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■備考
三国志13 PK版でのプレイとなります。


5/1


前回のあらすじ。曹操が攻め込んできた。司馬懿を部隊長としているためこれまで戦ってきた無能とは違う超優秀なステータス・兵法持ちに苦しめられるジジィ。



とにかくAIが賢い。やっぱり部隊長が違うと明らかに動き方も違う。気のせいかもしれないけど。



孤立したところを叩いて各個撃破を狙うのはいいんだがそうするとこちらの本陣を叩かれて即陥落してしまうのでどこまで深追いするかが難しい。



そうこうしているうちに関所の1つを滅亡したはずの五道米勢力に取られる。都市制圧したばかりで民心も低かったからか暴動が起きてしまったらしい。
雑魚勢力とはいえここを抑えられると蜀から援軍を出すことが出来なくなり孤立してかなり厳しい。
大変不本意だがここは漢中を放棄して一時成都まで軍を撤退。都市を五道米に明け渡すことで緩衝地帯とし一時的に曹操領土と隣接しない形へ持っていく。ジジィがジェスター軍が来てからの初の撤退だが無理して兵を全力投球し続けると予想外の事態が起きた時に対応できなくなるのでここは引きの一手。



流石に今は曹操とまだ戦うべきではないということがよくわかった。このまま相手すると間違いなくこちらが滅亡する。戦争し始めた中で同盟組もうとか虫の良すぎる話だが何としても曹操が五道米飲み込む前に同盟関係に持っていかなければここで終わる。というかマジで終わる。10ヵ月近く続いたコンテンツがここで滅亡ENDとか冗談じゃない。
ジジィが直接同盟結びに行けば最短かつ確実に同盟結べるだおるがジジィなしでは曹操の猛撃を防げるとも思えない。仕方ないので呂蒙さんに交渉しにいってもらう。
っていうかいつの間に呂蒙なんてうちに来てたのか。何で呉の重鎮がいつのまにここにいるんだ?孫権に嫌気でもさした?うちとしてはありがたいけど。

しかし忙しいときというのは本当に重なる。



うへぇ、ここで劉表と停戦失効間近かよ〜〜!!

「ここで今日私初登場。切羽詰まってるね?」

そりゃもう切羽詰まりますよ。今ここにきてジェスター勢力は最大のピンチを迎えてるといっても過言じゃありませんもの。表面上はまだ崩れてないように見えますけど一度崩れると基本的に立て直しが難しいゲームなので・・。

「まぁまぁ。確かに劉表との停戦は終わるけど別に停戦空けたらすぐ襲ってくるという条約じゃないしこないかもよ?」



来たけど。

「えへ。」

えへってなんだよ!!

こりゃ流石にあかん、劉表もかなりの兵数を持っているので即刻停戦しないと対曹操及び元々の計画にあった馬騰勢力吸収用の兵力を失ってしまうのでここはジジィが即刻停戦しにいく。




いつものうさん臭い交渉で重鎮もろとも全員ジジィの意見に賛同させる。



これには劉表もびっくり。渋々再び矛をまた収めるのであった。ジジィ、もはや妖術染みた交渉である。




これで再び二年間停戦。よくみると劉備とは同盟組んでる。この辺は史実通りか。まぁ正確には同盟も何も劉備はこの時実質劉表勢力に所属していたようなもので何ちゃっかり自分の都市扱いになってるんだみたいな感じではあるが。

蜀を制圧してからどうにも休まる展開がないのだがもしやこれ天下統一するまでずっとこの調子で戦いが続くんじゃなかろうかと思えたところで本日はここまで。


5/8


前回のあらすじ。曹操の怒涛の攻撃と五道米勢力の反撃ににっちもさっちも行かなくなりたまらず撤退。
五道米勢力が復活して国境が隣接していない間に曹操と和平を結んで同盟になりたかったのだが・・・。






おまっ、オマエッーーー!!!何やってんねん!!!!同盟結ぶまで攻撃すなっ!!


「なにっーー!!この私が自ら行動してやってるのになんて言いぐさ!!そこの牢屋で反省せい!!」

なんてことを・・。三国志内の武将だったら謀反を起こすレベル。



ところで、ここ最近ずーっとジェスター編が続いていましたが久しぶりに歴史ドラマが発生しました。
待ちに待ったあのイベントです。






一度散り散りとなってしまったものの、前にめでたく義兄弟三人が合流。史実とは異なり曹操に一度仕官していたあの趙雲も無事劉備勢力に加わって旗揚げしました。
歴史ドラマは特になかったためまるで何事もなかったかのように淡々と過ごしていたかのように見えますが史実では割かし忙しかった時期だった劉備達。単福こと徐庶を強引に引き込み一時期劉備の軍師役を勤めていました。
この徐庶、現代で言うところの学生身分で学生でありながら劉備の右腕ともいえる軍師の枠に強引に採用されて苦労していたりするのですが劉備の雑兵で精鋭の曹仁率いる軍隊を見事迎撃したりと何気に大活躍。
劉備は個々の武将の戦闘能力は高いのですが知の部分がからっきしでその知の部分を埋める徐庶の存在は脅威と感じつつもいつもの人材マニアの曹操が徐庶に目をつけ、嘘の手紙を送って魏側へと引き抜きます。
魏の元へ引き抜かれた徐庶はその後、劉備のために魏へは一切の献策をしないなどの忠義を見せるのですがそれはまた別のお話。

徐庶が劉備の元を去る際に一人の男を推薦します。その男は・・・。



そう、諸葛亮。劉備は諸葛亮の事を徐庶からの推挙で知るのです。
徐庶と諸葛亮はいわゆる友達で同じ学生仲間。学生時代の頃から諸葛亮の変人っぷりがこの街に住む者全員には知れ渡っていたのですがあまりに変人すぎて誰も触れたがらなかった。
その諸葛亮のことを良く知る司馬徹。水鏡という名前の方が有名か。劉備に諸葛亮とはどういう人物かと聞かれ。



かのものは、かんちゅう、がっき(変換で中々出てこなかったからひらがな)になぞらえる英傑という。むしろ太公望や張良(こっちは有名だからすぐ変換出てきた)クラスと言います。
張良といえば三国志時代から更に400年も前にさかのぼって活躍した人物。劉邦を勝利に導いた伝説の知将で劉一族の始まりを作った切っ掛けの人物でもあります。



それほどの賢人であれば何としても招き入れたい。劉備は諸葛亮とかいう変人に会いに行きます。



諸葛亮の自宅に到着した劉備一向。どこからともなく現れこの一回にしか出てこない謎の坊主が出迎えます。マジでこの坊主、三国志演義でこの一回しか出てこなく諸葛亮の親族でもなければ正体も分からないというもはや諸葛亮が謎の演出するために居留守を使って雇ったのではないかと邪推したくなる謎坊主(うるさい
その謎坊主に対し長々と自分の名前を告げる劉備だが。




