TW小説ストーリー

   ネタバレ注意!!

この話はマキシミンのチャプタ1から最後まで書いた小説です
小説のため一部オリジナル表現があるため
そっくりそのままTWと同じストーリーではないのであしからず
誤字あっても見逃してorz



 オープニング 

原作 ルンの子ども達

ナルビクの大郷邸
その中に一人の少年がいた。
あまり手入れされてない髪型にコーヒー色の服
彼の名前はマキシミン・リフクネ
シャドウ&アッシュに所属の貧乏探偵だ。

マキシミンがここに来た理由は
ここに大事な秘書があるとの任務で忍び込んだのだ。

大きくため息を付く

マキシミン
「ここがその場所か。さっさと秘書を見つけて帰るか・・」

マキシミンが受けた依頼とは大郷邸にある秘書を盗み出すことである。
しかし大きく不満を持っていた。

マキシミン
「くそ!俺はこんなこそ泥のような仕事をするギルドに入った覚えはないぞ!」

辺りを見回しまたグチをこぼす

マキシミン
「くそ・・。金さえあれば・・」

そのとき机の上に秘書らしき物を発見した。

マキシミン
「これがその秘書か。さて・・。さっさと帰るか。」

その時箱の中から光る物が見えた

マキシミン
「ん・・。なんだ。あれは。」

すると突然中にある物が浮かびマキシミンの手に乗っかった

マキシミン
「う、うわあぁ!なんだ!?突然俺の手に来たぞ・・
この剣・・。結構豪勢な剣だな。抜いてみるか・・」

おかしな事に抜けない

マキシミン
「ん・・・。ちょっと錆びてるのか?
うぐぐぐぐぐぐぐぐ!!」

抜けない

マキシミン
「これでもかああ!!!」

抜けない

マキシミン
「ぜぇーぜぇー・・。くそ!封印でもされてるのか!?
でも見た目がいいから高値で売れるはずだ。」

時計をみた。出発してから1時間が経とうとしてた

マキシミン
「やべ!早く戻らないと!」

大郷邸廊下 

兵士
「待て!」
マキシミン
「くそ。もう追いついてきやがったのか」

前からも兵士が来た。もう逃げ場はない

兵士2
「へへへ。おとなしくその秘書を返せば逃がしてやるぞ」
マキシミン
「誰がおまえなんかに返すんだ。渡したところで殺すつもりだろうが!」
兵士3
「こいつ・・。言わせておけば・・」
兵士4
「ふん。口だけは強気だな。だが俺達5人に勝てるとでも思ってるのか!!」

確かにマキシミン一人だと勝てるかどうかわからない

マキシミン
「ふん。やってみないとわからないだろ」

愛剣のスチールシャドウを構えて襲いかかった

数分後

マキシミン
「うらああ!!」

バキ!

スチールシャドウが折れてしまった

マキシミン
「うわ!!俺が借金してまでも買ったスチールシャドウが!」
兵士2
「ふん。だが一人はよく倒せたな。ほめてやろう。ククク」
マキシミン
「(くそ・・。何か相手を倒せる武器・・。そうだ。あのときの剣!でも錆びてて抜けなかったが・・)」
兵士3
「何ぶつぶつ言ってるんだ?今更仏教を唱えてももう許さないぞ。ククク」
マキシミン
「これで賭ける!」
兵士5
「なんだ?まだこいつ武器持ってたのか?」

マキシミンがその剣を引くと
さっきまで引けなかった剣が引けたのだ
そして目つきが変わった

マキシミン
「・・・死ね」

姿を消したかと思いきや
一気に敵の後ろに回り素早い斬りつけ型で
瞬時に切り裂いた。

それに気づいた残りの敵はおどろき急いで逃げようとしたが
間に合わず切り裂かれた

マキシミン
「・・・ふん」

そういうと刀を鞘の戻した

すると目つきが変わり元のマキシミンに戻ったのだ

マキシミン
「・・・はっ。俺は今何を?」

記憶にないらしい。
少し頭を抱えて考えるが今は考えてる場合じゃないことに気づき
急いで戻った

謎の男
「あの剣を扱ったのか・・。
もしや・・」

ー大郷邸 裏庭ー

兵士
「そこか!」
マキシミン
「くそ。なんて早い奴なんだ。
分かれ道か・・。感にたよって右だ!」

マキシミンがずっと走ってるときにある異変に気が付いた
今さっき自分とそっくりな奴がいたような気がしたのだ

マキシミン
「今俺がさっきもう一人いたような・・って
こんな事考えてる場合じゃねぇ!!」

ーシャドウ&アッシュー 

マキシミン
「ぜぇーぜぇー・・。おい!ルベリエ!!」
ルベリエ
「戻ったか。レイの秘書は?」

ルベリエはシャドウ&アッシュのボスだ
この仕事を任されたのもルベリエだ

マキシミン
「おまえなぁ・・!おまえなら簡単にできるだろっとか
簡単な仕事だ!って言ってたくせに死にかけたぞ!!!」

グチをこぼす。マキシミンはこう見えてもシャドウ&アッシュの
中ではだいぶ腕の立つ人である

ルベリエ
「シランなぁー。そんなのおまえがただミスしただけなのでは?」
マキシミン
「こいつ・・」

怒りを抑えてる。

マキシミン
「とりあえずこれが秘書だ。報酬よこせよな」
ルベリエ
「ふむ・・。」

ところがその内容をみたルベリエは

ルベリエ
「おい!!マキシミン!この秘書は全然違うじゃないか!!」
マキシミン
「はっ!?」

再度秘書を受け取って読み返すと

手紙
「こんにちは。アレン。あなたは元気ですか?
こちらは満足した生活をしてますよ。
今度そちらに遊びにいきますね」

などただの手紙だった

ルベリエ
「誰がこんな手紙を持ってこいと言った!」
マキシミン
「いや。、そのね・・。うん」

とまどいを隠せないマキシミンだ
このギルドのルールは
任務に失敗すると謝礼金って言ったところか
罰金を喰らう

ルベリエ
「いいか。マキシミン。次の仕事はタダ働きだ」
マキシミン
「ちぇ・・」

tyaputa 1  ドタバタペア

マキシミン
「全く・・とんだ無駄足だった・・」
べくレール
「マキシミン。次の仕事が待ってますよ」

べくレールはシャドウ&アッシュの秘書だ。
だが聞こえなかったのかそのまま無視して外に通り過ぎた

ーナルビク 外ー

マキシミン
「くそ・・。愛剣は壊れるし罰金は渇せられるし
ついてないぜ・・。(激怒」

そうとう腹が立ってる


数十分後

マキシミン
「そういえば俺は何の依頼をを受けろって言われたんだったか・・」

聞き忘れたことに気づき急いでシャドウ&アッシュに戻った

ベクレール
「帰ってきましたか。内容も聞かずに行くなんてとんでもなくあきれた人ですね」
マキシミン
「黙れ。」
ベクレール
「次の依頼はこのアイテムを炭化の町 クラドに持っていってください。」
マキシミン
「はぁ!?こんなナルビクから遠いクラドまで持ってけって言うのか!?」
ベクレール
「ワープポイントを使えばあっといまじゃないですか」

