レミリアスパルタ劇場 借金レミリア(中編)


「前回のあらすじ。レミリア様は3000万円の負債を背負い、一週間以内に返却しなければ紅魔館が差し押さえられることに・・・。」

もうまぢむり・・・本物のレミリアちゃんたよろ・・?

「ほんものでーす。」

嘘を言うな(震え声

「大体3000万円の負債というのは間違いよ。」

ほぉ。

「正しくは3100万円の負債よ!!」

さぁさぁよってらっしゃい!みてらっしゃい!今からこの娘が服を脱ぎます!!見物料1万円!!
まずはドロワから(致命傷

「びえええええええええええええええ!!!!!!!」

「何やってるんですか!!」

借金返済・・・(小声

「全くもー・・・なんて破廉恥・・・。」

小悪魔さんサキュバスのはずじゃ・・・

「おっ。こんなところにいた。噂は聞いてるぜ!何でもお金に困ってるんだってな!!」

魔理沙さん!まさか我々のためにお金をくれると!!?ありがとう!好き!!チュッチュ!

「なんだこいつ!離れろっつの!」

「平常運転ね。」

レミリアちゃん謎の達観
それで何か我々にとって良いお話を持ってきてくれたんですか?

「めっちゃ好条件!」

「手っ取り早く100万円は稼げるぞ!一週間くらいでな!」

「うぅぅ・・。でも魔理沙さん・・一週間以内に3000万円集めなければいけないんです・・・。100万円では・・。」

「ぷぷぷ。ダメダメだなぁ。時代はマルチタスクだぜ!マ・ル・チ・タ・ス・ク。どぅーゆぅーあんだーすたーん?」

むかつく

「私もちょっとムッときました。そういえばパチュリー様の大事な本を盗んだ相手でした。ワシさん、GO。」

よってらっしゃい!!みてらっしゃい!!今からこの罪人の服を脱がしていきます!!見物料10万円!!
まずはドロワを脱がします(致命ry

「やめろーー!!私が悪かった!」

「私よりも料金が高い・・・。」

質が違うから・・・
冗談はおいといて。

「は、はやく続きやりなさいよ。」

え?

「え?」

「続きはまだですか!?」

え?

「はい、10万円」

次にスカートを脱がします

「やめろ!!マスタースパークキック!」

ただのトンファーキックやんけ!すいません!すいません!でも10万円貰う。

「あ、こらーー!!!」



・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



「盛大にお話が脱線しました。それで、マルチタスクって所で終わりましたね・・・。」

「おう。マルチタスクってのは一度に複数の事を同時に進める事をマルチタスクっていうんだぜ。」

「知ってます。」

「あぁ、そう・・・。」

「やることは簡単。」

「温泉掘って客から金取ろうぜ!」

「温泉ですか・・・。確かに今は真冬で寒いですからお客さんは集まりそうですね・・・。」

しかし肝心の湯源はどうするつもりですかねぇ。

「おう、レミリアに頼んで運命でも操作してもらえばいいだろ。」

いや、この子金鉱脈掘り当てようとして下水パイプ掘り当てた子だから。

「下水パイプの下に金鉱脈があった。」

下水引く時に見つかるだろ。

「まー、まずはやってみようぜ。ほら、運命操作してやってみてくれ。」

「うーん、何かもっと良い物に変えたほうがお金儲かる気がするけどリハビリがてらにやってみるかー。」

リハビリってなんやねん。

「とりあえず運命操作してみたわ。」

んじゃとりあえず私が掘って見ますか。スコップでざっくりざっくり・・・。


~~30分後~~


こ、これは・・!!

「パラサウロロフス 化石」の画像検索結果

パラサウロロフスの化石だ!やったー!

温泉でねーぞこのやろう。

「化石が出たからノーカウント・・・。」

まともに運命操れてないじゃんか・・・

「なんか全然違うものが出てきちまったなぁ。」

「でも学術的にはとても貴重ですよ、これ。お金になるかもしれません。」

パラサウロロフスはレミリアちゃんであり、レミリアちゃんが地面に埋もれて化石として出てきたということははるか昔にここにレミリアちゃんが埋もれたことを示すことでありここにいるレミリアちゃんは偽者という説が成り立つこれ名推理

「意味が分からないです!」

「ヴぁぁ~。」

ここにもパラサウロロフスが(錯乱

「うーん、とりあえずこいつが金にならないか少し調べてやるよ。」

「あ、金になった時は勿論山分けな!」

まぁ仕方ないところか。ではこの化石は魔理沙=サンにお願いして我々は他の事をしますか・・・。

「うーん、次はどうします?」

「先物取引で一発逆転しない?」

100%損するので却下。

「たまには信じてもらいたい・・・。」

とはいってもなぁ・・・。

「おやおや。こんにちは!皆さん人里離れたこんなところで何をやっているんです?」

あ!!ここに奇跡を起こせる方の巫女がきた!!!
早苗さん!!お願いします!!どうか!どうか奇跡の力で3000万円の価値あるものを召還してください!!」

「えぇぇ・・・。」

えぇぇ・・(

「うーん、そりゃぁ奇跡を使えば出来なくはないですよ?」

まじかよ奇跡できるほうの巫女ぱねぇっす、こりゃ奇跡できないほうの巫女が住む神社消えてなくなるわ。

「貴様が一瞬で地面にめり込む奇跡を見せてしんぜよう。」

ユ、ユルシテ・・・ってか地獄耳すぎる・・・

「はぁ。お金かー。お金欲しいわ~。3000万円がポンッと出てきてくれないかしら?」

「ねぇ?」

巫女が巫女に頼ろうとしている・・・(小声
奇跡できないほうの巫女が図々しすぎる・・・

「シャァッー!!」

ワッーー!

