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■備考
三国志13 PK版でのプレイとなります。


9/1

今日から9月でうs。例によってこれまでの記事は過去ログに移しましたのでジェスターの苦境を振り返りたい方は過去ログからどうぞ。

「これも全て無能な配下のせい。」

ほぼジェスターの采配ミスなのでは?
そんなジェスターに質問です。天下統一、世界征服を果たすのに重要なことは?

「そんなの武力に決まっている。」

その回答は想定内ではありますが武力による統一だけでは反発も大きいものであることは重々理解しているはず。ではその反発をなるべく抑えるには?

「武力である。」

もういい。
この質問に対して同じように、曹操もまた天下統一を果たすのには武力だけでは足りないという事に気づき始めていました。
徐々に自分の支配領域が広がり影響力を持つようになるにつれて以前の董卓のように対曹操連合といった各勢力が結託して歯向かうものが出てくるだろうと理解します。
要するにこれからやることに成す事全てに大義名分を持たせ可能な限り反発を抑えスムーズに天下統一を果たしたいと考えています。

「そしてたどり着いた応えは武力であった。」

ジェスター武力すらないんだからだまらっしゃい。
三国志時代の中国は漢室という現代日本の天皇陛下に値する人物がおり漢室を助けることは当時の全中国人にとってそれは使命でありました。
その漢室の皇帝は董卓に連れ去られて実質董卓の操り人形となっていた訳ですが、董卓亡き今どうなったかというと同じように権力を手にするために皇帝を巡った争いが勃発しています。



歴史は繰り返すといいますがどうもこの時代の歴史は3年おきくらいに同じことが繰り返されている。忘れるの早すぎん?
流石の皇帝ももううんざりしており僅かな配下を連れて都市から脱出を図りますがあっという間に危機に陥り周りに助けを求めます。



この事態を好機とみた荀ケという曹操配下の参謀が皇帝を助ければ以降曹操のやることは全て漢室のお墨付きの行動であるとしていかなり行動にも大義名分が得られるから救助すべきだと言います。こういうと聞こえはいいけど結局権力争いに参加しているだけではある。
ただ実際それほど当時の皇帝がいかに民から信仰され絶大な権力を持っていたかがよくわかる出来事であり、ゲームでも皇帝を保護している勢力には恩恵が与えられます。ジェスターには全く関係なさそうだけど。

「なぜなら私が皇帝だから。」

知ってた。

曹操は直ちに兵を派遣し皇帝の窮地を救います。曹操はこれで皇帝の命の恩人となり、皇帝に対し「こうすることが国の大儀のために今、最も重要なことである」と言うだけで「そうか、曹操がそういうならきっとそうなんだろう」って感じになり曹操は皇帝の後ろ盾を得てどんどん勢いづく事になります。



これが三国志の世界において非常に重要な出来事である種のターニングポイントでもあったといえるかもしれません。
事実これを境に曹操は大義名分を振りかざして急速に勢力を拡大していきます。



あっという間に拡大。
ジェスターもこういう強かさが必要だと思うのできちんと勉強するように。

「それでも私は武力が一番。」

もう世紀末世界にでも行ったほうがいいのでは。


9/3

今週は更新あんまりしていなかったに等しいので今日はがっつり二回分くらいの更新でーす。

「毎日そうしろー。」

笑顔でとんでもないことをいう。

前回のあらすじ。天下統一という名の世界征服(?)を行うのに最も困るであろう大義名分を皇帝を保護したことであっさり解決してしまった曹操。
以降、曹操に逆らうものは国に逆らうのに等しいレベルという形になります。紛らわしいですが三国志の時代は一応中国という一つの国の中でアメリカの州みたいに法治が異なるそれぞれの勢力が統治しているといった感じで本来であればいざというときは全ての勢力下が皇帝のために一つとなって頑張るといった感じです。

「ややこしいからジェスター様が新しい国作る。」

やめーや(
そもそもあんた滅亡寸前やろ。


「大英雄は最初から躍進するとは限らない。」

いつもサイコポジティブ。
そんな曹操ですが目の上のたん瘤である呂布への処置については忘れていません。劉備を仕留めようとしたら背後から呂布に襲われやむなく撤退し、呂布を先に倒そうとしているのですがその呂布が劉備と手を組んだことをしり流石に厄介だと考え始めます。



これは純粋に劉備勢力と呂布勢力の力が厄介というより劉備の底なしのバカさが呂布をバカレベルにバカ支援して呂布がバカ強くなるから厄介だと感じています。
普通あれほど裏切りを重ねた呂布を支援するとはだれが思ったか。しかも領土まで分け与えている訳で。


「困ったら劉備たよろ。」

あんたは中国の民じゃないしなぁ。

「ニーハオ!!中国人アルアル。」

釣語彙の悪いときだけ中国人になるあれ。
頭を悩ましている曹操の元に皇帝を保護するよう進言したあの荀ケが再び曹操に進言します。



呂布はこれまでも裏切りを何度も重ねてきており義理がないのに等しいもの。自分に利さえあるならば平気で裏切るのでそうなるよう策を講じるよう進言します。
その内容とは本物の皇帝がいるにも関わらず自分こそが皇帝だと偽った逆賊袁術を討伐する勅命を劉備に出し、がら空きになったところに呂布に襲わせるという策です。