ワープポイントとはその名の通り別のワープポイントに
飛ぶものである。
しかし飛ぶさい向こう側を記録していないと跳べないのである。
つまりクラドとナルビクで ナルビクに登録してあるのなら
別の場所からナルビクへ飛ぶことができるが
記録をしてない場所には歩いていかないと行けない

マキシミン
「あのな・・。今月に起きた強盗事件で記録石を取られてクラドにワープできないんだよ」

全くもって不運である

ベクレール
「そうでしたか。んじゃ歩いていくことですね」
マキシミン
「けっ。ベクレールも忘れることがあるんだな。ククク」
ベクレール
「言葉を慎みなさい」
マキシミン
「はいはい。行けばいいんだろ。」

渋々行くことになった。

炭化の町クラドまで歩いていくのは無難なほど遠い
途中にモンスターなどもいる
だがマキシミンにとっては余裕の敵であった。

無言のままずっと走り抜き
風の力のシルフを借りて
ずっと走り続ける

ようやく道が半分まで来たところで
夜になった。
だがそれでも走る
早く終わらせたいのか
それとも何か目的があるのか
きっと外から見た人ではわからない

マキシミン
「(あぁ・・。だりぃ・・。さっさと終わらせてぇ・・。でも遠いな・・
ちょっと休むか・・)」

パレシア海岸入口っていう場所に到着したらしい。
ここは小さな結果石が置かれてるため敵が入ってこない

普通の人ならここで朝になるまで休むのだろう。
だが深夜になって再び動き出した

残りあと1q。
だいぶ近づいてきた。

クラドの回りには敵がやたらと多い
どれも弱いのだが非常に多いのだ
そのため結果石を貼って町に
敵を入れないようにしても
まれに入ってしまうことがあるのだ

ようやく到達した

炭化の町 クラド

マキシミン
「あぁ・・。ようやく到着したぜ・・。全く・・。どれだけ歩かされたのかわかってるのか・・。ベクレールめ・・」

やはり怒りを抑えきれない

マキシミン
「まぁ、いい。この閉鎖的な町に怒りをぶつけても意味がない」

クラドはサイモペインがとれることで有名な町である
サイモペインとは魔法石などに使う材料で
様々の道具に使われるため非常に高価な石である
しかしこれを狙う物が多いためクラドは一人一人に
目を光らせてるため閉鎖的な町なのである

マキシミン
「とりあえず早くクラドの自衛隊の隊長に渡してさっさと戻るか。」

探し回ってること5分
クラドの自衛隊の隊長を見つけた。彼の名はガフ
この町の警察って所か

ガフ
「何のようだ。何の用もないなら早く帰ってくれないか」
マキシミン
「用があるから来たんだろうが・・
このアイテムを渡すよう依頼を受けてきた」
ガフ
「おぉ。スマンねぇ。これは届けてくれた報酬だ。」
マキシミン
「ありがとさん。そいじゃな。」

ギルドからも報酬をもらえるのに個人的な報酬までもらって上機嫌のようだ

マキシミン
「さて、早くワープポイントを登録しなきゃいけないからさっさと登録するか」

マキシミンは前にある時計を気にしながら走ったら誰かと衝突した

少年(?)
「いて・・」
マキシミン
「いてぇな・・。おい。どこみてるんだ?」
少年?
「えっ、そっちからぶつかって来たんじゃないか」
マキシミン
「うるせぇな。少年」
少年?
「少、少年!?」
マキシミン
「これから前を見て歩くんだぞw。お馬鹿さん」

皮肉をたっぷり浴びさせてさっさと逃げた

さっさとワープポイントに登録してナルビクに帰った

マキシミン
「あぁー・・。めっちゃ疲れた・・。くそ!今日は良いとこなしじゃないか!!」

確かに良いとこなしだった。
記録石を奪われたせいでクラドまで走っていき
変な少年にぶつかるし
ギルドの報酬がたったの1000SEED(この国の金の単位はSEEDと言う)
しかもらえなかった。

マキシミン
「あぁ〜思い出すだけで腹が立つ・・・。これだけでどう食べてけって言うんだ」

貧乏はつらい

マキシミン
「とりあえず新しい依頼が来てるかどうかベクレールに聞いてくるしかないな」

今のマキシは当分依頼を受けたくなかったのだが
仕方なかったのだ

マキシミン
「ベクレール。新しい依頼あるか?」
ベクレール
「今あなたのペアが決めてるそうです。」
マキシミン
「ペア?」

このギルドは二人一組のペアにならないといけないのだ
だがマキシミンとペアを組んだ物はほとんどが
死んだり重傷を負ったり
精神障害に陥ったりしてるため誰もペアを組まないのだ

マキシミン
「ふっ。この俺とペアを組む奴は誰なんだろうね。」
ベクレール
「その間ヒールP買ってきてください」

ヒールPはそこら辺の店でも売ってる普通の飲み物である
体を傷を癒す効果もあるそうだ。
疲労にも効く

マキシミン
「はぁ!?これじゃ完全にパシリじゃないか!!」
ベクレール
「つべこべ言わずに買ってきなさい」
マキシミン
「くそ!」

数分後

マキシミン
「買ってきたぞ」
ベクレール
「どうも。」
マキシミン
「・・・」
ベクレール
「なんですか?」
マキシミン
「代金よこせって。これじゃ、おごりじゃないか」
ベクレール
「はいはい。100SEEDですね。」
マキシミン
「はいはいって・・。おまえ出すつもりなかったのかよ」

全く持って不快な気分である

ベクレール
「それよりペアが決まったそうですよ。相手はまだ初心者なので
ベテランのあなたがみておいてくださいね」
マキシミン
「はいはい・・。くそ・・」

ルベリエ
「来たな。マキシミン。こいつが新しいパートナーだ」
マキシミン
「おまえは!あのときの!」
少年
「あああ!!」

そうクラドでぶつかったときの奴だ

ルベリエ
「なんだ?知り合いか?それなら話は早い」
マキシミン&少年
「誰がこんな奴と知り合いだ!」
ルベリエ
「ふむ。マキシミン。こいつの名前はイスピン・シャルルだ」

マキシミン
「けっ、少年でいいじゃないか」
イスピン
「誰が少年ですって?」
ルベリエ
「で、どうするんだ。ペアくむのか?くまないのか?」
マキシミン
「組みたくねぇよ」
イスピン
「同じくこの人と組みたくありません」
ルベリエ
「だがこのギルドは二人一組のペアにならないと仕事を任せないぞ
ペアを組まないならずっと副業で終わりだ。それでもいいなら構わないぞ」
マキシミン
「くそ。足元を見やがって・・」

