レミリアスパルタ劇場 東方バレンタインデー(後編)


前回のあらすじ。

カエンタケを入手した。

「カエンタケ」の画像検索結果

しかしこのカエンタケってのは素手で触るのも危ないぐらい危険な毒キノコらしいので、よいこの皆さんは見かけても絶対に近づかないように。
もちろん食べてもだめですよ!最近日本でカエンタケが異常発生しているそうですのでお気をつけて。


「これをワシに食わせれば毒殺完了ということね。」

最近レミリアちゃんが悪いことばっかり考えるようになったからおしおきしなくちゃ!!

「反省してまーす。」

はやい。

とりあえずカエンタケを入手したので紅魔館に帰りましょうか。

「うー、みっしょんこんぷりーとー。」

幼児言葉。
「でもまだマンドラゴラの根とフランの涙が手に入っていないのよね。どうするつもり?」

マンドラゴラの根の算段はついてます。ただフランちゃんの涙はどうしようかなぁ。
泣かす?泣かしちゃう?

「そんなことしたらこの私が許さないわよ!オネイちゃんガード!!」

オネイってなんだよ
とりあえず帰ってから考えます。

「じゃー今は何考えて帰るの?」

レミリアちゃん抱きしめつつスリスリスハスハしながら帰ります。んぎゅううーー^^


「ヴァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」

ちうちう^^

「オエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「大人が人形を抱きしめながら歩いているぞー!」

「こら、見ちゃだめだ。」

悲しい世界




・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。








==紅魔館

「なるほど。カエンタケは入手できたんですね。」

です。

「・・・触れないでおこうと思ったんですが・・・。なんでレミリアお嬢様が干上がっているんですか?」

「ぴく・・・・ぴく・・・・・。」

泣くほど嬉しかったようです。

「うがー!」

この身の代わりの速さよ。

「うーん、とりあえず残りはマンドラゴラの根と悪魔の涙ですね。」

「そういえばマンドラゴラの根を手に入れようとされてませんでした?なんでカエンタケの方が先に・・・。」

実は魔法の森にカエンタケが普通に生えてたんですよ。
なので先にそっちを回収した次第です。

「なるほど!じゃーこれから魔理沙さんに会いにいってマンドラゴラの根を探すのを手伝ってもらうように行くんですね。」

ところがですねぇ・・・。マンドラゴラの根はもう魔理沙=サンがもう見つけて保管しているらしく・・・。
渡してもいいが代わりに何か面白いもの寄越せとおっしゃってきました。

「普段から本貸してるじゃないですか。図々しいです!」

みんなおんなじことを言う。

そこでですね・・・・こんな方法を思いついたんですが・・・・。ごにょごにょごにょ。

「・・・・その方法は確かに良い方法かもしれませんが運要素が強いような・・・。」

レミリアちゃんにダメ元で運命いじれば大丈夫。

「わー私ってすごーい。」

「今まで一回もうまくいってない方法ですよそれ!」

「傷つくわ~。」

「それに図書室に大きな被害が出るじゃないですか!!今から早く防護魔法貼らないと!」(レミリアスルー

「なに?またなんか悪さでも始めるつもり?」

悪さをするのはマリーササンの方なんですがねぇ。

「おう、私がなんだって!?」

デ、デタッーーー!!

「失礼なやつだな!!」

「一応聞いておきますが・・・・。魔理沙さん今日はどんなご用事で?」

「もちろん本を借りに来たんだぜ。」

「あんたは先に本を返しなさいよ!!!」

「何度も言ってるだろー!死んだら返すぜ!!」

死んだら誰かの労力を使って返さなきゃいけないんでっせ!あきまへん!!
そんなら生きてる今のうちに人件費、つまりゼニいただきまひょ!よろしおま。

「そのえせ満載の喋り方むかつく~。」

なんでじゃ

「金かー?金も死んだらやるぜ!!額は保証しないけどな!」

「なんて図々しい人・・・・。」

今なら金じゃなくてマンドラゴラの根でOK!!!

