レミリアスパルタ劇場 麻雀レミリア(後編の前編





==南3局終了時


                         南3000点


         34000点 西           東34500点

                           ワシ:北27500点


「どうしてこうなっちゃったの・・・・。」

レミリアちゃん突っ張りすぎ。降りることも知りなさい。

「へへん、天狗に満貫ぶつけられたのはでかかったな。」

「それでもたったの500点差。1000点の早上がりでもどちらかの勝利で決着です。」

「甘いねぇ。私は自分が上がらなくても勝ちさね。レミリア。1000点でも上がりたいか?」

「うー、あがりたいー。」

4位を自ら確定するとかやめろ。

「冗談よ。ここで役満上がって逆転よ!!」

「いいからさっさとオーラス始めようじゃないか。」




==東 4局


(1位を取るにはテバザイ、3900か満貫ツモ。いい手が・・・きてくれれば・・・!)


ドラ表示牌 





(きた!!超良牌牌・・・!!イーシャンテンかつドラ二つ、リーヅモにピンフでも重ねれば満貫確定。いや、三色も見える。チーピンもってくるだけで三色確定!ダマでも満貫は硬い・・・!!もらった!これはもらった!!)


「リーチ!!」 

なっ!?ダブりー!?

「ふふん、格が違うのよ。」

まさかここから逆転がくるというのか・・・?

「あーーーもーーーーやりにくいですねーーー。」 


お、俺のツモ版・・・





キタアアアア!!俺もダブリー!!  


「あ、ロン!!!」


ファッ!?



「どやぁ・・・。」 

・・・・・。

ダブリー、一発。それだけじゃねーか!!!


「あ、裏乗らなかった。くそげー。」


レミリアちゃんは自ら四位を確定させ、そしてレミリアちゃんのクソリーチのせいで点棒を払い出費が増えた・・・。

「2位に終わっちゃいましたがまぁいいでしょう。」

「お金は入りますしね。」

「馬鹿な上がりのせいで得しちまったな。ひひ。」

れみりゃああああああああ!!!!!!!(怒声


「ヴァアアアアアアアアアアアア!!!」

「だって上がりたいじゃん。裏ドラ期待したいじゃん。」

裏ドラ乗っても満貫どまりなんですがそれは。

「というかなんかよくわかんないけど、また10万も損した!!くそげー!」

レミリアちゃん麻雀向いてない。やめよ。


「やだやだやるーーー!!」

いい加減にしないと裸にひん剝いて売り飛ばしますよ。いや、もう売ろう。

「ンヴァヴァヴァッッヴィィエエエエエ!!!!」

これは売れない。


「フラン、一杯勝っちゃった。ノーレートだけど。」

あらフランちゃん可愛い。ノーレートでも勝てるなんてえらいえらい!

「キャッキャ!」

フランちゃんキャッキャ!

「扱いが違う。」

これが勝者と敗者の違いよ。

「お姉さま!あっちの卓でフランと一緒に麻雀しない?」

「やる~~~。」

レミリアちゃん。

「フランだからきっとノーレートでしょ。」

まぁ、それもそうか。私はもう疲れたからいいよ。いってらっしゃい。

「姉の威厳を見せてやるわ。」

終わったな 所詮クズは クズなのだ(5・7・5

「・・・・・・・。」

・・・・・。


傀さんがレミリアちゃんとフランちゃんが座ってるところに座ったんだけど。まさか。





「揃ったようね。それじゃ50ビンタ・・・始めようかしら。」

「お姉さま。50ビンタってなに?」

「・・・・・・・・・・・・・。」

「(あれ?ここ高レート卓じゃない?50ビンタで負けたらどうなるの?えーっと・・・。)」

「(うわ、最悪の場合300万以上も失うことになる!本当にそれだけ負けたら売り飛ばされちゃう。ここは原点死守よ)」

「一回戦、開始です。」




ひぃ、ここ高レート卓じゃん!!レミリアちゃん売り飛ばす先考えておかなきゃ。




==東一局





「チィー!」 

「ポン!」 

「ロン!チャンタ、1000点。」  

(レミリアちゃん・・・露骨に焦ってる・・・。この手、頑張れば純チャン三色は狙えた・・・。)



==東 二局

「リーチ。」

「ツモ!えーっと、リーチタンヤオピンフツモドラで満貫だよ!」

フランちゃん強い。

「原点の首がきれた~~~~。」



==東 三局

「リーチ!!」

「ツモ!!リーヅモ三色タンヤオ!満貫!!」

「原点復帰!!」

(あれ、運が向いてきてる。レミリアちゃんとフランちゃんが上がりを手にしまくっていて気づけば幽々子と傀は2万を割れる・・・。)


「(なんだかすっごく調子がいいわ!この調子なら一回戦だけで終わらせるにしても大儲けして終われそうね!!)」


==東四局


・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。

 

「ロン!役牌ドラドラ3900!」 

「あらぁ・・ペイ単騎なんてずるいわぁ。」

「いける・・・いけるわ・・・!!残すは南のみ・・!!」

「差しビンタ100にしませんか?」

「あら、本気?今貴方持ち点21000点。レミリアは33900点。とても勝ち目はないようにみえるけれど?」

やめろレミリアちゃん!!差しビンタアップを引き受けるな!!傀は・・・

「ふん、こんなにも点差が離れてて負けるわけが無いわ。あんたへの借金もまとめて返してやるから待ってなさい。差しビンタ100受けるわ!!」

「それではビンタ100で続行しましょう・・・。」

オワタ。いや、でもワンチャンあることを俺は最後まで願い続ける。





==南一局


ここまで傀はリーチもせず鳴きもせず。ただ見に徹していたのか・・・それとも調子が悪いのか。いや、ビンタアップを言い出してきたんだ・・・。
とにかく何一局。ここの配牌は重要だ・・・。レミリアちゃんの手配は・・・


「ふんふんふん♪」  ツモ

(す、凄い手が入ったぞっ・・・!?ツモがよければ満貫、いや羽満クラスまである・・・・!)

「(いけるわーーーーこれなら勝てるわ!!)」 


「・・・・・。」  

「・・・いきなりスーワン?」

始ったぞ・・・傀のわけの分からない麻雀が・・・・。


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