DOPのPKER


「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!」
「ヒイイィィィィ!!」


今マキシミンとイスピンがすごい速度で逃げている
それもそのはず、現在今DOPで有名なPKERに追われているからだ。



話しは1時間ほど前に戻る


「我々S&Aに莫大な報酬の依頼が届いた。そこで君達に
ある任務を二つ成し遂げてもらおう」
「ほぉ。莫大な報酬か・・・」

再びパンを食って腹を満たす貧乏マキシミン
そして朝の早起きになれてるイスピンはしゃきっと聞いてる

「一つ目は今DOPの森で『ゼロレリ』っていう物がいる。
DOPの森に入った奴を容赦なく殺すPEKRだ。そのおかげで
アクシピター側もS&A側も依頼の任務をこなせず四苦八苦している。
そこでおまえ達に奴を倒して欲しい。」
「ふむ。人殺し任務なら俺は苦手じゃないぞ」
「・・・マキシミン」

少々飽きれるイスピン

「忘れずにPKERを倒したら倒した証として魂のカケラをもってこい
そしてもう一つの依頼というのはだな。DOPの森で・・・」

ここでわざとルベリエが言うのを止める
この異常な答え方に相当な任務があるのか?っと思う二人組み

「木の手入れしてくるんだ」

二人が同時に一斉に叫ぶ

「な、なんだってーーーー!!?」

マキシミンがすかさず反論

「俺は植木職人じゃないぞ!そもそもなんで手入れなんだ」
「話しを聞け。最初は俺も疑った。だがな。DOPの木は近くにある木を蝕むことがわかった。
そうなるとDOPの森は拡大していく。そのためにも手入れをな。」
「なんだか前回の結界石事件みたいだなぁ〜・・・」
「そうだね・・・」

少し意気消沈気味な二人。

「報酬は全部で1M。二人で500Kだ」

500K・・!?

マキシミンの目が輝く

「うよっしゃああああ!!やってやるぜえ!!」
「え、ちょ」
「よし行って来い」
「そんな・・・(人殺しが苦手なイスピン)」


そして現在に至るわけだが・・
PKERのあまりの強さに現在逃走中の二人。

「待ちやがれ貴様等!逃げるな!!」

ゼロレリが叫ぶ

「待ちやがれって行って逃げてる奴が待つ奴がどこにいるーー!」

マキシミンが叫ぶ。
それに続いてゼロレリが再び叫ぶ

「このチキンが!逃げ腰やろうの臆病者が!へっへっへ」

マキシミンが少し足を止める。
イスピンがマキシミンの腕を引っ張る

「ほら!挑発に乗っちゃだめ」
「うわあぁっと」



なんとかシルフの力で二人は逃げ切れたがDOPの森にいることは変わりない。
そのためまた見つかったら追われる。

「あんなの大変だよ。見つかったら即殺されるよ。僕まだ死にたくない・・」
「ヘマしなければ死なないっつの。確かに命がけだが。」

普通のモンスターなら気絶して街に飛ばされる。
だが対人だと違うし、しかもPKER.おそらく殺されるだろう。

「それにしてもどうやって倒すの?」
「真っ向正面からじゃ殺されるだろうな。あいつ俺と同じ的中剣らしき技もってたし
回避は無理だろうな。まぁ、俺の的中剣のほうが本物だけどな!」
「・・・」

その時後ろから誰かに突つかれた。
二人が ビクッ! とし恐る恐る後ろを見る

「よぉ」
「で、でたああああああ!!」
「う、うわあああああ!!」

案の定ゼロレリ。イスピンはナヤトレイでもびっくりするほどの速度で走って逃げた。
一方マキシミンはやけくそで敵を背負い投げ。接近先頭で敵は剣を振ることができなかった。
そして敵が倒れてるすきに急いで逃げた。


