レミリアスパルタ劇場 番外編5 100年(後編)



「これまでのあらすじだ。あんたは死んでしまった!」

残念!私の冒険はこれで終わってしまった!!

「すっごく良いタイミングで死んで来たな~。ちょうどこれから一仕事しようと思っていた所さ。乗るか?」

ちなみに、拒否すれば生き返りますか?


「あ~生き返るかもしれないな~。」


マジで!!?

go back! go back!!!

「ただし、死体が無事な場合に限る。あんたの死体ちょっと覗いてみるか。」


どれどれ・・・。
うわっ、私の死体・・・グロすぎ・・・?

あーあーあー・・・わが生涯はまさかの焼死で終わってしまうとは。
レミリアちゃんで腹上死したかった。

「きもいな、あんた。」

笑顔で罵るこまっちゃん(震え声


「まぁ、スパッと現世との未練を切ってあの世にいく事だな。なーに、地獄に落ちると決まった訳じゃない。」

死体は地獄に落ちたみたいですがね。
あーあ、咲夜さんの手伝いをするんじゃなかった。レミリアちゃん、タスケテ。




---------------その頃地底では------------

「ふっ、地底の管理人もこの程度か。」

「(100年前のレミリアになら勝てたと思うのだけれど・・・うーん・・・悔しい。)」

「さて、ワシの後でも追うか。・・・・・・・。」

「ん、ワシの気配がない。死んでるな。」

「使えませんわね・・・。」

「まぁやっと邪魔な奴が消えてせいせいした。万歳でもするか。」

「・・・・・・・。」

「おい。別に悲しんでなんかないからな。お前だお前。画面の前にいるお前。こら、高速でスクロールすんな。」


--------------------------------






「ほら、乗った乗った。」


しょうがないなぁ・・・(謎の上から目線

「乗ったか?んじゃ行くぞ。」




・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




「この三途の川はな。自ら犯した罪が大きければ大きい程川幅が広くなるんだ。」

ほぉ。

「さーて、あんたはどのくらいの広さかね。」

私程善徳を積んだ者であれば川なんかなくなる(キリッ
ま、まぁ多少レミリアちゃんがいやがる事はしたかもしれないが(震え声



・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「着かないね。」


オ、オカシイナー(震え声


「言っておくが、ここまで長いのは人間としては珍しい方だぞ?一体何やってきたんだ。」

ただレミリアちゃんと愛を深めていただけです(迫真
愛を深める事に罪なんかない!!罪だと言うのなら、それは人種差別か!!迫害か!!(適当

「ん、ようやく見えてきたぞ。岸が。」

なんかコマッチャンと会話のテンポが悪いように見えますが、
実際コマッチャンのアイコンが四種類しかなくて会話を弾ませられないんです(メタ発言
ホントナンデス、ユルシテ




・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。






「次。」

「私はああああああこの日本を変えようとおおウワアアアァァァアアアア、ウワアアアアアアアアアアアアアア!!


「(ギャグね・・・。)黒。次。」

ど、どうもー・・・。

「人間ですか。それも外来人・・・。」

さっきの人も外来人じゃないんですかね・・・。

「元の世界で死なず、こちらの世界で死んでしまうとはそれだけで罪のランクが上がりますね。

アイエエエエエ!!?ツミ!?ツミナンデ!?


「黙りなさい。」

ワタシハアアアアこの幻想郷を変えようとオオオオオウワアアアアアアアア(ry

「これより貴方の罪を測ります。」

どうやって測るんだろう。自己申告?ボクは人にとっても優しくしてきました!!!(震え声

「(この人もうるさい人ですね・・・。)この浄玻璃の鏡が貴方の生前の生き方を映しだします。」

え、なにそのプライバシーもへったくれもないマジックアイテム。
やめて!みないで!!

