中国建設の人工島に米艦接近。米中間で緊張走る


「こらーーーーー!!」

「なんですかもう~~~~~。・・・もう夜12時ですよ!琶月さん早く寝たいです。はい、おやすみ。」

「こらーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

「だから何なんですかーーー!!」

「冬用のお布団一個しかないから寛大なジェスター様が使わせてあげてるというのに・・・。」

「私の寝るスペースに割り込みすぎ!!」

「良いじゃないですかちょっとくらい別に。ジェスターさんからだ小さいんですから。」

「だーめ!!!ここから先は古来よりジェスター様の領土として認められてんのーーー!!」

「はいはい、退きますよ退きますよ。だから寝かせてください・・・。」

「あ、今ので思い出したけど領土問題で深刻な争いが今起きてるね。南シナ海で。」

「今度は何ですか。」

「えーーー!!知らないのーーーー!!!?非常識だーー!!時事問題に疎い人は流行にも乗れないすかぽんたんなんだよ!!」

※と、ジェスターが申しておりますがこれはあくまでもジェスター個人の見解であり当サイトとの見解とは一切異なります。あらかじめご了承ください!

「なんかむかつく注釈が入ったーーーー!!!どしんどしん!!!」

「あああああ!!寝ようとしているのに目の前で暴れる白い怪獣が~~!!わかりましたー!聞きますーー!きーきーまーすぅー!!はい、琶月さん学習モード!」

「はい、良い子良い子。」

「あ、満足しました?じゃーおやすみなさい。」

「どしんどしん!!!」

「ストレス死にしそうな琶月さんです。こんな怪獣を乗りこなしていたキュピルさんを今私は尊敬しています。はい、それで南シナ海で今何が起きているんですか?」

「今南シナ海で中国が人工島を造っているのが大きな問題になっているの。」

「別に島作るくらいいいじゃないですか。それの何が問題なんですか?」

「これがもし中国の沿岸近くだったら良かったのかもしれないけど、作られた場所がベトナムとフィリピンが領海を主張していた場所だったんだよね。ちなみに、はい地図。」




「このスプラトリー諸島っていうところで今人工島が作られているんだよね。」

「・・・・ん?何か中国から随分離れた場所にあるんですね。琶月さん、ぱっと身だと右側の国・・えっとフィンランドでしたっけ?その国の島に見えちゃいます。もしくはベトナムかマレーシアが持ってる感じの。」

「まぁ、かなり強引だよね。中国が主張している領海図も持ってきたよ。はい。」





「いくらなんでも強引じゃありません?」

「冗談に聞こえるかもしれないけど本当にこう主張しているから凄いんだよね。」

「あ~~~これは確かに。そんなところで人工島作られたらあんまりいい気はしませんね。当然その島も「中国のものでーす」って主張しているんですよね?」

「琶月にしては察しがいいね。そのとおりだよ。」

「このスプラトリー諸島がある南シナ海は地理的にも地政学的にも凄く大事な場所でとても沢山の輸送船がこのエリアを通るんだよね。ここが通れなくなると凄く遠回りすることになるから貿易は基本できなくなると言ってもいいくらい。」

「そんな場所を抑えられて後は中国の気分次第で止められたりお金せびられたりしたらたまったもんじゃないよね。」

「他にも石油とかいった資源も沢山埋まっているっていう話もあって資源目当てで乗り込んでるっていう話も聞くね。」

「もー。ベトナムやフィリピンは何も言っていないんですか?」

「勿論抗議してるよ。どっちもそこは我々の領海だって。当然中国は聞く耳なし。『ここは古来より中国の領海だ』の一点張り。結局実効支配している国が一番強いから、中国はさっさとそこに人口島と軍事滑走路を造ってその周辺地域に影響力を持てるように頑張っちゃってる。」

「中国は人工島建設を「航路整備のため~」とか「気象実験のため~」とか言って軍事的要素は一切ないって主張しているけれど、爆撃機とかも発進できてしまうほど長い滑走路を作る意味を考えると目的は結構あからさまだよね。」

「はぁ~・・・困った国ですね・・・。簡単に周囲と敵対できるその神経は琶月さんにはないですね。」

「事態を重く見たアメリカがついに艦を派遣することを決定。ここを中国の支配下に置かれると軍事面から見てかなりマズイと思ったんだろうね。」

「『中国の島だとは認めない』と主張するために、米艦が人工島付近を航海中でその後ろを中国の巡視艦が警告を発信中。まさに一触即発状態が続いているってわけ。」

「ただし、不慮の事態には備えておきたいね。」

「不慮の事態ですか?」

「そう。アメリカと中国のにらみ合いは今回が始めてじゃなくて2003年ぐらいにアメリカと中国の航空機が衝突して墜落する事故が起きてるの。その時は戦争には発展しなかったけど、少しでもどちらかが武力をちらつかせたらそのまま米中戦争に発展する可能性を秘めているから十分に備えておきたいね。」

「大変良く分かりました。」

「・・・・・もう寝ていいですか?」

「あ、私も寝る~~~。」

「おやすみ。」

「おやすみですー。」

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

「あーーーーーーまた勝手にジェスター様のお布団領内に入ってきた!!わああああーー!!」

「あああああもうーーーーー!!!!!!!」


ソース:AFPBB News


ひとり言:
かなりセンシティブな問題ですが、一度は扱っておきたかったのでページを作りました。
この領土問題は傍から見ていて結構イライラすることも多いぐらい中国の強硬姿勢が目立ちます。
平和にやっていくつもろはないんかねぇ・・・。
しかし中国を放っておいたら沖縄まで取られそうで怖いよ。


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