レミリアスパルタ劇場 第四話


潮の匂い。
幾多のトレーナーとの戦いを切り抜け、心身共に疲れ切った私とレミリアにとって
新しい街への入り口は、長い旅路に小休止が入る事を意味していた。

「やった、レミリア!ようやく休憩出来るぞ!」

レミリア
「HP1も減ってないわよ。」



・・・・っという訳でこんばんは。今回で四回目の更新ですね。
いやー、道中は難関でしたね(棒声

レミリア
「だからHP1も減っていないわよ。」

えー・・・あー・・。

正直道中は本当に記述する所何一つないんですよね。
トレーナー戦はとりあえず全員戦う事にしているのですが、苦戦どころかレミリアの養分に。

レミリア
「ふんっ、手ごたえがないわね!」

いや、ここで苦戦してもかなり不味いんですけどね。
とまぁ、どうのこうのでクチバシティ。金・銀なら初めてカントー地方に辿りつく街ですねぇ。


とりあえずクチバシティについたら殆どの人は一番最初にポケモン大好きクラブへ向かうのではないでしょうか。
初代なら自転車の引換券。金銀でも不思議な飴が貰える太っ腹な会長。
基本10倍速で進めているから自転車無くても全然問題ないんだけど一応チケット貰いに行こうかな。
ところで、レミリア大好きクラブは無いんですか?

レミリア
「ある訳ないじゃん。

おやおや、それは自虐ですか?自分は不人気キャラだからある訳ないじゃん・・っていう自虐何ですか!?

レミリア
「ちょ、ちょっと言い間違えた!!あるに決まってるわ!!」

ではレミリアさん。ご自分のファンクラブですから所在地ぐらい分りますよね?さぁ、教えてください。
今すぐ!Now!Now!Waywayway〜NowNowwaywayNowwayway〜。

「(EDに辿りつく前にいつかぶっ殺してやるわ・・・。)
ファンクラブの所在地はpixivでも見ればいいわ!」

げっ、レミリアの癖して割と本当にある事言いやがった。
こういうときは本編を進めましょう。

レミリア
「こらぁ〜!都合のいい時だけ構うな〜!」

どうのこうのでポケモン大好きクラブ到着。
お〜い、おじさ〜ん。自慢話聞いてあげるよ。

会長
「で・・・ぎゃろっぷが・・・もう・・・たまらん!」

掻い摘んで話させると酷い事になるな。
お話し聞くだけで100万円の自転車の引換券を貰えるとか、なんて割の良いバイトだ!

・・・。

いや、100万円する自転車って何だよ。



レミリア
「私仕様の超高級自転車ね。」


サドルが金で出来てたり、タイヤに宝石が埋め込まれているんですね、かなり悪趣味です。


っつか、100万円の自転車って現実にあるのかよって思って調べてみたらこんなのが出てきました。









ふむふむ。



引換券でこんなのよこすなよ。



あれか?ルビサファのマッハバイクってこれなのか?



これ乗って全速で壁ぶつかったら怪我じゃ済まないぞ。




レミリア
「人は早く移動するのに、こんな格好の悪い乗り物に乗らなければいけないのね。哀れね。」

レミリアさん、俺を貶したつもりなのかもしれませんがその発言は自転車競技連盟を敵に回す事になりますぞ。


・・・・。


ちなみに大好きクラブ。バニラでは建物内にいるのは勿論ポケモンたちなのだが人形劇では全員東方キャラだから部屋にいるのは勿論東方キャラ。どうみても少女愛好会にしか見えないマジキチハウスだ。


レミリア
「あら、あんたも少女が大好きなロリコンマジキチ人間じゃないのかしら?」


違うっ!!!



レミリア
「えっ・・・。」


俺が好きなのは俺の目の前に居るレミリアとジェスターだけだ!!


もし、レミリアがお姉さんだったりグラマーだったり、成長して大人になっても俺は目の前に居るレミリアとジェスターだけを愛し続けるぞぉー!!


レミリア
「・・・そ、そう。ま、まぁそう言われて嫌な気はしないけど・・・。
・・あのさ・・・。・・・・・仲直りする?」


ドヤァッ・・・勿論ですとも。









え、何このレミリア可愛い!!きゃぁ〜!小さくて可愛い〜!!触らせて〜!(犯罪



「私だけを愛するって言葉は何処に消えたっ!!!スピア・ザ・グングニル!!」



グアッ。ヘルメットがなければ即死だった・・・。貴様!謀反か!



