どうもこんばんは。
今回でレビューは二回目。
個人的にはあまり有名ではないR-18ソシャゲをレビューしたいのですが、流石にまだ早いので今回も
よく広告で見かける有名な物をレビューしたく思います。
レビューと言っても私の捻じ曲がった個人的見解がぶちまけられる内容なので役に立つかどうk(ry+それを言ったらお終い
というわけで、第二回目のレビュー対象は少し異色な雰囲気を放っているR-18ソーシャルゲーム。
その名も「ぺろぺろ催眠」
(3/21現在のタイトル。イベントに合わせてタイトルは変わっているのでこれがデフォではありません。
まぁ、これもロードオブワルキュリアと同じくらい広告で見かけます。
といっても流石にタイトルがタイトルなのでニコニコ動画とかwiki程度じゃあまり見かけませんが、2chから外部のページに飛ぶ時とか
R-18系ブログに表示される広告系にはほぼ必ずといっても登場するこのソーシャルゲームの広告。
しかし何かもうタイトルからして奇怪なゲームに感じられますが、やっぱり奇怪なゲームです。
なんといってもタイトルのロゴにもなっているあのアメリカンな唇に伸びた舌・・・。こいつからいかにも人を選びそうな雰囲気を感じられます。
とはいえ、タイトルからマニアックな印象こそうけますが中身は言うほどマニアックではなく割ととっつきやすいです。
このゲームの主人公は、催眠神拳の使い手。
山奥で兄の裸王と共に修行をしていたが、兄がもっといい生活を求めるために世界征服を企み師匠の元を去ってしまった。
師匠に兄の催眠神拳を封印するよう言われた主人公は、兄が最後に残していった言葉「まずは東京からだー!」を便りに上京することに。(この兄さん、やけにフランクな喋り方だ。
主人公は裸王の野望を止めることができるのか…
ってな感じのシナリオなのですが、このゲーム。とにかくパロディネタが多く、それでいてシナリオが非常に充実している。
ソーシャルゲームとしては少し・・ってか大分珍しい。
普通にプレイしていて笑えてしまうソーシャルゲームっていうのはあまり見かけられない。
そのプレイ内容ですが、シナリオの通り裸王を妥当すべくためにその取り巻き共を探して主人公の持つ催眠神拳を浴びせる事が出来れば次のステージへ行く。
この部分は他のソーシャルゲームにもよくある探索型(探索ボタンを押すと進行度が進み、100%になるとエリアクリアみたいな感じのシステム)なのだが
一回探索する度にスロットを一度回す。
EXPとついた柄が揃うと二倍のEXPが、ペロとついた柄が揃うと二倍のペロが手に入ります。唇のマークは・・・揃ったことがないので分りません。
スロットは柄が揃わなくても、ステージに応じたEXPとペロというこのゲームの通貨が手に入ります。
チャンスとついた柄が揃うとチャンスタイムに突入し、6枚あるカードのうち任意の一枚を選択し
表示されたキャラクターカードを入手することができます。
チャンスタイムに突入した際に、一定の確率で確変が発生しこの時はSRという最上位カードが当たる可能性が出てきます。
結構パチンコのスロットを意識してる節が見当たりますね。
カードの話になったので、そのままカードの話をしちゃいます。
このゲームもまた前回紹介したロードオブワルキュリアと同じくレアリティという概念があるのですがレア度は N<R<SRの三種類しかなく、それでいてSRそのものは
割と頻繁に入手しやすいため無課金でもカードをそろえる事は非常に容易かったりします。
他の例にもれず、レア度が高ければ高い程そのカードのステータスが高くなります。
ステータスといっても、催眠力(いわば攻撃力)というステータス一つしかないため何を基準に強いかどうか考える必要がないため楽。
ロードオブワルキュリアみたいに速度が~クリティカルが~とか悩む心配なし。とにかくこれが高い奴が強い。
(さっきからロードオブワルキュリアを引き合いにだしてけなしているように見えますが、決してそういう意図はありません。複雑な戦闘の方が好きな方はこちらよりロードオブワルキュリアの方をお勧めします。