しかしこんな見え見えの策、あっという間に関羽に看破され策は不発に終わる・・・・と思いきや。



何故か知らないけど皇帝の勅命に逆らうのはイカンと自ら罠に突っ込みます。ゲーム内で知力75くらいあるけどこの時の劉備は知力30もあるかどうかだと本当に思う。

「困ったら劉備に頼ろう。」

二回目。
しかしいくら兄者である劉備の決定とはいえ完全に都市をがら空きにする訳にはいきません。渋々というかそこは仕方ないという事で誰か一人は太守として残る事にしたのですが張飛がお留守番は俺がやると言います。しかし張飛は過去劉備がいないことを良い事に酒を飲みまくって大暴れし自分の都市を崩壊させたというとんでもない前科があり関羽は任せられないと言います。そらそうだ。




だったらお酒飲まないし暴れないし周りの言う事きくから!!って子供みたいな頼み方をする張飛。
まぁそこまでいうなら・・・っということで目付け役の曹豹を置いて劉備と関羽は兵を引き連れて袁術討伐に出発します。

それから数十日後、劉備と袁術の間で戦が起こるのですが一進一退といった状況で決め手に欠ける展開が続き戦が長引きます。
そんなあるとき。



張飛、約束を破って宴会を開きます。宴会なので当然席にお酒がありがぶ飲みしています。

「琶月がマシに見えてきた。」

琶月無能だけど性格は良い子やろ。
当然目付け役である曹豹は劉備との約束を忘れたか!と怒鳴りますが・・・




劉備に言われていたことを言っただけで100%張飛が悪いのに逆上して曹豹をぼこぼこにします。

「うわぁぁ・・・・。」

当然曹豹はこれに激怒というか劉備勢力そのものに愛想をつかし、腹いせに呂布に「今ならがら空きだから完全に制圧できるし俺が手引きするからやってくれ」っと攻撃を仕掛けるよう仕向けさせ、実際に呂布は劉備の持っていた都市を制圧しにいきます。曹豹がいなくなったあとは毎日宴会を開いていた張飛は突然の呂布の襲撃に対応できず命からがら都市から脱出し劉備の元へ向かいます。

「いや、そんだけの失態してよく会いにいったね。」



仰る通り当然関羽は激怒。張飛は死んで詫びると言って武器を取り出しますがやっぱり底なしの優しい劉備は「我々が義兄弟だ、お前は私にとっての手足だ。衣服ならば直せるが手足が立たれたら二度とはつながらぬ。」となんかよく分からないたとえを出し張飛を許します。その劉備の心の広さに張飛が兄者ぁ〜!と泣いて感激し何故か関羽も「流石は兄者・・」とさっきまで張飛に死んで詫びろと言っていた側とは思えぬ掌返しを見せそして劉備の謎のスピーチで数多の男の心を掴んで兄貴ぃーとまた何故か人が増えていくってもう何回これ繰り返せばいいんだよ。


「ねぇ、劉備勢力って実はお笑い芸人?ってか本当に主人公なの?」

まぁ実際三国志演義ではこの劉備率いる勢力こそが実質の主人公なのは間違いないわけで・・・。この劉備の大迷走は後に加わる諸葛孔明が来るまで続きますがその諸葛孔明が来るのはまだ10年も先の話です。
よくそれまで劉備生きていたなって思う訳ですがそれだけ劉備の運が強いっていうことでもあり・・・。本当に運だけで持っている勢力といえるでしょう。



ただ何にしても再び都市を失い、優しくしていた呂布に裏切られたという事実は変わりません。
結果的に曹操の計略は成り邪魔者である劉備を実質排除したことにもつながります。



勢力図はこのように。劉備、再び都市一つに。ゲーム的には都市を持っていることになっていますが現実ではここを根城にしていただけで決して統治していた訳ではありません。そういう意味では完全に振り出しに戻ったと言えます。実質ジェスター以下。

「なんてことだ、これでは頼りたくても頼れない。もう劉備に用はない。」

ここにも高速掌返しメーンが。


9/7


さて、前回のあらすじ。呂布と劉備の仲を引き裂く策が見事に成り劉備勢力は事実上零細企業ならぬ弱小勢力に。そして逆に劉備の持っていた領土を根こそぎ奪った呂布。これで三度目の裏切り。もはや誰が呂布を信用しようというものか。
しかしその裏で動いていたのは曹操だということは割と知れ渡っており、やはり曹操は近い将来この中国大陸の覇権を握るかもしれない。そう危機感を覚えた何人かの弱小君主が曹操抹殺の策を検討しそして実行に移したものがいます。



ある日、スーパー弱小勢力の1人である張なんとか(弱小すぎて名前分からない)が曹操が保護している皇帝を奪おうとしているという報告が入ってきました。そんな舐められた事をしでかそうとしている奴に激怒した曹操は大軍を出して逆に滅ぼしにかかります。
曹操の大群が張なんとかの都市を囲い込んだその時、一人の使者が現れます。その使者曰く、張なんとかが皇帝を強奪しようなどとそんな大望を持つような器にあらず。何かの誤報であろうと言います。曹操は「もし本当にそうならば直ちに門を開き我が勢力下にはいることを誓え」と言い、使者はそれを快諾します。



