「前回のおさらいです。」
「なんと魔理沙さんが何方かと結婚しました!おめでたいですね。」
「こあ?事の重大性を理解していないようね。」
「粛清されたい?」
「最近力使ってないから試しに使ってみようかなー。」
「こ、こあああああ!!」
・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
==紅魔館
ふーむ・・・。
金色の指輪に4カラットのダイヤモンドかー・・・。
そんなものを軽々とプレゼント出来る結婚相手は相当のお金持ちと見える。
「でも、魔理沙さんって金銭プレゼントで簡単に態度を変えるような人じゃないですよね。あの魔理沙さんが好きになっちゃうなんて、どんな人なんでしょうか。」
調教かな(ゲス顔
小悪魔ちゃんも調教しよう(提案
「・・・・・・・・・・。」
小悪魔ちゃんもドン引きする程度の能力。
もしかして、幻想郷には今結婚ブームだとかベビーブームだとか訪れていたりするのか?
「お嬢様と結婚する準備はいつでも整っておりますわ。」
ただし相手は整っていない模様。
「下僕。お嬢様と私を結婚させなさい。」
無理です、ごめんなさい。
あー、本当。何で魔理沙結婚したんだろう?(話題チェンジ
理由が凄い知りたい。
「そういえば魔理沙。最近ダイヤモンド探してたって言ってたわね・・・。」
へぇ。何でだろう。
「何でも実験に必要だったらしいわよ。普通に考えてダイヤモンドなんてそう簡単に手に入らないから魔理沙も諦めてたと思ってたけど。」
・・・・・・・・。
ん?何か嫌な予感がしてきたぞ。
もしかして魔理沙。実験材料欲しさに結婚したとか?
「ダイヤモンド。大きければ大きい程良いって言ってたわね。」
「こあ!今すぐ魔術式を展開するわよ!100カラットのダイヤモンドを精製するわよ!」
「あ、はい!」
「大きなダイヤモンドが取れる所知ってるよ。パチュリーよりも早く大きなダイヤモンド手に入れてきちゃお~っと。」
「あ、やばい。私だけどうしようもない。どうしよう。」
うーん、これは魔理沙を一度問い詰めた方がいいかもしれないぞ・・・。
・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
==魔理沙の家 入口
もしも。もしもだ。
魔理沙が実験材料欲しさに結婚したとすれば、今頃男の怒りを買っているのではなかろうか・・・。
考えてほしい。
もし奥さんと結婚して一生懸命働いて結婚指輪を買って、プレゼントして喜んでくれるかと思いきや
平気でダイヤを抜き取って捨てられたり売られたりしたらどう思うか。で、自分の事を実は好きでもなんでもない。
私なら怒る自身あるぞぉぉおおお!!
ええい、魔理沙出てこいやぁ~~。
ゴンッ
・・・・・・。
くそ~。まだいないのか。
「お、ワシみっけ。」
あれ、もこたん。気軽に話しかけてくれるのはもこたんだけだお~~。
「もこたん言うな。そんな事よりこんな所で何しているんだ。」
魔理沙が結婚したと聞いて。
そういうもこたんこそ何しにここへ?
「いやぁ、魔理沙が結婚したと聞いて結婚のコツを聞きに・・・。あともこたん言うな。」
もこたんもか・・・。結婚のコツっていったい誰と結婚するつもりだ・・・。
「そりゃもう慧音と決まってるだろ~~。あともう一回言うけどもこたん言うな。」
あ~あ~あ~、本当幻想郷は百合百合しい世界なのに
何で魔理沙は男と結婚してんだろうなぁ(絶望
もこたん早く結婚指輪あげようぜ(結婚
「金がねぇ。それと何度でも言うけどもこたん言うな。」
金なら持ってそうな奴がいるじゃないですか。グヤッが。もこたんなら一狩り出来るでしょう?
「お、それだ。結婚するにも金がいるからな。あともこたん言うなっつの。」
頑張れもこたん!
「もこたん言うなてめぇわざとか?」
あああああああああああついにキレた。退散!
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
っというわけで、寺小屋にやってまいりました。
「か~え~れ。か~え~れ。」
あああ酷い。
「用もないのになぜここに来た。歴史の改変はしてやらないぞ。」
いえいえ、今日はそのために来たのではありません。
魔理沙でも見かけていないかなーっと思いまして。
「ん、何で魔理沙を探しているんだ?」
何でも魔理沙が結婚したそうで。
「おおっ、そいつは本当か?」
本当らしいです。
とりあえず相手の確認と本当に好きで結婚したのかどうか確かめたくて・・・。
「そうか、あの白黒も結婚する年齢になったのか。感傷深いな。」
まるで小さい頃から知っているみたいなそぶり!!