クソガキはそんな名前おぼえられませーーーんと突っぱねる。曹操相手だったら首を切られており、孫権相手なら牢獄に入れられていた可能性が高い。
しかしそこは劉備。



おおらかな対応である。ジェスターも見習ってほしい所である。

「めっちゃおおらか!!!!!!!!!!!!!!!」

全然おおらかじゃない。
しかし諸葛亮は今はいないと謎坊主はいいます。いないものは仕方がないので一旦は帰ることに。関羽の助言により人をやって誰かがいることが分かったらまた向かう事とした劉備一向。なお三国志演義では劉備の宅からこの諸葛亮の家まで三日近くもかかったとかなんとか。遠すぎんだろ。

数日後、諸葛亮宅に誰かいることが分かったために再び向かう事にします。



張飛が呼びつければいいと進言しますが無礼極まりないとし、自らが赴くことに価値があるんだと言い渋々張飛は引き下がります。



大雪の中、諸葛亮宅まで向かう劉備達。これで諸葛亮がいなければただじゃおかないぞとぶつぶつ文句を言う張飛。いないものに大して何をするのか。
そうして再び諸葛亮宅についたが劉備達だが・・・。



そこにいたのは諸葛キンという諸葛亮の弟だった。



またぶつくさ文句を言いながら戻る事に。
してかの有名な三顧の礼は次の三回目の訪問にて身を結ぶのですが長くなったので本日はここまで。


5/15


前回のあらすじ。
諸葛孔明なる何やら天才が野に埋もれてるらしい。引き入れれば天下を取れるだとか伏竜だとか鳳雛だとか色んな噂が流れてるけど野に埋もれて実績もないのに何でそんな噂が流れてるのか。
やっぱり孔明が自分で流したのか。巻き添え食らった?統も散々であるだとかなんだとか語りたい所は一杯あるんだがそれはさておき。



ようやく諸葛亮がいることが今度こそ分かったのでもう一度劉備が会いに行こうとしたところ怒り心頭の表情で劉備の前に立ちふさがる関羽と張飛。ただでさえ赤い関羽の顔が更に赤くなるとか鬼か何かか。
何やら劉備兄貴が三度も行くことはないとのこと。



張飛も「そーだそーだ。」と乗っかるが一喝する劉備。
天下の大賢人を迎えるのにこの程度の手間を惜しんでいられるものかと強行するのであった。その強行っぷりは劉備でなければ成し得ない技・・・というより曹操や孫権では公務が忙しくてできなかっただろう。暇人だから出来た。

そうして三度目の訪問となったのだが今度はいるにはいるのだが昼寝しているから起きるまで待ってほしいとのこと。
これには張飛も怒り爆発。



兄者をこんなとこで待たせるくらいなら俺が裏から火をかけて叩き起こしてやるとか物騒すぎて草。
火つけられて「はい、すいません一緒に仕事させてください」という思想にどうすれば至るのか。当然ながら劉備も馬鹿な真似はよせと叱り、孔明先生が昼寝から起きるまでいつまでも待つと宣言。
それからたっぷり一時間経過してようやく・・・



孔明先生の登場。
よかった。三国志の歴史変えまくったから下手しら劉備と孔明出会わないんじゃないのかと心配してた所だ。



もはや第二の主人公といっても過言じゃないくらいの孔明先生。その神々しさにあてられたのか孔明に漢室復興のために皇室をたぶらかす逆賊曹操を打ち倒す必要があると力説。
しかし。



当たり前ながらいかにどれだけ力説しようと思い描く構図は実現しなければ絵空事である。逆像・曹操は既に天下の半分を制した者でありそのような人物にいかにして対抗するか?そう問い返された劉備は思わず黙ってしまう。
そこで孔明は劉備に1つ献策する。



荊州を飛躍の足場とし、将来的には蜀を制圧することを進言。



北は曹操、東を孫権に譲り天下を三分に分けるような構図へと持っていく。
こうなると曹操も両者ともに国力領土共に十分なため迂闊に攻め入るとそのスキにもう片方が攻めてくる可能性もあるので簡単には天下を狙うことは出来ない。




その間に国力を高め時が来たら孫権と同盟を結んで攻め上がれば曹操を滅ぼす事も叶うでしょうと進言。これが三国志でも非常に有名なかの天下三分の計と言われる孔明最初の献策です。
この策を聞いた劉備は思わず感動。迷いも晴れた。されど孔明の導きがなければとても叶う事とも思えない。
劉備、一生のお願い!とでも言わんばかりに頭を下げてどうかこの劉備めを、いや、天下の民をお助けくださいませぬか!!と懇願。劉備、得意技の泣き落としである。夢を語らせれば世界一。これで数多の武将を惚れさせた。
その劉備の言葉に心打たれたのか。はたまた劉備がお願いしにくることすら孔明の中では計算通りだったのか。



劉備のお願いを快諾するのであった。



こうしてついに劉備の元に諸葛孔明が加わったことで歴史的に劉備は大きく飛躍することとなります。
まさに孔明無双。この孔明にコントロールできぬものはあんまりない。劉備と孔明の出征暴走が移動を突き抜ける事になるのですがそれはまた次回のお話。

ただ孔明。この時点で既に大きく策が狂ってるのが1つ。



西の蜀は既にジェスター勢力とかいう謎の勢力が制圧しておりとても劉備が蜀に行けそうにない事である。

「ふははははは!いかな諸葛孔明でもこの事態は想定外だろう!!」

南蛮制圧済み・・・つーか南蛮を本拠地として始まっているのでまさに謎の白い原始人か中国大陸を侵略しているというとんでも展開である。

「誰が白い原始人だ!!」

珍しく聞かれてた。
孔明が劉備軍に加わったものの、既に天下三分の構図が大きく狂ってることを確認できたところでおしまい。


5/22


さてさて、前回のあらすじ。
ついに諸葛孔明が劉備軍団に仲間入りした訳ですが孔明が献策した天下三分の計は既にジェスターのせいで半ば失敗に終わっているような状況。
果たして名軍師諸葛孔明はここから劉備を三大国へ押し上げる事が出来るのか。それともはわわ孔明なのか。多分はわわだと思うんだけど孔明相手だとはわわすら何かの策にも見えるし俺が仕事で変なミスするのも全部孔明のせいである。嘆かわしい(自分が。

「最後の方は聞いてない。口を慎め。」

かっーーー(
さて、ここから再びジェスター軍のお話に戻したい所だったのですが孔明の参加から長坂坡の戦いまで結構短くてすぐに歴史イベントが起きてしまいました。
というわけで再び歴史イベントの始まりです。

中原をかけた曹操vs袁紹の戦いは曹操の勝利で終わりこの時点で曹操は三国志界においては最強勢力となっておりました。
更なる勢力を拡大するために今度は南荘の軍を起こします。
中原が中国大陸の北側にあってそこが制圧完了したので今度は南へと行くのはまぁ妥当ですね。

