「どうも、こんばんは。」
「レミリアちゃんを前にしたら自ら壁に突っ込むって、頭がトチ狂う怪電波でも飛ばしているのかと（ｒｙ」正確にいうと私を前にすると皆車の中でひれ伏しちゃうからハンドル操作できなくて突っ込むって感じ。
「お、レミリアちゃんを前にしたら平伏したくなってきたぞー。レミリアちゃんに倒れこめぇ・・・」「ってちょっと待てや。」なに？
「あの、俺とレミリアちゃんの顔アイコンが完璧に逆なんですけど。」え？あああああ！！何で私があいつになってんのよ！！びええええええええええええ！！！！！
「うわっ、泣け叫ぶ俺めっちゃ惨め。正直やめてほしい。」あのさ、何であんたカリスマオーラ溢れてるの？
「人並み程度の性格を持つ人間ならこの容姿を保てることが判明。つまりレミリアちゃんは偽者。」だから偽者じゃないってのに！！冷えええええええええええええええええ（ｒｙ
「びええええ（震え声」「ふーむ、今の俺がレミリアちゃんか・・・・。」
「ﾆﾔﾘ」びええええええええええええええええええええ
「いや、何でﾆﾔﾘってしただけで泣くんだ・・・」悪巧みされる前に早く紅魔館に戻ろ・・・。
「おーっと、この体を堪能する前では紅魔館には戻らｓ・・・。」
「国連決議：紅魔館送り ⇒賛成 反対 ありえん！」「あぁ、そこでCivをもってくるところがレミリアちゃんらしい。」・・・。
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・・・・・・・・・・・・・・。
「るんるん」
「あれ！？パチュリー様凄くご機嫌ですね！何か悪いもの食べましたか！？」
「何でよ！ご機嫌になっちゃいけないの！？」
「いえ、珍しいなぁ～っと思いまして・・・。」「わかった、魔理沙に告白された。」
「ば、馬鹿言わないで頂戴。あんな泥棒ネズミに告白されたってうれしくもなんともないわ。」
「ヒューヒュー。オアツイネ、こんちくしょー」
「私の知ってるレミィじゃない。」「ヤベ」「あらパチェ。友人に対して言う台詞がそれかしら？」
「そんなことより何時戻ってきたのよ。あのワシ何とかは？」びえええええええええええええええええええ
「ぐえぇっ！！抱きつくな変態！！本の角アタック！」「魔法使い（魔法を使うとは言っていない）」
「あー！ワシさん！！まだ私ですらパチュリー様に抱きついたことないのに！！酷いですよ！！」
「どっせーい！」ぎゃあぁっ！！
「どっせーい（震え声」
「今のでハッキリと分かったわ。れみぃがカリスマを戻したのはついにワシを倒してヘタレさせたからね。よくやったわレミィ。さて、そろそろこの人間を灰に・・・。」「あーちょっと待て。灰にされると滅茶苦茶困る。主に俺が。」「は？」
「説明すると長くなる。こあこあくまくま。」
「かくかくしかじかを私の名前でもじらないでくださーい！」・・・・。
・・・・・・・・・・。
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「・・・・なんだかにわかに信じられない話だけど・・・・。」「フランちゃんー、おねえちゃんとあそぼー。おままごと？おままごと？」
「このお姉さまキモイ。」「ファッ！！？」「言動見てれば嫌でも信じる必要がありそうね。」
「さーてと、そろそろお風呂にでも入ろっかなー」ぱちぇ、死守して・・・。
「もう諦めたら？」びええええええええええええええええええええ！！！！！！！！！！
「頼むからそれ俺の姿でやるのやめろ。風呂入ったり変なことしたりしないから。見てて凄い複雑な気分になる。」・・・・。
・・・・・・・。
「っというわけで・・・元に戻る方法を探さなければいけないな・・・。」
「ああお嬢様お嬢様お嬢様お嬢様・・・。」
「まぁ、俺としては空飛べるし体も凄く軽いしパワーに満ち溢れているから、ずっとこの姿でいるのも全く問題はないのだが・・・」
