==某デパート==
「じんぐるべーじんぐるべー。」
「鈴がーなるー♪。」
「ジェスターさん、クリスマスはいいですねぇ~。」
「そうだねぇ~。」
「あら~琶月ちゃんにジェスターちゃんこんにちはー」(←試食コーナーの調理アルバイト
「チェックさんアルバイトお疲れ様ですー。」
「ソーセージ焼いてる・・・。」
「おひとつどーぞー。」
「うむ、くるしゅーない。」
「何言ってるんですかジェスターさん。」
「琶月ちゃんたち今日はご機嫌ね~。何かあるのかしら?」
「やだなーチェックさん、もー。今日は何の日だか分かりますー?」
「今日は12月24日・・・。クリスマスイブね。」
「そう、クリスマスイブ!サンタさんが琶月さんの家に来てプレゼント置いてくれるんです!」
「(あらあら。琶月ちゃんもまだまだ子供なのね。サンタさんがいるって信じてる~。)」
「サンタにGTX1080くれるようにお願いした。ポストから。」
「あら?ジェスターちゃんもサンタさんが来るって信じてるの?」
「信じてなかったけど去年来たから信じてる。」
「へぇ~・・・・。」
「琶月さん、レジ清算いってきまーす。チェックさんばいばい!」
「琶月ちゃん、ジェスターちゃんまたね~。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「(あれ?琶月ちゃんとジェスターちゃんって二人暮らしじゃなかったっけ?親は同居していなかったような・・・と、なると誰がプレゼント渡しているのかしら?」
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
==レジ
「琶月ちゃんまた会ったわね~」←レジのアルバイト
「チェックさん!同じ職場で分身して働いたら流石にばれちゃうんじゃないんですか!?」
「ばれないものよ?」
「ナンテコッタイ。」
「シャンメリーが一つ(ピッ)。・・・七面鳥二つ・・・(ピッ)。あ、ところで琶月ちゃん。さっきのサンタさんの件なんだけど・・・。」
「レジやりながら雑談してる。職務怠惰だ。」
「ゴメンナサイ。」
「サンタさんがどうかしたんです?」
「去年琶月ちゃんとジェスターちゃんはクリスマスプレゼント貰ったのよね?誰から貰ったの?」
「どうしたんですかチェックさん。クリスマスプレゼントなんだからサンタさんに決まってるじゃないですか。」
「世界の常識である・・・。」
「ジェスターさんその言葉遣い何に影響されたんです?」
「(友達や親戚からのプレゼントって訳じゃなさそうね・・・。誰かがサンタさんに成済ましてプレゼントしているのかしら・・・?)」
「(でもジェスターちゃんGTX1080貰うって言ってたわ・・・。あれは7万近くもするとっても高いPCパーツ・・・)」←謎の博識
「(とても友達親戚からプレゼントしてもらっているとは思えない・・・。)」
「(まさかサンタさんと称して怪しい人が琶月ちゃんとジェスターちゃんのお家に誰かが入っている!?)」
「(そしてクリスマスプレゼントの見返りに・・!!)」
「レジの手、止まってるー。やっぱり職務怠惰だ。」
「ゴメンナサイ。あ、お会計2456円になりますー。」
「特売日じゃないから高い~。」
「じゃーチェックさんばいばい~~。」
「気をつけて帰ってね~~。」
「特にサンタさんね!」
「????」
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
==深夜
「気になりすぎて琶月ちゃんとジェスターちゃんの家の前に来てしまった・・・(←何故か住所を知ってる)
部屋の電気が消えてるってことはもう寝てるようね」
「怪しい人が琶月ちゃんとジェスターちゃんの家に入り込んできたら成敗dす!」
ガタガタ
「!!」
「幼い少女の夢を守る!!サンタクロース参上!!!!
「幼い少女の夢を叶える!!サンタクロースその2参上!!相棒!今日は琶月ちゃんとジェスターちゃんはサンタさんのために部屋の鍵をあけている!」
「高い買い物だったが2人の夢をかなえるため!
「いざ部屋に出陣!ついでにパンチラをこの目にやきt・・・」
「脳天唐竹割り!」
「グオォォーー!!」
「アイボーーー!!」
「モンゴリアン・チョップ!」(←何者
「アバーーーー!!」
「琶月ちゃんとジェスターちゃんの未来は守られた!やっぱり変質者がサンタクロースだったわ~。」
「・・・・・・・・・・。」
「あら?でもこのままだとサンタさんが来なかった事を知って二人は悲しむ・・・。」
「プレゼントはこの変質者から貰って2人の枕元においてあげなきゃ~。」
ガチャ
「すやぁ・・・」
「すやぁ・・・」(←目瞑ってるアイコン作ってなかった(超メタ発言
「琶月ちゃんジェスターちゃん、めりーくりすま~す・・。」
「パチッ」
「はっ!」
「じぃ~~~~。」
「う~ん・・・どうしたんです?ジェスターさん・・・って、あれ・・・?チェックさん・・・?それにサンタさんの袋背負って・・・。」
「(このままだとサンタさんが実在しないって事がばれて2人の夢が砕けちゃう!!)」
「ま、まさか!」
「(ひ~)」
「ちぇっくさんはサンタクロースのアルバイトもしてたんですか!!」
「アレ?」
「チェックさんはサンタクロースの本拠地を知っている・・・拉致って居場所を吐いてもらう。」
「何物騒なこと言ってるんですか。」
「チェックさん、夜遅くまで大変ですね。」
「あ!しかもクリスマスプレゼント枕元にある!チェックさん・・・じゃない、サンタさんありがとうー!」
「正確には秘密結社サンタクロースのアルバイト・・・。」
「どうでもいいです。」
「そ、そう。今サンタクロースのアルバイトしてるの~~。でもサンタさん来てる時に起きちゃだめよ~?」
「(あ、でも来年もまた変質者着たら寝た振りしててもだめよね?)」
「サンタさんが来たら起きるように!」
「????」
「????。」
・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
==翌日
==某デパート==
「お正月に備えてお買い物する琶月さんです。」
「あら、こんにちはー。」
「サンタクロース・・・。」
「シィッーー!ジェスターさん、秘密にしてあげなきゃいけないですよ!」
「(盛大な勘違いされちゃった・・・・)」
ますます不思議な人物にされたチェックさんであった