「言っておきますけど3000万円相当の価値あるものを生み出すのはとっても大変なんですよ?」

「第一に奇跡の恩恵を預かるには神奈子様と諏訪子様を敬う信仰心が必要になります!!その信仰心がなければ奇跡を起こすことはできません!」

前にもそういうご説明いただけましたね。」

ありましたねぇ。

「さぁ!神奈子様と諏訪子様を敬いましょう!その信仰心に応じて何か物を生み出しますよ!」

「最初に言っておきますけど、物を生み出すのは相当高い信仰心が求められますからね?価値あるものとなると尚更です。」

「諏訪子様、神奈子様大好き!」

それ信仰ちゃう

「うっさい。それで今ので何か出た?」

「あー、今の信仰心じゃ間違えて洗濯機にかけてしまったポケットティッシュぐらいですかねぇ。」

ただのゴミじゃねーか

「じゃ、じゃ~・・・畏れながら次は私が・・・」

「んん~~!!・・・はいっ!!」

んん~~wwwwはいっwwww!!

「コロス。」

ひえぇっついに小悪魔先生が物騒な言葉を言い出した!!

「さっきのは心の中で念じていたんです!!それでどうでしたか!?」

「あ、すごいですよー!1000円札が出てきました!現金で出てくるのって相当凄い信仰心なんですよ!」

「小悪魔さん、このまま守屋に入信しませんか?」

「きょ、恐縮ですが私はパチュリー様に仕える身ですので・・・。」

悪魔が神様信仰するというのも変な話しだ・・・

「それにしてもお金を生み出すって大変ですね・・・私の中で最上級の敬いをしたつもりでしたが・・・。」

「どんだけあんた達気合が足りないのよ。ほら、私がお手本見せてやるわ。」

お前自分の神社の所の神様敬えよ。誰だか知らないけど

「フンヌッ!!」

アバッーー!!

「ほら、早苗!いくわよ!」

「あ、はい。」

「フンヌッ!!」

霊夢さん俺を地面に叩き潰したときと同じ仕草なんですけど・・・

「カッ!!」

「わっ!!い、一千万円出てきたんですけど!!」

絶対金だろ、この信仰の源。

「神は私を見てくださっていた!!!ありがたや!!!」

邪教・・

「それ守屋神社を貶してることになりません?」

サーセン

(うーん、この後俺がやっても当然1円程度にしかならないだろうし・・・霊夢の生み出した1千万円があれば借金返済にかなり近づくんだが・・・。)

あ、いい事思いついた。霊夢が今の4回繰り返したらあっという間に5000千万稼げるんじゃない?

「天才現れたわ!!!」

「早苗、祈らせろ。」

「だ、だめですよ~!今の一千万円でもう負荷が高すぎて・・・。」

「早苗。」

「祈らせろ。」


ヤクザだ

「じ、自分の身を守らねばっ。弾幕勝負です!」

「あら、望むところよ。」

「わーーー、皆さん隠れましょう・・・」

あ、ちょっとまった。霊夢が一千万円を地面に置いたまま戦い始めたぞ。あれを盗むぞ。

「そ、そんなことしたらレミリア様の四肢が吹き飛んじゃいますよ!!」

「びえええええええええええええええええ!!!!!!」

抵抗の意志も見せない。
確かにこちらが盗んだとばれれば当然取り返されるだろうし痛い目にもあうし・・・・どうしたものか。

「なにやってるの?」

お、タイミングのいいところに。
チルノ師匠、あそこに落ちている一千万円。あれを拾って私に渡せることが出来たら最強の証になりまっせ。
あ、でもチルノじゃ無理か。

「さいきょーのアタイに出来ない事はない!」

「すぐに持ってきてみせる。」

「(チルノさんが一千万円に近づき拾い上げた・・・)」

「射殺。」

「あぁぁ!!チルノさんが木っ端微塵に!!

グロ不回避
あ、一千万円が遠くに吹き飛んだぞ。霊夢は気づいてない。

「うー、一千万円が空から降ってきた。」

でかしたレミリアちゃん!ささ、早く帰りましょう・・・・。



・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。




「やっぱり負けた・・・・。」

「じゃぁさっきの続きね。」

「だからもう無理です。私の負荷もそうですし、同じこと祈ってももう出てきませんよ。94年待ってください。」

「そんなに待てるかっつの。」

「まぁいいわ。勝負に勝てて気分もいいしこの一千万円で我慢して・・・・。」

「ん?あれ?」

「・・・・・・・・・・・・・・。」

「カッ」


その後、幻想郷の歴史に残る天変地異が起きた。

(続く)


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