最強ゲームプレイヤーは誰だ!!(前編)


「うー、てんほー。」

ちょっと~~レミリアちゃん、何で俺と相手しているときだけ運命弄ってくるんだよー。卑怯者!

「ふふん、本気出せばあんたなんて赤子の手をひねるも同然。」

何で傀さん相手に本気を出さなかった。
くそー、運命なしでもう一度勝負しろ!

「一瞬で倒してやるわ。」



ジャラジャラジャラ・・・



・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。




 ツモ ドラ

「(きた!下側三色テンパイ!)」

「(ローピン切りでリャンウーピン待ちね・・リャンピンで上がれれば三色タンピンドラ1.リーチをかけるか自力でツモれば羽満ね・・・。)」

「ワシの捨て牌は・・・っと」







「(ドラのターツ落とし・・・?)」

「(なんて初心者なのかしら!!まさかドラを確認し忘れたとか!?上側のピンズも一杯出ているしこれは通るわ。)」

「リーチ!!」 

ロン。

「ビエエ!?」



リーチダブトンドラ1。満貫。
レミリアちゃん~ちょっと油断しすぎよ~。

「ドラのターツ押してるから3~6待ちは絶対ないって思ってた。」

むしろこの手で満貫は確定しているからドラ1つあってもなくても満貫には変わりなかったから・・。

「裏乗れば羽満もあったんだよ。ツモってもね。」

さすがにこうアンコが多いとねぇ。とにかく、はい。1万2000点はよ。

「うがー!」

「あのー。」

あれ、小悪魔先生だ。ちょうどよかった。小悪魔先生一緒に麻雀やりましょうよ。

「2人しか居ないの。」

むしろ2人でよく麻雀やる気になったな。

「すみません、私麻雀のルール知りません。」

「紅魔館のメンバーとして失格!!」

糞上司だ
それより小悪魔先生どうしたんですか。

「実は幻想郷で新たなゲームがやってきたんです。それでそのゲームに関連する大会が開かれることになったんです。」

「麻雀だ!!やるやる!」

「レミリア様のお人形さん。ゲームは麻雀じゃありません。」

「やる気がなくなった。」

どんだけ

「とにかくまたお金が必要になったのでぜひ手伝っていただきたく・・・。」

またお金がなくなったって・・・。
またフランが紅魔館を爆発させたんですかね・・・。

「なんか傀って名乗る人が来てお嬢様から有り金奪っていきました。」

あの時レミリアちゃんが紹介したせいじゃねーか!!

「私は悪くない。」

いや全部レミリアちゃんが悪い

「それで来てくれますか?」

んーーーでも俺咲夜さんに殺されちゃうしなーーーーーいけないよなーーーーーーーーーーーーーーーー^^(←うざい

「あ。暗殺業は廃業になりました。これも傀って人のせいで。」

傀さんマジぱねぇ。麻雀だけで何したんだよ。

「大丈夫です、殺す殺されるの出来事はもうしない健全な組織になりましたから。はい、ではこっちへどうぞー。」

小悪魔先生誘い方が完全にデレヘル的なあれ

「辞書アタック!」

アバー!





「あれ?また置いていかれた?」






・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


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「お姉様ずるい!!先生堂々戦って!!」

「ククク、真剣勝負に先生堂々もくそもあるか。勝つためならどんな手段も講じる!それが戦いよ。」

何か微妙に違う表現の気もするが慧音という存在を知る限り間違いではない気もする(超意味不明
2人が遊んでいるゲーム。MUGENとかまた随分懐かしいものを。

「これは河童オリジナルゲーム。似たようなゲームがあったらそっちがぱくり。」

また息するように嘘をつく

「おー、ワシかー。お前生きてたんだな。」

俺を殺そうとした奴がよくもぬけぬけと(

「結果的に生きていたのだから良かっただろう。」

「そんなことよりまた力を貸せ。なんか傀って奴に有り金全部盗まれたんだ。飯食う金もない。」

盗まれたんじゃなくて負けたんでしょ。

あ、毎食食材持ってきてあげようか^^<<お礼は1日3回ハグ

「死ね」

超優良な取引だと思うのに

「お嬢様。お飲み物をお持ちしましたわ。湖で酌んできたお水です。」

水まで止められているとか最悪じゃねーか!

「あら、生きていたのね。もう一度仕留めておくべきかしら。」

許して・・・・(超小声
そ、そんなことより電気はどうやって動いているんですかねぇ?