曹操を持てなす支度も整っているから遠慮なく寛いでもらうよう招き入れます。

「随分用意がいい。」

罠の匂いがぷんぷんしますねぇ。



美女のあからさまな接待。これに曹操はすっかり気をよくしてしまい「このように厚くもてなされるとは遠路はるばる出馬してきた甲斐があった」とすっかりご満悦。
曹操の息子が「しかし明らかに怪しい。警戒されたほうがいい」と上申しますが曹操は大丈夫だと聞く耳持ちません。
しかし今回は曹操の息子の方が正しく、宴の裏で名高い曹操の武将たちの武器をこっそり盗み出し反撃出来ない状況を作り出していきます。
そして酒が回って鼾をかきながら眠りについていたまさにその時。



突如の敵襲。これには流石の曹操陣営も全く迎撃の用意が出来ていなく万事休す。



食事のご馳走の次は刃をご馳走してやれっと中々粋なことをいう。

「曹操死んだ?」

まぁまてまて。



流石の曹操ももはやこれまでかと死を覚悟する所まで追い詰められます。あの曹操にこれほどの事を言わせるとはすさまじい策ではあるのですがやはりこの弱小勢力の君主の名前が思い出せない。
しかしその時、「罠の気配がする」と上申したあの曹操の息子が馬を引き連れて曹操の元にやってきました。馬は一頭しかいませんが曹操の息子は迷わず馬から降りては父さえ無事ならば命など喜んで投げ出すと言い、半ば強引に曹操を馬に乗せて走らせます。



「なんという親孝行・・(?)」

曹操はすまんと一言だけ声をかけてこの場から走り去り何とか危機を脱しました。
しかしその代償は重く、典韋といった名将に馬を渡した曹操の息子等数々の武将が曹操を逃がすために命を落としました。息子の命より自分っていうこの辺りのエピソードが曹操を冷徹イメージに紐づいている気もしますね。
まぁ劉備は劉備で趙雲が命がけで連れてきた阿斗を地面にたたきつけて「我が息子より趙雲、君のが大事だ!」とかいうシーンなんかから見て多分自分の子供に冷たいのは三国志全体で見れば普通なんだろう。



それはともかく、ジジィと典韋は絆を結んだ間であったため典韋を殺した相手を仇として見るかどうかの選択肢が出てきました。仇とみなした場合、戦場に仇がいる場合は操作不能となり仇に向かって一直線に飛んでいくことになり事実上のデバフです。特に典韋に思い入れはないのでいいえを選びます。

「薄情。」

貴方に言われたくはない。


9/8

中国大陸で数多な歴史シナリオが展開されている一方で、割と変な物語が展開されている所もあります。
まぁジジィとジェスターの事ではあるんですが・・・。

「誰が変な話じゃい。今に世界征服して見せるからよーくみておけ。」

はいはい(
ジジィはジェスターの拠点に向かっている最中ですが子供が大きくなったのでちょっと寄り道しています。



どうみても父親と娘じゃなくておじいちゃんと孫なんだよなぁ。
あと娘の顔がなんかノノワっぽい。

子供が4歳を超えると育成方針を決めることが出来ます。その子供がどんな能力に才能があるかを確認して基本的には一番才能の高い能力を伸ばしていくみたいな感じで特にこれといって複雑な育成システムがある訳ではないです。



ノノワちゃんは武力が得意なようなので武力重視で育てていきます。まーたゴリラが作られてしまうのか。

ジジィとその娘が三国志に一体どんな影響を与えるのか。
普段日記を書かないようなセーブデータで遊ぶときもこの歴史に与える影響を考えるってのは結構好きなんですが・・・。
お遊びでやったとある事が意外な事になっていてちょっと面白かったので紹介します。



孫策率いる呉に変なのが紛れ込んでました。

「変なの?誰?」




こいつ。

「なんか見たことある!!!!」

何で怒りながら言ってるの。
これ私です。能力全て1にしているので琶月以下の無能なんで雇ったら確実に足引っ張る事になる最弱キャラなんですがどういう訳か強豪勢力である呉に就職していました。
ちなみに写真はラスベガス旅物語のグランドキャニオンから。

こんな能力値なんで内政で仕事してる武将の雑用させるぐらいがせいぜい活躍できる場所ではあるんですが・・・・。




何故か名だたる名武将達に紛れて一緒に出陣していました。完全に浮いている。


何しに一緒に出陣してるんだよ俺wwwそこらへんの一兵卒より弱いんだぞ。

「えらいえらい。ちゃんと呉の足を引っ張ってるんだね。」

「ジェスター様が強くなったら足引っ張った呉と一緒に踏みつぶしてあげよう。」

逃げて俺。
経歴を追ってみたらどうも呉に就職する前は黄巾賊に就職していたらしい。完全にただの俗物じゃねーか。ジェスター勢力の行方も気になるけど俺の行く先も気になると思った今日この頃。