だがこれには逆らえない
渋々マキシミンは しょうがないと
グチをこぼしながら許可した。
イスピンのほうも許可した。

ルベリエ
「今のうちにせいぜい仲良くするんだな」
マキシミン
「はいはい。こんなかっこいい人と仕事できて嬉しいよ」

皮肉をたっぷり込めて言い放った

イスピン
「こっちもこんな美男子とペアくめて最高だね」

負けずとイスピンを言い返す

マキシミン&イスピン
「ふん!」
ルベリエ
「困った奴らだ・・」
マキシミン
「くそ・・。外行って来る」

気持ちは同じだったのか一緒に外に出た

マキシミンがどっかに行こうとしてる

イスピン
「どこ行くんだよ」
マキシミン
「どこだっていいだろ!
任務以外あんたと一緒に行動する権利はない
それに俺はまだあんたを認めたわけじゃないぞ」

やはり向こうも負けずに言い返す

イスピン
「僕だってまだあんたを認めたわけじゃないよ」
マキシミン
「ふっ、またどっかでな。少年」

そういうとどっかに言った

イスピン
「なんて生意気な・・」

マキシミン
「全く、今日も着いてないぜ。
あんな野郎とペア組まなきゃいけないだなんて・・。
とりあえず何か金になりそうな仕事を探さなければ・・」

今のマキシミンは食べる金も少ない
何か稼がないと行けない

マキシミン
「クエストショップにでも行くか」

クエストショップとは
人の頼みをここで依頼を受けたり(頼んだり)
するいわゆる個人的な依頼受け場所なのである
ここで金を稼ぐ事も可能

マキシミン
「おひさ。」
リスか
「おぉ。マキシミン。久しぶりだな。」
マキシミン
「そうだな。何か美味しい仕事はないか?」
リスか
「美味しい仕事か・・。お、あったぞ」
マキシミン
「みせてくれ。何々・・」

依頼人 国務長官

報酬 5万SEED 

内容 ゼリーキングを倒すこと

マキシミン
「美味しい話だな。このゼリーキングってのはなんだ?」
リスか
「よくわからんが・・。この話はギルドの方でも来てるはずだ」
マキシミン
「なに」
リスか
「シャドウ&アッシュに戻った方がいいんじゃないのか?」
マキシミン
「そうだな。ありがd」
リスカ
「またな」

シャドウ&アッシュ

イスピン
「どこ行ってたんだ。大きな依頼が来てたんだぞ」
マキシミン
「うるさいな。俺も知って来たんだよ」
ベクレール
「依頼の内容を話してもいいですね?」
マキシミン
「手短にな」
ベクレール
「国からの大きい依頼です
ゼリーキングっていう敵を倒せばいいのです。
ゼリーキングはモンスターのゼリッピっていう敵を生む
やっかいな敵です。毎年ゼリッピの被害は増え続けてます」
マキシミン
「けっ、ゼリッピなんぞ子どもでも倒せる敵じゃないか。そのゼリーキングっていう
親玉を倒せばいいんだな?」
ベクレール
「考えてくださいね。国から出した理由は何らかの影響でゼリーキングが
凶暴化したのです。そのため手が出ないのです」
マキシミン
「ふむ・・・」

珍しく慎重な態度をとっている
イスピンはまじめに聞いている

ベクレール
「ゼリーキングを倒したさいにゼリーキングの証っていうアイテムを落とします
ゼリーキングの証を持ってかえれば倒した証になります
しかしゼリーキングを倒すよりも持って帰るほうが大変かもしれません
みんなその証を狙ってますからね。」
マキシミン
「ふっ、なら別に倒せないようだったら誰かが倒してくれるのを待って
奪ってもいいってことだな」

マキシミンがニヤリと笑う
イスピンが口を出した

イスピン
「そんな卑怯なことしていいと思ってるのか?」
マキシミン
「うるせぇな。」
ベクレール
「ゼリーキングのすみかは肉眼ではわかりません
ですがこのコンパスを持ってるとどこがすみかなのかわかります。
大切に持参してください」
マキシミン
「そいじゃさっさと倒しに行くか」

クライデン平原 

二人はずっと歩き続けた
ゼリーキングの住処に近づくと
コンパスが回りだすようだ。
だが最もその場所がどの辺にあるかはわからない
下手したら探してる間に誰かに見つかって倒されるかもしれない
そんなプレッシャーに押しつぶされそうながらも
必死に探し出す

夜に近づこうとしてきた
お互い休憩したいはずだが
意地を張ってるためそのまま歩き続ける

と、その時コンパスが回りだした

マキシミン
「この辺か」
イスピン
「みたいだね。
にしてもあんたがモタモタしてるからこんなに見つかるのが遅くなったんだよ」

確かに一時モンスターに襲われて
手間取った時が数回会った

マキシミン
「うるせぇな。おまえだって簡単な罠でさえ見抜けなかったじゃないか」

ゼリーキングを捜してるハンター達が仕掛けた罠である
一人でも敵をつぶすための行為であろう
イスピンはそれに何度も引っかかりかなり手間取らせた

イスピン
「なんだよ。そっちだって手間取ったこといっぱいやっただろ」
マキシミン
「黙れ。何女みたいな弱音吐いてるんだよ」
イスピン
「はっ!?」

二人はそのまま喧嘩しながら歩いてると
突然ワープした

ぜりー平原  

突然ワープしたことにおどろいた二人
ワープした場所はどうやらゼリーキングの住処らしい
そこにはもうすでに何人かいた

マキシミン
「ここがゼリーキングの住処か・・。
突然ワープしてびっくりしたな」
貴族2
「なんだ?また格下共がやってきたぞ」
貴族1
「ゼリーキングを狙う物が多いみたいだな
まっ、どうせ俺達より弱い奴だ。」
貴族3
「そうだな。ヒヒヒ」

イライラ仕始めた二人
その時今度は別の奴らがやってきた

パークス
「どいたどいた!」
フィスカー
「どいてどいて」

なにやらと馬鹿がやってきた
誰かがこの二人を狙ってるのがわかった

体格のいい女性
「そこにいやがったのか!」
幼いように見える少女
「お姉さん〜。面白いですぅ」
体格のいい女性
「面白い?はっ!?」

二人が突然どっかにワープして消えた

パークス
「ぜぇー。お、俺が代わりにあいつの盾になるからおまえは逃げろ」
フィスカー
「そ、そんな事できないよ。」

馬鹿共だ。
話を聞いてるとパークスが親玉らしい

フィスカー
「・・・それにしてもミラもあそこまで怒らなくてもいいのに」

なるほど・・。体格のいい女性はミラというのか

パークス
「そうだな・・うぅ・・
!!こんな事してる場合じゃない。早く出発だ!」
フィスカー
「そうだった。急げー

するとまたさっきの二人が来た

ミラ
「そこか!まちやがレ」
幼いように見える少女
「待って〜。おねぇさん〜」

そのまま行った

全員がこう思ったに違いない

一同
「なんだあの馬鹿は?」

他の道で紅の髪をした男と
ものすごい速度で走ってる銀色の髪をした少女も見かけた
やはりゼリーキングを狙ってる物は多い

貴族1
「まっ、せいぜいあがくんだな」

かなりイライラしてるマキシミン

マキシミン
「あぁー・・。もう何がなんだか」

そして開き直って再び言う

マキシミン
「俺達も行くか」
イスピン
「そうだね」
マキシミン
「(この借りはたっぷりもらっておくぞw)」

そう思い歩いていった

イスピン
「(この場をしのぐには行くしかないね)」

そして後をついてった

貴族1
「・・・ふっ」
貴族2
「・・親分・・。いつまでやってるんですか?」
貴族3
「もうみんな行っちゃいましたよ」
貴族1
「なっ!無視しやがったのか!このやろ!」

