エボラちゃん
「エボラの感染報告が止まりませんねー!」
ジェスター
「あー、焼肉につけるあれ?キャップ失くしたの?」
「それはエバラです。ベタですよ。」
ジェスター
「で、エボラ止まらないの?」
「アメリカで次々と感染報告が上がってますし、マリという国でも初の感染者が確認されたようですね。噂によると中国で43似ん感染したそうですが、地元新聞はこれを否定しているみたいです。」
ジェスター
「真偽が定かじゃないニュース内容はここで記事として取り扱わないでよ?」
「誰に言ってるのか知りませんが、まだ信憑性が疑わしい物に関しては私もそんなに騒がないつもりです。これから話すことはスイスで今大騒ぎになっている事ですけど。」
ジェスター
「んー?スイスって何?」
「外国の一つです。スイス山脈が綺麗な国。」
「って、そんな話している場合でもないんですよねぇ・・・。実はあのエボラウィルスを誰かが萌えイラスト化したらしくちょっとした波紋を呼んでいるそうです。」
「これがその萌えイラストです。」
ジェスター
「あ、まな板だ。よかったねお友達増えて。」
「嫌ですよ、こんなお友達!!」
ジェスター
「今頃きっと「ぐすん、私に触れたお兄ちゃんたちが皆死んじゃう・・・。一人ぼっちにしないで・・・」って泣いてるよ?」
「良く見てくださいよ。無邪気に笑ってるじゃないですか。どうみても「おにーちゃん、殺してあ・げ・る」って言ってそうな顔ですよ。」
「悪魔の翼が生えているわね!でも私の方が強い悪魔よ。」
「ん?今何かいました?」
ジェスター
「居なかったと思うよ。このイラストが波紋を読んでるの?」
「そうなんですよ。スイスの新聞に取り上げられて「ジャップの野郎不謹慎すぎぃ!!」って怒ってますよ。ほら。」
ジェスター
「何て書いてあるの?」
「さぁ。でも怒ってるらしいです。」
「まー、全員怒っているのかっていうとそういう訳でもないみたいで、一応「エボラちゃん可愛い!俺の国にも来てくれ!」って言っている人達もいるらしいですよ。
冗談なのか本気なのかはさておいて・・・。」
ジェスター
「不謹慎だーって騒ぐ人たちと好評な人達がいるって所?」
「そんな感じですね。」
「まー、アフリカの方じゃ人種差別だーとかって言ってるらしいですけど。」
ジェスター
「怒るのは分るけど、人種差別だーって騒ぐ理由は何で?」
「さぁ・・・?あれじゃないですか?「お前らまだ安全だからって茶化しやがって。差別だ!」みたいな感じですか?」
ジェスター
「人種要素全然関係ないじゃん。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「細かい事気にしなたら胸小さくなりますよ?」
ジェスター
「ジェスター様は胸とか小さい事気にしない主義なの。」
「まージェスターさんも何だかんだ言って胸小さいですからね。オトモダチ。」
ジェスター
「言っておくけど、今ここで比べたら琶月の自信が完全に崩れ落ちる自信はあるよ?」
「うっ・・・・。・・・・世の中不公平です。」
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ソース:秒刊SUNDAY
ひとり言:
人を殺すウィルスなのに白衣を身に纏った看護婦チックとは皮肉たっぷり。
髪の毛の先が何とも禍々しい・・・。
海外ではどちらかというと批判の方が多いようですが、このイラストがもっと可愛ければ意外と批判は少なかったのではと
思わなくもない。