「琶月さん時々思うのです・・・」
「ついに自分が世界一貧乳であることを受け入れた?」
「貧乳であることは受け入れますが、世界一ではないはずです!!」
「多分。」
「琶月は多分上半身裸で男湯入ってもきっとばれないもんね~。」
「このかわいい顔見たら女の子だって普通わかるでしょ!」
「大丈夫?病院行く?」
「んも~~~~。」
「で、何を思うの?」
「悔しいことに琶月さんは何をやってもダメダメです。ですが、頭の中で浮かんだ事をただ実行できないだけでインスピレーション的な奴は完璧だと思うんです。」
「つまりイメージしたものを機械が読み取って創作してくれる何かがあるととっても琶月さん輝けると思うんです!!」
「例えば頭の中に思い浮かんだ映像を映し出したり、頭のなかで流れたメロディーを再生してくれるとか・・・。」
「あー、そういえばEXPOで面白いウェアラブルデバイスが登場してたよ。」
「なんと脳波を読み取って自動で作曲してくれるヘッドギアだってさ。」
「なんですかそれ!!?」
「詳しい原理は私も難しくてよくわからなかったけど、最初のその作曲してくれるヘッドギアを装着してサンプルミュージックを10曲ぐらい聞くんだって。」
「そのミュージックを聞いたときに脳が何かしらの反応を示すからそのデータを収集。」
「で、そのサンプルデータが揃ったらあとは頭のなかで音楽をイメージするとヘッドギアがその脳波をキャッチ。一致した脳波データと照らし合わせて音にするんだって。」
「ちょっとちょっと!!まさに私が待ち望んでいた機械そのものじゃないですか!!!」
「あ~~~~早くそのヘッドギア発売してくれませんかね~~~~!!きっと琶月さんも新たなアーティストとして名を馳せちゃいますよ!!」
「そういうと思ってここに例のヘッドギアがあります。」
「さすがジェスターさん!スゴイー!」(←もう突っ込まない
「琶月の脳波データも収集済み。さっそく作曲してみせてよ。」
「いつのまに。」
「じゃーいきますよー。ふーんふんふんふーん♪・・・・はい!できました!どうですかね?」
「再生してみるよ。ポチッ」
\南無仏皆已成仏道於諸過去仏現在或滅後/ \チーン♪/
「琶月の壊滅的センスに送る歌?センスあるー」
「違います!!なんでお経が流れるんですか!!」
「ごめん、本当は偽物。そんなの用意できるわけがない。」
「んも~~~。」
独り言:
こういうものが登場したということは、いつか脳波を読み取って頭のなかでイメージした映像を書いてくれるデバイスとかも出てくると思うんです。
そうなったら妄想するのがきっとすごく楽しくなるんだろうなぁー(人を駄目にする機械