9/14




三国志大陸もすっかり強豪・中堅勢力で固まりだし弱小勢力はまだ残ってはいるものの概ね蹴散らされました。
今まさに左下の弱小勢力も葬られそうになっていますが・・・。

「英雄出現の物語はやはりドラマチックでなければいけない。こんな状況かで逆転したらジェスター様凄いってなる。」

語彙力(
そんな中、中堅勢力である呂布勢が懸命に抗っています。



しかし相手は曹操。武将の質では勝っていてもその圧倒的な兵力差は如何ともしがたい。まさに劉璋とジェスター軍と同じ構図です。



呂布の娘という設定のリョレイキもかかんに突っ込みますが曹操勢力の兵力が約7万とこれはいくらなんでもえげつなすぎる。
仮に劉璋がこの兵力でジェスター軍に突っ込んだらもう一巻の終わりだな。

「もうStellarisと同じ二の舞はいやだよ。」

大丈夫です。Stellarisの時は本当にどうにもなりませんでしたが三国志は武将の質で勝っていれば何とかなります。
ちなみにリョレイキはこの後ちょっとしたイベントがあるので今のうちに絆武将になっておきました。



いったいジジィのどこに魅力を感じて絆を結んだのか。そのままのめりこんだらまた結婚させられちゃうゾ。

それから数か月後。



呂布の懸命の抵抗むなしく197年に呂布軍は滅亡。これは三国志無双シリーズをやってる人なら呂布は最後に負けて滅亡してしまうというのはよくご存じのはず。
数多の裏切りを重ねて生へ縋り付いた呂布ですが最後に待っていたのは曹操に見られながらの打ち首でした。ちなみに死に際に兵と馬を与えてくれたら中国大陸をすぐに制圧して曹操に献上するから助けてくれと命乞いをしたという伝記が残っていますが三國志の伝記は各武将の伝記と照らし合わせて読んでみると全然発言が一致しなくこれが事実かどうか割かし疑問が残ります。



というわけで董卓討伐連合から始まった呂布の物語はここに幕を閉じる形になります。最後に差し伸べられた劉備の厚かましいほどの恩義も裏切ったのは流石に呂布としてはまずかったろう。



ちなみに呂布とは絆を結んでいたので打ち首にした曹操を仇として見るかどうか選択肢が求められますが例によってデメリットしかないのでここはいいえ。ジジィは打算的。
一方、父が殺されたことで復讐に燃える娘が一人。



呂布が殺される前、リョレイキは曹操の勢力にほぼ確定で仕官するのですが父が殺されるのもまた歴史シナリオの都合上確定のため、父を殺した勢力からはとっとと離脱して仇を狙うため下野します。
下野した時に絆を結んでいれば仲間にすることができるのでここで仲間にします。



天下のためっていうのは完全に曹操を敵としてみた発言なんだよなぁ。



ちなみに能力値はこんな感じ。申し分なし。知力の低さはやはり父親譲りなのか。

余談ですがリョレイキは架空の人物なので仮にここで仲間にしなかった場合、乱数に従ってランダム行動に出るので曹操以外のどこかしらの勢力に仕官します。ただ経験上袁術だったり袁紹だったり碌な勢力につかず可哀相な事になる事が多い印象。ジェスター勢力で存分に活躍するがよい。

「ところでいつになったらジジィはこっちの所までくるの?」

色々とらぶっててまだ時間かかりそうです。持ちこたえて。

「かっー!!つっかえ!!」

到着したら滅茶苦茶優秀な仲間になるから。


9/15

呂布勢力が懸命に曹操に抗っていたそのころ、ジェスター勢力では一つの奇跡が起きていました。



何故か一部領土を取り返しています。

「名君!!!!!」

いや、守るべき所を戦力分散させてる愚君とでもいうべきか。

「すぐに1都市取り返して見せる。みてろみてろー。」



どういうわけかあれほど劣勢だったジェスター軍が兵力、攻防共に上回っている!!!奇跡だ!!!!


「やはり名君!!!!!!!!!!!」




あの、もう一方から2.5万近い兵が迫ってきているんですけど大丈夫っすか?

「ヌワッー!!この雑魚を蹴散らしたら急ぎ反転!!!!」



兵力差は圧倒的ですがやはり長い時間かけて行軍しているせいか劉璋側の士気が激減していて攻防がかなり低い事に。約2.5倍の開きがあるので兵力差はギリギリなんとかなるか?
しかし仮にこの部隊を退けたとしても後がないぞ。大丈夫か?

「こんなこともあろうかと援軍を頼んでおいた。いけっ。」

援軍?



!?



劉璋側勢力の都市が謎の陥落。どうやら蛮族が湧き出て潰したらしい。よかったな、永昌に来なくて。


「蛮族と交渉して建寧にある金品、女、子供全部さらっていいって伝えた。」

さらっと今までで一番酷い事言わなかったか?