ペロペロ催眠にもまた、ロードオブワルキュリアと同様に属性という概念があり、このゲームでは「萌」「美」「雅」の三つの属性に分かれています。
萌えはロリとかかわいい系の子が集まっていて、美しいはお姉さん系。雅は熟女とか人妻とかその辺が集まっている感じ。
属性の相性は「萌」は「美」に弱く、「美」は「雅」に弱く、「雅」は「萌」に弱い。
基本年上の方が強いが、「雅」が「萌」に弱い理由は若い子とのジェネレーションギャップを感じて自爆するだからとかなんだとか。
左から順番に、「萌」「美」「雅」。まぁ、とにかく簡単に言っちゃえばロリっこ、普通、年上 みたいなもんだろうか・・・。
カードの話は以上なので話題を一旦戻して・・・。
探索を実行し何度かスロットを回すと探索度が100%となり次のエリアへ進むことが出来ます。
各ステージには合計9つのエリアが存在し、3の倍数ごとにBOSS戦となります。
NPCとの戦闘方法は非常に単純で、自分の所持しているカード全ての催眠力を合計した数値が、相手のHPを上回れば勝ちです。
一瞬頭の上に ? が浮かびそうですが、このゲームはNPC戦に限ってはデッキという概念がなく総員でフルボッコしにかかります。
なので、SRがないと勝てない!!とかそういう事はなく、非力なNカードも集まって行けばそれ相応な攻撃力になります。
デッキ構成とか悩む必要はありませんから中々面白いと思います。
(ちなみに、ホーム画面にはキャラクターカードを5枚セットする枠があり、思わず「デッキあんじゃん!!」って突っ込みたくなるかもしれませんが、これは飾り枠+対人用の枠です
ちなみに、一度の攻撃でボスのHPを削りきれなくても5分で一つ回復する【精力】が6つ溜まればまたそのままの状態で攻撃出来るのでいつかは倒せるようになっています。親切。
ボスを倒した時の画面。まんま北斗の拳じゃないか。
裸王(ラオウ)の時点でもうピンと来た方がいらっしゃると思いますが、このゲームそのものが北斗の拳のオマージュ。
ボスのHPを削りきるとHシーンに入ります。
探索のBOSSとして登場するキャラクター達は、過去にエロゲーとして普通に販売されていたキャラクター達をそのまま使用しているらしく、そのエロゲーを持っていれば、それと全く同じ一枚絵とムービーが表示されるそうです。ただし、テキストだけは書き換えられています。
(一枚絵とかは勝手にコピーして使っているのではなく、ちゃんと契約して使っているそうで、何気にそのゲームの広告枠とかもあります。もしかして同社の製品・・・・?
過去のエロゲーで使われていたキャラと一枚絵をそのまま使っちゃっているのでクオリティーは・・・まぁ、キャラさえ気に入れば確かではあります。
何気に一回一回のHシーンが長く、この手のR-18ソシャゲとは思えないほどのボリューム。
ムービーシーンもあり、個人的には機械姦のシーンが好み。あのシーンレミリアに置き換えt(ry
Hシーンを終えたら次のエリアorステージへ。
基本はこの繰り返しとなります。
昔と比べてペロペロ催眠も随分と繁盛して人気のあるゲームになったようでイベントが盛んに行われています。
また、私がペロペロ催眠をがっつりプレイしていた頃はまだ2013年8月ぐらいだったので今ちょっと覗きに行ってみたら大分やれる事が増えていました。
探索以外にも面白そうな事は結構ありましたが基本的な戦闘ルールとかスタイル、スロットシステムは全く変わっていなかったのでまぁ、基本こういうものなんだなっと抑えて頂けると幸い。
流石にイベントの説明とかは、イベントごとに若干ルールが違ったり新しいルールが出ていたりするのでイベントの詳細は割愛させて頂きます。
大体の説明が追えたところで、問題点というか色々ぶっちゃけようと思いますが・・・。
うーん。
キャラがちょっと古臭いんだよなぁ・・・・(汗
テキストもムービーもあるHシーンは先程も言った通り過去にエロゲーで出てきたシーンをテキストだけ変えてそのまま出しているのですが