「問答無用!どれどれ・・・。」

浄玻璃の鏡「ビャァアアアアアアアレミリャァァァアアアアアアア。ビエエエエエエエエエエエエ。レミリアちゃんとフュ~~~~ジョン!!ビエエエエエエエエエ」

「・・・・・・・・。」

こりゃ天国ですわ、レミリアちゃん泣く程喜んでる(錯乱

「判決。黒。地獄行きです。」


アアアアアアアアアアア!!ヤダヤダヤダヤダーーーーーーー!!!今から良い子になるんでユルシテエエエエエエ!!!」

「往生際の悪い・・・。鬼よ、はやく連れて行きなさい。」

早く慧音死んで来ないかな、なかったことにして。



・・・・・・。

・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





あー・・・ついにやってきてしまった地獄。
こうなるんだったらもっとレミリアちゃんと戯れればよかった(反省の色0

なんていうか、地獄ってとってもクサイんですね

ああああああwwwwwwww無理無理無理wwwwwwwそんなの無理wwwっぶえええええええwwwww」

おーティムールじゃん。見かけないなーって思ったら死んでたのか。
つーか、何やってんの。

「ケツから牛乳を2ℓ飲み、鼻から噴出させる拷問。」

まごうことなき不潔。

「おめーも今からやるんだよ。」

幻想郷の鬼さんは昔話に出てきそうな鬼でした。まる。

「おー、そこにいるの・・・もしかしてワシじゃねーのか?」

あれ、幻想郷のるぱぁ~ん三世じゃないですか。お互い地獄に落ちて大変ですな~。というか、若いな・・・。おばちゃんじゃないのか・・・。

「死ぬと一番輝いていた頃の年齢になるらしいぜ。」

魔理沙さん、その年齢の先から一番輝いていた時期がなかったって事ですか。寂しい。


「ちなみに早苗はババア、霊夢はアラサーだぜ。」

ここに登場していなくてよかったと思いました。(

「なーに雑談してんべだ、おら牛乳飲めや。」

あータイムタイム!!

俺初っ端からだからケツから牛乳飲む方法が分りません!!
だからここは大先輩の魔理沙先輩にぜひケツから牛ny・・・

「あ"ー?」

あ”-?(涙目
ま、魔理沙先輩はどんなお仕置きをされたのかなー(震え声

「ん、まぁ・・・ぎゅ、牛乳をだな・・・。」

この地獄おしおきのバリエーションすくねーな。


「牛乳は体にいいんだぞ。」

飲む場所さえ間違えてなければな。

「きょ、今日の所は何とか血の池地獄で勘弁してくれないか・・・?」

あーあー俺もそっちの方がイイデース!!

「俺もwwwww」

「まぁ三人一辺やるの面倒だからいいか。ほら、あっちだ。」

いえーい・・・?

「いえーいwwwwwwっをえwwww今さら牛乳が口からwwww」

汚ぇーよ、こっち来るな。






・・・・・。


・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「はぁー、血の池地獄はいい湯だなぁ。」

「あつwっわつwwwwww死ぬwwwwwwあ、もう死んでたwwwwwwwwあづいwwwwwらめえええwwwwww」

・・・あの、これ何℃くらいあるんですか?

「100℃」

OH.....

この煮えたぎる血の風呂に入って魔理沙はいい湯だなー・・・だと・・・?

「まぁ、拷問の中でもこれが一番緩くて・・・・。」

ストレスでハゲそう。

「ちゃんと肩まで浸かるんだぞー。」


ああああああああああああああああああああ(ry






・・・・。


・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・。




「まぁ気を紛らわせるために話でもするか。」

「はなしwwwwwwなんかwwwwwww熱すぎてwwwwできねwwwwwwwうえっうっえwwwwwwww」

話が進まないから私は慣れた事にする(白目
るぱぁ~ん三世さんが地獄に落ちた理由はやっぱり?

「まぁ想像の通りだぜ。」

霊夢さんと早苗さんは?

