==スーパーマーケット
「毎度ありがとうございます〜。気をつけて帰ってね琶月ちゃん。」
「チェックさんもアルバイト頑張って下さい。」
・・・・・。
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「あ、ジェスターさんのお菓子買うの忘れてた。うーーーーん、家に近づいちゃったしまたスーパーマーケットには戻りたくないなぁ。かといって買わないと怒るし。」
「いーや、コンビニで買っちゃおう」
==ファミマ
「いらっしゃいませー。」
「私思う!日本のアルバイターは全員チェックさんになってしまったのではないのかと!!!」
「そんなことないわよ。たまたまよ〜〜。」
「あ〜たまたまじゃしょうがないですね〜。」
「そうね〜〜〜。あ、お菓子?はい、合計300円になりまーす。」
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「今度こそ帰る琶月さんです。」
\ご不用になったご不要になったパソコン・CDラジカセ・ミニコンポ・ステレオ・ファックスつき電話・ミシン・ブラザーミシン・カーステレオ……/
「あ〜〜、またこの軽トラック走ってる〜〜〜。」
「ご不用な家具あるかしら?琶月ちゃん。」(←ドライバー
「あーーーもうこれたまたまの領域越えてるーーーーーー!!!!!!!」
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「そういうわけで琶月さん、チェックサンがどうしてあんな分身してまで働き続けているのか気になって夜も眠れません!!」
「あれ?知らないの?チェックさんはシングルマザーで幼い子供を養うためにああやって身を粉にして働いてるってことを。」
「えっ!?なにそれ!?初耳なんですけど!?」
「まぁ、今私が作った設定だけど、」
「怒っていいですか?」
「怒っちゃだめ!!」
「ジェスターさんが怒った!!逆ギレ!」
「そもそもチェックさんは本当に分身してるんですかね・・・。実は超双子・・・三つ子・・四つ子・・なんとか子とか・・・。」
「んー、どうなんだろうね。よく合うのは事実だけど実際私もチェックさんのことはよく知らないんだよね。」
「絵柄が違うから別世界から来てるってのは分かるけど。」
「はいメタァ。」
「琶月さん、思っていることが一つあるんですけどアノマラド大陸に戻るために魔力のこもった物がなにか送ってくれってキュピルさんに頼まれてるじゃないですか。」
「あーそうだね。」
「もしチェックさんが本当に魔法を使って分身しているなら魔力のこもったアイテム、持ってそうじゃありません!?」
「つまり押し入ってマジックアイテムを強奪すると。お主も悪よのう〜。」
「そんなこと一言も言ってないじゃないですか。」
「明日、スーパーマーケットに行ったらチェックさんのお家にお邪魔させてくれないか頼んで見るんです!!!!」
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==スーパーマーケット
「ふふん、レジに行けばチェックさんが必ずいるはず。」
「お会計はこちらです。」←店員
「チェックさんがいない!!!!」
「今日はおやすみなんですかね。」
「牛乳が1点・・ひき肉100gが1点、まな板が1点・・。」
「なんで私にバーコードリーダー当てるんです?あ、これセクハラされてます?」(←軽い
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==コンビニ
「チェックさんいるかなー。」
「イラッシャイマセー」
「チェックさんいないなぁ。」(スルー
==薬局
「アレルギー薬買うついでにチェックさん探し・・・。」
「何をお求めですか?」
「あれーーーーチェックさんいないーーーーーー!!!!!」
「はぁ・・?チェック?申し訳ございません、当店では頭をよくするお薬は・・・。」
「だまらっしゃい。」
・・・・・・。
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「あれから三日間。一度もチェックさんに会えていません。お出かけした日で一度もチェックサンに合わなかった日はなかったのに・・・。どうしちゃったんでしょう。」
「もしかして目的達成して居なくなってしまったとか?」
「えぇっ!?もし本当にそうだったら寂しすぎて・・・。」
「あああああああアノマラドに帰りたいいいいいい!!!」
「うーるーさーいー!!」
「あーあ、明日からまたアルバイトだー。しばらくおやすみ貰ってたんだけど過ぎるのあっという間ですね。」
「働け。」
「むかつく〜〜〜。」
・・・・・・・。
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「あわわわわ!遅刻するーー!!」
「あ。しまった!マスクつけてくるの忘れた!!!今日は清掃のアルバイトだからないと大変だ。コンビニで買お。」
==ファミマ
「いらっしゃいませーーー。」
「ちぇ、ちぇ、チェックさーーーーん!!!会いたかった〜〜〜〜!!!」
「まぁ。どうしたの?」
「あ、うぐぐぐぐぐ・・・・。今日がアルバイトの日でなければチェックさんの家に行くはずだったのにっ・・・!!」
「でもチェックさん居なくなった訳じゃないって知れたので今度また会って招待してもらいます。」あ、これ下さい。」
「マスクが1点〜。」
・・・・・・・。
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それから三日後。
==ファミマ
「・・・・・・・・・・・・・。」
「イラッシャイマセー。」
「ジェスターさん!!!どういう訳か私がフリーになるとチェックさんが居なくなります!!!!」
「流石はアルバイト戦士チェック=サン・・・。真相を探る者が近寄ると途端に気配を隠す技を持ち合わせているとは・・・」
「その設定まだ生きてたんですか?」
「大真面目だもーん!」
「ソンナマサカ。」
「それより付き合ってあげたんだから、約束通りイオンに連れてってよね。」
「ぐぬぬぬぬぬ・・・。チェックさんがいたらジェスターさんと一緒にお家にお邪魔する計画が・・・。」
「ところでイオンに行って何するつもりなんですか?」
「あそこにあるゲームセンターでメダルゲーム遊ぶ〜。」
「あ、あのキッズパークの・・・。」
「は?キッズ?」
「ナンデモナイデス。」
「しょうがないですねぇ。行きましょうか。」
「イェーイ。」
「ありがとうございましたーーー。」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」いた!!!いました!!!!!!!はい、イオン終了!!!!!!!!」
「グワッー!サヨナラ!!。」
「だ〜〜〜〜〜めっ!!!今行くって言ったんだから連れてってもらう!!!!」
「だ、だってだってーーー!!!そこにチェックさんがいるんですよーーー!!」
「琶月が行くって言ったから出てきたんだよ。」
「そんなわけないじゃないですか。ほら、チェックさんのお家に遊びに行って良いですかーって聞きに行きますよ。」
「チェックさーん。」
「イラッシャイマセー。」
「あれっ!!?」
「はい、イオン。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・。
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==イオン
「こんにちは〜。あら〜、ジェスターちゃんメダルゲームやるの〜?いいわね〜。」
「今日こそジャックポッドは頂く。」
「(ま、間違いない・・・チェックさんのお家に行こうとしたら途端に居なくなってる・・・!!!チェックサン・・・・変な人だっ・・・!?)」
「琶月ちゃんが変な目でこっちを見ている・・・。」
「ひんぬーの姉ちゃんの容姿が1番変ダケドナッー!!」(クソガキ
「くそがきぃ〜〜!!!」
「あ、ジャックポッドだ。やったぜ。」(表情があってない