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11/1


「気づけば・・・」



「琶月さんファクトリーもかなり大きくなってきましたねぇ。」

「でもその実体は壁だけのまさに張りぼて・・・・」

「ちゃんと天井も作りますぅーーーーーーーーー。」




「ちなみに前回作った仕分け倉庫、鉄製品の資材はそのままベルトコンベア繋げて仕分けしてもらっています。」

「今まで鉄のロッドや鉄板を補給するときは各工場に足を運んでいましたが今は頻繁に足を運ぶことになるメイン拠点にさえくれば補充できるのでとっても楽ちんです!」




「ついでに銅製品もベルトコンベア繋げて仕分けしながら保管してもらうようにしました。」

「車で運搬するんじゃなかったの?クソナガベルトコンベアは減点だよ?」

「長くないからセーフ。」

「ほんとかなぁ。」

「本当は車を自動運転させるための燃料が用意出来てないんでしょ。」

「ぎくっ」

「べ、別に超長いベルトコンベア作ってもいいですよね・・・・。」

「減点減点!」

「あああああああああああああああああ」

「まぁ良い事教えてあげよう。原油を採掘すればガソリンを作ることが出来て積み荷ステーションから自動的に給油できるから仕組みさえ整えば半永久的に燃料補給できる体制を整えることが出来るよ。」

「本当ですか?それすっごく必要としていたものです!さっそく原油探しにレッツゴー!」












「というわけで以前にも来ました海岸っぽいところです。」

「実際は海岸じゃなくてただのおっきい川なんですけど。」

「この辺に原油の反応が出てるね。」

「あー!あーー!!見てくださいジェスターさんに!奥に黒い水が染み出てる場所がありますよ!ここから原油が噴き出してる証拠ですね!」

「じゃさっそく原油ポンプを設置しよう。」









「設置しました!!(早い」



「今までの原材料と違ってやっぱり液体なんですね。これってベルトコンベアでは当然運べないものですし・・・どうやって原油からプラスチックとかに加工していくんでしょうか?」