「もう嫌だこの人・・・・。一瞬でも気を許した私を殴りたい・・・。」





・・・・。

・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。



えーっと、自転車引換券貰った後はいよいよ差運と・あ脱ごう(一発変換)に突入です。

レミリア
「・・・差運と・あ脱ごう?」

すみません、サウント・アヌ号です。
目的は勿論、秘伝マシン「いあいぎり」獲得のためです。
サウント・アヌ号で一通りのトレーナーと戦闘したら回復した後にライバル戦です。テンポ早くていいですね。

ところで、サウント・アヌ号の船室に入ると高確率で戦闘に入るのですが視線合わされた時に言われる言葉が
「お、活きのいい子供だな。いっちょ揉んでやるか。」だったり「誰だ君は!ノックもせずに入るとはお仕置きが必要だな!」とか

正直危ない言葉が多いんですが。


レミリア
「あんた程じゃないわ。」

お、元気なレミリアだな。いっちょ揉んでやるか(提案

「いーーーーやーーーーーだーーーーーー!!」


よく喋るレミリアだ・・・。(←?

そもそも、この世界では東方のキャラ達は喋るのだろうか。
あ、さっきポケモン大好きクラブでレミリアが「ちゅー、ぴかちゅー」って鳴いていたなぁ。チラッ。

レミリア
「鳴かないわよ。普通に喋るから。」






本当だ、マジで普通に喋る奴も居た。


・・・・・。



ん?




さっきの「ちゅー、ぴかちゅー」って鳴いていたレミリアは何だったんだ?



調教?(←OUT





←レミリア(!?




あっーー!!ちょっとちょっと!!裏切りですかレミリアさん!!!

警察
「レミコン患者はここかっー!」

げぇっ!


・・・・。

・・・・・・・・・。


ふぅっ、職務質問聞かれても困る事何一つ無くて助かったぜ・・・。


「えっ?嘘だよね?」


さ、さぁ再開と行きましょうか。
ところで、先程レミリアのレベルがアップし新しい技を習得しました。その名も。






ハートブレイク!



レミリア
「私の持つスペルカードの一つね。巨大な光の槍で相手を貫く必殺技よ。
吸血鬼は杭で心臓を貫かれると死ぬ。けど、それは吸血鬼だけじゃなくて全ての生物にも言える事よね?
だから私はあえて、これを必殺技としたわ。」

解説ありがとうございます。
話しを聞くと凄く強そうな技ですが、威力は火炎放射やクラブハンマーにも満たない威力80です。
もっと言うと、穴を掘るや、かいりき、神速と同威力。それ本当に必殺技?


レミリア
「ひ、必殺技だもん!!!」

まぁ、もしかすると穴を掘るやかいりき、神速がスペルカード並の威力を持っている可能性だってありますからね。
パンチ一つで山をも吹き飛ばすカイリキーのかいりきとか死んでも受けたくないです。

ところで、少し話しがずれますがメガトンパンチって物凄く威力の高い技のように思えるかもしれませんが実はこれも威力80です。
かいりきも威力は80でしかも命中100であることを考慮するとメガトンパンチって実はかいりきよりも弱かったりするのですよね。
名前が強そうな物は大抵中身は弱い事が多いですね。ハートブレイク(笑


レミリア
「ぎゃ、ぎゃおーーー!!もう怒ったぞぉー!!」

わぁ可愛い!あまりの可愛さにハートブレイク。

レミリア
「ふっふっふ、参った?」

え?

レミリア
「え?」



・・・。

・・・・・・。


いや、ほんと、もう話しが脱線しすぎましたがハートブレイクは吸血を忘れさせて覚えさせました。





レミリア
「え、あ、あのさ・・・。吸血の仕方忘れちゃったら・・その・・・悪魔とか・・吸血鬼としての威厳が・・・。
それに食事だって・・・。」

哺乳瓶で飲まさせてあげますのでご安心を。

レミリア
「じゃー、やってもらおうかしら。ほら、早く飲ませなさいよ。」







とうとう我が世の春が来たようだなっ!
で、ではお嬢。今から血の入ったミルク瓶飲まさせてあげますので口あけてくださーい。はい、あーん。


レミリア
「馬鹿ね、だましうちよ!!死ね!!」




なっ!