「あの二人は天国に行っちまったぜ。くそー、なんであいつ等だけ。」

mjsk・・・。

所でところで・・・。
ここから逃げ出す方法はないんすか?

「おお、逃げ出すつもりか?」

オフコース!!

「まぁ、私も何度逃げ出そうとして失敗したことか。お前は頑張れよー。」

あれ、魔理沙さんから目の生気が消えていく。
てっきりこう・・・「私も参加するぜ!!!」みたいな事言ってくれると思ったのに。

「ん、まあぁ失敗するとその・・・牛乳の量が20ℓになって・・・だな・・・。」

Oh....

まぁなんでしょう。魔理沙さんがやられるのであればきっと一部の人に需要が(ry

「あ”-?」

あ”-(震え声


「おらー、おめーも血の池地獄に入るんだよ。」

「ウワアアアアアアアアアァァァァァアアアアアアアアア」


「ファアアアアアアアアアwwwwww」

「・・・・・・・・・。」

上りましょう。


「おー、そこの金髪と実体が揺らいでる奴と原始人。次の拷問だ。」

どうして地獄なんてあるんでしょう?(哲学への目覚め





・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





「次の拷問はアレダー。」

大砲がありますな。

「でも大砲の目の前に壁があるなー。」

「人間大砲やらされて壁に激突したらまた大砲に入れられて繰り返す拷問だぜ。」

こんな拷問考える閻魔大王は頭がおかしい。

「慣れたら楽な方だぜ?」

魔理沙さん、頭がおかしくなっちゃった・・・どうしよう・・・・

「おら、てめぇから入れ。」

「アアアアアアアアアwwwwww何で俺からwwwwwwwもうやだwwwwwやだやだぁあああwwww」

赤鬼先生!!!この人超極悪人なんです!!思いっきり壁に叩きつけてやってくだせぇっ!!!

「ん、そうか。なら火薬じゃなくて別の奴使うか。」

「今俺の中で怒りが爆発したわぁ・・・お前ぶっころだわぁ・・・。」

ティムールのキャラが・・・(震え声
あ、この金髪の泥棒娘も相当悪いk・・・

「それ以上言うとケツからタバスコ飲ませるぜ。」

魔理沙さんのキャラが・・・(震え声

「火薬の代わりにこれ使うべ。」

あの灰色の粉末っぽいのは何だ?

「プルトニウム。」

へー。


ファァッ!!?


核じゃねーか!!!多分


ええい、俺は行くぞ!!

「行くってやっぱり?」





           ,  '"´     ,  '"´
           , '"   、 ,ハノVヽト、,.           _ -.   、、l L  l ┼ ll ,Z、  /  _∟ ll
.       //     l:V:::::::::::::::::::::ー、 _  -─=二三--─   フフ ヒ .レ ,ノ    r_ノ /`し ノ こ
.      //    .三ヽ:、:ハ~ヽ,.ヘ::::::{                  ^ー--‐
.    , '          />::l`トァ ヒツ レヘ!、  _rfi、--─===≡   ├
   //     , '´    '⌒ハ ,ニ,   トく:{   l |.|||              rナヽ オ オ オ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ツ
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.  ,'   , '     ,.ィ==   l  ̄ i   /::::::{::::::ハ `ヽ -≡三
.     , '   , '"      ./ l  l /   /:::::r┴'__ノヽ_ l
   // , "     _.. -/::| _`ヽ--一'::::::::: ̄l:::::::::l `ヽ
.. ////    ./   /:::::¨´:::::::::::_;;::::;;_/::::/!:::::::::!  ハ
  , ' /       .{ i  i::ヽ:;;_:::-:二:::‐--:::::‐'":::ト、_::/\ l
      ,  '" }  ';::__;;::':´::::::::::_:::::::::::::::::l   }  ∨
.    , '    /   |::::::、::::/::{::::::::`ヽ:/::ハ   i  |
  /     .ノ    ハ::::::::::i::/:ヽ`¨:ヽ:}::::::::::ヽ    i
        /二二ヽ. \::::i:::_;;::--\¨´:\/⌒\_/
  、_      / r‐、ァ‐、∨ノ/:/::::::::::::::::ヽ丶:;|
    三二 i:ノ、ヽ.>_ノ ノ´:::::/:::::::::::::::::::::::ハ:::く       _
.  ` ー- _   {ヽソ:__/::::::::;':::::::::::::::::::::::::::::|::/ 、-‐r'ナZフ//
.       ̄  ̄   {:::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::/:::{  ヽoナtテ‐ノ   
    `ー-== 三 i:::::::::l \::::::::::::::::;:イ:::::/二ニ iд,.ィV
            V::::∧  `¨  ¨´ /:::/二   `T __>-
     .          \| ` ー- -‐'フ::::::|   / ̄/´
「うわーっやっぱりそうだったァァァァァァ~~~~」