「原油を精製する専用の機械があってそこに原油の入ったパイプを繋げる事で生産できるよ。」

「なるほど。」

「そうなるとまた新しい工場が必要ですね・・・・。ここから本拠地までは流石に遠いので精製施設はこの辺に作るしかないですね・・・。」



「とりあえず適当にパイプ伸ばしてどこに精製施設作るか考えている所なんですが困ったことにこの辺はどこも坂道で大きい工場作るのに向いてないんですよね。」

「特に鋼鉄製品作ってる工場並にでかくなってしまうと貴重な車で通れる道をつぶしてしまいかねない・・・。」

「うーんうーん。」

「どこでもいいから早く決めてよ。」

「本当にどこでもいいですか?」

「ちゃんと製造できるならいいよ。」

「じゃぁ〜〜・・・」




海の上に作ります!(川だけど・・・」

「は?」


11/3



「前回のあらすじ。」

「原油の採掘を開始しました!そしてその採掘した原油を加工する工場は海の上に作ることにしました!!(本当は川だけど・・」

「なんでそこにしたの。」

「いやーだってほら。よく石油の海上プラットフォームとかあるじゃないですか。ああいうのをイメージしたらピーンとなんかきまして・・・・」

「ふーん、まぁ分からなくもないけど。それよりちゃんと作れるの?」

「とりあえず見よう見まねで作ってみます。まずは土台から。」




「どうです?」

「思ってたよりしっかり作られてて草。」



「横から見るとこんな感じです。」

「むぅ、思いのほかちゃんと建設してるからケチつけにくいなぁ。琶月にしてはまぁまぁ。」

「私にしてはってなんですか。私にしてはって。」



「ここから先は実際に原油を加工するための機械を並べていきます。」

「とりあえず二台並べています。設置したあの機械に大して原油ポンプを結合させます。」



「角度よし、水平軸のポンプも曲がらず真っすぐでよし!ちょっとでも斜めってる時になっちゃう。」

「琶月は几帳面だなぁ。」

「ではさっそく機械を稼働させたいと思います・・・!!」

「おお、青いビート版みたいなものが・・・これがプラスチックですか?」

「そうだよ。」

「琶月さんもこれで石油王に・・・・。」

「・・・・ジェスターさん!!!なんか紫色のヘドロが機械の中に溜まって一杯になった途端動かなくなりました!!!!」

「あー、これは廃重油だね。」

「知ってましたか!?原油を使った製造は特定の物質のみを加工して使うから使われなくなった廃重油が残るんだよ!!」

「何それ知らなかった。」

「じゃーこの廃重油はどうすればいいんですか?」

「実はね、この廃重油を使ってガソリンの製造が出来るんだよ。」

「まじ」

「原油を正史江する機械に廃重油を排出する口があるでしょ。そこにパイプをくっつけて更に別の精製施設に繋げてごらん。」



「こんな感じですか?」

「そうそう。廃重油を材料に使う方の精製施設はそこでガソリンを作るように設定するの」

「なるほど!」



「原油を材料にするところでプラスチックを作って・・・・」



「使い終わった物凄い色してる廃重油さんはもう一つの精製施設へ流されて行き・・・・」



「ここでガソリンが作られる!!」



「凄い凄い!ガソリンが作られています!!」

「ガソリン作る過程でまた廃重油出たりしませんよね?」

「流石にそれはない。」

「ガソリンも作れるようになりましたしこれでトラックの自動燃料補給も見えてきました!!絶好調ですね!」

「その調子で働き続けてくれるとこっちも助かる。なんか給料の事も忘れてきてるし」

「今何かいいました?」

「何でもないよ!!!」


11/8


「前回琶月さんはついに石油からプラスチックとガソリンを作れるようになりました!ついでにゴムも作れるようになりました。ゴムって石油から作ってたんですね〜。」

「この子ったら急にゴムなんか言い出して。彼氏でも出来たの?」

「そういう意味のゴムじゃありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「私は生涯お師匠様推しです。結婚したい。」

「めんどくさい。言うんじゃなかった。」

「ほら!早く納品する!」

「あっ、ハイ。」



「発射準備ヨシッ!」



「いってらっしゃ〜〜〜い。」

「それで今回は何か新しい機械置けるようになるのですか?」

「勿論。頑張った者には相応しい報酬を与える。それがエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社のモットー。」

「じゃー給料支払ってください。」

「いいのかなーーーーーーー本当にそれでーーーーーー。最後まで仕事を終えたらこの機械達を無料で貸し出すんだけどなああああああああああ。」

「ぐぐぐ。まぁ確かに原油とか引き続き掘り出して売った方がきっとお金になるのは確か・・・。ここは我慢・・・・。」

「で、話を戻して。それで今回は何を教えてくれるんですか?」



「製造機だよ。四つの資材を組み合わせて一つの製品を作るよ。」

「でっっっっかい!!!」

「ヘビーモジュラーフレームとかコンピューターとかはこの製造機じゃないと作れないね。とりあえず四つの資材を組み合わせる事で作る物は全部この製造機を通してね。」

「ひえ〜〜〜、ただでさえ二つの資材を使って製造する組み立て機でかなりライン複雑化しているというのに・・・ここから更に複雑化するんですか・・・。」



「それとここで琶月にもう一つミッションを与えよう。これまで軌道エレベーターを使って資材を何度か送ってもらったけど今回も三つの資材を軌道エレベーターで送ってほしい。その中でもこの自立制御ユニットは今教えた製造機を使わないと作れないから将来を見越して準備しながら進めてほしい。」

「材料が前回軌道エレベーターで要求されていた自動ワイヤーに見たことない資材に製造機じゃないと作れない資材を二つも要求されているし尋常じゃないくらい素材が重いんですけど?????????」

「1つの工場で全ての資材を用意するのは到底無理だから琶月が計画している通り各地の工場で作らせた後に倉庫に一度集約させた方がいいね。」

「うへー・・・まぁ気長にやりますか・・・。とりあえず1つはいつも通り本拠地に置いといて手動で必要に応じて生産できるようにしておきますか。」



「というわけで作ってみました。本当にでかい。」

「よし、じゃーとりあえず次の工程に進むとしましょうー。前回さっそくガソリンを作れるようになったのでガソリンを車に入れられる体制を・・・」

「あー、まったまった。ガソリンは容器に入れてくれないと車に詰めないからね。」

「・・・・????」

「あー、容器に入れないとガソリンを他の場所に運べないという事ですね。」

「違うよ。容器に入れないとガソリンを燃料に使えないっていうことだよ。」

「????????????????????」

「もうーー。ジェスターさん、それじゃまるで車が容器ごと燃料としているみたいじゃないですかー。」

「そうだよ。容器がないと燃料として成立しないよ。」

「本気で言ってます???????????」

「何度も言っているし!!冗談じゃないし!!!!!!!」

「何でプラスチック容器がないといけないんですか???????????????????????????????」

「世の中はそういうものだよ。」

「いや絶対違うし・・・・。」



「というわけで車にガソリンを燃料として使いたければ燃料を入れられる空の容器のレシピが手に入るこの納品タスクを進めてもらおう。この納品が終わらないといつまでたっても容器が作れなくて車を動かせないぞ〜〜〜。」

「絶対おかしいって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


11/10

「前回のあらすじ。ガソリンを燃料として使えるようにするためにガソリンを入れる容器が必要になる。ガソリンだけがあってもだめ。容器があって初めて燃料となる。容器を含めて燃料となる。絶対おかしい。」

「それ以上文句をいうとこの新型プレス機のテストを受けてもらうことになる。琶月の平べったい胸が更に平べったくなるよ。」

「どうせプレスされたって潰される胸はないよーーーーーだ。」

「ぐぬぬぬ、開き直りおって。それより納品は?」



「はい、この通り仕上げました。今回は本当に大変でした・・・。特にヘビーモジュラーフレーム、これの材料が半端じゃないですね・・・。さっそく本拠地に作り上げた製造機を稼働させたんですけどそもそも材料を用意するだけで大変でした。これを自動製造に組み込むのは相当な苦労が予想されます・・・・。」

「うむ、苦労したにせよとりあえずは納品できたようだね。では約束通り容器のレシピを教えよう。」

「ワーイ」




「容器はプラスチックを材料に製作機で生産可能だよ。そしてその容器とガソリンを一緒にこの充填機に入れることでガソリンを容器詰めしてくれてはれて燃料として使えるようになるよ。」