「今頃門番が自転車を漕ぎまくっているわ。」

とことん扱いが酷い。

「あぁ、疲れたわ。休憩しましょ。」

「フランまだお姉様に1回も勝ててない!!勝つまでやる!!

「とはいっても何時間もやってると疲れるわ・・・。」

「こら、れみぃ!!休んでいないで特訓よ!!いい、このキャラはしゃがみパンチが最大三段まで入ってそこからサマーソルトからの必殺技!これを手元を見なくても出来るようになるまで指に叩き込む!」

「それが出来るようになるまでご飯は抜き!!!」

「うぐぅぅぅ・・・。」

小悪魔さんぱっちぇさんが豹変してます!!

「お嬢様がパチュリー様の許可を得ずに貴重な本を何百冊も賭けに・・・・」

もっていかれたか・・。

「あぁ、大会に優勝できなければ・・・またあの本を手放す嵌めに・・・。来月になったら読もうと思っていた貴重な魔術本だったのに・・・」

どうせ読まないからいいでしょ断シャリ断シャリ。

「ぶっ殺すぞてめぇ。」

これ完全に亡者化してる

「そんな感じでお金もなければパチュリー様の貴重な本も奪われてしまった状態。」

「明日を生きるためのお金もない状態なんです!だから絶対に勝たないと!!」

もういっそ紅魔館売り払って俺の家に・・・^^

「決別の黒水晶。」

そういう分かる人にしかわからないネタはおやめなさい。

「手段は問わないわ!!とにかくかつ!!それだけよ!!」

いつもこういう大会ものはフランちゃんに頼っていましたけど今回はレミリアちゃん頼みなんですね。

「お嬢様、ご存知の通り負けず嫌いですからね。意外と上達も早かったです。もう少し練習積み重ねればトップクラスの腕前にもなるような気がします・・・。」

では今回私が呼ばれた理由は・・・・。

「サンドバック役。フラン様が疲れたら交代です。」

「1日23時間特訓!!」

レミリアゲーム廃人!!

「だめだー、手元みないとボタンが分からないわ・・・。」

お兄さんが手取り足取り教えてあげよう^^

「死ね。」

アァン

「しかし・・・ククっ、フラン。弱いわね。私の即死コンボの練習相手ぐらいにしかならないわ。」

「お姉様遠距離攻撃ばっかりうつから!!ずるい!!死ね!!」

「きゅ」

「あ」



キィィィェエエエエエエエエエ!!レミリアちゃんの首が吹っ飛んだああああああああああああああああ





・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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「大会は2日後ですがレミリア様の頭が復活するのに2日と6時間かかりそうです。」

なんでそんなピンポイントな(

「後はもう参加できるのはフラン様だけです・・・でもフラン様は今ので拗ねてしまって練習してくれません・・・あぁ、どうしましょう!」

「ゲームは楽しく遊ぶものだよ?」

フランちゃん超正しい。周りの人達醜い大人ばっかりですね!!!

「ムカついたからちょっと殴らせてもらうわ。」

お体に障ることはやめたほうがいいですよ(超震え声

「でも大丈夫。フラン優勝しちゃうから!」

・・・小悪魔さん。実際どうなんです?今回のフランちゃんへの望みは。

「うーん、頑張れば上級プレイヤーになれるかも・・・なんてパチュリー様は仰っていましたけど・・・。練習次第ではないでしょうか。でも残り時間的に厳しそうです・・・。」

いっそぱっちぇ先生がやるとか・・・

「ゲームをやると頭が馬鹿になると聞いたことがあるからやりたくないわ。あ、でも実際に練習したら優勝する自信あるわ。」

酷い偏見持ちな上に名人(笑)様かよ。

「現にゲームやりまくって馬鹿そうな奴が私の目の前にいる件については?」

返す言葉がございません・・・(

「こうなったら八百長試合仕込むしかないわ。恐喝脅し賄賂なんでもいい。フランを勝たせるのよ。ほらワシはよいけ。」

ファッ!?このぱっちぇさん何から何まで心が汚すぎる。

「早くもとのパチュリー様に戻って~・・・・。」

心のありどころを奪われた者の末路は醜い(確信+ブーメラン









・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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「ワシがいない!自由時間だー!」

「人里の雀荘で遊!ボコボコにしてやるわ!!」

「打てますか?」

「打てません」←身を持って学んだ



続く


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