「ねぇ知ってるぅ〜?」
「何がですか?」
「日常傍観っていうこのコンテンツは2014年9月にリリースされたコンテンツなんだよ!!」
「つまり私たちはもう五年も日本にいるということになっているんだよ。いつになったらアノマラドに帰れるのさ。」
「え?どういうこと?琶月さんの中では日本に来てまだ数か月の認識ですよ!」
「はいサザエさんもといコナン空間ーーーーーー!!!」
「まぁ冗談は置いといて。」
「はぁ。」
「はぁ?」
「はぁをはぁでキレ返された!!」
「キレてないよ!」
「ほんとだ!」
「キレるわけないじゃん。」
「今キレてる!」
「まぁ冗談はおいといて。」
「はぁ。」
「はぁ?」
「ごめんなさい、今のは好奇心ではぁと返してしまいました。それで!何ですか!!」
「あぁうん。ほら、クエストショップはもう再建されてるしそろそろナルビクに帰りたいなぁーって。」
「あ、ここは私の別荘にする予定だよ。主にPCゲームやるための。」
「都合いい事いいますねぇ〜。」
「まぁ琶月さんも師匠に会いたいですし帰る方法は探したいところですね〜。」
「そういえばキュピルさんのお手紙には確か魔力のこもったアイテムとか何か送ってほしいみたいなこと言ってましたね。何か探してみます?」
「そういうことならぴったりのお店と人がいると思うよ。」
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「質やだ。」
「ここにはありとあらゆるレアアイテムが集うと聞いている・・・。」
「レアアイテムっていうか換金アイテムっていうか・・・。」
「お店の人に聞いてみよう!すいまーせん、魔力のこもったアイテム質流れしてませんかー?」
「一般人にダイレクトに魔力とか言っちゃってる!!」
「はーい、いらっしゃーい。」
「一般人じゃなかった!!!」
「あら。私は一般人よぉ。」
「そんなまさか・・・。だって同時刻違う場所でチェックさんが何度も現れるのは・・・。」
「アルバイト奥義を習得したものなら誰でもできるし一般常識だと思うけど。」
「そんなばなな・・・。話を戻して。」
「チェックさんなら何か魔力のこもったアイテムとか知ってそう!!普通に魔法撃てそうだし。」
「あら〜琶月ちゃんはまだ魔法とか信じちゃうお年頃なのね〜。」
「はい恥ずかしい!!!!!」
「もしかしたら隠してるだけかも。」
「きっとそれだ!隠してるだけだ!」
「ふふふチェックさん。本当は使える事知っているんですよ。」
「この琶月さんの調査能力を侮ってはいけません!」
「あらぁ〜琶月ちゃんはまだそういう能力とか設定にあこがれちゃうお年頃なのね〜。」
「はい恥ずかしい!!!!!!!」
「琶月はだめだなぁ〜。」
「むがー。ジェスターさんに言われるとむかつく〜〜〜。それより早く魔力のこもったアイテム探してくださいよ。」
「琶月は魔法使えないもんね。」
「使えますよ。イグニッションくらい。」
「それってどういう効果?」
「ふっふっふ、その場に火柱を立てて相手を包み込ませて大火傷を負わせる技です!琶月さんの得意魔法の一つです!」
「だって。」
「あらあら。」
「はい恥ずかしい!!!!!!!!!!!!!!!!!でも使えるのは事実だもーん!!日本だとEMPが大気にないから使えないけど!!!!!」
「EMP・・・?よくわかんないけどチェックさんー。質流れしてる商品見せて。」
「はーい、こちらになりまーす。」
「琶月さん恥ずかしすぎて顔からイグニッションしそう。っていうかジェスターさん知っててこんな会話仕掛けましたね?」
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
「なんというレアアイテム・・・・。」
「それで、ジェスターさんは魔力のこもったアイテムは見つけられそうですか?」
「琶月のEMPとかなんとかで探れないの?」
「んもーーーーーーーー!!!!!琶月さん、アノマラドにいるときは魔法使えますけどこっちだと全然で魔力探り寄せることもできないでーーーーす!!」
「っていうかよくよく思い返してみたらジェスターさんだって魔法使えないじゃないですか。ジェスター種なのに。」
「ヘイトスピーチ!!」
「そんなばなな」
「笛が吹けないだけだよ。魔力の流れを制御できないわけじゃないよ。ほんとだよ。」
「ふ〜〜〜〜ん???」
「チェックさん!!この琶月を質にいれて!!!」
「沸点が低いし人身売買だ。」
「・・・・・・10円かしら?」
「あああああああああああああ低い!!!!!!!!!」
果たして魔力がこもったアイテムを琶月達は見つけられるか。続く。