「もっと北いってもいいじゃん。今の国でいうとモンゴルとかあるじゃん。」

そこまで行っちゃうともう異民族何ですよね。確かに領土はあるし人もいるし一応国はあったので更に進軍してもいいんですが仮に制圧したとしても現地住民は中国語を話せないので内政出来る都市として取り込めるかというとかなり微妙な所です。更に北上するよりまずは同郷の連中らを先に収めた方が楽って奴です。

さて、南へ進軍を開始した曹操ですがその南にいる勢力というのが・・・。



劉備です。前にもちらっと記載したのですが劉備はこの時まだ自分の領土を持っていた訳ではなく、同じ劉一族(?)として仲の良かった劉表に頼み込んで半ば劉表配下につく形で1都市分の統治を任されていました。
劉備としては攻め込む曹操を迎撃する気マンマンでいたのですが魔の悪いことに既に劉表はこの時超高年齢で寿命には勝てなく残念ながら他界してしまいます。

「やっと私の呪いが効いたか。」

お前の仕業か。

ちなみにその時劉表は劉備に「うちのバカ息子に変わってこの国を統治してほしい・・・」といつぞやの弱小国家の君主(名前は忘れた)にも同じことを言われ、その時は市民のお願いもあって引き受けたが今回は何故か頑なに拒否。孔明も

「劉備君、引き受けた方がいいよ?」

とたしなめても

「やだもん!僕は絶対にこの領土は受け取らないもん!!」

と諸葛孔明を困らせていました。拒否する理由は劉表への恩義が理由とのことでそれをいい話風に熱く語るもんだからまた関羽が顔を赤くしてジーンと目頭に涙を溜め、張飛も「流石に兄貴ダゼエエエ!!オォォォオン!!」と号泣し、趙雲も分かってんのか分かってないのかただただ頷いて胸に手を当てて感動するのだからこの勢力は良く分からない。
こんな事があったかどうかはさておき。多分この時孔明は「劉備の扱いを学び始めて行ったと思われる。」
最終的に劉備が劉表のお願いを聞き入れるつもりがあったのかどうかは定かではありませんが劉備の事を快く思っていない人物が劉表配下の文官達が数名おり、蔡瑁とかいう輩が劉表の親族を担ぎあげてほぼほぼクーデターの形で支配します。そして速攻で曹操に幸福を宣言し劉備を追い出す所か曹操に差し出そうとしたのだから質が悪い。



かくしていきなり孤軍となってしまった劉備ですが流石に自分一人で曹操に立ち向かえる程の兵力はないので逃げることにします。逃げる事なら劉備の十八番。もう何度目かの逃走かも分からないが何故か必ず敵の包囲網を抜けてぬるりと離脱出来る力の持ち主。劉備軍は逃げたら強くなる。
しかしこの時既に劉備の統治の良さは民衆にも知れ渡っており、加えて曹操には董卓のような暴虐な印象が根強く残ってしまっており劉備が逃げると聞いて民も劉備の後をついていってしまいます。
当然行軍スピードは遅くなるし何だったら家財道具とかまるまる荷車に乗せての行軍なのだから面倒を見ていたら一日10Kmも進めるかどうかも分からない。さっさと見捨てて行きたい所だがやっぱり劉備は見捨てない。(そこが劉備の良さでもあるのだが

劉備も民が追いかけてくると知って

「ミンナッーー!!江夏へ行きたいかーーー!!!」

と叫んで「行きたいぞーーー!!!」ってやり取りがあったかどうかはさておき。数万人もの民を連れて江夏へ逃げることになりました。中国の人口半端ない。



逃避行が始まって幾日。孔明が都市に火をつけて曹操軍の追ってを燃やし尽くしただとか何だとか演義には書いてあったが史実にはなかったので本当かどうか不明。多分足止めのために都市に火をつけたのは本当っぽそう。
孔明、何かあればとりあえずすぐ火を就ける放火魔。子供の頃からいじめっ子にやられたら仕返しに家に火をつけたとかなんとか。仕返しの度を越しているぞ孔明。
が、そんな策も曹操の大軍前では殲滅に至らず足止めがせいぜい。すぐになが〜〜い民の行列のケツにまで追いついてしまった。




劉備の文官共はやはり先に逃げるべきだと主張するも劉備はこれを一喝。絶対に民を見捨てはしない!!っと唸るのだが、とはいえこのまま本当に面倒見てたら劉備ごとばっさり切られかねない状況。
流石の関羽も「兄者の天下を夢見てここまで辛い道のりに耐えてきたのだ。兄者に万が一があれば民は生き残ったところで何を指針に何を夢見て生きれば良いのですか!」と劉備を一喝。
それでも唸る劉備だが張飛が後ろに行って民の面倒を見ると豪気に言うので劉備は渋々先陣きって逃げる形に。これもきっと孔明の策(ほんとか?

さて、曹操の追手がもう追いついているのだがその最後尾は阿鼻叫喚たるもの。曹操軍には慈悲というものがないのでばっさばっさ民も斬り捨てならが劉備を追いかける。その混乱の中に趙雲はいました。
ここから趙雲の一世一代の見せ場があるのですが思いのほか長く書きすぎてしまったので今回はここまで。諸葛孔明絡みだしてくるとついつい色々書きたくなってしまう。

「私の快進撃も早く書けーーー!!」

快進撃してるのはジジィの方だし・・・(震え声


6/5


前回のあらすじ。劉表が病で死んでしまった所を蔡瑁とかいう輩がちゃっかり劉表の跡取りを良い感じに支配。その後即座に曹操に降伏し劉備を差し出そうとしたがその前に劉備は民と一緒に逃亡。
その逃げる劉備を追いかけ民もろとも薙ぎ払っていく曹操軍団。
曹操の兵が既に最後尾にいる民に襲い掛かってると聞き怒りに震える劉備だがここで劉備が死んだら民も悲しむという言葉に押されとりあえず先に逃走を図る劉備。
この辺は結構色々諸説あって民の軍団に紛れてバレずに済んだだとか先に逃げただとか呉の魯粛が赤壁の戦いを見据えて先に同盟結びに来たらタイミング悪すぎて魯粛が青い顔してたとか色んな話がありますが三国志13では先に逃げた形になっていますね。

そんな中、劉備とは逆に曹操の敵陣へ突っ込む将が1人。



劉備の妻子の護衛を任されていた趙雲。しかし曹操軍との乱戦に巻き込まれ行方を見失っていました。
燃え盛る森(多分孔明が放火した火刑。)の中をさ迷い、妻子の名を大声で呼ぶ趙雲。すると井戸の近くで倒れている糜夫人を見つけます。
趙雲はすぐにこの場から離れましょうと伝えるも糜夫人は「自分がいては足手まとい。将に馬がなければとても敵中を抜けることはできません。どうかこの子だけと逃げてください。」
と言って趙雲に劉備の息子「阿斗」を託すと自ら井戸へと身投げし自殺しました。自分が生きていては人質として敵に利用される可能性があり劉備と趙雲、そして阿斗に迷惑をかけると悟った糜夫人の覚悟の身投げ。
趙雲は糜夫人の思いを無駄にしないために歯をかみしめその場を後にします。