「ぜぇ・・・ぜぇ・・。本当に怖いな・・・。胃に悪い」
「マキシミン偉い!その調子で倒して!ふぅ・・」

完全にイスピンは生き残ること重視になってる。

その時後ろでまた突つかれた。
げ、またゼロレリか?
そう思い振りかえる。
所がゼロレリではなくDOPマキシミンがいた
そうだった。ここはDOPの森だ。自分の分身が現れる

「すいません。なんか困ったような顔してますね手伝いましょうか?」
「・・・・☆$∇∧!#&%(通訳:ちょ、俺のDOPってこんな素直な奴なのか!」
「わ、DOPマキシミン?」

あまりの自分の本性から離れた性格の人が現れたため、誰も聞き取れないような口調でマキシミンは言った

「でもこの際ちょうどいい・・。手伝ってもらおう」
「そうだね。かくかくしかじか」

それを聞くとDOPマキシミンはうなずいた

「わかりました。手伝います。それとちょっと自分の仲間の呼びますね」

DOPマキシミンが手を口に当て指笛を吹いた

「あ、ゼロレリに聞こえるよ!」
「うわぁ・・。これ速めに戦闘準備したほうがいいな」

二人が剣と盾を手に持つ。
イスピンは手が震えてる。これはあんまり期待できなさそうだ・・・

すると突然誰かが現れた。
DOPイスピンだ

「この僕を呼ぶなんてどういう出来事?」
「すいません。女王様。かくかくしかじか
「・・・ぷっ」
「じょ、女王様!?」
「傑作だ!俺もそう呼んでやるぜ。女王様」

マキシミンもふざけてイスピンを女王様と呼んだ

「や、やめてよ!ったく」

そんなこんなで突然後ろから手裏剣が飛んできた
ナンとか回避できた

「ぎ、ぎええぇぇ。ゼロレリがきたぞ!」
「今度こそおまえらをしとめる!DOPと一緒に土になりな!」

ゼロレリが剣を大ぶりに振ってマキシミンに襲いかかった

「させませんよ」

DOPマキシミンがゼロレリに立ちふさがり五花月光斬を繰り出した。
しかしゼロレリは回避した。
やはりPKERだけあって機動力がいいな。

しかし今こっちは四人(?)いる。

「さ、さ、さ、殺!」

イスピンが超震えた声でゼロレリに攻撃を仕掛ける。
当然手が震えてるため当たらない。
ゼロレリがイスピンに目掛けて連を繰り出した!

「全く、本物だっていうのに情けないね。僕のほうが本物なんじゃないの?殺!」

DOPイスピンが力強くゼロレリの肩にを繰り出す。
見事に命中。しかしかすり傷だ。

「スライディングー!」

突然誰かがゼロレリに目掛けてスライディングを繰り出す
誰だか確認する。

「・・・シベリン?」
「俺はDOPシベリンだ。王女イスピン様!どうかこの俺を付き合ってくだs・・」
「気安く触るな!」

DOPイスピンがDOPシベリンを叩く

「ぐはっ、」
「・・・・これは面白いところ見れたな。クックック。」

しかしゼロレリが再びたち上がり、DOPシベリンを蹴り飛ばした

「いでぇ!俺は戦い嫌いなんだよ!ひえぇーー」
DOPシベリンが逃げる。

「私のためでも戦わないのか。」
DOPイスピンが大声で叫ぶ

「王女様のためならなんなりとーーー!!」

DOPシベリンとDOPナヤトレイが現れ
ゼロレリに攻撃を仕掛ける。

「完全にあの二人は(DOP)イスピンの奴隷だな」
「・・・そうだね・・。」
「とりあえずゼロレリを倒すぞ」

マキシミンが剣を構えてゼロレリの頭に斬りかかる
しかし当然回避される。でも回避してしゃがんだ事によって
DOPナヤトレイの蹴りが炸裂。続いてDOPイスピンがゼロレリの頭を足で踏む

「これで終わりかい?情けないね」
「な、なぁ・・。これってさ。俺たちいかなくてもDOP達が倒してくれるんじゃないのか?」
「そ、そうだね・・・」

「くっ・・・。貴様・・等!殺す・・!」

ゼロレリが完全に怒り出す。
しかし・・・

「そう。なら死ね」

とDOPイスピンが冷たく突き放し背中に剣を刺す

「ぐあああぁぁぁ!」

ゼロレリがその場で倒れ死亡した。



ゼロレリが死亡した瞬間DOPの中は光に包まれた。
この光景にマキシミンとイスピンが驚く。
何が起きてるんだ?

