ばいばい魔理沙。」
ばいばいって聞くだけでばいばいピカチュウが出て来る(超適当
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
今度は河童のアジトへやってきました。本編でもちょいちょい来たことありますねぇ。
通りすがりの河童に聞いた話ではニトリがカカオを作っているとのことで。一体何のために・・・・。とりあえず話を聞きに。
というわけでニトリさんチィース!!
「ちぃーっす。」
「ちぃーっす。」
私の数少ない友好的キャラクター(自業自得
しかしなんでカカオ何か作っているんですかね・・・・。
「いやー、本当はキュウリ育てていたつもりだったんだけど、ある日を境に突然カカオになっちまってねぇ・・・。」
ちょっと何言ってるのかわかんないです。
「私だってよくわかんないやい!多分誰かがイタズラしたんだ!」
「でもこれが意外といい収入源になるってことが分かってねー。今じゃ栽培し続けて早3年だよー。お陰でキュウリ買う資金源になってる。」
災い転じて服と成してる・・・・のか・・・?
「ん?そういえば今日は何しに来たんだい?それに今日はびえ〜〜と一緒じゃないんだな。」
レミリアちゃん酷い呼び方されてる。
「\ビエッーーー!!/」
めっちゃ遠くからレミリアちゃんの叫び声が聞こえる・・・。紅魔館の窓ガラス割れるレベル。
えーっとですね・・・かくかくしかじか・・・・。
「はは〜、いつも変なお願いされてるねぇ。」
「フランの事責めてる?」
「そ、そんなことないよ。」
誰もフランちゃんには逆らえない
まぁ、そういうことでカカオ100Kg無償でください!!
「出来るわけないだろー!」
そこをなんとか!
「まぁ、無償は無理だけど原価で売ってあげるからそれでなんとかしなよ。」
ニトリさん超優しい・・・。
ちなみに原価だといくらぐらいで?
「ん〜、まぁ10万ぐらいかな。」
めちゃくちゃ安いぞ。
番外編の内容とはあんまり関係ないのだけれど、実際にグーグルでカカオ1kgの価格調べてみたらたったの2000円ぽっちぐらいで凄い安いことが判明。
「この価格ならすぐ買えるだろ〜?」
まぁ確かに・・・・。いや、それでも普通の買い物の金銭感覚では10万って結構高いが・・・。
っていうか、これぐらいなら紅魔館自腹でなんとかしろよ(真理
ちなみになんかお手伝いしたら10万免除してくれたりしない?
「ん〜そうだな〜〜〜。」
キュウリどうぞ。
「お、さんきゅー。」
「あ、キュウリ貰ったけど別に値引いたりしないよ。」
チッ
「当たり前だろ〜〜〜。」
いつもキュウリで妥協してくれること多かったから・・・。
「フランと弾幕勝負して買ったらカカオ頂戴。負けたら三倍の金額払うから。」
「いやいや、私絶対負けるから嫌だよ!」
「絵・・・?嫌・・・?フランの提案が受け入れられない・・・・?」
「ワシぃー!!助けてーーー!!」
うむ、フランちゃん大義である。
「あーーーこらーーー!!」
「大丈夫だよ、手加減して戦ってあげるから河童にもチャンスはあるよ!!」
「あーーーもーーーこうなったらやれるだけやってやるーー!!新兵器だってジャンジャン使ってやるからもんねーー!!」
では私は縁側でゆっくりさせて頂きやす・・・
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「人生の勝利者。約束通りカカオもらうね。」
「これもう追い剥ぎでしょ。」
ニトリ先輩まじすいません・・・今度なんか手伝います・・・
(続く)