「いくでー。」

「あああああああああああああちょやめえええええええ死んじゃうううううううううう!!!!!!!!1」


「えい。」










「あ。床に穴空いちまっただ。」







・・・・。


・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




「ぐすっ、今日で魔理沙が死んで20年目・・・・。妖怪になれってあんなに言ったのに・・・・。」


「うわあああーーーーーーー。」

ンギエエー

「うわっ!!!」

「あいっててて・・・・。おー、生きてるかー・・?」

もう死んでんだろ・・・・。

「ワッーーーマリサアーーーーーーー!!!」

「おぉ、アリスじゃないか。お前も死んだのか?」

「何馬鹿な事言ってるの。大体死んだのはあんたじゃない。どうして急に空から・・・。」

ここで喋ってる暇はなさそうですぞ・・・。

「「「「マデヤアアア」」」」


「よーし、久々にかっ飛ばすぜ。箒はないからこのしっかりした硬くて太い枝で勘弁な。」

硬くて太い(震え声

「お"ら」

イデッ

「アリス、この場は任せたぜ。」

「え?え?」

「「「「ウボオオオオ」」」」

「うわっ、きもい」








・・・・。

・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。




「あー、プルトニウムの装填出来たよー。私も初めて扱ったから緊張しちゃったけど河童に出来ない事はないわね。そもそもプルトニウムというのは粉末状態においては自然発火する事があって。塊の状態でも湿気を含む大気中では自然発火する事があって凄く危険な代物。そんな代物でも扱えちゃう私は凄いって証明されてるけど過去のプルトニウム事故の多くが、この自然発火の結果とされていて実はちょっとの知識があれば扱えるものだと思うんだけどでもプルトニウムとその化合物は人体にとって非常に有害とされてる事は事実だと思われているからやっぱり危険だと思うけどでも実は本当は、化学的な毒性は他の一般的な重金属と同程度であって」

「そう。咲夜に伝えてこないとね。」

「しっかりとね。」

「・・・・ところで、プルトニウムってどうやって手に入れたのかな?」

「討伐クエスト。」

「???」






「さて・・・と・・・。こんなもんか。」

「お嬢様、そちらは・・・?」

「見ての通り墓だ。」

「何方の?」

「誰だっていいだろう?」

「・・・こいつとの最初の出会いはそれは最悪な始まりだったわね。」

「私が目当てだと?」

「まぁ咲夜とは縁のない奴だったことは間違いない。殆ど私としか会ってないからな。」

「・・・・・そうですか。お嬢様にとって、実は大切にされている方だったんですね。」

「であれば、もう少し優しく接してあげるべきでした・・・。まさかワシがお嬢様のお気に入りになっていたなんて。」

「は?今何て言った?」

「え、ワシさんの事ですけど。」

「何でそこでワシが出てくるんだ?」

「・・・・ん?・・ん?」


「おらーどけどけ~!」

ギエエエ!!!速度違反だ!!!