確かに建寧が崩れたのであればしばらく時間稼ぎはできそうです。うーむ・・・ジェスター勢力・・論理感的にもおそるべし・・・・。


9/17


前回のあらすじ。ジェスターの謎の力で建寧が蛮族の手によって陥落。時間稼ぎするだけの時間を確保。



ただ中立地帯になっただけで陥落した建寧自体はすぐに取り返されてしまっていました。

「あのさ、ジジィのアイコンの位置がまだ中原にいるんだけど本当にこっち向かってるの?」

今から向かう(蕎麦屋感並発言
これが本当の最後の寄り道です。



198年になってくると馬一族が徐々に勢力を広げ始め曹操と対立するようになります。そして後に五虎将軍の1人である馬超がこの時まだ馬一族の勢力に所属しています。
この馬超が覚えてる戦法が非常に強力でこれを覚えることが出来るかどうかが今後の戦に大きく影響を与えると言っても過言ではありません。何としても馬超に技を教えてもらいたい所。

しかし馬超の武力は90超えでしかもこの頃は戦続きなので機会に恵まれても覚えられるかどうか本当に難しい。
だがジジィはいつもミラクルを起こす。





何故かのレベルで馬超に勝利。この時武力65。差は30近くあるのでまともにぶつかっては勝てないのですがやはり武力60超えになって一騎のスキルも上がってくるとプレイヤーならだんだんと勝率が高まってくる。



何故か曹操の文官に関心される。お前なんで馬一族の領土にいるんだ?



もはや奇跡の確率を手繰り寄せ猛将突撃を伝授してもらいました。以前関羽に軍神を教えてもらっていましたが使いかってはこちらの方が遥かに上。
これでジェスター軍に所属する準備は完全に整ったのでこれで安心して合流出来ます。

次週!!ジジィついにジェスター勢力に所属し天下統一始めるの巻!お楽しみに。

「天下統一したらこの世のすべての金銀財宝を徴収して持ってこさせよう。」

天下統一してはいけない気がしてきた。


9/21


前回のあらすじ。馬超から猛将突撃の戦法を教えてもらう。ついでに仲を深めて絆を結ぶ。



「いいからさっさとこい!!」



「一生懸命抑えてるけどそろそろ限界が来るんじゃぁーー!!」

はいはい(
確かにいい加減ピンチなのはわかっていたので真面目に向かいます。

ゲーム内時間で開始して15年。ジジィも30歳を迎えようやく・・・。



ジェスター軍本拠地、永昌へたどり着きました。しかし蜀の道は本当に長かった。何故かキュピルが出陣中。恐らく建寧を攻撃しようとしたんだけど



また敵襲がやってきて慌ててUターンしているっぽい。
とりあえず街中に入る。



「ううん・・・この訓練で大丈夫でしょうか。」

今やっとジェスター軍の兵士の質がお粗末な理由がわかった。お前の仕業か。

琶月の足かせは想像以上に大きかった。無能な重役はいかに組織をどれだけ腐らせるかよくわかる実例である。

「やっぱり琶月の仕業かー!」

「これでも一生懸命頑張ってるんですぅー!」

むかつく(
しょうがないからお手伝いする。



顔がでかい。



キュピル部隊が結構劣勢っぽそうで突破されそうなのを見て防衛を手伝わないとやばそうだと判断し、即座に仕官。
これで名実ともにジジィもジェスター軍の仲間入りとなります。



ご迷惑でなければ(



顔でかすぎ。

「骨身を惜しむ出ないぞ。」

はい(



というわけで長い長い序章でしたが今日から本格的にジェスター軍の覇権狙いが始まります。
これまで絆を結び続け、同志として引き連れてきた武将、嫁、子供全員がジェスター軍に入ったのでこれまで6人しかいなかったジェスター軍の武将も一気に16人に増え人材が潤いました。どれも精鋭揃い・・・どころか一部呂布並の武力を持っていたりと化け物が加わっているので劉璋なんかもう目じゃないはず。
しかしジェスター軍に入ったら即座に軍隊を動かせるかというとそういう訳でもなく、何事にも順序がありお役所手続きがあり・・・・。それについてはまたの次回。本日はここまで!


9/22

前回のあらすじ。ようやくジェスター軍に仕官。ジジィの頼もしい仲間をたくさん引き連れてみんな入ったのでここから一気に天下統一を目指します。

「骨身を惜しむ出ないぞ。」

こいつ(

さて、仕官したことでいわばフリーランスからサラリーマンになったわけですが通常仕官した直後は階級が低くく、いわば新卒のような扱いのため基本的には上から与えられた命令をこつこつこなしていき、実績を積み重ねていくことで昇進。いずれは現実で言うところの課長、部長、本部長みたいに昇進していって自分の裁量で決められる事が増えていくといった感じです。そのため今のジジィの一存で出陣して都市を落とす・・・なんてことは出来ないのですが・・・。



太守(その都市の政治を全て任せられてる役職)であるルイが速攻でジジィを軍事の重鎮に任命。軍事担当なので当然出陣も可能。これは非常に幸運・・・っというか今ジェスター勢力に何が足りていなくて何を補うべきかルイはジェスターと違ってよくわかっていた模様。

「今何か悪口いった?」

言ってないです(嘘



今真っ先になんとかしなければいけないのは襲撃しにきている劉璋勢力の軍の迎撃。キュピルが頑張って食い止めていたけれど多勢に無勢といった感じで流石に食い止められなさそう。
キュピル軍は壊滅し、早馬にのって帰還するキュピル。琶月と違っていつも捕虜にならず抜け出せてるキュピルは名将。