やはり馬鹿だ

ーゼリーキングの住処 フィールド1

マキシミン
「?
みてわかる感じだが奥に続く道がない。
一時的な結界が貼られてるのかもしれない」
イスピン
「ここにいる変なゼリッピと関係あるかもしれない。
全部倒してみよう」

そういうと素早い動きで斬りつけに行った
あいつはできると思ったマキシミン

マキシミン
「俺だって負けてたまるか!」

そういうと大きく振りかぶって斬った

しばらく狩ってるとお互いの所にゼリッピがたくさんきた
一体づつ相手するのは無難だ

イスピン
「こんな技はできるかな?」

皮肉みたいな言葉を言うと
突然大きく振りかぶった
すると大きな十字架みたいな錯覚が見え
一瞬にして回りにいるゼリッピを斬りつけた

イスピン
「ふふ。あんたみたいな弱々しい人は
こんな範囲技できないよね?」

皮肉を言われて腹が来たマキシミンは

マキシミン
「うるせぇ!俺だってやってやろうじゃないか!」

そういうと一気に集中を高めた
一点に力が集まってるのがわかった
うおりゃああ!と
大きな気合いを入れて地面を叩くと
下から炎を吹き出し
回りに吹き出した
その地震と炎に回りの
ゼリッピ達は死んでった

マキシミン
「どうだ」

満足げに言う
イスピンもこっちだってと
再びやろうと思ったが
すでにゼリッピ達は全員片づけてしまったようだ

すると奥に結界が張ってた道が通れるようになった

マキシミン
「やはり予想通りだ。結界が解けて
すすめるようになった。
だが結界を張れるモンスターなんて珍しい・・。
そうとう強いのかもしれない」
イスピン
「びびってるとか?」

皮肉を言う

マキシミン
「びびってねぇよ。おまえがびびってるんじゃね?」
イスピン
「馬鹿言わないで。行くよ」

そう言うとさっさと行ってしまった

ーゼリーキング ボスフィールドー  

マキシミン
「この辺りだと想ったのだが・・どこだ?」
パークス
「うわああぁぁ助けてー」
フィスカー
「誰か助けてぇー」

ゼリッピごときに襲われてる
とんでもないほど弱い
ゼリッピなんて倒そうと想ったら8才の子どもでも
倒せるのに・・

マキシミン
「愉快な奴らだ」

すると突然大きな地震が来た

イスピン
「おっと。」

キィィィッィっと大きな声が聞こえた
ゼリーキングの登場だ

マキシミン
「ついに来たな。」
イスピン
「さっさと倒すよ」
マキシミン
「慎重に行かないとな」

そういうと二人は襲いかかった

近づこうとすると突然回りに色違いのゼリッピが現れた
あれはポイズンゼリッピだ。
通称 Pゼリッピという
普通のゼリッピと違って攻撃を受けると毒になる事がある
このゼリーキングはどうやらPゼリーを生むようだ

マキシミンがまた一点に集中し
地面から炎を吹き上げ
目くらましをさせたあと一気にゼリーキングに連続で斬りつけた
結構でかいためか柔らかい体をしてる
そのため剣で斬りつけてもあまりダメージがないように見えた

Pゼリッピが一斉に襲ってきた
母が攻撃を受けてると思ったからだろう
マキシミンに集中的に攻撃を浴びる

イスピンはPゼリーに何度もクロススラッシュをしてる
(さっきの十字架が回りを斬りつけた技)
イスピンがPゼリッピを片づけてることに気づき
マキシミンはゼリーキングの方に強力な斬りをした

ゼリーキングがうめき声を上げた
その声を聞いた二人は
トドメだ!と言い

同時にトドメを刺した

そのころ木の陰であの馬鹿共がいた
フィスカー
「大将。どうするの?」
パークス
「あいつらがゼリーキングを倒したときにゼリーキングの証を拾うはずだ
倒したばっかりのあいつらはきっともう体力がないはずだ
その時に奪うのだ」
フィスカー
「なるほど〜。流石パークス。頭いい〜」
パークス
「よし。そろそろだ」

イスピン
「なんだ?これで終わり?
誰かサンが慎重に行けって言われたから強いと思ったのにね」

また皮肉だ

マキシミン
「うるさい。グチグチ言うな
みろ。ゼリーキングの証だ
これを拾ってさっさと戻るぞ」
イスピン
「そうだね。」

マキシミンが拾い
出口に向かったそのとき
何かが落ちてることに気づいた

マキシミン
「なんだこれは?
宝石みたいだな」
イスピン
「一月の誕生石だね。」
マキシミン
「今日はついてるぜ。」

そう歓声をあげる

フィスカー
「そろそろ行くよ」
パークス
「おk・・あれ?あれれ?」
フィスカー
「大将。どうした?」
パークス
「わー。あの鶏から奪った宝石がないー」
フィスカー
「えぇ」
パークス
「あっ!あいつらが拾ってる!」
フィスカー
「取り返すぞー」
パークス
「行くぞー」

そのまま帰ろうとした二人に馬鹿が来た

パークス
「やいやいやいやい。」
フィスカー
「やいやい」
マキシミン
「ん・・?確かゼリッピに襲われてた愉快なおっさn達か」
イスピン
「何の用?」
パークス
「俺達を誰だと思ってる!」
フィスカー
「有名なほおひげ団だぞ〜」

イスピンとマキシミンは考えたが
ほおひげ団なんて聞いたこともない
全くの無名だ

マキシミン
「で、そのほおひげ団のあんたら達。何か?」
そういうと
パークス
「さっき拾った誕生石をよこせ」
フィスカー
「よこせー!」

全く持って不快だ

パークス
「ついでにおまけにそのゼリーキングの証もよこせ!」
フィスカー
「おまけとしてよこせ!」

意味不明だ

マキシミン
「誰があんたら何かにやるんだ!」
イスピン
「奪うつもりなら相手するよ」

そういうとイスピンは剣を抜き
剣を振り回して威嚇した

パークス
「うっ・・。わ、わかった。帰るよ」
フィスカー
「助けてー」

そういうと逃げてった

マキシミン
「(あいつ思ったよりできる奴だな)
よし。帰るか」
イスピン
「そうだね」

シャドウ&アッシュ 

マキシミン
「ほれ。ルベリエ。ゼリーキングの証だ」
ルベリエ
「いいだろう。うけとれ。」

一万5000SEEDだった

マキシミン
「はっ!?5万SEEDじゃないのか!?」
ルベリエ
「二人で分けて2万5000SEED。
借金から引いて1万5000SEEDだ」
マキシミン
「くそ!」
ルベリエ
「なんだ?文句あるのか?」
マキシミン
「はいはい。ありましぇ〜ん」