阿斗を連れて劉備の元へ戻ろうとする趙雲。しかし既に曹操軍に囲まれており劉備の元へ帰るには数万もいる敵陣を文字通り一人で正面突破しなければなりません。



敵将を討ち取れば一生家族を養えるだけの褒章を得られる。手柄を得るために曹操の一兵卒も必至。
たった一騎で駆け抜けようとする趙雲を討ち取ろうとするも怒りと決意に満ち溢れた趙雲の血気迫る武は凄まじい者であり、それを目の当たりにして数を頼みとする曹操軍も気圧され始めます。




趙雲の決死の覚悟で敵陣を一点突破。
ただ1人で50余人もの将を倒した・・・っといいますがこれもちょっと諸説色々ありまして実際はそこまで多くなかった説ともっと多かった説。
そして一番眉唾でありつつも何故か趙雲本人の趙雲伝に馬が土手に引っかかって転び大ピンチとなったその瞬間阿斗から虹色の光が溢れだしその謎の光によって大ピンチから救ったとの記載も。
もしそれが事実であるとするならここで阿斗は人生の全てのパワーを使い切ったからポンコツだったのではないかと言わざるを得ない。





趙雲の鬼人のような活躍と阿斗の超常現象じみた活躍(一度きり)により見事趙雲は阿斗を連れて曹操軍の包囲を突破したのであった。

この長坂の戦いは趙雲最大の見せ場でもあり、よくも悪くも蜀の未来を決定づけた一戦とも言えます。
多分孔明がいなければこの戦で劉備は死んでいただろうし趙雲がいなければまた阿斗は死んでいただろうし関羽と張飛もいなければ未来は大きく変わっていただろうしノベルゲーム的なあれだったらどうあがいてもここで死亡ENDになってクソゲーとのたうち回るような本当に針に糸を通すような危ういギリギリの所を劉備達は切り抜けていきます。

さて、趙雲の他にももう一人見せ場を発揮する漢がいるのですがそれについてはまたの次回。

「極彩色に発光するジェスター様の登場。」

単色だし発光していないし自分の出番がないからって凶行に出るのはやめてください。


6/12


前回のあらすじ。

「良いから早く私の活躍に戻さんかーーい!!」

敵を知る事も大事な事です。三国志的にはジェスターの方が敵なんですが。
今度こそ前回のあらすじ。曹操の追撃によってはぐれてしまった糜夫人と劉禅こと阿斗。それを趙雲が必至に探してようやく見つけるも糜夫人は自分は足手まといとなるといって自ら井戸へ落ち自殺。
趙雲は糜夫人のその想いを無駄にしないために命をかけて阿斗を守り切りました。こんな素晴らしいエピソードに大してあの結末なのだからやるせない気持ちになるのは無理もない。

さて、趙雲の他にこの戦で大活躍した(ことになってる)漢がもう一人います。張飛です。




長板には途中川があり、その川を渡るには橋を渡る必要がある箇所があったそうです。その1つしかない橋で張飛は逃げる民の先導及び誘導を行っていました。
そこに曹操の追手が橋にやってきます。



諸そうな橋の前で待ち構える張飛。

「我こそは燕人・張飛!死にてえ奴はかかってこい!」と1人で咆哮にも近い雄たけびをあげます。



何故か先頭に立っている曹操さん。
しかし100万の軍勢に分け入り大将の首を取るのも容易いってそれ本当だったら化け物レベルも良い所である。
実際張飛はバカみたいに強いのは確かなのだが張飛が戦で大活躍するシーンって以外にも少ないんだよなぁ。黄巾の乱は雑兵共を斬り捨てただけだし、董卓討伐連合の時は呂布とやり合うも一騎打ちではなく決着もつかず(呂布とやりあえただけでも十分だとは思うが)、その後も赤壁の戦い、旧劉表領土の制圧、入蜀時の劉璋との戦い(この時は張飛は武力というより珍しく知力で活躍した)、そして演義の時では馬超とやり合っているが正史には特に描写なし。その後は部下に裏切られて寝首をかかれていると何気に本当に無双したシーンが1つもない。一体どういうことなのか。非常に気になる所である。ただ関羽曰く自分より張飛の方が強いと言わしめているあたり多分本当に戦ったら強いのだろうし顔良や文醜もやはり一太刀で斬り捨てられるのだろう。

橋の前でモタモタしてる曹軍に張飛が咆哮を浴びせます。





大喝一声。こんな丸太のような腕したいかつい体格した漢なんてこの当時イレギュラー中のイレギュラーだろうし普通の兵士から見たら化け物に見えたことだろう。
三国志13ではこの咆哮で敵を撃退したことになっていますがいくつかの諸説では橋を渡った先の林で丸太を引きずらせた馬を走らせ土埃をあげることで大軍がいるように見せかけて引かせたなど色々諸説あります。(そして最終的には橋を燃やして落としたとかなんとか

ともかく張飛の活躍により曹軍の進軍は大きく遅れる事となります。
窮地を脱した劉備は数万の領民と共に江夏へ到着。劉備は蔡瑁とは敵対している事になっている劉表の実の息子の1人である劉・・なんとかにしばらく匿ってもらうこととなります。

というわけで長板の戦いのエピソードはこれでお終いです。やはり張飛の方は結構あっさりしているようにも見える。



領土は最終的にこのようになっています。劉表が病死したことで大きく変化しています。

「忌々しい劉表が死んでくれたのは嬉しい!」

「これで劉表からの攻撃に対応するための兵をおかずにすむ。」



敵が劉表から曹操に変わっただけなんだよなぁ。

「ぬああああああああ!!!!!!曹操!!!!!!!!!」

今いつしか前にも言った通り今曹操とやるのは無理があるので同盟を結ぼうと外交努力を積み重ねている所です。
同盟が結ばれれば当分の間は馬騰軍との対決に集中できるはずなので次回は外交に集中しましょう。それでは本日はここまで。


6/13


「あれ?連日更新?珍しいね。」

ネタがなかったので。
前回趙雲と張飛が活躍して長板の戦いを何とか乗り切ったというお話をしました。
全ての発端は劉表が病死したことから始まった戦いでしたが、劉表の死はジェスター勢力にも影響を与えました。
曹操の領土が新たに隣接したことでそっちからも曹操が進軍して攻撃してきました。劉備を絶対潰すと意気込んでる割にはやけにジェスター勢力を必至につぶそうとしてきます。