「お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様お嬢様・・・・。」「あの、どうでもいいけどお尻触るのやめてくださいまし。」
「あら、入れ替わっている時じゃなきゃ出来ないことを何故やめなければいけないのかしら？」
「ワシは私の奴隷。そしてそのワシが今はお嬢様の姿になっている。ということはお嬢様は今私の奴隷。OK？」絶対にノー。
「おー、レミリアちゃんよく言った。」
「ささ、こっちきなさい。お風呂に突っ込ませますわ。」びええええええええええええええ！！！！！！！！！
「人の話聞け、ってかお前も風呂か。」
「では、こちらの手枷を・・・。」びえええええええええええええええ！！！！！！！！！！！
「あ、ついでにお洋服脱がせちゃおうかしら。手枷つけてからだと大変よね。」びえええええええええええええええええええええ！！！！！！！！！！！
「咲夜、そこのワシの姿をしたレミィが何か言うたびに泣き喚くからセクハラ行動取るのやめてくれない？鼓膜がやぶれそう。」「なんだろう、本来だったらｲﾔｯﾌｩｩｩ！！とか言いながら咲夜の提案に乗っていたかもしれないけどレミリアの体を乗っ取っているせいか常時賢者モードで嫌悪感しか感じない。」ドヤァ・・・。そういえば、私の体。よくみるととても美しいわね。触っていい？
「お前もか。総員退避～！」・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
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「というわけで、小悪魔ちゃんのお部屋に逃げました。」
「何で私のお部屋なんでしょうか・・・。」
「とりあえず紅魔館の中で一番階級が低そうだから。」「紅魔館に階級制度なんかありませんって～！」「あ、そうだ。妹様のお部屋なんてのは・・・・。」
「お部屋を交換してもいいのよ！」「いや・・・遠慮しておくわ・・・・。」「そんなことより元に戻る方法ってすぐ見つかりそうか？」
「まだ分かりませんが、パチュリー様が一生懸命調べてますからきっと今日中には戻れるかと思いますよ。」「そうか・・・。うーん、レミリアちゃんの体じゃないと出来ないこととか今のうちにやっておきたいな・・・・。」「よし、弾幕勝負だ。小悪魔、勝負しろ。」「こ、こあ～～～～！！何で私なんですか～～～！！！一瞬でやられちゃいますよ～～！！！」「いやぁ、魔力とか霊力とかよく分からないけど使い方がまだイマイチだから弱そうな小悪魔さんでトレーニングを・・・。」「むぅー。弱いって言われちゃうとムッとしちゃいますね。ではお望み通り勝負してあげます！でも力の使い方が分からないからキャンセルとか言っても容赦しませんからね！」
「本物のお姉さまとワシのお姉さま。どっちが強いかな？」・・・。
＝＝3分後
「こあ～～～～～～！！！いきなりスピア・ザ・グングニル投げるなんて反則です！！使い方ばっちりじゃないですかー！」「正直俺も驚いてる・・・。まるで生まれた時から覚えていたかのような感覚・・・。」「どうだったかしら？フラン。」
「・・・ところで、言動がちょっとだけ本物のお姉さまっぽいんだけどわざと？」「ん？いや、普通に喋ってるつもりだけど？」「んー、そういえばフラン様の言うとおりちょっとそんな気がしてきましたね・・・。えーとワシさん？」「なにかしら？」「ん？今なんで俺、『かしら』なんてつけたんだ？女々しいぞ。」ｶﾞﾁｬ
「こあ。ちょっと大変な事が分かったわ。」「ど、どうしました・・？パチュリー様。」「口から泡吹いているワシの体を調べていたんだけど・・・。」「うわ俺めっちゃ惨め。」「グリヒュルジニアス動核の存在を確認したわ。」「えっ！？」