皮肉を言ったつもりだ

ルベリエ
「よし。帰れ」

そう言われると
マキシミンは渋々言った
イスピンもどうやら雀の涙しかもらえなかったようだ
だが報酬の他に倒した証として妖精の涙を手に入れた
どんな貴重アイテムかはわからないがとても大切な物だと思った

ナルビク外 

マキシミン
「くっ・・。やはり結局借金のせいで俺の報酬が減っていく・・。」

過去を振り返る。散々な目が多い
特にあの謎の剣が気になる

マキシミン
「そういえばこの謎の剣・・。あのとき確か引けたな
今はどうだろ・・」

引いてみる。
・・・抜けない
力の限界まで振り絞って引いた
だが抜けなかった

マキシミン
「ぜぇー・・。やっぱり変な剣だ
だけどあのとき抜けた。ちょっと謎があるからな
売るのは惜しい」

売らないことにしたのだろう

マキシミン
「ふぅ・・。でも少しは余裕ができたからな。
たまには飲みにいくかw

そういうと酔っぱらいのブルーホエールという
酒のみ場に言った

チャプター1  終了 



tyaputa 2

マキシミン
「くそ・・。全部ルベリエのせいで報酬が
全て雀の涙じゃないか・・。何かもっと金を稼がなければ・・」

相変わらず借金のおかげで金を取られていく

マキシミン
「誰か仕事を依頼する人が居ないか探すか」

そういうと歩きだした。
数分するとやたらと筋肉がついた男がいる。
彼の名前はブデンヌ。いちようマキシミンとの知り合いだ。

マキシミン
「おい。ブデンヌ。久しぶりだな」
ブデンヌ
「ぬ。なんだ。マキシミンか。PKしにきたのか?」

ブデンヌの仕事はファイトクラブ(戦う場所)を管理することだ。
ここでたまにマキシミンは他の人とPKしたりすることがたまにある

マキシミン
「違う。今の俺はPKする手続きさえないぞ。
何か仕事ないか?頼み事な。」
ブデンヌ
「ふむ。なら小さなサザエを20個取ってこい。サザエキャップっていう敵から落とすぞ」
マキシミン
「はぁ!?そんな簡単な仕事か!?おまえでも倒せる敵じゃないか!」
ブデンヌ
「嫌ならいいぞ。」
マキシミン
「はいはい。そいじゃ報酬用意して待っててな。」

そういうとマキシミンは導き海岸に走っていった

ー導き海岸

導き海岸に到着したマキシミン。
ここはピンクの珊瑚がとれる事で有名な場所である。
同時に強いモンスターが沸いてるため、近づくのは強くなってからじゃないと危ない

マキシミン
「ようやく到着したか。ん。珊瑚があるぞ。ラッキーだ。」

そういうと近づくと異変に気づいた

マキシミン
「ん・・。青いな。普通はピンクの色してるんだがな・・。」

手にとってみると粉々に砕け散った

マキシミン
「なんだ?とてつもなくもろいな。何が起きてるんだ?
っと、今はそれよりもさっさと小さなサザエを集めるか」

そしてサザエキャップが探し見つけたら
愛剣のストールシャドウで斬った

数十分後

マキシミン
「ブデンヌ。持ってきたぞ」

小さなサザエが入ってる袋を差し出した

ブデンヌ
「ふむ。ありがとな。報酬は2000SEEDだ。」
マキシミン
「はっ!?2000SEEDだけ!?
これならおまえにあげるより店に売った方が高いぞ!」
ブデンヌ
「わかった、わかった。5000SEEDだ」
マキシミン
「ありがd。またな」

そして立ち去った
しかし、このやりとりを全部イスピンがみていた

イスピン
「(ほむ・・・)」

マキシミン
「金も少し集まったな。
しかし、この剣と誕生石についてまだ全然知ってない
調べてみるか。
魔法関係についてならメリッサに聞くか」

メリッサとはナルビクで魔法商店を開いてる人である
魔法のことについては詳しい

マキシミン
「久しぶりだな」
メリッサ
「あら、マキシミン。久しぶりね。
ここに来るなんて珍しいわね。」
マキシミン
「この誕生石いくらで売れると思う?」

そういうと誕生石を出した

メリッサ
「この誕生石は・・強力なマナがつまってるわね。」

マキシミンがニヤリと笑った
多分高く売れるってことだってことを思ったのだ

メリッサ
「だけど、この誕生石はマナがつまってるだけで
高く売れないわね」
マキシミン
「チッ。ならあと一つ聞きたいんだが
剣を抜けなくさせる魔法ってあるのか?ずっとな」
メリッサ
「そんな魔法ないよ。たとえ会ったとしても
なぜそんな魔法を使うのかわからないわ。」
マキシミン
「ふむ・・。わかった。ありがとうな」
メリッサ
「何かたくらんでない?」

するどい

マキシミン
「い、いやぁ。何もやってない。」
メリッサ
「なら、いいけど。それじゃ、またね」
マキシミン
「またな。」

店から出たとき自分と似た人とすれ違った気がしたが
きのせいだと思いそのまま行ってしまった

???
「メリッサ。例の情報は入ってるのか?」
メリッサ
「入ってないわよ。」
???
「だましてないよな?」
メリッサ
「だましてないよ。見つけたら教えるって」
???
「そいじゃ、見つけたら教えろよ。」
メリッサ
「はいはい。」

メリッサ
「(マキシミン絶対何か危ない物もってる)」

ーナルビク広場

マキシミン
「ぬ。もう夜か。そろそろ寝床でも探すか。」
兵士
「見つけたぞ!」
マキシミン
「ん。誰だ?」
兵士2
「貴様!秘書だけではなく剣まで盗んだんだな!」
マキシミン
「あの時の豪邸の兵士か。しつこいぞ。おまえら」

兵士は5人ぐらいいる。
あの時よりも強豪な兵士に見える

兵士3
「黙れ。今すぐ秘書と剣を渡せば命は取らないぞ」
マキシミン
「同じ事を言わすな。俺が渡したところで殺すつもりだろうが。」
兵士4
「貴様・・。今度こそ殺してやる!」

兵士が一斉に降りかかってきた
斧装備の敵だっため、降ろすまで時間があったため
楽に回避できた。
後ろに回りスチールシャドウを横に振り斬った
敵の攻撃に当たったらひとたまりもないが
こちらの攻撃も当たれば
向こうもひとたまりもない