「はえ〜〜〜・・・。」

「ちなみに容器に入った中身を取り出す事も出来るよ。何らかの理由でガソリンを遠隔地に運び出したいんだけどガソリンだけが欲しい・・・っていう事があればこれで取り出してね。」



「容器はガソリン以外にも水を入れたり他の物を入れたりも出来るよ。今はガソリン入れるくらいしか用途ないけどいずれ必要になることもあるかもしれないから頭の片隅に入れておくように。」

「ハーイ。」

「じゃーさっそく充填機を設置しにいきますかー。」




「よっこらしょっと。」



「えーっと、確かこの充填機に空の容器とガソリンを流し込めばいいっていってましたよね・・・・。とりあえず廃重油から燃料を作る精製施設からパイプを繋げて、近くにプラスチックから空の容器を作る製作機も置いて・・・・それをベルトコンベアで繋げますっと・・・。」



「こんな感じでどうでしょうか!」



「右側でプラスチックやゴムを生産しています。今はゴムの用途がないのでそのまま倉庫に放り投げていますがプラスチックは半分倉庫に、半分容器を製作する製作機へ流しています。空の容器製作はプラスチックが分間30必要なのできっちりそれだけの数が流し込まれるように調整しています。」



「そしてプラスチックやゴムを作る過程で生まれた廃重油を再利用して燃料を生産、そしてその燃料と空の容器を充填機に流し込むことで燃料入り容器の完成です!!!」

「資材を余すことなく使いまわしていていかにもエコって感じですね〜〜〜〜。容器も使いまわせればいいんですけど。」

「燃料入り容器は容器ごと溶けるから使いまわせないよ。」

「うーーーん、やっぱりおかしい。」

「とりあえず容器入り燃料は作れたので今日はこれで勤務終了にします。お疲れ様っしたー。」

「もっと働いて」


11/16

「前回で燃料入り容器を作りました。」

「容器ごと燃料として消費されるので容器入り燃料という表現でも良い気がしますけど。」

「頭おかしくなりそうだね。」

「失礼、既になっていたね。」

「むが〜〜〜〜〜。」

「ところで今納品用のプラスチック生産が滞っているんですけど何でですかね・・・。原因がちょっとよくわからないんですが・・・。」

「プラスチック作るにはちゃんと原油が供給されていること、そして廃重油が排出されていることなんだけどチェックしている?」

「あ!廃重油が排出できずに詰まってる!なんで?」

「あ、燃料の生産に大して廃重油の供給が多くなってて処理しきれてない。」

「ゆくゆくは廃重油をきちんと消費しきれる体制を作るべきだね。」



「暫定対応としては産業用液体タンクを設置してパイプを繋げる事で燃料を保存することも出来るよ。」

「あ〜いいですね。これはかなりの容量が入るみたいですし余った燃料はしばらくここに保管しておきましょう。万が一の時の備蓄にもなりますし。」

「ちなみに燃料だけじゃなく液体なら何でも入るから水でも廃重油でも原油でも入れられるよ。そして手動でレバーを動かせば中に入ってる液体はその場にぶちまけて空っぽにできるよ。」

「・・・・廃重油をその場にぶちまけるのは環境的にやばくないですか?」

「自分さえよければよし!!!私の部屋が汚くなる訳じゃないし。」

「さいてーーー!!」



「とにもかくにもプラスチックとゴムの生産は再び回るように。廃重油何度かぶちまけたのは秘密です・・・。」

「えーっと、そうなると次やることは・・・この燃料入り容器を本拠地へ輸送する手段ですね・・・。これこそ車を使った自動輸送を行わなければいけないのですが・・・・。」




「まずは車を通るための道を物理的に作ってあげる必要がありそうですね。伐採して邪魔な者は全て除去していきましょう。」

「廃重油ぶちまけるのと根こそぎ草木を切り取って環境破壊するのとどっちが悪影響なんだろうね。」

「そりゃぁもちろん廃重油ぶちまける方じゃないですか?」

「いやいや、自浄作用を失う草木伐採のほうでしょ。」

「いーや、廃重油です!」

「いーや伐採だね。」

「廃重油!!!!!!」

「伐採!!!!!!!」

「伐採と認めなければ減給とする。」

「あ!!!!!!!ずるい!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ささやかな抵抗として本日は早上がりさせて頂きます。」

