「うわ~~~~超あつ~~~~~~~い。ジェスターさ~~~ん私焼け死んじゃいます~~~。」
「私も暑いの我慢しているんだから静かにしてーーーー。」
「エアコンつけているのにどうして全然涼しくならないんですか~~~も~~~やだ~~~~。」
「夜になれば涼しくなるよ。それまで私はゴロゴロしてる。」
「ジェスターさーん。格好考えてくださーい!!ぱんつ見えちゃってますよ?」
「へんたーーーい!!!」
「別に同性ならいいと思うんですけどねーー。」
???「琶月ちゃん!!どいて!!」
???「そこをどけば小さい幼女のぱんつが見える!!」
「あああ!!穴ふさいだ壁にまた穴空いてる!!!」
「琶月そこの穴をふさぐ前にどいたら隣の変態ともどもあの世に送るからね。」
「そんな。」
・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「はぁ、ふさぎ終わりました。途中穴から指が這い出てきたのでハンマーで思いっきり叩いちゃいました。」
???
「死にそう。」
???
「死ぬな相棒!!」
「ざまあみやがれーってんです!」
「と言うかもう通報してもいいレベルだよね。」
「もう何回も通報しているんですけど、どういうわけか戻ってくるんですよね。あの変態。」
???「HAHAHAHA。」
???「HAHAHAHAHAHAHAHA。」
「気持ち悪いのでもう外に出かけましょう、ジェスターさん・・・・。」
「えーーー。もう見られてないからいいじゃん。というか外暑いよ?」
「昼と比べたら涼しくなったほうですよ!それに今日、町内会でお祭りやっているみたいですよ!!」
「お祭り!!行く!!」
???「我々も行くぞ!!」
???「大変だ兄弟!服を全部洗ってしまった!!」
???「なんだとおおおおおおおおおお」
「・・・・そろそろ良い加減引越し考えたいよね。」
「それもうずっと前から私言ってますから。」
・・・・。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「おお、見て下さいジェスターさん!いっぱい屋台が並んでいますよー!!」
「好きなもの食べて好きな遊びするからお小遣いちょーだい!!」
「えーーーー。琶月さんが一生懸命アルバイトしてためたお金を要求する気ですか?ジェスターさんも働いてください。」
「よってらっしゃみてらっしゃい!今からこの赤い髪の道着を来た貧乳が一発芸するよ!見物料100円!!」
ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・
「うわああぁぁ、今の冗談です!!冗談です!はい!すいません!!」
「お小遣い上げる気になった?ちょーだい!」
「もーーーーー本当にずるい子なんですから。はい、100円。」
「よってらっしゃいみてらっしゃい!!!」
「アアああああああああああもうーーーー!!!はい!!!1000円!!!」
「よろしい。」
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「ジェスターさん、あんなところでジェスターさんの髪の毛が量産されてますよ。」
「私の髪の毛あんなにチリチリしてないから。あれは綿飴っていうんだよ。」
「冗談ですぅー。知ってますぅー。」
「琶月も言うようになったね。」
「ふっふっふ。あ、せっかくだから綿飴買いましょうか。」
「いいね!」
「すいませーん。綿飴一つくださーい。」
店主
「アイヨ。」
「イエイ。」
「ねーねー、ちょーだい!」
「えーーー。これ私のですよ。欲しければさっきお金あげたでしょ。買って下さい。」
「けちー!でも買う。」
・・・。
・・・・・・・・・。
「モグモグ・・・。たこ焼き美味しいですね。師匠の作るたこ焼きの方が美味しいですけど。」
「あー、そういえば輝月自分でたまに作ってたよね。」
「ねえ、ところで綿飴買って水あめ買って更に焼きとうもろこし買ったらお金なくなっちゃったんだけど。」
「しりませんー。」
店主
「そこの譲チャン、射的ヤッテカナイ?サービスするヨ。」
「あ、ジェスターさん。射的ですよ。」
「良い事思いついた。射的で勝負して私が買ったら更に1000円頂戴。」
「その射的の代金誰が払うと思っているんです?」
「私が負けたら射的の代金を三倍にして返してあげる。」
「200円が600円になってもなぁ~~~~~~。むしろ1000円返してください。そうすればちょうどつりあうでしょ?」
「まっ、いっか。琶月に負けるとは思えないし。」
「ふっふっふ、琶月さんの本気見せちゃいますよ。ルイさんの真似して撃てば余裕です!!」
・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「あっれーーーーー。なんで私は一発も当てらないんでしょうねぇ。」
「10発中7発も当てたよ!!」
店主
「七発オメデトウ!これ景品の羊のニンギョウ。」
「ふわふわだー!!」
「あのーあのー!一発も当てられませんでしたけど何かくれます!?」
店主
「シラネ」
「冷たい!!!」
「琶月は貧乳しかとりえがないからねー。」
「とりえじゃないし!!!」
ヒュウゥゥルルルル・・・
パンッ
「あ!あ!あ!見て下さい!花火ですよ。」
「おーーーーー。」
「で、1000円は?」
「うわ~~~~!!あんなに大きい花火ナルビクじゃ見られませんよ!!!師匠と一緒に見たかったな~~~~。」
「寄ってらっしゃみてらっしゃい!!!」
「それやめてください。」
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「あー楽しかったー。ただいまー。」
???「おかえりだ琶月ちゃん!!」
???「楽しかったようでなによりだ琶月ちゃん!!!」
「あんな琶月みたいな容姿でも好きになる人がいるなんて物好きー。琶月大事にしてあげたほうがいいよ。」
「絶対いーやーでーすぅー。」
「ところでジェスターさん。あの後追加で1000円渡しましたけど何に使ったんです?」
「・・・・はい、これ。あげる。」
「・・・・あれ!?もしかしてプレゼントですか!!?」
「キャーーーーージェスターさんが急にデレちゃった!!可愛いいいい!!」
「中身はなんだろう!!!」
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