「げっ、ワシ。生きてたのか。」

文字通りあの世から蘇ってきてやったぜ!!!
で、プルトニウムは?あの世で爆発させちまって持ち帰ってないんだ。

ん?紅魔館にお墓がある。
ンモーレミリアちゃんったら~。俺が死んじゃったと思ってお墓建てちゃったの?大丈夫だよ~もう生き返ったから~。ほらほらほら~。

「こっちくんな。抱き着くな!大体これはあんたの墓じゃなくて昔私を仕留めに来たヴァンパイアハンターの墓だ!!」

ヴァンパイアハンター!!そっか、そういう名目があればレミリアちゃんとお近づきになることが出来る!!
俺ヴァンパイアハンターだからレミリアちゃんに近づく必要あるわー^^<<必殺・抱き着く攻撃~

「ええい、離れんか!!」

「(一瞬でもワシの墓だと思い込んだ私を殴りたい・・・・。)」


「咲夜。デロリアンが動いたわ。これでタイムワープ出来るわ。」

「さて・・・・。別れの時が来たみたいだ。」

「お嬢様・・・・。お許しください。」

「何言っているんだ。私は逆に喜んでいるんだぞ。」

「え?」

「言っただろ。咲夜のいない100年は辛く悲しい物だったと。」

「さぁ行け。過去の私によろしくな。」

「お嬢様・・・・。」

「はい、それでは、また後程・・・お会いしましょう。」

お二人方。本番はここからですよ。
このデロリアン。どうやらまだPart1仕様みたいで空飛ぶことは出来ないみたいだ。誰かが運転しないといけない。
運転できる人は?



「車なんて運転したことないわ。」

「運転って何?」

「車なんて見たこともないわ・・・。」

・・・・いよいよ私が活躍する時が来たっ!!!





・・・・・。

・・・・・・・・・・・・。




シートベルトはしめましたか?

「ええ、でも何だか落ち着かないわね。」

気を付けてくださいよ。幻想郷ですからアスファルトの舗装路なんてありゃしない。
そんな中で時速140Kmも出さなくちゃいけない。直進もないだろうから危ないぞ。
バックトゥーザフューチャーのBGMかけたら何だかテwンwシwョwンwあwがwっwてwきwた



「おい、ワシ!咲夜に怪我でもさせたら承知しないからな。」

やっぱり俺の事は眼中にないんだ。悲しい。
あ、レミリアちゃん。くれぐれも飛んでついていこうだなんて思わないでよ。ワープする瞬間、瞬間的に火が出てくるから。

「なぜ火が出る?」

さぁ・・・。映画で見ただけだから。

さぁ、いくぞ。しっかり捕まってろよ。うおらぁっ!アクセル全開だぁ!!

「うわっ!」




「心配だわ。遠目についていきましょう。」

「そうだな・・・。」

「あ!!もう発進しちゃったの!!?」

「何か問題でも?」

「いやー、実は車その物が結構痛んでいたから修理中だったんだ・・・。もしかしたらバラバラになっちゃうかも。

「なんでそんな状態で渡したのよ!!」

「私はプルトニウムの装填が出来ただけって言ったつもりだったんだけどなぁ・・・。」

「咲夜とワシが危ない。行くぞ。」

「あら。やっぱりワシの事が気になるのね。」

「つい名前が出ただけだ。後で叩く。」

「ま、待ってー。」








ぐっ、やっぱり砂利道だから車が跳ねる。

「ちょ、ちょっと。これ本当に大丈夫なんでしょうね?普段飛ぶ速度より早くなってきたわ・・・。」

皆が空を飛んでいる所を見た事あるけれどせいぜい時速70~80Kmだろうなぁ。それ以上早くなると目も開けられない。
この乗り物はもっと早いぞ。

・・・うおっっと!!

「あ、安全運転でね。」

安全運転じゃ140Kmも出せんって!!
くそ、道が細い。やべ、サイドミラー吹っ飛んだ・・・。いや、かえって好都合か。
速度80Km!