「琶月は多分馬に乗ってもすぐ落馬して捕まってるんだろうなぁ。」

「捕虜になり、せっかく脱獄してジェスターさんの所に帰ってきたと思えば使えないだのなんだの罵詈雑言浴びせられて可哀相な琶月さん!」

自己紹介が長い。
とにもかくにも迎撃の準備を整えます。



まずはキュピルと接触です。どうやら遠い地で行った詐欺まがいのような謎の結婚と絆物語は遠い地にいるキュピルにも聞き及んでいたようだ。
そんな怪しいジジィがキュピルに出会って最初にやったことは



「これを持つと寿命が延びる」とかいうこれまた怪しすぎるお札を渡す事だった。これにはご本人も困惑まったなし。

「えぇ・・・」

怪しすぎてジェスターもドン引きするレベル。
もしこのゲームそのものが長引いてご臨終されたら非常に痛いのでキュピルにはなんとしても長生きしてもらいたい。



そして都市の全兵力を用いて編成。軍事の重鎮に命じられたとはいえ、キュピルなど一部の武将はジジィよりも役職が高いためそういった武将はジジィの名で編成に加えることが出来ない。そのため基本的にはジェスター勢力に入る前に仲間にした武将や嫁で軍を編成する形になる。私兵もいるしジジィが本当にジェスター勢力に加わったのか甚だ怪しい。



そうしてジジィ率いる軍隊と劉璋率いる隊が激突。ついに初めて戦闘画面に移ります。前振り本当長かったなぁ、これ。
しかし相手が法正とは初っ端から大物相手に戦うなジジィ。

「ジェスター勢力の残存兵力はその6385が全てだ。これを失う事はすなわち都市防衛戦力が丸裸になることと同義だ。その点重々把握したうえで戦え。」

うーん、この上から目線。いや、上なんだけど。
しかしプレイやーが操作するとどれだけ強いかってのを見せつけてあげましょう。次回、戦闘回です。


9/23


ついにジジィが初めての戦に出ます。

「お手並み拝見。なおぼこぼこにされて帰ってきたら即座に処刑する。」

それを言ったらキュピルも琶月も何回も処刑されているのでは。



戦闘画面に入ると最初にマップが表示され、次に特定のポイントに罠などを仕掛けることが出来ます。三国志的に言うと策なのですがジジィも味方も殆ど戦をしたことがないので今時点では献策も殆どなく、無策で戦わなければいけません。策は戦況をひっくり返すくらいに強い効果もあるのでゆくゆくは策を鍛えるのも大事になってきます。
しかしまぁ劉璋はこの長い行軍で兵の士気がだだ下がり状態で普通に一部隊ずつ囲んで殴れば簡単に排除できる状態なのでまとまってる所をぶつからずに体当たりすればそれだけで勝てるでしょう。

というわけで戦開始です。



今回ジジィが一番偉いので全部隊を指揮できますが例えば戦闘にキュピルやジェスターなど自分より偉い部隊がいるとその部隊はAI判断で動きます。上司を支えてあげるような戦い方も案外やってみると楽しかったりするし、それが周瑜や曹操で戦が終わった後に良い戦果を認められて昇進したりするとちょっと嬉しくなったりもする。

それはさておき、戦は全部隊が全滅するか本陣が陥落すると勝利/敗北となります。



どうやら今回劉璋は殆ど本陣に突っ込んできたようですが足の速い部隊が一人で突っ込んできたりバラバラにやってきたりとまとまりに欠いている模様。こういうところを全部隊で叩くと楽に排除できる。



孤立してる舞台に馬超から教えてもらった戦法を発動。猛将突撃は部隊が一直線にしか進めなくなる代わりに絶大な攻撃力を発揮するという端的に言って強技。



死んだ人間の後光みたいで草。



この凄まじい攻撃に劉璋の1部隊は一瞬で壊滅!こちらの被害は僅か5人。

「まじか。」

まじです。
1部隊の排除に成功し、遅れてやってきた残り二部隊も囲んで撃破。バラバラにやってくるもんだから全く痛くもかゆくもない。



分散して進んでいった劉璋の兵が遅れてまたやってきた。さきに2100近く兵のいる部隊を撃破し・・・



最後に残った1部隊を撃破。これで劉璋側は全滅。戦は勝利に終わりました。



被害はたったの500。そのうち331人が負傷兵で都市に帰って時間が経てば回復するので実質的な被害はたったの170人です。

「え、まじ?」

1万ちかくいた兵を相手にこれだけの快勝。少なくともAIキュピルやジェスターでは無理でしょう。

「すっっごーーーーい!!ジジィやるじゃん!!」



「ジジィがルイより優秀だってことが分かったので永昌の太守を命ずる。自由にやれ。」

戦果あげた途端急に掌返ししてきてリアルジェスターかと思った。

とりあえず目の前の危機はこれで解消されました。
ここから反撃に転じる訳ですが今の兵力ではちょっときつい所があるのでその前に戦力増強を図ります。次回、ジジィ身の回りを固めるの巻。