「なーんだ、そういう狙いか。お前もいろんな方法考えるな。」

「でもこの自由奔放に生きる魔理沙様。人に言われたことを素直にやるような性格じゃないぜ!」

天邪鬼かよ。せーじゃかわいい!(超唐突
せーじゃのアイコンほしい!!せーじゃで番外編書きたい!(懇願


「ちょっと黙れ。」

すいません。

「やはり交渉決裂のようですね。」

「今日こそお縄をちょうだいするわ。」

「やれるもんならやってみな!」

実は今回は助っ人を用意しました。

「助っ人?レミリアか?」

「私の得意分野で勝負!!ツモアガリするわよ~~。」

☓得意
○下手の横好き

「たまたま運が悪いだけ。」

運命はやくいじってください。

助っ人はこちら。

「むっふーん。」

「げ、フランは反則だぜ!!今日はエクストラって気分じゃないのぜ!」

「ちょっと待ちなさい。フランを連れるなんて聞いてないわよ。」

「おう!そーだそーだ!フランを連れ出すと大暴れして本が焼けちまうぜ!それでもいいのか!?」

構わん。やれ。

「いいわけないでしょ!!」

「フラン、そういうことだからお部屋に・・・・・。」

「魔理沙と遊ぶの久しぶり!!」

「今日は手加減しなくていいって聞いてるから頑張っちゃう。」

「死ねワシ。ワシ死ね。オリバチュリーアタック!」

やめて(

「ひえっ、なんか予想と違うことになっちまったぜ!」

「こういうときは逃げるが勝ちだぜ!!」

「どこにいくのかしら?」

「ちょっとまてなんでもう分裂してるんだ。逃げられないぜ。」

「ええい、やってやるー!」

「あわわわ。とりあえずワシさんの提案とおりの展開になりましたけど本が!!防護魔法展開します!!」

「早くバリアを展開するわよ!!急ぎなさい!!」

うむ。時来るまで私は待たせてもらうぞ。というわけで続きやろうかレミリアちゃん。あ、ツモ、三色ドラドラで満貫

「びえ~。」



「あんた達も手伝わないと絞殺するわよ。」

「びえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サバイバルパッチェさんで作った罪は大きい。







・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。






「ぜーぜー。」

「分身やられちゃった。」

「フラン!後はお前自身だけだぜ!!」

「今日はもっと遊びたいからまた分身しよーっと。」

「なんだそれは!!」

「魔理沙の心臓ぱーんしちゃってもいい?」

「待て待て!!それは本当に死んじまうぜ!」

「魔理沙が死んじゃうのは嫌ー。」

「おっと隙ありだぜ!!」

あー!フランちゃんが負けるー!

「運命いじったのに。」

それが原因な気がした。

「マスタースパーク!!!!!」

ドーーーーーーン

あああああああああ!!!

「本がああああああああああ!!!!!!!」

その姿で叫ぶのやめてください

「私の勝ちだぜ!!じゃーとりあえずこの本とその本とあの本は借りてくぜ。」

「またな!」



(ビュン)


ちょっとーーー!!フランちゃんが勝つように運命いじったんじゃなかったの!!?

「運に頼るのではなく、実力で勝てってことよ・・・。」

運【命】の命はどこ消えたんだよ。
あああああ~~~フランが勝って損害賠償請求って理由でマンドラゴラの根を要求するつもりだったのに~~~!!!


「・・・・・・。」

あ、フランちゃん。大丈夫?
ごめんね、うちのレミリアちゃんがどうしようもなくだめなフレンズで

「責任転嫁。」

何一つ転嫁してません。

「ぐすっ・・・!!ぐすん!!負けたぁ・・・!ぐすっ、びえぇ・・・。」

フランちゃん、最後の泣き方はだめ、ぜったい。

「あ。」

「さささ・・・・。」

「なに?」

「も、もうなんでもないですよ~~!!は~い!!」

あからさまに不自然なのだ!





・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




「想定外ではありましたが一番厄介な涙は手に入りました。」

そして一番簡単だと思われたマンドラゴラの根がまだ手に入っていない。
うーん、これはちょっと予想外だったなぁ。

「こんなことを言うのもあれですが・・・・。明日までにてにはいります?実は製造しなくてはいけない日が近かったり・・・・。」

まじかよぉ。もう魔理沙の家襲撃するしかないな。

「捻り潰す。」

お願いですから静まってくださぁい!


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