3人倒した。
残り二人だ。
すると敵は斧だと回避されると感づいたのか
短剣に変えた
動きが早くなったのが明らかにわかる
鎧も重鎧から軽鎧に変えたのもわかる
相手の動きが明らかに早くなった
後ろに回り込むどころか
こちらの攻撃が当たらない。

マキシミンは一端動きを止め
精神を集中させた。
確実に相手を狙おうとしてるのだ (状態異常; 的中

当たった。残り一人
すると突然兵士がぞろぞろやってきたのだ
どうやら援護が来たらしい

マキシミン
「ふっ、俺はいつまでもおまえらと相手してやれないよ」
兵士
「貴様!逃げる気か!卑怯だぞ!」
マキシミン
「夜中に襲ってきたおまえ等が卑怯だろ!
あばよ」

そういうとマキシミンは全速力で逃げた
しかし兵士も追いかけてくる

数十分後

マキシミン
「ふぅ。なんとか逃げ切れたぜ・・。
全く、この哀れな貧乏人に剣一つぐらいよこしてくれていいじゃないか」

流石のマキシミンも疲れてきたのだろうか
立つ気力もなくなってきた

マキシミン
「しょうがない・・。さっさと寝床を探すか・・」

そう言うと橋の下などの所に入り
ビンを枕にして布団を新聞引いて
眠りについた

翌日

マキシミン
「眠い・・。
とりあえずシャドウ&アッシュに向かうか・・」

まだ朝6:45分だがシャドウ&アッシュに向かった

ーシャドウ&アッシュ

やはり朝早いため相方イスピンはまだいなかった
暇があればバイオリンを取り出し少し曲引く

朝7:30ぐらいにイスピンが到着した
ナニゲにションボリした顔だ

マキシミン
「遅いぞ。イスピン」
イスピン
「そっちが早いだけ。それよりマキシミンなんかかなり疲れた顔してるよ」
マキシミン
「きのせいだ。」
イスピン
「それより一つ頼みがあるんだけどいい?」
マキシミン
「は?なんで俺がおまえの頼み聞かないといけないんだ?」
イスピン
「拒否してもいいんだよ」
マキシミン
「ふっ、ならありがたく拒否させてもらうぜ」
イスピン
「でも拒否するなら秘密バラスよ」
マキシミン
「秘密?なんのことだ?」
イスピン
「マキシミン。借金背負ってるみたいだね?
仕事を終わったら5割をルベリエに返さないといけないみたいだね?」
マキシミン
「だからなんだよ」
イスピン
「ブデンヌさんから仕事を受けてその報酬も渡さないといけないってことだよね」

イスピンがニヤリと笑う
マキシミンはひあ汗をかいてる

マキシミン
「な、なんのことだ」

必死だ

イスピン
「ならブデンヌさんに聞いてみればわかるね。

イスピン
「すいません。ブデンヌさん。昨日あなたはマキシミンに小さなサザエを20個持ってきて
もらうように頼みましたよね」

後ろでマキシミンがジェスチャーみたいなことをしている

マキシミン
「(ブデンヌ!言うな。受けてないって答えろ)」
ブデンヌ
「(ぬ。あのジェスチャーは・・。)
う、受けてないぞ。」

イスピンがまたニヤリと笑う
マキシミンはホットしている

イスピン
「へぇ〜・・。本当はサザエキャップも倒せないくせに?」
ブデンヌ
「何を言う。わしは倒せるぞ」
イスピン
「なら今その実力を見せてもらいましょうか?」
ブデンヌ
「う。うぅ・・。わ、わかった・・。本当は倒せない・・。
だからマキシミンに頼んだ」
マキシミン
「(言うなって言っただろ!Σ)」

イスピン
「これをルベリエさんに言ってもいいんだよ」
マキシミン
「わかったわかった・・。おまえのその手伝ってほしいっていうのはなんだ」
イスピン
「母の形見のペンダントを探して欲しいの」
マキシミン
「ペンダント?」
イスピン
「この前町を歩いてたらスリに取られたみたいで・・」
マキシミン
「ひったくりか」
イスピン
「そのペンダントを探して欲しい」
マキシミン
「ふむ・・。やばいな」
イスピン
「何がやばいの?まさか、急に用事を思い出したとか言わないよね」
マキシミン
「違う。スリでやられたとしたら闇市に流れたら取り返せなくなる」
イスピン
「なるほど・・」
マキシミン
「急いで探す必要あるぞ」
イスピン
「でもどこを探せばいいの」
マキシミン
「スリのガキどものアジトを知っている人がいる。そいつを訪ねればいいだろう」
イスピン
「いこう」

ーマグのリアワインー

ここはナルビクにある有名な酒場である
ナルビクには
酔っぱらいのブルーホエールと
マグのリアワインと二つの酒場がある
ブルーホエールはビールを扱っていて
マグノリアはワインを扱っている
また、マグノリアは踊り子の踊りが上手との評判もある

マキシミン
「おい。超難漢」
超難漢
「ン。マキシミンじゃないデスカー
お久しーぶり」
マキシミン
「いい加減その口調直せ
それより聞きたいことがある。スリのガキ共のアジトの場所知ってるか?」
超難漢
「シッテルヨー。デーもタダじゃアゲマーセンネー」
イスピン
「何が欲しいんですか?」
超難漢
「ピンクの珊瑚がホシーインデース。
ピンクの珊瑚は愛の強調してる・・うんたらかんたら」
マキシミン
「また、一人で勝手に妄想入ったぜ。とりあえず持ってくればいいんだな」

ー外ー

マキシミン
「困ったな・・」
イスピン
「ピンクの珊瑚って前に店安価で売ってたから簡単に手にはいるよね」
マキシミン
「いや、前に俺がサザエ取りに行ったらピンクの珊瑚が全て青い珊瑚に変わってた
俺が取ったら粉々に砕けた。多分今環境が変わってピンクの珊瑚は高値になってるな」
イスピン
「どうすればいい?」
ロングソード・グットナイト
「どうしましたか?あなた達」
マキシミン
「誰だ?こいつ?」
ロングソード・グットナイト
「渡しはベテランの旅人。ロングソード・グットナイトです
あなた達がピンクの珊瑚を探している事も知っています。
なぜなら渡しはベテランの旅人だからです」
マキシミン
「なぬ?そりゃ助かる。くれるのか?」
ロングソード・グットナイト
「まだ、あげませよ」
マキシミン
「どっちなんだよ」
ロングソード・グットナイト
「ピンクの珊瑚は愛を強調するものです。
愛=勇者=行動力
あなた達に行動力があるかどうかテストさせてもらいます」
マキシミン
「(’∧`)(変な野郎だ・・」
イスピン
「(´Д`)(変な人だ・・。でもここはやらないと)」
ロングソード・グットナイト
「では、自分が今この旗をこの町の所に置いてきます
合図をしたら探し出してください
ちなみに旗は全部で12個です
制限時間は4分です」