「常に私は被害者!!!!!!合法的侵略を開始する!!」

意味が分からない。
しかし曹操はこの時点では明らかに強敵でありこのまま攻撃され続けたら普通にこちらが壊滅します。



緊急事態ですのでここはジジィの人脈の力を借りて同盟締結を図ります。知力33の説得力。

「頭悪そうな外交しそう。」

大丈夫、ジジィには妖術じみたトークがあるから。



あの曹操の前に立つジジィ。曹操もこの時点では結構歳を重ねているので白髪が見えているのは結構細かい演出。




両軍が明友となり手を結べばもはや天下に敵などありますまいとは随分強く出たジジィ。
まぁ確かにこの時点でジェスター勢力は二番目に大きい勢力であり手を結べば敵はいなくなるも同然である。



後は説得を続けるのみ。しかし知力33vs知力103とは。
ここでジジィの人脈炸裂。



放浪時代に築き上げた人脈に頼って推薦状を集めまくる。しかし流石に曹操相手かつこの勢力かつこちら側が劣勢っという状況もあって数枚の推薦状を集めただけじゃ同盟は締結してくれそうにない。
他の都市に足を運んで更に推薦状を書いてもらったりとそれなりに時間がかかってしまっている。



そうしている間にも曹操は侵略を再開。リアルタイムでぼこぼこにしてきてる相手と同盟とかジェスター勢力内の反感情やばそう。



ちなみに進軍先は劉表勢力と隣接していた場所。冷静に見てみるとここで改めて隣接したから進軍してきたって訳だな。先に馬騰とか有象無象の勢力を叩かずこっち叩くのが気に食わない。

「同盟は結んでやる。しかし後で覚えておけよ。」

同盟結ぼうとする者の態度じゃなくて草。
そしてこのタイミングでジェスターが再び使命について発表。今期の目標として下記都市の攻略をしろとのことだが・・・。



曹操の勢力が1つも入っていなく弱小勢力の名前だけ書き連ねている当たり最高にジェスターっぽい。ジェスターは常に強者の見方で弱者の敵である。

「やっぱ自分の身の安全が一番。」

こいつ(
攻められてはいるもののそこまで大軍ではないので何とか同盟締結までの時間稼ぎはできそう。厳顔とか旧劉璋勢力の豪傑武将を引き込めていたのはやはり良かった。



曹操にこんなにも沢山の将から賛同を得られているという事をアッピルするジジィ。



とりあえず同盟締結を承諾。



これで曹操軍は同盟となり、3年間は安泰となります。

「停戦よりちょっと期間長いけど同盟と停戦何が違うの?」

同盟組んでると他都市攻略するときに援軍を要請することができるんですよね。ただ援軍要請しても殆ど通らないし通っても意味不明な動きして形式的な攻撃で終わる事が多いので大して役には立たないので停戦との違いは殆どないですね。

「役立たずめ。」

この掌返し(
無事曹操と同盟結べたところで今回はここまで。そろそろ赤壁の戦いが近づいてきています。ここが曹操に付け入るチャンスとなるので準備を整えておきましょう。


6/20


前回のあらすじ。曹操と同盟を結んだジェスター勢力。同盟結んでおかないとこっちがひねりつぶされそうだったが故。

「まずは強者に媚びる。同じくらいに強くなったら寝返る。」

どれだけジェスターが可愛くすり寄ってきたとしても絶対に信用してはいけない。手懐けたければ完璧に征服すべし。

さて、ここでいよいよ三国志最大のイベントが始まります。

「赤壁の戦い?」

そうです。赤壁の戦いは戦い自体が有名なのではなく戦いに至るまでの知略がとんでもなく凄かったから有名なのでしてそういう意味では赤壁の戦いは今ついに始まったといっても過言ではありません。

時は西暦208年3月。河北を制覇した曹操とその曹操から逃げ出した劉備。もはや曹操の大陸制覇も時間の問題。
呉もまた曹操の脅威に晒されておりこの国難を打開すべくために孫権の腹心、魯粛が劉備の元へ向かいます。
たまたま向かったタイミングが長板の戦いで絶賛逃げてたタイミングだった故に青ざめた表情になりながら一緒に曹操と逃げた魯粛さん本当お疲れ様です。

長板の戦いの一件が落ち着きようやく魯粛と劉備、そして諸葛亮の間で密会が行われます。
魯粛は曹操に対抗するために協力すべきだと進言。それに賛同した劉備は諸葛亮を使者として呉に送ります。
しかし時同じくして孫権の元に曹操から書状が届きます。それは降伏を迫る内容でした。
呉の家臣はこの降伏勧告をどう扱うか荒れに荒れます。ちょうど半分に割れるように徹底抗戦派と降伏派に別れ、まだ君主に携わってわずかな孫権にはどうすればよいか分からない状態。
そんな金箔する情勢下で諸葛亮は孫権への会見に望むこととなります。



連日、「降伏すべきだ」「いや、徹底抗戦すべきだ」と押し問答が続く家臣たち。そこに諸葛亮率いる魯粛の到着。



諸葛亮がここにきたということは当然徹底抗戦を説きにきた(降伏派なら勝手に劉備達で降伏すればよいのだから)と分かり切っているので降伏派は諸葛亮を下がらせるべく舌戦に挑みます。
さて、ここからの舌戦。非常に面白い。





かんちゅう・がっき。詳しい説明は省きますがこの二人は類まれなる政治力を見せつけ強大な帝国を作り上げた人物たちです。そんな人物になぞらえておきながら曹操に敗北したのは何故かと問われます。
それに対し劉邦・項羽の漢室の始まりともいえる歴史を例に出し、劉邦は何度も連敗し最後の最後に勝利出来たおかげで漢室を起こします。つまり局所的な勝敗で全てを論じるのは軽率だと反論します。




次に曹操は今やとんでもなく強大な勢力となっていると言いますが、孔明は100万といえど烏合の衆。勝てる条件があるにも関わらず君主に降伏を勧める輩こそ負け犬と呼ぶべきでは?と煽り返します。





そうはいっても現実問題曹操が中国大陸の殆どを制圧しており、現代日本で言うところの天皇も実質曹操の操り人形と化している。この勢いには抗えないと言うとこれには諸葛亮が即座に「国に忠誠を持つ者の言葉か」と怒鳴り返します。




曹操は元々漢に仕えて給料貰ってたのにその漢が衰えたとみるや否や下剋上を仕掛け滅ぼそうとしている、それを勢いがあるからなんだとかで戦わず降伏し是とするということは今自分が仕えている主君の権威が弱まればたちまち蔑ろにするのが道理というのかと強烈な言葉と説得力を持って反論。



これには思わず降伏派もだんまり。この当時、主君や漢室への忠誠というのは絶対なものであり、忠義に薄い薄情者というのは逆賊として扱われる時代だったのでこの諸葛亮の反論は非常に強力なものでした。