9/28

前週のあらすじ。ついにジジィがジェスター勢力に仕官。ここからはジジィもジェスター勢力の天下統一へ向けてようやく動き出します。
前回で劉璋の軍勢をほぼ無傷で追い返し、永昌の太守になったところで終わりました。

「ジジィの活躍っぷりを見るにこれはもうヌルゲー確定だね。」

そうやって油断しているからすぐ足元すくわれるんだよなぁ。
正直ここはひとつの山場でちゃんと乗り越えられるかどうか現時点では不明です。なんせ今のジェスター勢力はたったの一都市しかない超弱小勢力のわけで。
ジェスター勢力をここからトップに押し上げていくには文字通り一致団結して事に当たる必要があります。絆を結んだ武将同志が戦に出ると能力値にボーナスが入るため兵力で劣っている分を能力値で何とかカバーします。
そのため戦に何度も駆り出されることになるであろうキュピルと絆を結びます。



キュピルと舌戦。ジジィの知力30とかいうやはりアホっぷりにどうしても笑う。しかしジジィの謎の屁理屈でいつも相手は屈服する。



ほんとにぃ?ジジィに騙されてない?



ともかく、ジジィとキュピル。無事に絆成立。これで一緒に舞台に組み込んだ時の戦闘能力値に期待がもてます。
ついでにファンとも絆を結ぼうとしたのですが・・・・。



あいやー、流石にこれは勝てない。知力が諸葛孔明並なのはちと盛りすぎた。というか衣装が青いだけでもはや諸葛孔明。

ファンよ、それだけの知力がありながらなぜジェスターを導けぬのだ。

「ファンに任せると心配だから軍の指揮は私がしている。」

それが全ての誤りなんだよなぁ・・・。
ちょっと短いですが本日はここまで。


9/29


「さぁ、天下統一に向けていざ出陣せよ!!」

まぁまぁ。今時点の兵力がたったの6000ぽっち。これではとても攻略できません。

「嘘つき!!!!」

何が。
兵を増やすには内政で民心を高める事と、役職によって徴兵を行うことが出来るのでその徴兵を繰り返して兵力を高めるしか方法がありません。どれも時間がかかるので兵力が充実するまで少しの間待ちが必要です。

「仕方ないな。せっかちの私が待っているんだからありがたく思う事。」

毎度毎度何様なのだろう。

「ジェスター様。」

だまらっしゃい。

我々が兵力を充実させるための処置をとっている間、例のこの人たちにも動きがありました。



もはやここでは3バカとも呼びたくなってしまいたくなる劉備・関羽・張飛。その三人に曹操が大軍率いて襲来してきているという知らせを受けどう対応するか協議しています。
その兵力差は恐らく30倍以上はあったことでしょう。

「流石にそれは勝てない。逃げた方がいい。」



が、そこは脳筋代表張飛。夜襲を仕掛ければイチコロと提案。これに劉備も「さんせー!」と言って実行される流れに。関羽は都市でお留守番です。張飛をお留守番にさせないのは先日の出来事にあった事件を顧みてだろう。

「夜襲を仕掛ければ勝てるものなの?」

まぁワンチャンスはあるでしょう。やはり戦う準備が出来ていない所にいきなり矢を飛ばされては何も防げずやられてしまうのが当時の時代。
刺されば劉備にも勝利の目はあったのでしょうが。



やはり戦術・戦略の神と毛沢東に称賛される曹操はその程度の浅知恵は速攻で看破。あっさり劉備勢力はフルボッコにあいます。

「あーあ。」



命からがら逃げだした劉備。張飛とはぐれてしまい仕方なく袁紹に頼ること。袁紹は黄色の勢力のところですね。この当時では一番の大勢力です。
一方の関羽。劉備と張飛が逆襲にあっていた時に同時に曹操軍に襲撃を受けていました。挑発に乗って都市を飛び出て迎撃しにいったらもぬけの殻となったところをあっさりと曹操に取られてしまいます。

「ばかなの?」

こういっちゃなんですが劉備勢力は有名な諸葛孔明が入ってくるまでは本当に烏合の衆で戦術・戦略に関しては素人クラスです。だけど関羽と張飛が一人で1万人の兵をぶっ殺せるぐらいにキチガイじみた武力を持っていたからそれで何とかなっていたというもはや山賊のような(ry



劉備の言いつけを守れず都市を奪われた関羽は己の命と引き換えに曹操の首をあげると誓い突撃。もしこの時本当に突撃したら多分曹操は死んでいたかもしれない。関羽とはそういう人である。



関羽が突撃しようとしたその時、張遼が関羽の前に立ちます。張遼は元呂布の部下で呂布の最後の時まで一緒にいた武将です。しかし呂布と違い忠実な所を曹操に気に入れられ以降は曹操軍の主力武将として働く有名武将の1人です。中国には有名なことわざみたいなものがあって「張来来」という単語があり、これは日本で言うところの「泣くとナマハゲが来るぞ」という言葉です。その言葉の語源となるほど有名な人物の1人ということですね。