「ぬあーーー!!!労働時間が足りぬ!!もっと働け!!」


11/17

「よーしよしよし。」

「何やってるんです?」

「ポニョ可愛がってる。」

「ポニョって・・・あぁ、これです?」



「そうそれ。」

「変な生き物好きになりますよねぇ・・・。あれ、なんかこのわんこもってません?」

「わんこじゃなくてポニョ!」

「どう見てもわんこ。」



「ウラン・・・廃棄物・・・?」




「ギャーーーーーーーー!!!身体がチリチリするーーー!!!なにこれ!!?」

「知ってましたか?放射能物質に触れると体に悪影響があります!!」

「それくらいは知ってますぅーーー!これどうやって廃棄すればいいんですか!!??」

「あ、これジェスタークーポン貯まるシンクに放り込めば・・・」

「放射能ゴミは処理できないので受け付けておりません。ご自身で処理してください。」

「都合の悪いものだけ引き取り拒否してる。」

「え、じゃーこれどうやって処理すれば・・・」

「どうしようもないよ。どっか捨てよう。」



「もう面倒だから本拠地の中庭においておこ。」

「もっと辺境の地に捨ててよ。。。。」

「貴重なジェスターさんの困り顔を見たくて。ふへへへ。」

「きもっ。」

「シドイ」

「あ、そういえばこの間また墜落船見つけてデータ回収したんですけど何かいいのありました?」

「あー、あったよ。」



「燃料をもっといっぱい作れるようになるレシピが見つかったよ。廃重油に水を混ぜるといっぱい燃料が出来る!!!」

「いやいやそれどうみてもただ水で薄めてるだけじゃないですか!!!!!絶対悪影響でるって!!!!」

「当社の検証により何も問題はないことが分かっています。」

「絶対いつか壊れる・・・。ところでこの間燃料入り容器の製造ライン作ったばっかりでこの水を混ぜる工程を噛ませる余裕がないんですけど?」

「何とかしろ!」

「あああああああああああああああああああああああああ無茶ぶりいいいいいいいいいいいいいいいい。今週全然仕事進んでないですねぇ!!」


11/23

「先週変な寄り道話が多くて何してたか忘れました。」

「燃料作って自動運転による物流配送網を作るとか息巻いてなかった?」

「あ、そうでしたそうでした。」

「それで先に聞いておきたいのですけど荷物の積み込みや荷下ろしできるステーションで燃料を自動補給できると言っていましたよね?どうやって自動補給させるんですか?」

「ああ、それはステーションに燃料を投入する口があってそこに対応する燃料を流し込むと目の前を通った車に自動的に補給するよ。」

「なるほど、では単純にステーションの所まで燃料を運搬すればいいのですね。」



「じゃー出来上がった燃料入り容器をベルトコンベアで運び出します。」

「もしかしたら容器入り燃料かもしれない。」

「話しをややこしくしないでください。」



「この燃料入り容器を対岸へ流して・・・・。」



「ここに配送ステーションを建設します。」



「一応積み込みと荷下ろしそれぞれステーションを作っています。これでトラックを使ってこのエリアで作られた燃料入り容器を本拠地へ運び出し、運び出された燃料を本拠地のステーションの燃料口へ投入することで広い範囲でトラックによる配送を行えるようにします。」



「ちなみにジェスターさんが言っていた燃料投入口は左にポリタンクのアイコンがついてる口の所ですね。」



「その口に燃料を流し込むと左下の燃料という所にアイテムがスタックされてトラックが通るだけで自動的に燃料が補給されるようになるという仕組みでした。」

「右の通常の口の所に流し込まれた燃料は荷物として扱われるのでこの後トラックによって自動的に運搬される・・・といった形ですえ。」

「これでトラックを走らせる準備が出来ました!!!」

「さっそく琶月運送による自動運転の始まり・・・・」

「・・・・・・・・。」

「すいません、どうやって自動運転させるんですか?」

「ジェスター自動運転教習所へようこそ!」

「この科目をクリアすると自動運転による配送技術を学べます。」

「やったー。」

「受講料は自動的に給料から差し引かれるので振込のお手間は取らせません!」

「何勝手に差し引いてるんじゃい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


11/24





「燃料の自動補給が昨日している事の確認よし!積み込みもちゃんと稼働していてボタンを押せばトランクに燃料が詰まれている事も格納できました。」

「後は自動運転で本拠地に燃料を送り届けるシステムを構築するのみですね。」

「それでは自動運転システムについて解説するよ!!」

「よろしくお願いします!」

「なお既に給与システムから講座料を自動引き落としするように設定しているので未払いについては心配せず安心して受講してほしい。」

「引き落とされてる事そのものに抗議!!!!!!」

「あっそう、じゃー受講はキャンセルね。1人で頑張ってね。」

「むきーーーー、すいません、やっぱり教えてください・・・。」

「しょうがないなぁ。」

「なお一度既にキャンセルしているのでキャンセル料と再受講料代金が・・・」

「キレソウ」

「ただまぁここまで言っておいてなんだけど自動運転システムは積み込み場と荷下ろし場の建設が完了した後にやる事をお勧めするよ。今設定しても後から道路を新しく引いたりすると自動走行設定時には存在していない物がいきなり出てくる事になるから挙動が凄く狂いやすい。」

「あーそうなんですね。それじゃ最初に建設は済ませておきましょうか。」

「では受講はキャンセルということで。キャンセル料を差し引いておきます。」

「キレタ。髪の毛わしゃわしゃわしゃわしゃわしゃ!!!!」

「ぎゃーーーー!!!!!」












「とりあえず燃料作っている所の近くまでは道路を引きたいのですが・・・道路建設予定地に石が散らばっていて邪魔ですね。これどうやってもどかせられなくて困ってるんです。」