「言っておくが小さい頃から魔理沙は知っているぞ。霧雨と言えばお父さんが人里で店開いているからな。」
あぁ・・・そりゃ知っているはずだ・・・。
「まぁ途中から家を出て行ってしまったから長い間合わなかった時期もあったんだけど。あの魔理沙が結婚なぁ。」
で、話は戻して。今日魔理沙を見かけませんでしたか?
「悪いけど今日は見ていない。」
チッ、ツカエネーナ。
「お前私に対してわざと挑発しているだろ?マゾか?」
だって悪口言うとすぐ角が生えてきて面白いんですもん・・・。・・・・アッーーーーー!!!
・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
あーあ、人里ぶらぶら歩いているけれど魔理沙見つからないなぁ。
家にはいないし本当どこにいるんだろうか。
「・・・・・・。」
あれ、フランちゃん。こんな所で何震えてるの。」
「ダイヤモンド取れなかった!!」
そりゃ残念。
「取ろうとしたら全部壊しちゃった・・・。」
それは自己責任じゃないんですかねぇ・・・。
というか、あるにはあったんかい!
「あーあ、魔理沙と結婚したかったなぁ。」
ケッコンカッコカリかもしれませんよ(黙
フランちゃん、魔理沙ちゃんとは結婚できなかったけれど、
お兄さんとならいつでも結婚できるよ^^
「やーだ。」
意外とショックが大きい。
あぁ、そうか・・・もうフランちゃんにはジョギング友達によごさr・・・。
「何か言った?」
いいえ、なんでも(震え声
「こうなったら魔理沙の家に行って問い詰めるしかないかな。」
さっき魔理沙の家に行ったけれど誰もいなかったよ。
「私が行けば魔理沙も帰ってくるよ。」
この根拠のない自身。お姉さんそっくりですな~。
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
っというわけで再びの魔理沙の家の前。
「ま~~~~~~り~~~~~~~~さ~~~~~~~~!!!」
フランちゃんコワイ!
でも、魔理沙はもうこの家にはいないんだよ。今頃男の家でイチャイチャキャッキャ・・・。
「やっぱりその男を殺すしかないんだ。」
「私は殺したくなんかないのに~~~!!」
表情と台詞があっていないのは気のせいですかねぇ・・・。
「おーおー、何か入口で騒いでる奴がいるなーって思ったらワシとフランか。久しぶりだなぁ。何のようだ?」
何のようだじゃない!
魔理沙結婚したらしいじゃないか!
「・・・・・・。」
「は?」
「ねぇ、魔理沙。私がいながらなんで結婚なんかしたの~?」
「おいおい、私が結婚って何の冗談だ、全く。」
あれ・・・。
でも紅魔館では魔理沙が結婚したと聞いて敗北者達が集ってましたよ。
「何度でも言うが、私は結婚なんかしてないぞ。」
「ほんとに!!?じゃーフランと結婚しよ!!」
「ちょ、フラン。おちつk・・・。」
「魔理沙だーーいすき!!!!」
少女が少女に押し倒される事案が発生(希望の光
さて、となると・・・・。気になることが一個あるなぁ・・・。
魔理沙さん、最近ダイヤモンドを探していたりなんかしてましたか?
「いや?そんなものは探してなんかいないぜ。」
・・・・・・・。
あ、まさかっ!!!
==紅魔館
「ぜぇ・・・・100カラットのダイヤモンド・・・精製できたわ・・・。もう動けない・・・。でもこれで魔理沙は私の物・・・・。」
まてぇ~~~い。
「あら、ワシさん。おかえりなさい。」
「こあ。おかえりなんて言わないで頂戴。あいつをここに住ませる気はないわ。」
そんなことより・・・。
今100カラットのダイヤモンドを精製したって言ってましたけど、それはまだ手元にあります?
「いいえ・・・。もう霊夢さんに頼んで魔理沙さんのところに届けに行ってもらいましたわ。」
あぁ、くそ。一足遅かったか。
パチュリーさん、魔理沙さんの結婚相手についてですが男の特徴とかって誰から聞きました?
「霊夢ね。」
魔理沙が結婚した事を聞いたのは誰から?
「霊夢ね。」
結婚指輪のことについて話し出したのも?
