This war of mine 3DAY





俺の名前はブルーノ。この戦争が始まるまで自分の店で料理人をやっていた。

一応言っておくがインタビューを受けるぐらいまでの知名度を誇っていた。

一昨日、この隠れ家を発見しこの場所に住み着くことになった。汚い家だが俺は気にしない。
ここでの俺の役割は二人に飯を作る事とこの家の防衛が主たる役目になっている。

そして深夜、さっそく夜盗共が襲ってきた。武器が無いから拳で対抗するしかなかったが襲ってきた奴等は貧弱な奴等だったからな。
殴り飛ばしてやったら早々に退散していった。ただパヴレの奴が怪我したみたいだ。病気に怪我と忙しないな。


※病気と怪我にやられてベッドの上に寝込むパヴレ

今日もマルコが沢山の資材と物資を外から拾ってきてくれた。今頼りになるのはあいつだけだな。
さっさとコンロを改良させて飯を作ろう。


※コンロを改良させることで調理に必要な燃料を少なくすることが出来る。

調理の際に用いる燃料は主に木材や本だ。だが木材も本も重いから持ち帰るのは大変だし木材に至っては家具や道具の作成には必ずといって良いほど必要となる。
そういう大事なものは節約しておかないとこの戦争は生き残れないと俺は踏んでいる。
さっそく作るぞ。


※木材や本一つで燃料一つ作ることが出来る。ガラクタでも作ることは出来るが四つ必要になる。木材とガラクタは用途が多いからあまり使いたくない。だが本も気を紛らわせるのに便利なものだからこれも人数分以上以下になるなら失いたくない。

コンロを改良し燃料の用意も出来たのならさっそく飯を作ろう。二日ぶりだな。全く。
調理に必要になるのは 生肉、水、燃料。これは必須だ。
野菜があればより栄養価の高い飯を作ることが出来るが、戦時下において野菜は生肉以上に手に入りにくい。


※改良型コンロなら一つの燃料で調理することが可能。調理に使用した食材が生肉だけなら一食分、野菜もあわせて作った場合は二食分の食事を作ることが出来る。野菜が合ったほうが水も燃料も節約することが出来るため大変コストパフォーマンスがいい。

やれやれ、なんの肉だか知らないがとりあえず飯は作れたな。先に頂くぞ。


※アイコンをクリックすることで食事を取ることができる。一食で満腹とまではいかないが十分な量はある。

パヴレとマルコが下に下りてきた。二人ともお前から先に食えって言い合っているな。二人とも入らないなら俺が食っちまうぞ?
・・・む、誰かがドアをノックしているな。


※時々誰かがドアをノックして尋ねてくることがある。スナイパーが通りを見張るこの昼間に一体誰がやってきたというのか?

用心しながら外を伺う。どうやら尋ねてきた相手は丸腰らしい。大した度胸だ。
扉を開けると取引をしようだなんて言ってきやがった。どうやら物々交換しにきたらしい。
夜、探索しても必要な物資が手に入るとは限らない。それは他の連中も同じらしくたまにこうしてお互いに物資を見せ合って互いに必要なものがあれば物々交換することがある。


※商人が物々交換しにやってきた。彼は友好的な人物だ。



※互いの物資をまず見せ合い、必要なものがないか確認する。必要なものがなければ早々に立ち去ってもらおう。

どうやら尋ねてきた奴は野菜を持っているらしい。食料はいくらあっても困るものではない。
おい、その野菜を一つくれないか?こっちは・・宝石でどうだ?宝石なら他にも交換してくれるか?なに?野菜だけ?まぁ仕方ないな・・・。


※生きていくのに必要でないものは戦時下においては著しくその価値が下がる。綺麗な宝石も今では野菜一個分の価値しかない。

ついでに機械部品と木材も頂こう。宝石は持ってても意味がない。さっさと手放してしまおう。




※取引を終えた。彼はまた来てくれると言ってくれた。


取引を終えて下に戻る。どうやらマルコが先に食事にありついたようだ。
俺はさっき交換で野菜を手にした事を継げると二人とも喜んだ。まるで子供のようだ。
もう一度俺はコンロの前に立って肉と野菜を組み合わせた食事を用意した。パヴレはそれを美味そうに食ってくれた。
パヴレ、この戦争が終わったら俺の店に来い。もっと美味しいもんを食わせてやるよ。マルコ、お前もだ。
・・・・なに?おれはいい?それはどういう意味だ?



・・・・。


・・・・・・・・・・・・。



この夜の体制は昨日一昨日の変わらない。俺が見張り。パヴレは寝てもらう、そしてマルコは探索だ。

ところでマルコがめぼしい場所を新たに発見したらしい。今回は昨日と同じところにいって資材を拾ってくるらしいが次は新しいところに行ってくると言っていた。何か良いものが落ちてるといいんだがな。


※日数が経過すると新しい探索地が追加されることがある。


マルコが家から出発した。俺は今日も見張っているとする。



・・・・。

・・・・・・・・・・。


この夜、特に夜盗は襲撃してこなかった。
マルコも傷一つなく帰ってきて、その手には沢山の物資を手に持っていた。



お、そいつはタバコじゃねーか。嬉しいねぇ。あぁ、生き返った気分だ。
・・・おう、なんだマルコ。お前も吸いたいのか?別にいい?そうか。


(続く)


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