「爆弾作って爆破させれば破壊できるよ。」

「なんと。」

「確か石炭と硫黄から黒色火薬を作れるように研究しましたよね、私。そこから爆弾が作れる感じですかね。」

「そうだよ。爆弾が作れるように続きの研究は私がやっておいた。」

「ジェスターさんにしては気が利きますね。」

「有償サービスについてはちゃんと対応するよ。」

「それも有償なんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」






「とりあえず爆弾ぽいぽい投げてどかしていきます。」

「ドカーーーーン」

「あ、綺麗さっぱり石が砕け散りました!」

「普通地面にも穴空いてそうですけどそこは被害なしなんですね。コンクリート並の硬度の土・・・・」

「それでは障害物も退かせたので本格的に道路を作っていきます。」

「これには大変な労力と時間がかかるので今日はこれにて失礼します。」

「骨身を惜しむ出ないぞ。次私が来る時までに完成させておくように。」


11/29


「さーってと。どう、琶月?配送ステーションは完成しそう?」

「ぜぇーぜぇー。どうにか形にはなったと思いますよ。」

「どれどれ?」





「ふぁ」

「変な声」




「ほら、すごく道路っぽくなりました。日本の交通ルールに則って左側通行です。輸送トラックは必要に応じてレースのピットインみたいな要領で配送ステーションに入って積み荷を降ろしたり載せたりします。」

「この意味不明な啓蒙は何なの。」

「雰囲気を高めたくて・・・。日本でお散歩してた時に見かけたスローガンです。」

「何でもいいけど自動運転なんだからスマホ見る事なくない?」

「ロボットがスマフォ見ながら運転するかも。」

「一体どんな世界を想像しているんだ・・・・。」



「ちょっと遠くから見るとこんな感じです。道路はゆくゆくは鋼鉄系の資材を生産している工場にも繋げる予定です。」

「なお配送ステーションのピットイン・ピットアウトエリアですがどうしてもスペースが足りなくて部分的にオフロード走行求められていますが見なかったことに。」

「まぁ自動走行が正しく機能するならなんでもいいけどさ。」

「ちなみに荷物を降ろした後とかはきちんと倉庫に格納されるようになってるの?」

「はい、そこはもうぬかりなく。」

「じゃーあれは?燃料の補給体制。」

「そこもばっちりです。」



「ご覧のように原油精製施設から運ばれてきた燃料入り容器は倉庫に格納するベルトコンベアに流された跡、スマート分岐機によって適切に仕分けされて燃料入り容器のコンテナへ格納されます。その後、この燃料入り容器のコンテナから配送ステーションの給油口へ運び出されて行って各トラックに自動的に燃料補給される仕組みを整えています。」

「ほぉ、やるではないか。」



「とりあえず手動で配送してきちんと意図した通りに運ばれて行くか確認してみました。きちんと想定通りに動いています。」

「じゃーいよいよ自動運転を設定するときだね。」

「受講の予約を入れておくね。手数料とか受講料とか全部こっちでやっておくから安心して。」

「こんなに頑張って働いてるのにお金取られる事自体がキレソウ」


12/1

「よーし、では自動運転の設定の仕方を教えるぞー。」

「はーい。」

「最終確認だけど道路工事とかはもういいのかな?」

「とりあえずはOKです。途中からオフロード走行になりますが雰囲気的にはむしろオフロードの方が良さそうだったので。」


「最初の鉄鉱関連を生産し続ける工場も建物が出来上がってきて雰囲気ばっちりです。」

「雰囲気ばっちりとはいうがあまりにもシンプルすぎる出で立ち・・・・。」

「後でちゃんと配色もしっかりしますぅーーーーー。」



「天井もない・・・」

「天井も後でちゃんと作りますぅーーーーーーーーーーーーーーーー。で。どうやれば自動配送させられるようになるんですか?」

「まずスタート地点まで移動して。移動した後Qボタンを押すと記録メニューが出てくるから記録開始のボタンを押す。記録中に車を動かすと記録完了した時その通りに車が走行するよ。」

「ほほー、なるほど。」

「記録中に積み荷のやり取りをすればそれもきっちり記録されて自動でやってくれるようになるからまずは一周、自分で運転して操作する形だね。」

「ちなみに記録中に停止した場合も何秒停止したかまでしっかり記録されるしスピード出して運転すればスピードでるし遅く運転すれば遅く走るから理想の自動運転状態を考えながら走ってね。」

「思ってたより結構再現するんですね・・・。記録の終了条件は?」

「スタート地点に戻ってくれば自動的に終了するよ。逆を言えばスタート地点まで戻らないと終了できない。片道運転は対応していない。ちゃんとスタート地点まで戻って延々とループして走れる状態にしないとだめだよ。」

