「お仕事の用事で秋葉原に来て琶月さんはあることに気づきました・・・・。」
「それは萌えキャラの大多数が貧乳であるということに!!」
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==自宅
「で?」
「日本という国は貧乳好きが多いんですよ!ジェスターさん!」
「人気のあるキャラクターをちょっとインターネットで調べてみましたけど、島風ーとかアスナーとか。」
「アスナは貧乳じゃないでしょ。」
「ぐぬぬ。あ、あとレミリアーとかも貧乳だと思いましたー。」
「また胸の話をしている・・・・。」
「とにかく!琶月さんもあともう少しだけ大人になったら町のあちこちでナンパされちゃう日がくるかもです!」
「巨乳主義のアノマラド大陸なんかより全然こっちのがいい~~~~。」
「貧乳が好きなのは二次元のキャラだけで三次元の貧乳は見向きもされないんじゃない?」
「何言っているんですか。そんなことありませんよ。美しい曲線を描けるボディーラインは貧乳な人じゃないと成しえない現代アートを代表する究極のスタイルです。」
「なんか今日の琶月うざーい!」
「えー。でもジェスターさんも貧乳のほうじゃ・・・。」
「ジェスター会じゃ大きいほう。」
「違いが分からない!」
「貧乳に希望を抱いているみたいだけど、現実を見せ付けてあげる。」
「貧乳 三次元 でぐぐりなさい。」
「どれどれ・・・。」
「わー、みてくださいジェスターさん!!この人美しいスタイルですね!!」
「モデルの子を選ぶな~~~!」
「現実の一般貧乳女性はこんな感じなんだよ。」
「・・・・・。」(←コメントに迷ってる
「この人の胸のサイズ。琶月と凄く似てるね。」
「いいもーん。琶月さんはモデルさんの子のようなスタイルですもーん。」
「琶月気づかない?あのモデルの子。僅かに胸の膨らみあるよ。琶月は?どう?胸に手を置いて考えてごらん?」
「あーもー。」
「大体さー、二次元キャラだって巨乳は多いと思うし、普通の大きさも含めたらその総数は貧乳キャラの総数なんかより圧倒的に多いと思うんだけど。」
「あーそっかー、コンプレックスで仲間をついつい意識して探しちゃうから意識に残っちゃうんだね~~。」
「ギクッ。こ、こうなったら琶月さん豊胸手術します!!」
「え!?そんなことしたら琶月のアイデンティティー失われちゃうよ!!アイデンティティーのない琶月なんてただの髪の毛が赤い変な人じゃん!!やめなよ!!」
「ジェスターさんは私の事を何だと思っているんですかー!」
「貧乳の化身。」
「失敬な!!いいもん、明日行ってきちゃいますもん!!」
「琶月は死んだ。もう帰ってこないんだ・・・。」
「人聞きの悪いことを・・・。」
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==翌日
「病院に行ったら『男なのに豊胸手術するんですか?あ、女性でしたか!失礼、胸があまりにも無さ過ぎて勘違いしました』って言われてカチーンと来たので帰ってきちゃいました。」
「完。」
「終わらせないで!!」