ロングソード・グットナイトが旗を置きにいってる間は暇だ
マキシミンは待ってる間またバイオリンを弾き出し少し引く
貧乏人とはいえ、中々いい音色を出してる
イスピンはコインを持って上に投げて遊んでる

ロングソード・グットナイト
「いいですよー。タイムを図っていますねぇ」
マキシミン
「よし。きた。」

マキシミンが一番に走り出した。
異様に張り切ってる。それもそのはず
今回の待ってる間二人はどっちが多く旗がとれるか賭けをしたのだ
金のことならどんなことでも早く行動する

イスピン
「一つ見つけた」
マキシミン
「へっ、ようやく一つかい?俺は3つだぜ」
イスピン
「早・・」
マキシミン
「一万SEEDはいただき♪」
イスピン
「こっちも負けてられない。」
アイテム「疾風の薬草」

マキシミン
「うわ。卑怯者め。ならば スキル
風の神の力のシルフの力を借りる!」 状態異常(シルフウィンド

お互い足の速さは限界までの早さ

残りあと一分
マキシミンは8個の旗を見つけ
イスピンは3個の旗を見つけた
賭けではマキシミンの勝ちだが旗を12個探さないと
ピンクの珊瑚はもらえない

マキシミン
「最後はどこだ!?」
イスピン
「向こうにいってみるからマキシミンはロングソード・グットナイトの辺り探してみて」
マキシミン
「言われなくてもわかっとる」

イスピンが港のほうへ走っていった

マキシミンはロングソード・グットナイトの辺りを探しているがなかなか見つからない
・・・っと何か見つけた感じがする

マキシミン
「ん・・・。ぶ!おまえの手にもってるのか!!」」
ロングソード・グットナイト
「ようやく見つけましたか。思いもしない場所にあるものなのです。
あなた達の行動力は確かなものですね。このピンクの珊瑚を渡しますね」

ロングソード・グットナイトからピンクの珊瑚をもらった
マキシミンはよし。っとポーズする。
イスピンは少し引いてる。
マキシミンが手を差し出した

マキシミン
「掛け金忘れるなよ」

にやにやしている。
イスピンは渋々出した

イスピン
「出費は痛いけど・・。とりあえずこれでOKだね。
あれ?ロングソード・グットナイトさんは?」
マキシミン
「ん。さっきまで後ろにいたのにな。全く変な野郎だ」
イスピン
「とにかく超難漢に渡そう」
マキシミン
「あいよ」

二人がマグノリアワインに入った

ロングソード・グットナイト
「また何処かで出会いましょう。
マキシミン・リフクネ
イスピン・シャルル」

ーマグノリアワイン

イスピン
「持ってきました」
超難漢
「オォ〜。アナタナラできるとオモイマ〜シタ。」
マキシミン
「(やっぱり変な野郎だ・・)
で、アジトの場所教えてくれるか?」
超難漢
「OK-.イイデスヨー。場所はナルビクのWP近くの下水道デース」
イスピン
「わかりました。ありがとうございました(変な人だ・・)」

マキシミン
「この辺りがそうだよな。」
イスピン
「あった。下水道に続く道を」
マキシミン
「よし。開けるか。うりゃああああああああ。」

大きな音を立ててふたを外した

イスピン
「もっとゆっくりあけようね・・。アクシピターの人に見つかったら普通につかまるよ・・」
マキシミン
「それより入ってるからな」

ー下水道

イスピン
「案外寒い所だね・・」
マキシミン
「ん。おい!見ろ!下水道なのにモンスターがいるぞ!」

見たところ海岸ダックウォーリアだろう。
並の人では倒すのが少し難しい
5体いる

イスピン
「なぜこんな所に・・。町は結界石で敵が入ってこないようにしてあるのに」

声に気づいたのか敵が一斉に襲ってきた

マキシミン
「やばい。倒すぞ」

マキシミンは素早くスチールシャドウを引き
敵にめがけて斬りにいった
イスピンもフレールを抜くと
素早く突きに行った

敵は思ったより強くなかったが
なかなか倒し終わらない
あまりの強さに敵が逃げている

マキシミン
「風牙刀!」

遠くからスキルを発動させ、敵に当たった
遠距離スキルはあるかな?って顔をしてイスピンを挑発する
しかし、ちょうど今のでイスピンの目の前にダックが吹っ飛んできたためチャンスだった

イスピン
「連!」

なんとか全員倒せた

マキシミン
「ふぅ・・。にしてもなぜこんな所に敵が。」
イスピン
「ん。見て。あそこのでかい扉があるよ。
下水道なのにあんな扉があるってのは・・」

後ろから二人の声が聞こえる

ガキ1
「だ、誰だ」
ガキ2
「だ、誰?僕たちのアジトに入ってるのは」
マキシミン
「おまえ等か。ペンダントとったのは」
ガキ1
「ぺ、ペンダント?」
イスピン
「僕からペンダントを奪っていったじゃないか
返して」
ガキ2
「も、もうここにはないよ」
マキシミン
「遅かったか・・。闇市に流れちまったか・・」
ガキ2
「紅髪のした人と銀色の髪した人に奪われた」
マキシミン
「紅髪の人・・銀色の髪・・。シベリン・ウーとレイか
シャドウ&アッシュの中でも最高の実力者」
イスピン
「同じギルドの人なら会えるかもね。」
マキシミン
「じゃあな。スリガキ」

ーシャドウ&アッシュ

ベクレール
「マキシミンとイスピンさん。ルベリエがお呼びです」
マキシミン
「なんでイスピンだけさん付けなんだよ。俺にはなしか!」
ベクレール
「言葉をつつしみなさい。」
マキシミン
「チェ!」

ルベリエ
「来たな。この依頼をやってもらいたい。
今ピンクの珊瑚が原産地の場所が青い珊瑚に変わり振れると粉々に砕けるため
売れ者にならない。その原因を調べて欲しいと依頼が来た」
マキシミン
「あの珊瑚か・・・。」
ルベリエ
「海岸入口にバハリっていう人がいる。その人に詳しく聞け」
イスピン
「わかりました。」
マキシミン
「あいよ」

ーナルビク

マキシミン
「だりぃ・・。」
イスピン
「そんな事で疲れてるなんてよほど体力がないのね」

皮肉を言う

マキシミン
「あぁ?おまえみたいなひよわな男がいるからスリに取られるんだよ!」
イスピン
「なっ」
マキシミン
「ほら。さっさと行くぞ」

そう言うとシルフウィンドをかけイスピンにワザとスローをかけた

イスピン
「くっ。卑怯者め・・」

ー海岸入口

マキシミン
「よし。到着」

イスピンはかなり疲れていた

イスピン
「ようやく・・。スローとけた・・。足重かったぁ・・」
マキシミン
「ククク。ん。あいつがバハリって奴か?」
イスピン
「そうみたいだね。」

バハリ
「よく来たのぉ。今回の依頼内容はぴんk・・」
マキシミン
「知ってる。さっさとその原因らしい場所を教えろ」
イスピン
「マキシミン。言葉に気をつけたほうがいいよ。」
マキシミン
「うるさい」
バハリ
「ま、まぁ。その原因らしい場所はシノプダンジョンの近くにある洞窟が怪しいんだよ
でもそこは生霊の神がいるからのぉ・・。下手に近づいて
ばちを喰らいたくないんじゃよぉ・・」
マキシミン
「んなの迷信だ。行くぞ」
バハリ
「気をつけてなぁ。」