するとその光がゼロレリの近くに集まる。
そして魂のカケラになった。


「これが魂のカケラか・・・」

マキシミンが手に持つ。

「あれ?DOP達は?」
「む?」

気がつくと確かにDOP達が消えてる。
なんで消えてるんだ?お礼一つ言わせて欲しかったのに・・・

「とりあえず魂のカケラはGETしたから後は木の手入れだね」
「ようやく難関は過ぎたな。」

二人が植木道具を手にすると
木の手入れを始める・・・が

「シャアアアァァァァァ!!」
「う、うおぉぉ!」

ゴン

木の手入れ中に木が威嚇しマキシミンが転げ落ちる
それに比べてイスピンのほうは全く威嚇されない。

「な、なんでこんな違いがあるんだ・・・?」
「手入れの仕方が悪いんじゃないの?」

イスピンの手つきを見る
確かに自分のと比べるとイスピンのほうが手際がいい。

「へいへい。俺は機用貧乏ですよっと。」
「シャアアアァァァァ!!」
「う、うわあぁ」

ゴン

「アハハハ」
「笑うな!このやろ」
「だっておかしいんだもん」
「シャアアアア!!」
「ひ、ひえぇー」

イスピンも突然にびっくりして転げ落ちる


「ぷっ、だっせー」
「いてて・・。」


そんなこんなで3時間

無事全ての木の間伐等は行った。
そして普通の木との間隔は空けた。これによって
DOPの森が拡大することはなくなった。

「さて、この森から出るか」
「そうだね」

二人が森を後にする。
すると森の出口に何かアイテムと置手紙が置いてある
二人はそれを拾い手紙を読む

「なんでこんなところに手紙が・・・」
「変だね。とりあえず呼んでみるよ」


マキシミン・イスピン御一行様へ

このたびゼロレリを倒していただきありがとうございます。
あの方は常にDOPの森を荒らしており我々DOP一同も困っておりました。
我々だけの力でなんとかしようとしたのですが我々みたいな偽物では
相手を倒しても魂のカケラが現れず再び復活してました。
しかしあなた方の本物がいたおかげでマナの力が結集し無事倒すことに成功しました。
そのアイテムは自分からのお礼です。それではお気をつけて
                                     
                                        DOPマキシミン

「ほぉ。偽物の俺も気が利くな」

そう言うとアイテム【真・スチールシャドウ】を手に取る。
真は今までこの世には見たことがない気がする。改なら知ってるが・・
ちなみにイスピンは【ベルモア】だった。レベル的にはベルモアのほうが威力高いが
この真・スチールシャドウのほうが強い気がする

「本物のマキシミンもこのぐらい素直だったら助かるのになぁー」
「なんだって?もう一回言って見ろ」
「なんでもないよーだ」

その後二人は森を後にし、ルベリエに報告するのであった。





後書き

またしてもマキピンネタです。
最近DOP3にいくと必ずPKERに出会う俺でそれをテーマにしました。
ちなみにゼロレリってのは DOP2 DOP3 でのPKER四人の名前の
頭の文字をつなげました。たとえば ゼ=ゼ○○ン ロ=ロ○ア レ=レ○ラ リ=リ○○ク
この中で一人は有名なPKERいますねー。
有名ジュンに頭文字にしてみましたよ。
まぁ、こんなところです。くれぐれもPKするときはほどほどに・・・。
今みたいに小説みたいな形で登場するかもよ?(ぉ


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