そこに君主の孫権登場。まずは家臣の非礼を詫びつつも国の行く末を思っての事、どうか許してほしいとお願いします。勿論孔明はこうなる事を知ってて呉に訪れているので何もかも計算通りと言いたげな顔で許します。
そして改めて今後の情勢について諸葛亮の考察を孫権に述べるのですが今回はここまで。
いやー赤壁の戦いに関するお話はどれも一級品の面白さがある。ついつい長く語ってしまうがどうかご容赦頂きたい。

「私は許そう。」

「だがこいつが許すかな?」(鉄のこん棒

何十年かぶりにジェスターのひとり言で使ってた武器言っても誰もわかるまい。フルスィング出来るほどの力はまだあるのか。今日はここまで。


6/26

前回のあらすじ。赤壁の戦い智謀編とも言える章がついに幕開け。快進撃を続ける曹操に対し呉は降伏か徹底抗戦か終わらぬ舌戦を繰り広げる日々。
そこに徹底抗戦派の諸葛亮が魯粛と共に現れ、降伏派の言い分を悉く言いくるめたのであった。

「だが例え呉のみんなが言いくるめられようと、このジェスター様万歳主義者のジェスターを言いくるめる事はできぬぅー!」

滅亡しろ。

さて、孫権は率直に諸葛亮に対し呉はどうすべきと思うか尋ねます。そもそも呉は曹操軍に対抗可能なのかどうか。



それに対し諸葛亮は以外にも呉越の軍勢を結集しても対抗するのは難しいとスッパリ言い切ります。
それに対し孫権は「ならばなぜ劉備は降伏をなさらないのか?」と問い返すと諸葛亮は「一介の壮士ですら義を守り抜く者があります。まして劉備殿は当代の英雄、ろくに戦わず降伏するような臆病者ではないのです。」と降伏を検討している呉を間接的に挑発します。
当然孫権はその言葉に対し「貴殿は私を一介の壮士にも劣る臆病者だと言いたいのか!」と怒ります。当然の事です。



無礼な発言をしたことに対し謝罪する諸葛亮。孫権の覚悟を推し量るため試すような真似をしたとのこと。この孔明、挑発においては三国志1である。そしてその挑発にぐっと堪える事が出来た男は司馬懿ただ1人。

諸葛亮は孫権に対し「曹操軍は大軍といえども所詮は寄せ集め。遠征で疲弊している上に水上船も不慣れ。呉悦の精兵が負ける理由などありません」と断言。



その意見に対し周瑜も同じ考えだと乗っかります。
周瑜はこの当時孫権以上に影響力のある人物でした。美周郎と言われていてまぁ平たく言えばめっちゃイケメン!って言われていてそれでいて音楽の才能、諸葛亮とタメを張れる智謀(自称)を持っていたので呉の将軍たちと市民からの人気っぷりは相当のものでした。



その周瑜が孔明と同じ考えで「必ず勝てる」などと言えばもう孫権の決意は固まったも同然の物。
孫権は劉備と同盟を結ぶことを宣言。そして曹操を討つと高らかに宣言します。
そして帯に結んでいた剣を引き抜くといきなり机の角を斬り落とします。



「皆、聞けい!以後、再び降伏を唱える者があればこの机の如く斬り捨てる!」

こうなってしまうと流石の降伏派もだんまりするしかなくなり、以後呉は来る曹操軍との決戦に備え戦争準備に入るのでした。

「机のかどっちょ斬ってもあんまり迫力ない気もする。」

ここ結構描写が分かてるんですよね。演義では机を真っ二つにしているようですがあんな細い剣で真っ二つに出来る訳がないということで角だけ斬り落とした描写にする人もいます。かのゆうめいな横山三國志も角だけ斬っていますね。

「ふーん。ところでもうすぐ赤壁の戦いが始まるけどこの戦に乗じて曹操を蹴散らすの?」

と、思ってたんですけど予定より早く曹操に攻撃されてこの間同盟結んじゃいましたからねぇ。曹操を攻撃する事は今後いかなる外交でも信用されなくなるのでかなりリスクを伴うんですよね。

「約束は破るためにある。」

ただの外道で草。
とにかくごどうべいなんとか勢力と馬騰勢力を早く吸収して対曹操戦に備えるのが最優先事項です。
ようやく旧劉表領土の方面も曹操と同盟結んだことで安定したので再び攻略に取り掛かれます。



いつもの如くジジィを先頭に絶たせて攻略していきます。この辺の攻略で詰まる事はないでしょうが赤壁の戦いの行方はしっかり監視しておきましょう。
今日はここまで!


7/4

前回のあらすじ。諸葛亮と孫権の会見は孔明の説得によって呉は曹操への全面戦争へと舵をきりました。
以後、意義を唱えたものは斬り捨てると机のかどっちょを斬り落としました。よほどの剣幕で怒鳴らない限りあんまりびびらなさそうではあるが・・。

三國志13のゲーム内では特に触れられることはありませんでしたがこの後孫権は曹操に宣戦の意思を表明するのですが確かなんかすげー返答の仕方をした気がするんだけど忘れた。使者の首を斬り落として生首引き渡したような気がするがここではなかったっけか。忘れてしまった。
ちょっとどういう方法で宣戦布告したかは忘れてしまいましたが曹操も徹底抗戦してくるパターンは当然想定していました。そして仮にそうなった場合誰が難敵となるかも調査済み。そう、周瑜です。
呉の司令塔は孫権ではなく周瑜といっても過言ではありません。その周瑜をどうにかして戦意喪失させたり裏切らせたり出来ればこの戦争は買ったも同然です。(でも孔明を忘れてるよ曹操さん!!

その周瑜を陥落させるために曹操は一つ策を打ちます。



名前が複雑すぎて読めませんが(いつもの)名前がないと呼びにくいのでここは友人Aと読んでおきます。
周瑜の元に友人Aが訪問。この二人は幼馴染で昔はよく一緒に遊んでいたというか知人として接していました。ある時からこの友人Aは曹操に仕えるようになったのですがそのことについては周瑜も知っている情報。
宣戦布告した後にわざわざ自分の元に訪れたわけですから「まさか降伏を説きに来た訳ではないだろうな?」と釘を刺します。



それに対し「なんと、友人すら信じられぬというならば仕方ない。すぐに失礼させてもらおう」っと帰る素振りをみせ、冗談だと周瑜は訂正します。その後宴の用意をし二人は昔話や政治には関係ない今の出来事についてなど語り合います。



盛大にもてなした後、二人は枕を並べて寝ようと自室に招き入れ、その後周瑜は先に眠りへと入ります。誘いがちょっとホモホモしいが仕方ない。
だがしかしこの友人A.。やはり邪な目的を持って周瑜の元に訪れていました。そう、この赤壁の戦いにおける司令塔ともいえる周瑜の寝室。この戦争に関する戦術・戦略などの情報をどこかにまとめてあると読み、それらを探します。