「了解です、ではさっそく記録を開始します!」

「せっかくなので片道はカメラをオンにして走ってみますね。」

今日のサイト更新用の動画。燃料入り容器を配送ステーションへ自動で運搬するための設定を行う。(その1 pic.twitter.com/lB0clsr9xV

— ワシ(キュピル) (@kyupiru) December 1, 2022




今日のサイト更新用の動画。燃料入り容器を配送ステーションへ自動で運搬するための設定を行う。その2 pic.twitter.com/Ox9nRqE5j5

— ワシ(キュピル) (@kyupiru) December 1, 2022



「片道到着!」

「後は帰りだね。」

「帰りも安全運転を心がけます。」




「通り道には矢印のマークが出てどこを通ったか分かりやすくていいですね。」

「なんか身に覚えのない怪しい求人看板が見受けられますが。」

「ナンノコトカナ。」



「とりあえず一周完了しました。、きちんとルートが記録されていますね。」

「さっそく機能するか確認したいですが疲れたので今日はここまで。」

「普通こういうのってすぐ見たくならない????」


12/6

「前回オートパイロットで動かすために順路の設定をしたんでしたね。」

「さっそく起動して自動的に走ってくれるか見てみましょう!!」

「もしうまく走らなかった時はやり直し。」

「うまく走って。」



「このオートパイロット起動のボタンを押せば走り出すんですかね?」

「そうだよ。あらかじめ車の上に立っていればついでに運んでってくれるよ。」

「あ、いいですね。では車の上に立ってる状態で起動します。」



「おお、すごいすごい!ちゃんと私が走った通りに運転してくれていますよ!ゆっくり走ってた所はゆっくり走ってますし早く走ってた所は早く走ってます!優秀ですねぇ。」



「ちゃんと積み荷の積み込みと荷下ろしも自動で動いてくれることを確認できました。燃料入り容器も各配送ステーションに自動で補給されるようになったことも確認できましたしその配送ステーションから給油も出来ているので原油精製施設が止まらない限り燃料は安定供給できそうですね!」
「燃料問題が解決したことでオートパイロットを使用したトラック輸送システムは積極的に使用して大丈夫な状態になりましたね。」

「これで鋼鉄資材の工場と鉄資材二つの工場で作られる資材を一つにまとめて生産しやすくなったね。」

「更に今後は鋼鉄資材と原油資材で作られる資材を組み合わせてより高度な資材を生産する物も出てくるけど、それも燃料と一緒に原油資材を運搬すればいいだけの話しだから今回でかなり輸送システムは整ったといえるね。もう工場の設置位置はさして問題ではなくなってきたかもね。」

「こんな大規模な輸送システムを作っちゃう琶月さんって実は天才?」

「では天才な琶月さんに早いところ次の資材の納品をお願いしようか。鋼鉄資材と鉄資材を組み合わせた物の生産はよ。」

「あああああああああああああああああああああああああああああああ」


12/8

「ぶぅ〜〜〜ん」(←車の音



「いやぁ、いいですねぇ。バギーに乗って自動運転で走る車の後を追いかけてますけど何の事故もなく、適切に走って運搬していってくれます。」

「追っかけてる暇があれば早く次の資材を納品しろ。」

「これも必要作業!!メンテナンスとかそういう類の。」

「御託はいい。それより早く鉄資材と鋼鉄資材をこの保管ステーションに運搬する準備を整えなさい。」

「へ〜〜〜〜い。」



「さて・・・鋼鉄インゴットを元に資材を生産している工場に来ましたけどどうやって運搬しましょうかね。原油精製施設と比べるとこちらは配送ステーションまではそう遠くはないのですが・・・。」

「妙に道がデコボコしてたり坂道がきつかったりとオフロードを走らせるのはちょっと気が引けるんですよね。」

「というわけでそんな大した距離じゃないので道路をひくことにしました。」

「というわけでドン。」



「わお。」

「わお。」

「これなら輸送もスムーズ!!」




「と、思ったらまたファンさんが道路を横断している!しかもなんかめり込む形で!邪魔邪魔!」

ファン「だからあれは僕じゃないデスヨ」

「では鋼鉄資材を作る工場の前にも配送ステーションを建設していきましょう。」



「まずは資材が格納されたコンテナにベルトコンベアを接続して道路のある所まで運搬させて・・・・」




「配送ステーションを建設したらこれで完成。とってもシンプル。」

「せっかくだからなんかもうちょっと道路っぽくしたいですね?看板とか標識とか立ててみたり。うーん、この工場の名前は何て名前にしよう?」

「ヴァーーー」

「あ、通りすがりのパラサウロロフスだ。ちょうどいいのでパラサウロロフス鋼鉄所工業とでも名付けましょう(妄言サイコパス」




「ちょっと道路っぽくなった!」




「パラサウロロフスさんも気になっているみたいです。悪戯しないで。ヴぁ〜〜〜」

「なってないわね!真のパラサウロロフスの鳴き声はこうよ!ヴァァァァ----!

「ヴァアアアアアアアアアア」

「(琶月の頭がおかしくなった・・・)」



12/14

「さてさてと。」



「輸送システムが完成したことで琶月さん肝入りの保管庫ステーションはフル稼働中です。」

「余談ですがコンテナの中身がいっぱいになった瞬間流し込むことが出来なくてラインが詰まったのでオーバーフローという設定を用いてこれ以上保管できないアイテムは隣のラインに流してシンクに放り込んでポイントに変換しています。資源の有効活用。」

