「あーーー!!今それ私ロンしようと思ったのに~~~!!」
「パソコンと向き合って何やってるんですか?」
「ネット麻雀。」
「FXと良い何でジェスターさんはそんな賭け事ばっかりやってるんでしょうね。ギャンブルジャンキーですか?そういう人は最後こうなっちゃうんですよ!」
「ならないし賭けもやってないから!!!
「どうでしょうねぇ~~?」
ドンドンドン
「おや?誰か来たみたいです。」
「どうも。我々は市役所の物です。」
「うぇっ!?お役人が来ましたよジェスターさん!!もうだめだー!」
「日本国籍も住所も取ってるから別に何も怖くないもん。」
「オホン」
「どんな御用でしょうか?」
「我々が調査したところ、お宅には学校に通っていないお子さんがいると分かっています。高校はともかく、小学校、中学校までは義務教育となっている以上、登校していない理由を聞きに参りました。」
「・・・・・・・琶月さん15歳です。」
「貴方は大丈夫です。中卒らしいので。」
「(琶月さん、始めて知った)」
「問題はあちらの子です。」
「ツモ!わーいやったー親の羽満だよ!」
「あちらのお子さん。どうみても小学生ではありませんか。それも小学校に入学していないと分かっています。保護者としてこれはどういうことかご説明願えますか?」
「えーーーー、琶月さん何のことかわっかりませーーん!!ジェスターさん小学校に通わなきゃいけないってことですか?」」
「そのとおりです。これは日本国民としての義務です。」
「ちょうどいいです!」
「琶月さんも家で毎日ダラダラお手伝いもしなければギャンブルばっかりやるジェスターさんは一度学びに徹したほうがいいと思っていたところです!」
「入学手続き進めちゃってくださーーーーい!!」
「こらーーー!!何勝手な事言ってるのーーー!!!」
「いい?私はジェスター種のジェスター様だよ?人間の器なんかには収まらないよ。」
「知りません。はい、勉強してきてください。」
「やだやだやだやだーーーー!!!」
「ほら、告白してくれた男の子がいるかもですよ!!」
「尚更恥ずかしくてやだーーーーーーーー!!!」
「お話はまとまったようですので入学手続きの方を進めさせていただきます。ご同行願えますか?あぁ、保護者の方のみのご同行で結構です。」
「はーい!!結構でーす!!」
「ジェスターさん、はい、ジタバタしないでランドセルでも買って来たらどうです?」
「どしんどしん!!」
こうして、ジェスターは小学校に通うことになった。