すると室内の机に何やら書状があるので読んでみると何と曹操の元で働く蔡瑁と張允との密書であることが判明します。
この二人は元々劉表の元で働いていたのですが劉表亡きあと、この二人の働きによって劉表勢力は降伏する形となり曹操の下に着きました。
いわばこのパターンは降伏したように見せかけ実は隙を見て曹操を後ろから刺して倒そうと機会をうかがっていたという訳です。



戦の最中に後ろを任せた味方から背中を刺されること程怖い事はありません。
これは重要な情報ということで友人Aは周瑜を起こさないように気をつけながら寝室を抜けるとそのまま何も言わずに呉から脱出していきました。

友人Aは書状を曹操に手渡し蔡瑁と張允が呉と内通していることを説きました。



当然これには曹操も激怒。
すぐさま両名を連れてくると二人は弁明できずに曹操の前で処断されてしまいました。(弁明の機会は与えられたけどあまりの事に何も言えなくなったとか。



ところがこの一連の出来事。全て周瑜の策略で実は蔡瑁と張允は全くの無実でした。曹操もその事に気が付きましたがそれは処断した後の事でした。じゃぁ弁明しろよ蔡瑁、張允。

さて、ここで気になるのはなぜ蔡瑁と張允だったのか。これにはちゃんとした理由があります。
曹操軍はこれまで陸戦でずっと戦ってきたために陸戦はエキスパートなのですが水上での戦いは一度も経験していないがゆえにからっきしです。
しかし元劉表配下の将だった蔡瑁と張允は呉程ではないですが水軍の扱いの心得は多少あり曹操軍にとって貴重な人材でした。そんな人材を自らの手で失わせてしまったのはこれは重大なミスでもあり、周瑜の巧妙な罠でもありました。友人が偵察だときちんと見抜いてそのうえで更に呉として排除しておきたい将をすかさず殺せそうな策をすぐ用意した周瑜はやはり知能が高い。

前哨戦ともいえるこの赤壁の戦い。既に見どころ一杯で楽しいですが本日はここまで。しかしジェスター軍にはこういう知能プレイがない。

「パワーイズジャスティス。」

これじゃだめだ。

ところで友人Aと読んだあの人物はこれで出番終了です。立ち絵イラストの書簡読んでる見た目ってまさに周瑜の嘘の書簡を盗み見て「ハァゥッ!!」ってなってるシーンってことなのかこれ。


7/10


前回のあらすじ。周瑜の友人が偵察目的で遊びに来たが偽の手紙を用意することで曹操陣営にとって貴重な水戦のノウハウを持っていた武将を処断してしまい手痛い損失を被りました。
濡れ衣着せられたのに言い訳しなかったあたり実は本当に周瑜以外の誰かと連絡とっていたんじゃないのか疑惑もありますがそれはさておき。

ある時、孔明と周瑜は赤壁の戦いで曹操と戦う時にどのような武器が有効となるか話し合います。



孔明は「まずは弓矢でしょう。矢の備えは多ければ多いほど良いです。」と答えます。
確かに水上での戦いというのは船をぶつけ合って沈めたり時には乗り込んで白兵戦などもあるかもしれませんが主力となるのは間違いなく矢です。
孔明の考えに対し周瑜も自分も同じ考えであると言いますが続いて「我が軍には矢が足りぬ。そこで孔明殿に矢を調達してもらいたいのだ。十日以内に10万本。いかがかな?」とお願いします。

まずこの時点でこの要求は非常に無茶なものです。一日1万本作るにしてもそれは大量の職人を動員せねばなりませんがそれも簡単に実現できる事ではありません。10日では1万本作れればいい方です。
ところが孔明、それに対し。




承諾するどころか3日で十分だと良い、更にもし調達できなければ罰してもらっても構わないとまでいいます。
周瑜は孔明に誓約書的なものを書かせて同意書を取ります。実は周瑜、戦のために10万本を本当に必要としていた訳ではありません。勿論あれば越したことにはないのですが周瑜の真の目的は孔明の処罰にあります。
周瑜はこの赤壁の戦いは自分一人いれば十分だと考えており、また孔明は後に劉備と対決する事になった時に脅威になると考えていました。
そのため孔明が敵陣に1人で来ている今のうちに仕留めておきたいと思っている周瑜です。



確実に孔明を仕留めるために周瑜は秘密裏に資材と職人を抑えて孔明が矢を作れないように工作します。
本来であれば矢が作れず焦ってもおかしくないはずなのですがとうの孔明本人は一向に焦る様子を見せず、二日目の時点でのんびりと街中を散策する有様。
そして三日目になってようやく動き出したかと思えば僅かな船団を仕立てて船に藁束を積ませて夜の河上をこぎだしました。

この日は濃霧が出ており夜景を楽しむ船出としては最適とはいえない天気ですが、そうして向かった先は観光地でも何でもなくなんと曹操陣営の拠点です。




当然曹操陣営は敵襲と判断しありったけの矢を浴びせます。




が、これは勿論孔明の策であり、船上にいた人影っぽいものは全て藁人形でした。矢はそのまま藁人形に突き刺さり、後はそのまま呉の港に帰るだけです。



そして孔明はこれを周瑜に収めるのでした。
魯粛はこれに非常に驚き「孔明殿は今夜霧が出ることをわかっておいでだったのですか。」と質問すると孔明は「天文と地理に照らせば予測できること。それゆえに期限を三日と申し上げたのです」と返答しました。
この孔明の恐ろしいまでの知略を目の当たりにした周瑜はこの孔明は呉にとって後の災いとなるであろうと確信するのでありました。



何はともあれ曹操との決戦は間近。実際に孔明は本当に呉の脅威となる訳ですがその事態になるまではまだしばらく先のことです。


というわけで赤壁の戦い歴史イベントその3終了です。

「長い!!!このジェスター様の戦いは一体どうなっているんだ!!!」

それについてはちゃんと次回フォーカスあてていきますので・・!!!お楽しみに!!(


7/18


さて、ここ最近ずっと赤壁の戦いに関する歴史イベントが続いていましたが・・・。

「問題はこのジェスター帝国がどうなっているか、だ。」

「今の国土を見せろ!!」

これが今の国土です。



「前と変化していないはずなんだけど今見るとなんか今うちが一番強いように見える。」

でも実際は曹操と保有都市数で倍くらい差がついているので全ての面において曹操に負けてたりします。中原は人口密度が高すぎるんだよなぁ・・。
とにかく曹操とは今同盟結んでいるので今のうちにやりたい放題やっちゃうとします。
まずは復活してしまった五斗米道を叩き潰す。