いいから哺乳瓶咥えていなさいっ!ブスッ


レミリア
「むぐっ!?うわっ、しかも不味!!?」

やはりトマトジュースでは駄目だったか・・・。


「(何しても事態が悪化していく・・・ちょっと大人しくしておこ・・・。)」

これがヘタリア化への第一歩であった(このページ更新してから一年半経過した俺からのコメント。

・・・・。

・・・・・・・・・・。

急にレミリアが大人しくなった気もしますが、気にせず続きに行きましょう。
こんなに長々と話しをして未だにサウントアヌ号乗ってちょっと戦っただけっていうね。
何やかんやで、いよいよライバル戦です。さーて、覚悟は出来ているかー!?

レミリア
「おー。(棒声」

珍しく乗り気だ。よし、いってこーい。


・・・・。


・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・。






あまりにも大きいレベル差によって何の苦労もなく撃破。


おい、果たしてこれでいいのか?


レミリア
「私が強すぎるのは仕方がない事よ。」

なんていう自信過剰なレミリア。
まぁ、今回は致しかあるまい。とっとと秘伝マシン貰って早くマチスに行きましょう。
船長ー、失礼しやーっす。うっ、酷い臭い。
船長の癖して船酔いに弱いとか本当にそんなんでいいんか?
ともかく、秘伝マシン「いあいぎり」を貰ってクチバシティへ帰還。その後出発していくサウント・アヌ号。

さてさて、間髪いれずにマチス戦です。
マチスは電気タイプのポケモンの使い手。レミリアは飛行タイプがあるのではっきしいって天敵です。


が。



まだ進化前の「ちびれみぃ」なので飛行タイプがありません。

なので事実上、天敵ではない。
進化する前にとっととマチスを倒してしまいましょう。
しかしマチス戦に入る前にゴミ箱に隠されたスイッチを探さなければ行けない。

しかしゴミ漁りさせないとマチスの元に辿りつけないとはまた豪い建物だな。


しかも移動式スイッチとか発想が変態。



レミリア
「あんた程変態じゃないわ。」

それもこれも全て可愛すぎるレミリアのせいです。謝罪と慰謝料を要求するニダー。

レミリア
「な、なんでよーー!!!」

ほら、扉(電気?)開いたぞ。行ってこーい!!


レミリア
「一発で勝ってみせるわ。」

あぁ、敗北フラグか。










普通に勝ってしもうた・・・。




「どやっ!!」



ユーのつよさ!トゥルース!トゥルットゥルースw
レミリア、すごいネーw!


「あいつ、本当は私の事嫌いなのかしら。」


あらやだ、そんな風に思わないでほしい。
正直ダメージをくらう元はせいぜい、でんこうせっかだったり一撃で仕留め損ねた時に貰ったでんじはだったり
苦戦する要素が皆無でした。ちょっとレベル差ありすぎてもつまらないなぁ・・・。普通のトレーナー戦回避しようかしらね・・。

ところでこのマチス。一応設定上元軍人のアメリカ人らしいが・・・。




きもち ネ! とか きかないヨー! とか実は中国人かと疑いたくなる喋り方だ


そのやけに気さくな所が特に。



・・・・。

・・・・・・・・・・。


ん、何かレミリアが静かだ。
一体どうしたんだろう?


レミリア
「うー!」







!!









し、進化した!!




レミリア
「ふっふっふ、もう私は吸血鬼の子供ではないわ!!大人の吸血鬼よ!!」

*ただし吸血の仕方は忘れている。


「うるさい!あんたが忘れさせたんでしょうが!子供の姿だと本来の力が出なかったけれど、今なら100%の力が出るわ!
っという訳で死ね!!!」


ヒィィ。はっ!大変だレミリア!!進化して体が大きくなってるから背中の服の生地が破けてお肌みえちゃってるよ!!!


レミリア
「えっ!?」


馬鹿め!!だましうちだ!!ルパンダイブ!!


「ぎゃぁっー!やめて!!何処触ってるのよ!!助けてーーー!!!」


レミリアを抑え込んでいる間にこの辺りでお開きにしましょう。
それではまた次回まで御機嫌よう〜。


「誰か助けてぇっ!!」


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