「最近シンクに燃料入り容器ばっかりくるのはそういう理由か。燃料ばっかり貰っても困るんだけど。」

「贅沢言わないの。」



「それよりこっちの納品まだーーー!?早くしてよねーー!!」

「はいはーーーい。えーっと、この中でまだ自力で生産したことないのはコンピューターだけですね。えーとそのコンピューターの材料はっと・・・」




「あああああああああああああコンピューターの生産むりぃいいいいいいいい見たこと無いのばっかり資材にありゅううううううう」

「きも。」

「ストレートに言わないで。」

「この回路基板ってのが見たことないですねぇ・・・これはどうやって作るんでしょうか。」



「うーん、色んな方法があるようですがとりあえず銅のシートとプラスチックがベースっぽいようですね。プラスチックは原油ラインで銅は銅のライン工場から・・。またしてもバラバラな所に・・・このコンピューターの生産体制を今整えようとすると滅茶苦茶時間かかってしまいますね・・・」

「それならば仕方ありません。」



「琶月さんが一人旅でお散歩していた時に墜落船付近に転がっていたコンピューター100個・・今ここで納品します。」

「ちょっとーーー。このコンピューター傷者なんだけどーーー。新品を納品しろーー。」

「処理性能に違いはどうせないんでしょ。ほら、早く報酬のレシピでも教えてください。」

「ぐぬぬぬぬ、仕方がない。では今回納品した報酬はこれだ。」



「まず一つ目はベルトコンベアMk4だ。単純にMk3より二倍の物を運べるようになるよ。」

「あ、これ凄い助かります。琶月さんの保管庫ステーションのベルトコンベアが分間275しか運べなくて普通に詰まる事が出てきてたので・・・。これで更に沢山の資材を処理できるようになりそうです。」

「ただ設置するのにコンクリート被膜型のものを使うのはだいぶ重くありません?これ一分に数個しか生産できないものなんですけど?」

「じゃあ増産したら?」

「あああああああああああああああああああああああ。」



「もう一つは燃料発電機だよ。基本的には石炭発電機と同じで石炭の代わりに燃料を流し込む必要があるよ。そのかわり水はいらないよ。あと発電量も石炭発電機の二倍になってるよ。」

「発電量が石炭発電機の二倍ってことは琶月さん的にはこっちのが助かりそうです。ってことは燃料入り容器をそのまま入れれば発電できるってことですかね?」

」「いや、こっちはパイプを使って燃料を液体で流し込む必要があるよ。容器はいらない。」

「車は容器入りじゃないと動かないんでしたよね?じゃーなんでこっちは容器がなくても動くんですか?」

「プラスチックの容器が燃料になるとか大丈夫?普通なるわけないじゃん。」

「あれえええええええええ?????????」



「ほら、パイプを差し込む口があるでしょ。燃料生産している精製施設から直接パイプを差し込んで燃料補給すればいいんだよ。」

「はえー・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「じゃぁなんで車の方は容器必要なんです?」

「本日の業務終了!」

「露骨に逃げた!!」


12/16


「前回は新しい建設レシピを頂きました。」



「とにもかくにもベルトコンベアの性能を強化していきます。ここの性能をあげていかないと物流が滞る問題もあるので・・・・。」



「リフトの方もしっかりバージョンアップさせていきますよ〜〜〜。」

「建造に消費する資材の量が尋常じゃなくてすっごい苦労していますが・・・。というかそもそも足りないくらいです。とりあえずよく物が通る所を優先的にアップグレードさせています・・・」



「物流網が滞っている所とかないか定期的に確認していますが何かとパラサウロロフスさん(違う)が道をふさいでいるみたいなんですよね。ただトラックの方が強いみたいでその都度パラサウロロフスさん(違う)が横たわっていますけど。」

「どう、次の工場建設出来そう?」



「いやーちょっと困ったことに電力供給がかなりギリギリなんですよねー。原油精製施設の稼働状況によっては予備電力のバイオ発電機まで稼働しているようなのでこれ以上拡張するとまた停電しますね。」