「ジェス来来」

語呂が悪い。



張遼は関羽と戦いに来たのではなく、曹操の配下に向かえるために来たと伝えます。曹操は関羽の義一筋な所をいたく気に入っており何としても配下に加えたいと躍起になっていたのです。曹操が執拗に劉備をぶっ殺そうとこの先何度も軍を差し向けるのはもしかしたら関羽がどうしても欲しいからだったのかもしれない。
関羽は主を変えるつもりは毛頭ないと伝え一度は断りますが、張遼に今ここでむきになって突っ込み死ぬ事こそが劉備と交わした桃園の誓いを破るものであり関羽こそが不義であると言いくるめられます。
渋々関羽は張遼に三つの条件を曹操が承諾してくれるなら曹操勢力につくと言います。

1つは降るのは漢室に対してであり曹操に下ったのではないというもの。
2つめは自分だけでなく都市にいる劉備の嫁や子供に対しても自分と同等の知行を与え何ぴたりとも曹操勢力の者を近づけさせないこと。
そして3つ目は劉備の行方が分かったら直ちに曹操の元から離れて劉備の場所へ駆け付けるという条件です。



「それ曹操の配下になったといえる処置なの?」

まさに仰る通りで。



曹操も始め2つの条件を飲むのは造作もないが最後の一つは関羽を召し抱えたことにならぬと困惑します。
しかし張遼は関羽は忠義に厚い男であることを逆に利用し、一層関羽を厚遇しその心を掴んでやればよいだけのことと言います。
曹操も「なるほど」と納得しこの条件を承諾。関羽を自分の元へ迎え入れます。

「賄賂を贈って自分の元へ何としても抱え込もうとしたというわけね。」

「その心構えは好感が持てる。」

すぐ金で問題を解決しようとする。
こちらのお話はちょっと長く一回の更新ではまとめきれませんでしたので続きはまた明日。この話は関羽の劉備に対する忠義を表すエピソードで私も結構好きな話なんですよね。この話はコンテンツの中にもまとめておきたい。というか蜀こと3バカの話は面白いから好き(失礼


9/30


前回のあらすじ。劉備と張飛が曹操に夜襲を仕掛けたらあっさり見抜かれてて逆に返り討ちにあい、劉備・張飛・関羽は散り散りとなってしまった。
そして関羽は劉備が見つかるまでの間、仕方なく曹操の元に身を寄せる事となりました。

曹操は関羽の心を何としてでも掴んで主を劉備から自分へ変えようと数々の財宝や美女を関羽に贈りますが、関羽の心はいささかも動きませんでした。

「なんと忠実な男・・・」

しかしとある贈り物をしたところ、全く微動だにしなかった関羽が大はしゃぎして喜びます。



それは呂布が乗っていた赤兎馬でした。赤兎馬は一日に千里は走るとされる名馬で三国志のお話の中では最も優秀かつ屈強な馬として有名です。



馬一頭でこんなにも喜んでくれた関羽に曹操は少しびっくりしていますが、その喜んだ理由について尋ねてみると「一日に千里は走るとされる赤兎馬さえあれば、劉備の行方がわかったとき一日にして駆け付けることができましょうぞ」と答えます。



結局劉備の元へ早くたどり着けるから喜んでいたのであり、決して赤兎馬を貰った事自体を喜んでいた訳ではないとしった曹操は落胆しつつも関羽の主を思うその誠実な忠誠と義にますます惚れてしまうのであった。
それにしてもこの関羽の異常な劉備想い。傍から見てしまうと若干ホモォ的な何かを感じずにはいられない。曹操はただの人材マニアなだけだけど。

「しかし財宝や美女を与えられても全く揺れ動かず、主に忠義を示す関羽。確かに君主としてはほしくなる人材である。」

ジェスターは財宝与えられたらコロッと寝返りそうですけどね。

「私は常に強い者の味方であり弱いものの敵である。」

最低だーー!!



一方そのころ、肝心の劉備はというと袁紹に匿ってもらっている身でありつつ大義のために共に曹操を討ち果たしましょうぞと言います。
共に討ち果たすと言っても劉備側の戦力は0に等しく厚かましいことこの上ない。

一応袁紹は快諾しワハハと笑いながら大船にのったつもりでいろーと宣言。一応劉備も名家の血が流れる者として認めてはいるのですがあれ劉備の自称で本当にそうなのかは現代でも謎と言われている部分。



こうして再起の時が来るまで袁紹勢力に寄生することになった劉備。共に曹操を打倒しようと宣言してますがその曹操勢力に関羽がいるなどとは露ほども思わず。
果たして3バカ達の行く末はどうなるのか。気になる所ですが今回の歴史シナリオはいったんここまで。

「まぁ確かに三国志の面白さがなんとなくわかってきた気は素する。歴史って単語だけ聞くとめんどくさく感じるけど実際に読んでみると漫画的なシナリオを感じたりしなくもない。」

なんか回りくどい言い方ですね。
今の所三国志の世界は歴史通りのシナリオが展開してっていますが我々ジェスター勢力が拡大するにつれてIFシナリオが展開されていく形になります。
この三国志界にどのような影響を与えていくのかという面でも注目したいところ。本日はここまで!


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