マキシミン達が行くとバハリがひっそり答える

バハリ
「このテープレコーダ・・。結局この小説じゃ流す出番はなかったのかのぉ・・。」

ひっそり再生ボタンを押す

今回のボスはチームプレイです。
二人と一緒にPTを組んで
以下略

マキシミン
「ここか。」
イスピン
「暗い場所かと思ったけど思ったより明るいね・・」
マキシミン
「ん。行き止まりじゃないか。
石像があるがな」
イスピン
「あの石像にヒントが書かれてるんじゃない?」
マキシミン
「どれどれ・・。青い空の夕日に染まる赤・・

ー略ー

マキシミン
「同時に押せってことみたいだな。
俺が赤乗るからおまえ青のれ」
イスピン
「指図される覚えはないよ」
マキシミン
「いいから乗れ」
イスピン
「わかったよ」

イスピンが青にのりマキシミンが赤に乗ると真ん中のスイッチが光りだし
石版hが色づいた

イスピン
「なるほど、この石版に全部色づければおKってことなんだね。」
マキシミン
「よし。次いくぞ。」
イスピン
「わかった」

数十分後

大きな音を立てて石版が動いた。
全ての色がついたため
石版が反応し下に階段が現れた

マキシミン
「よし。行くぞ」

二人が剣を引き抜き準備ができると降りていった
降りていった場所は大きな空洞だった。
向こうに何か大きな物体がある

イスピン
「何かいるよ。」
マキシミン
「あんたか。青い珊瑚にした原因が?」
エンピニオン
「我・・エンピニオン」
マキシミン
「もう一度聞く。おまえがこの事件の原因か?」
エンピニオン
「・・早く我を殺せ・・」
イスピン
「え?」
エンピニオン
「理性を保つのに・・・もう限界だ・・
早く・・眠りにつかしてくれ・・」
マキシミン
「わかった。安眠の眠りではなく永遠の眠りにつかす」

すると突然エンピニオンが暴れ出した
理性が保たなくなったからきっと暴れ出したのだろう
こうなるともう手がつけられないため
二人は剣を構え攻撃する
エンピニオンが大きな氷柱を召還し振り落とす
当たったらこれはひとたまりもない・・
しかし振るまでの時間が長いため
回避はできる
マキシミンがシルフウィンドを召還し足を速める
急いで後ろに回ると一気に集中を高める

マキシミン
「五花月光斬!!」

幻覚の月を召還し一瞬にして5回斬る
イスピンは得意の盾をうまく使いながら防御している
その盾ワザを利用して何かを唱えてる

イスピン
「守護剣」

イスピンの回りに守護霊の剣が回りだす
エンピニオンが体当たりしてきた。
盾で上手くガードした
すると守護霊の剣がエンピニオンに向かって刺した
イスピンが攻撃されると攻撃した敵に剣が飛んでいくようだ

マキシミンは素早く後ろに回って斬りつけ
イスピンは盾を使って相手にダメージを与える
良いコンビになっている

エンピニオンが弱まってるのがわかった
すると最後の力なのか大きな声を上げ
二人に気を出した
一瞬のうちに下から氷がでた。 (状態異常 氷結
二人は動けなくなったが
盾をもっていたイスピンはすぐ溶けた

イスピン
「クロススラッシュ!」

大きな十字架を召還させ一気に斬った
と、同時にマキシミンの氷も切れたため溶けた

マキシミン
「やってくれるな。とどめだ!五花月光斬!!」

決まった。
エンピニオンは大きな声を上げ
倒れていった
すると突然ヨボヨボのカメになった
これがきっと本来の姿だったのだろう

エンピニオン
「ありが・・とう・・。
これで・・ようやく・・・眠りにつける・・・」
イスピン
「一体誰がこんなことをしたの?」
エンピニオン
「誕生石・・の・・ちか・・ら・・」
マキシミン
「誕生石?おい。もっと詳しく教えろ」

しかし返事が返ってこない
きっと死んだのだろう。

イスピン
「みて・・。誕生石があるよ」
マキシミン
「何か関係してるのかもしれないな・・。
とりあえずこれで元に戻ったはずだ戻るぞ」
イスピン
「わかった。」

イスピンはウィングですぐに戻った
マキシミンは遅れてウィングを使おうとしたが一つ目についた

マキシミン
「なんだこれ?」

亀甲羅である。ついでにピンクの珊瑚もあった

マキシミン
「ふっw。こりゃ金になりそうだ。」

マキシミンはポケットにいれておくとそのまま帰った

ーナルビク(シャドウ&アッシュ近く

二人がシャドウ&アッシュに向かってると
シベリンとレイの姿が見えた

マキシミン
「ん。ちょいと待ってくれ」
シベリン
「ん。俺か?」
マキシミン
「あんたに用がある」
シベリン
「なんの用?」
イスピン
「あなたに僕のペンダントがあるはずです。返してもらえませんか?」
レイ
「これのこと?」

ペンダントを出した

イスピン
「それです!返してもらえませんか?」
シベリン
「だけどこれは俺の記憶の手がかりにもなる。
俺も渡したくない」
イスピン
「でもそれは僕の母の形見のペンダントなんです」
シベリン
「母の形見のペンダントか・・。
わかった。返すよ。けど俺の記憶の手がかりにもなってるから
必要になったときまた貸してくれないか?」
イスピン
「わかりました。ありがとうございます」

シベリンからペンダントを返してもらうと
イスピンは大事に手にとる

ーシャドウ&アッシュ

ルベリエ
「無事元に戻ったようだな」
イスピン
「はい。原因はエンピニオンっとい亀の仕業でした。
しかし外部からの犯行にも見えるものもありました」
ルベリエ
「ふむ。だが、元に戻ったなら我々の仕事はそこまでだ。」
マキシミン
「いいから、さっさと報酬くれないか?」
ルベリエ
「相変わらず金にはうるさいな。くれてやる。」

5万SEEDだ

マキシミン
「ふっ。これでしばらくは平気だ」
イスピン
「それでは失礼します」

ーナルビク外ー

マキシミン
「ふぅ・・・。これでしばらくは飯食っていけそうだなぁ。
さすがに宿代は出せないから今日も橋の下って奴かな。
にしてもこの誕生石気になるな・・。
何か嫌な胸騒ぎする。
まぁ、たまにはパァット食うか

チャプター終了