「うーん、石炭発電機じゃそろそろ限界なのかもね。」



「一応拡張余地は残していたので更に設置しようと思えばいけます。」

「ただ石炭採鉱機で採掘できる石炭全てを既に投入しているのでここから石炭発電機を更に増やそうとするとオーバークロックする必要がありますね・・・。」

「オーバークロックしてまで石炭の採掘してるとなんだか物凄く環境汚染している気分になりません?」

「この惑星の環境がダメになったら次の惑星に行けばいいんだよ。」

「あああああああああああああああああ最低な発言!!!」

「豊かな生活を実現するには多少の犠牲がつきもの・・・・」

「その犠牲のつけはいつか跳ね返ってきますからね。覚えておいてくださいよ。」



「とりあえずオーバークロックさせて石炭の採掘量を二倍にしました。ここで使うことになるとは思っていなかったのでナメクジさんを事前に集めておいてよかったです。」

「全ての採鉱機をオーバークロック出来た訳ではなく全体の半分だけオーバークロックさせています。石炭の採掘量が単純に1.5倍になったので・・・・」



「石炭発電機の数も1.5倍に。なんていうか環境汚染っぷりが凄まじい事になってきています!!これ流石にひどい汚染なのでは?」

「人類の発展には多少の犠牲もやむなし!!」

「ジェスターさんは人類なのですか?」

「ジェスター類だよ。」

「ジェスター類の発展には多少の犠牲もやむなし!」

「言い換えた!」



「あの、ところで・・・・」




「突然足元が抜けて地面の下に落ちてしまいました・・・。どうすればいいですか?」

「何やってんの!!!琶月はドジだなーーーーー」

「そんなーーーーーーーーー」


12/22


「次の納品物を読み上げる、モーターとプラスチックとゴムと燃料入り容器。以上。早急に物を用意してロケットで打ち上げるように。」

「なんか納品物がどんどん複雑化してきてません??」

「既に全部生産できているものでしょ。用意するのは簡単なはず。」

「まぁ確かにそうなんですけど・・・。実はプラスチックとゴムの輸送だけはまだ出来ていなかったんですよね・・・。」

「中央拠点の保管庫に集約する必要もあるのでこの際ベルトコンベアを繋げて燃料入り容器と一緒に運べるようにしちゃおうと思います。」





「というわけで雑に繋げました。とっても簡単。」

「運んでくれれば何でもいいよ。ところで海上に立てたその拠点からどうやって例の配送ステーションまで運んでるの?」



「正直いって結構切り立った崖に阻まれていたのでそれっぽい建物を作って壁かけのベルトコンベアを設置して配送ステーションまで流しています。運べれば何でもいいですよね。」

「まぁいいんじゃないの?」



「繋ぐためにくそでかリフトを作りましたけど別にいいですよね・・・。」

「んんん〜〜〜〜〜〜???ちょっと強引すぎない??過度な運搬方法は減点対象だよ?」

「何を採点してるんです????」

「リフトとベルトコンベアの繋ぎ方は雑かもしれませんけど海上プラットフォームの土台と基礎部分はとてもそれっぽくて美しいので加点してください。」

「いいからさっさと運ぶ!」

「あああああああああああああああああああ」




・・・・。

・・・・・・・・・・。







「とりあえずトラックによる自動輸送システムは既に出来上がっていてそこのラインに乗せるだけでしたので既存のラインにゴムとプラスチック繋げただけですぐ拠点まで運ばれるようになりましたね。後は時間がたてば納品できるようになると思います。」

「よろしい。」




「きっちりゴムやプラスチックを保管する場所のコンテナも用意していますし仕分けのシステムも作り上げています。近い将来電子基板とかコンピューターも作ることになりそうなのでついでに作っちゃいました。保管システムは万全ですので後はひたすら工場を拡張していくのみですね。」

「というわけで重要なお仕事を終えたので今日は上がらせて頂きます。年末年始休暇も近くなったことだし。」

「何言ってんの。うちにそんな休みはないよ。ほら、琶月がサインしたこのアルバイト契約書のここ見てごらん。年末年始休みはありませんって。」

「訴えていいですか?」

「あっはっは。」

「だめ。」

「訴えられたら困る自覚あるなら休み下さい。」


12/28


「納品まだですか校歌斉唱。」

「ああ〜廃工場の煙を〜なつ〜〜〜かし〜む〜〜。わーれーらー工員の眼差し高く〜。」

「どこに納品まだですか要素あります?」

「ここから一杯出てくるよ。聞きたい?」



「あ、もう納品したのでいいですぅ〜〜〜。」

「あ↓〜ああ↑〜〜!!納品〜〜↓まだですか〜〜〜↑!!!」

「歌わないで。」



「ともかく、新たに納品してくれた琶月にはわが社が誇る最新移動装備、翼を授けよう。」

「レッドブルあんまり好きじゃないんですよね〜。」

「翼の生えない飲み物を渡そうとしてはいない。」



「本物の翼を授けよう!!」

「ジェットパック!!?翼ではないけど空飛べる!?」

「幸いなんか作れる状態みたいなのでさっそく作って体験してみましょうか。」

「空飛ぶには燃料いるよ。インベントリにいれておいてね。」

「それはただの燃料ですか?それとも容器入り燃料ですか?あ、燃料入り容器ですか?」

「燃料入り容器だよ!」

「なんか怒られながら教えられた。」



「おお、すごい、すごいですジェスターさん!!すっごく高く飛べるし滑空も・・・」

「あれ、これ高すぎなのでは。あ、しかもこれずっと噴射できなくて落ちる!ああああああああ!!!」



「足の骨が折れた(嘘」

「わが社の宇宙服に傷がついた。減給。」

「給料すらもらっていないのに!!!!!」



「ジェットパックに満足した?次はガスマスクも欲しいよね?じゃーこの納品もよろしく。」

「普通の生活してる人はジェットパックはともかくガスマスクは普通いらないのでは???????琶月さんに危険な所を行かせるつもりですか??」

「私に酷い所行かせるつもりなんですね!!エロ同人誌みたいに!!」

「あ↓〜ああ↑〜〜!!納品〜〜↓まだですか〜〜〜↑!!!」

「あっ、あっ、歌わないで。」

「納品は簡単そうですが一番右の資材はみないですね。何ですかこれ。布地?どうやって作るんですかね。」

「それについては既にエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社が総力を挙げて調査済みだ。」

「布の材料如きに総力あげないで。」

「知りたい?」

「知らないと納品できません。そんなことも分かりません?」

「あ↓〜ああ↑〜〜!!納品〜〜↓まだですか〜〜〜↑!!!」

「あああああああその変な歌耳につく〜〜〜〜〜!!!」


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