兵力差があるのはいつものこと。むしろ有象無象の弱小武将が率いる兵数としてはこの程度ではジジィの相手にならないだろう。




しかもどういうわけかジジィを無視して全く意味のない拠点を守る始末。

城門叩き始めたところで慌てて戻るも何故かジジィ達が城門の前で敵の帰還を阻むというどっちが城の主か分からない。
どうもこの関所に集まった兵はこれが五斗米道にとっての全兵力だったらしく、そこで全て叩かれた結果・・・。



関所を突破したらそのまま防衛兵力も出せずに陥落。こうして五斗米道は二度目の滅亡を遂げるのであった。



「五斗米道は二度死ぬ。」

前回はこのあと曹操の領土と隣接することとなり、結果非常に苦しい戦いを強いられる事となりました。
しかし今回は同盟を結んでいるので曹操から攻撃を受ける事はありません。その間に馬騰の勢力を制圧し領土の確保に加え、最強武将の1人である馬超を何とかこちらの手中に収めましょう。
幸いジジィは馬超とは絆結んでいるので制圧した後に仲間にするのはたやすいはず。

「裏では曹操を妥当するために劉備と孫権が一生懸命赤壁の戦いに備えているというのにジジィときたら。」

あんたのためにやってんでしょーが。

「ところで赤壁の戦い終わった跡曹操はしばらく弱体化するからその隙に殴るとか言ってたけど同盟結んでるよね?殴れるの?」

あ。

「あ?」

・・・・・。


次回っ、赤壁の戦い。?統の罠。お楽しみに。

「こらぁーーー!!!」


7/26

前回のあらすじ。ジェスター勢力がごどべいなんとかとやり合っている間、赤壁の戦いに向けた準備は着々と進んでいました。

曹操軍との決戦の気運が高まる呉の陣中。そんな中、周瑜の元に諸葛亮が訪れて今後の方策について話し合います。



いくら曹操が水戦に慣れていない烏合の衆といえど数が非常に多いためいたずらに攻めても崩せるとは思えないと言い、孔明に良い策はないかと問います。
孔明は「勿論策ならば一つあるが周瑜殿とて策を秘めてはおいでなのでは?」と問い返します。
やはり考えを見透かされていたかとますます孔明を目の敵にしますがそれは置いといて、お互いの手のひらに策を表す一文字を描くことにします。



二人が掌に書いた文字は火の一文字。やはり意見は一致しましたかととりあえず持ち上げる周瑜。
曹操の率いる兵力はもの凄い数でありまともにぶつかっては勝ち目がない。しかし火で船を燃やし尽くし大火災を引き起こせば船という逃げ場のなさと大軍がかえって災いを招き曹操打倒へ繋がるだろうと二人は考えました。
ただそれには3つの問題があります。

一つ目の問題は船と船が離れていては火が燃え移らず、船も火計も効力が薄まります。そのため敵の船団を密集させる必要があります。
が、それについては周瑜が既に手を打っていました。





ある日曹操の元に鳳雛という威明を持つ人物、?統が曹操の元に訪れてきました。
この?統に鳳雛という威明がありますが諸葛亮は伏龍と呼ばれており伏龍と鳳雛どちらかがいれば天下を取れるくらい策略家と言われています。ほんとにぃ?
そんな功名名高い?統が曹操の元に訪れたのでこれには曹操もウキウキルンルン。さっそく曹操は?統に孫権との決戦を控えており何か助言を貰えないかと言います。
これに対し?統は



「堂々たる陣容、これならば孫権の軍などひとたまりもありますまいがあえて1つ、申し上げるならば大小の船をまとめて首尾を鎖で繋ぎ、そこへ広い板を渡すとよろしいでしょう。さすれば船上は陸のごとくなりましょう。」
曹操殿の兵は陸戦には慣れておりますが水戦は経験がなく、船酔いなどの被害に苛まれておりますがこれなら揺れを失くすことができ万全な構えとなりましょう。」

と進言。これには曹操も「そうか、その手があったか。さっそくそのように手筈を進めよう。礼を言うぞ、?統」とご機嫌に礼を述べます。



が、それが周瑜の仕組んだ巧妙な罠だったとは知る由もありませんでした。
この後?統は適当な理由をつけてふらっと曹操の元から離れ行方を晦まします。その後またあるタイミングで現れるのですがそれはまたのお話。

これがかの有名な連環の計と呼ばれる策でこの提言を受け入れてしまった結果あの大敗へと繋がります。
もし周瑜の偽の書簡で処断してしまった蔡瑁と何とかが生きていればこの策は問題があると指摘出来ていた可能性があります。

「色んな積み重ねを経て勝利に導いた所申し訳ないが最後はやはり数が正義。」

こいつ(

「で、あとの二つの問題はどうやって解決したの?」

それはまたの次回(


7/31


まだまだ続くよ赤壁の戦いの歴史イベント。

「いい加減にジェスター様を中心とした歴史イベントを。」

中心どころか遺物なんだよなぁ。
前回は周瑜と孔明が曹操との決戦でどのような策で戦うのが得策か話し合い、結果火計が良いとお互いに意見が一致しました。
しかし火計を成功させるには三つの問題がありました。一つ目の問題は周瑜の策で?統を曹操の陣へ送り出し、船と船を鎖で繋げる偽りの策を伝授。これにより火が燃え広がりやすい状況を作り出すことに成功。

さて、二つ目の問題です。
どうやって曹操軍の船に火をつけるかです。当たり前ですが火計は火をつけなければ意味がありません。
火矢という手もあるかもしれませんが火力が弱くそう簡単に燃え広がったりしません。何だったら敵に消し止められてしまう可能性があります。これは結構難しい問題で一気に火を強くして燃え上がらせ、更に消化も困難である必要があります。
この難題をクリアをしなければいけないのですが・・・・。


そんなある時、呉の陣中で異変が起きます。



ベテラン武将の黄蓋がなんと陣中で曹操に降伏するよう周りに説き始めました。
当たり前ですが大いに士気を乱す行為であり、孫権が二度と降伏を口にするなと言った中でこの発言は重罪です。
周瑜は黄蓋を処断しようとしますが周りの引き止めもあって死罪は免じ、代わりに棒で100回殴る刑に処します。



その刑は大変痛々しいものだったそうで皮膚は捲れ剥がれ血もダラダラと流れ、50回超えた頃にはもはや瀕死の状態。
これ以上続けたら死んでしまうからもうやめてほしいと甘寧にお願いされ渋々許す周瑜。反省房に入れて頭を冷やすようにと言います。



黄蓋はすぐに書状をしたためるとそれをすぐに曹操の元に密書を送りました。
その書状は降伏を願い出るものです。

「裏切りだ!」




黄蓋が密使を送ったのと前後して孫権軍に送り込んでいた曹操軍の間者もこの出来事を曹操に送っていました。
つまり裏付けが取れている状態ということですね。
果たしてこのまま呉は仲間割れしてしまって没落してしまうのか?次回に続きます。

「降伏を願い出るなら我が軍に願い出ればよかったものを。」

多分存在すら知らないんじゃないんでしょうかね。