「・・・って驚いてみましたけど、どういうことでしょうか・・・。」「小悪魔ちゃん、まじ小悪魔ちゃん。」「どういう意味ですか～～！」「そうね、詳しいことを伝えても分からないでしょうから簡単に伝えると、あまり長い間お互いの体を入れ替えていると元に戻れなくなる可能性が出てきているわ。」「それはつまり・・・俺は一生レミリアちゃんになっちゃうってことか？」「レミリアスパルタ劇場のタイトルを変えないとな。ワシスパルタ劇場？」「うわ、これ絶対見る人いないだろ。しかも戦うの俺の体かよ。」「まじめに聞け。」「あ、ハイ。」「いい？心と体が入れ替わること事態はさほど不思議な現象じゃないの。性同一性障害って知っているかしら？」「知ってるよ。女性なのに、自分は｢本当は男なんだ、男として生きるのがふさわしい｣と考えたり、男性なのに｢本当は女として生きるべきだ｣と確信する現象の事でしょ？」「そうよ。」
「それと何の関係があるんだ？」
「実はあれ。生まれてきた瞬間に別の人の体と心が入れ替わっているの。」「え？そうなの？」「たまたま心の波長が似ていて、自分と同じ瞬間に生を授かった人間がいた場合に入れ替わることが確認されている。」「・・・何か凄いこと聞いちゃったわね・・・・」「（ワシさん、口調がまたレミリアお嬢様っぽく・・・。）」「世界にそういう人が多いのと見れば分かるように、体と心が入れ替わること事態はさほど珍しい現象じゃないわ。魔法の力を使えば元に戻すことも簡単。科学じゃ難しいみたいだから理解してあげるのが最善だけれど。」「じゃー、魔法が使える幻想卿なら問題ないな。早いところ元に戻りましょ。」「聞いて。心と体が入れ替わったときに、ある特定の条件が整うとさっき言ったグリヒュルジニアス動核っていうのが分泌されるの。そしてこれは魔法による処置を難しくする。簡単には戻せないわ。」「そりゃ大変・・・。面倒だけどまたあちこち足を運んで調査しなければいけないのか・・・。」「それだけじゃないわ。グリヒュルジニアス動核は・・・・・・心を塗り替える力も持っているわ。」「・・・・どういうこと？」「貴方気づいていないかしら？自分の口調が段々れみぃっぽくなってきているわ。」「ああ、さっきも言われた。わざと言っているつもりじゃなかったんだけれど・・・・。」「貴方の心が段々れみぃの心に塗りつぶされてきているわ。このままだと、性格も、言動も、記憶も何もかもれみぃの情報で塗りつぶされてしまうわよ。最後まで進行してしまった時、貴方は元の体に戻りたいなんて思わなくなるわよ。何故なら自分の事をレミリアだと信じきってしまうから。」
「・・・俺が俺じゃなくなるって事なのか・・・。複雑な気分だな。」「まぁ、貴方はそれでいいのかもしれないけれどね。」「まぁ正直嫌じゃない。」「っていうかご褒美じゃん！！」「って、そのうちそういう考えも出来なくなるんだよな・・・。」「本物のれみぃの方は相当パニックになってるわよ。貴方の体。相当嫌みたいね。進行が進んだらそのうち心が耐え切れなくなって自殺するんじゃないのかしら？人間の心なんてのは元々脆いから。」「うっ、それは困るわね・・・じゃなくて、困るな・・・・。」「・・・・・・・・・。」「（・・・・もし、俺が完全にレミリアちゃんになってしまったら、多分二度とサイトを更新できなくなるよな。っていうか、そのうち自分がサイトを運営していたことすら忘れてしまうだろう・・・。・・・自分の人生同然だったこのサイトを自ら蔑み、そして消えていくなんてのは・・・嫌過ぎる・・・・。）」「よし、モタモタしていられない。早いところ元に戻る方法を探そう！！」
「元に戻る気になってよかったわ。何か分かったら連絡するわ。」ﾊﾞﾀﾝ
・・・・・・。
「・・・なんだか・・・大変なことになっちゃいましたね。」「・・・・一つだけいいか？」「なんですか？」
「早くレミリアちゃんのベッドで寝たい。ついでに匂いを嗅ぎたい。」「あ、今逆に心を塗り返したの自分でも分かりました。これ当分大丈夫ですね。」続く