「くそ、どこだ?」

「森の中に入っちゃって見えなくなっちゃったわ。一体どこにいくつもり?」

「あ!あった!!人里に向かってるよ!!」

「あの馬鹿。」








時速100Km!

「ちょっと!こっち人里のある方向じゃない!!この速度で突っ込んだら大惨事よ!!」

大丈夫だ、その前にワープ出来るはずだ。

「なら良いんだけど・・・・。それより速度は?」

時速100Km!

・・・・は?


あれ?くそ、速度が。速度が上がらん!いや、あがった!105Km!!
まさか本調子じゃないのか?

「失敗は許さないわよ。」

いやいやいやいや!もう失敗がどうこうじゃないってこれ!人里にマジで突っ込んじまう!!












「早い。追いつけないわ。人間の作った乗り物もあんな早く走れるのね。」

「ふん、だが私なら余裕だ。置いてくぞ。」








「おーい慧音ー。何か凄い音が聞こえないか?」

「何の音だ・・・?このはじけるような音と砂利を踏む音は・・・。」







時速120Km!!だがだめだ!!速度の伸びが悪くなってきた!

「方向変えなさい!」

両側森じゃないか!直進するしかないぞ。
くそ、本当諦めてブレーキ踏むか・・・。

・・・・。

えっ!?ブレーキが効かない!!?
ニ、ニトリぇ・・・


「ちょっと、まじめにどうするつもり?人を大量に轢いてワープするつもり?」

手は一個しかない。
人里に到着する前に速度140Kmに向かう!!


「だからもう間に合わないって!!」

それはどうかな?
レミリア!!


「追いついた。ワシ!!」

ああ、バックミラーから必死に来るのが見えてた。頼む!

「頼むtt・・・。」

「わかってる!いくぞ!」












「ん・・・・。なんか鉄の塊がこっち向かって走ってきてるな・・・。」

「おお、あれレミリアじゃねーのか!!?」

「寺小屋からどきなさい。」

「レミリア!!なにするつもりだ!?」





「スピア・ザ・グングニル!!」





「慧音危ない!!」

「村を隠すぞ。」








「村が消えた!!」

慧音が一旦村を無かったことにしてくれたんだろう。原作でもおんなじことやってた。
よし、これで問題は解決した。いくぞ。速度130Km!!



「ワシ!!」



!?




「ちゃんとレミリアスパルタ劇場を最後まで進めるんだぞ?私は最後まで付き合ってやったんだからな?」






だめだ、風の音が大きすぎて聞こえない。
もう窓を閉める。危ない。


「さぁ、戻るわ。」


時速135Km!!

・・・って、やべええええ!!!川に落ちる!!!!!

「!!!!!」




時速140Km!!
































・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。









「ふぅ、いつのまにかアイツも居なくなって紅魔館にも戻れてハッピーエンドね。」



ドガーンドガーン


「ん?何の音?」





・・・・。

・・・・・・。


「れみぃ・・・。人里近くの川で咲夜とワシという男が見つかったそうよ・・・・。」

「ただいま戻りましたお嬢様。」


「あ、咲夜だ。どこいってたのかしら?」


イエア!!ただいまレミリアちゃん!!やっぱり若い頃のレミリアちゃんの方がいいわ~!ギューー^^

「ビエエエエエエエエエエエエエエエ」


びええええええええ(震え声
あぁ、やっぱりこのびえええええええを聞かないとレミリアちゃんって気がしない。





・・・・。


・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・。








あぁ、しかし今回の番外編は何だか長かったなぁ。

しかし・・・。


何で咲夜さんは100年前に戻りたかったんだろう?
別にレミリアとかいるし俺は良いと思うんだけどなぁ・・・・。

「あ、咲夜だ。おかえり。」

「(ああ・・・やっぱりちっちゃい子が好き・・・・。100年後のお嬢様も妹様も大きくなってたから・・・)」

100年後に帰れや。(支離滅裂


番外編4 END


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