「霊夢ね。」
フランやアリスも霊夢からその話を全部聞かされて?
「霊夢から聞かされてるわね。何がいいたいのかしら。」
こりゃもう確信犯だ。小悪魔ちゃん!ちょっと一緒に来て!
「わ、わ。腕引っ張らないでください。」
・・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
==博麗神社
「ダイヤ♪ダイヤ♪100カラットのダイヤ♪」
「私の作戦がこんなにも上手く行くなんて思ってもいなかったわ。後で魔理沙にお酒でも奢ってあげようかしら。」
「よぉ~霊夢ぅ~。ずいぶんと良いもん持ってるじゃねーか。どこで拾ったんだ?」
「拾ったんじゃないわ。お賽銭箱に入ってたのよ。」
「賽銭箱より大きいのにか?」
「世の中不思議なこともあるのね~。」
流石にそれはない。
「お、見たことない外来人だ。」
そういえばスイカちゃんと会うのは初めて・・・・。
「初対面からちゃんづけとは度胸があるのかないのか。」
そんなことより霊夢さん?ちょっと署まで来てもらいましょうか。
「な、なんでよ。」
「・・・魔理沙さんが結婚したの、嘘だったんですってね。」
「あらそう。やっぱり嘘だったのね。」
その嘘を流したのは霊夢さん。貴方でしょう?
「・・・・・・・・・。」
勘の良い霊夢さんならもうお分かりでしょう。
貴方の犯行は全て暴かれていますッ!!
「・・・魔理沙さんが結婚したと嘘を流し、存在しない結婚相手の情報をパチュリー様、アリスさん、フラン様に流した・・・。」
「そして、私たちを信じ込ませた後にしばらくしてから実験材料にダイヤモンドを探していたっていう情報を流し、希望の光を見せる。」
「その話を聞けばパチュリー様がダイヤを作るのは知っていた・・・。だから今回のような作戦を企てたんですね!!!」
「あんたみたいな勘のいい子は嫌いよ。」
勘っていうか、全部俺の地道な調査のお陰。
さぁ、観念しなさい!
「そこまでバレちゃしょうがないわね・・・。」
「で、どうする気?まさか大人しくダイヤモンドを出せって言うんじゃないでしょうね。」
えーっと・・・。その先のことよく考えてなかった。
と、とりあえずここは一つ、口止め料っていう形でダイヤ半分ください。おねしゃす。
「断る。破片もあげないわ。」
よーし、ではこうなったら天罰!おしおきタイムだ!!
っというわけで小悪魔ちゃん、がんばって霊夢を倒してください。
「こ、こあーー!!私が霊夢さんを倒せるわけないじゃないですかーー!!」
「面白そうな事やってるねー、よーし。2対2なら互角だな。私は霊夢側で戦うぞ~。」
ファッ!!?スイカちゃん、お願いこっちきて(涙目
「えらいわスイカ。後で名酒「鬼殺し」を買ってあげるわ。」
「うおおおおお!!あのお酒をくれるなら全力で倒しちゃうぞーー!!」
「恨みはないけど潰されて貰うぜぇ~。ミッシングパープルパワー!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「くたばれぇ~。踏みつけ攻撃!!」
「おっと、酔いが。」(フラッ・・
あ。
「あ」
グシャァ
イメージ図
「あ、ごめん。でもそのダイヤで修繕費足りるよね。」
「すいかぁ・・・・あとで覚えてなさいよ・・・。」
「まぁ、でもこのダイヤがあればお釣りがきちゃうけどねぇ~。」
「あ、このダイヤモンドの生成魔術。2時間しか持たないのね・・・・。あんなに疲れたのに・・・。」
「あ、霊夢。ダイヤモンド。」
「ん?」
「な、なによこれ!!!ダイヤが土塊になっているじゃない!!!!!!!」
今のうちに帰ろう(提案
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「あーあいつがいないと天国だわー。このままレミ劇進めてもう終わらせちゃうわー。」
ただいまー。
「あれ、もう戻ってきたんだ。」
何かもう収拾つかなくなってきたので。
「ふーん、で、魔理沙は結婚してたの?」
霊夢の嘘でした。かくかくしかじか。
「・・・・・ねぇ、紅魔館壊れてないよね?」
大丈夫じゃないですかねぇ(適当
==その頃、紅魔館は
「奇異いいイイイイイェエェェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
「ドシーン、ドシーン」
「紅魔館は何回壊されればいいのかしら。」
終わり
追伸
すいません、途中から話の構造が崩れてグダグダになりました。