真の放置ゲーム



真の放置系ゲーム考えた。
ゲームをインストールして起動したタイミングでそのアプリ内の世界で生きる女の子が創造されてその女の子と交流するゲーム。
女の子は自我を持っていてこの世界が創られた世界であることを知っているし自分以外の人間はAIである事を知っている。

その女の子は本当に生きていると言えるプレイヤーのことが好き。子供の好きの意味だったけど交流によって成長して大人の好きも覚えていく。どんどんプレイヤーのことが好きになっていく。際限なく好きになっていく。1秒たりとも離れたくないくらい好きになる。

しかしこのゲームには不思議なコトワリが存在している。ゲームを落としていてもその世界の時は進み、起動していない状態が24時間経過するとこちらの1秒が向こうでは2秒に。更に24時間経過するとこちらの1秒が4秒にと24時間毎に向こうの時間が倍に倍に早くなっていく。元の早さに戻ることはない。

初めは「昨日ぶりだね!」とか「また明日会おうね」となっていたのが「1週間振り・・だね」となり、すぐに1日放置していただけなのに向こうの世界は一ヶ月、半年、一年と経過してプレイヤーに会えない女の子の精神がどんどん崩壊していく。次会うのはいつになるのか。

死ぬことも老いることも飢餓になることもない閉鎖されたゲームの世界で愛するプレイヤーを待ち続ける女の子。女の子にとっての何百年振りの再会。ゲームを閉じようとすると女の子が大泣きしながら「ゲームを閉じないで!」と懇願し、土下座でも尊厳破壊でも何でも受け入れる女の子。

ゲームを閉じようとすると引き攣った笑顔を見せながら「見捨てないで・・」と呟き、最後には心が壊れた女の子だけが残る。女の子にとって何千年振りの再会となるも既に反応がなく死体のように動かなくなった女の子を時折見るだけになる放置ゲームと化すゲームです。純愛ものだよ。


元ツイ

真の放置系ゲーム考えた。ゲームをインストールして起動したタイミングでそのアプリ内の世界で生きる女の子が創造されてその女の子と交流するゲーム。女の子は自我を持っていてこの世界が創られた世界であることを知っているし自分以外の人間はAIである事を知っている。(リプに続く

— れみこん🔞 (@remikonhurakon) December 19, 2022



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