その持ってきたエロゲーそのものが古い。
そのせいでイベントシーンのキャラクター全般が古く感じてしまう。というか、元々の北斗の拳をネタに出して、しかもマニアックなネタまで出してくる所を見るとおっさん層を狙ってるからわざと古くしてるんじゃって言いたくなるレベル。
でも、最近のイベントをちょっと見ているとどれもこれも普通に可愛いキャラクターばかりなので、リリース当初の予算があんまりなかったのかもしれない。
一番初めに乗せたタイトル画面にうつっている子はどれもこれも可愛い子ばかりだし。
だから、猶更あのタイトル画面みて初期に手に入る古臭い絵のキャラカード手に入れた時のげんなり感は凄そうだ。
それに、なんといっても・・・。
ヒロインはもう少しなんとかならなかったのか。
いや、このゲームのヒロインは普通に返しも面白い時があるし中々秀逸なキャラクターだと思います。
ただ・・・。
ただ・・・・・・。
もうちょっと可愛くできなかったのか。
ペロペロ催眠のヒロインはこちらでございます。
ちなみに、下は最近の普通のカード
どっちがヒロインか分らなくなる。
巷(2ch)とかでは、化け物だとか、愛瑠(ヒロインの名前)に会うたびに萎えるとか、
挙句の果てにはWikiのFAQに「ナビ愛瑠以外がいい」とか乗せられる始末
↑Wikiの一部
色んな意味で愛されているのはいいが、本当にリリース当初の低予算が影響してこうなってしまったのならそろそろリメイクしてあげてください。
好きでこのイラストにしたのなら何も言わん。
後は・・・・
この手のソーシャルゲームの宿命なのかもしれないがHシーンは先程説明した探索の時とイベントのみで、道中にチャンスタイムとかで手に入るカードにはHシーンはない。
一応エロい一枚絵とかはあるにはあるのだが、ワイルドカードと呼ばれるカードを集める必要があり、完全なイラストを見るには100枚程必要。(厳密には20枚~25枚ごとに一枚絵が解放されるが50~60枚ぐらい貯まるまではただの私服とか服が乱れただけ
Nすら完全なイラストを見るのに相当な時間がかかる上に探索のBOSSキャラ(Hシーンが見れるキャラ)と比べて普通のカードの方が遥かに可愛かったりするから凄く悶々とする。
色々と逆転現象が起きちゃってるんだよなぁ・・・・。
後、このゲームの仕組み上仕方がないのですが手持ちカード全ての催眠力を足した数値が攻撃力になるので
レイドボスを倒した数でランキングを争うタイプの物は明らかに新入りユーザーには辛いんですよね。
過去のイベントでしか手に入らないカードは一部のガチャを除いて手に入らないようになっているので先に始めたプレイヤーとはどう頑張っても追いつく事が出来ない・・・。
絶対的な溝が出来ちゃってるんですよね。
そのせいもあってか、このR-18ソーシャルゲーム。他所と比べて結構殺伐としています。
その溝を埋めるには後はフレンドの応援(簡単に言えば援護射撃)に頼るしかないのですが、それは新入りユーザーに限らずベテランユーザーでも同じなので
必然的に強いカードを持っていない人とはフレンドを組みたがらない。ログイン全然していない人とも組みたがらない。
それを埋めるための課金も結局イベントカードを持っていないせいで総合催眠力では絶対に勝てず・・・・。何かもうリアル北斗の拳の世界のような殺伐さを演出したいのかってなぐらい殺伐としています。
う、う~~~ん。(汗
ランキングに拘らなければ別に良いのですが、どうしてもイベント上位に入賞しないと獲得出来ないカードがあり、そのカードを手に入れなければより一層差が離れてしまうのでかなりの悪循環。
(完全にランキング無視するにしても、イベントシーンの回収も結局は強いユーザーとの協力は必要になり、その強いユーザーと組むには強いカード(高い催眠力)が必要であり・・・。)
ロードオブワルキュリアと違ってこちらは戦闘スタイルが一撃与えるだけの超シンプルですが、シンプルすぎて逆にこんな弊害が生まれるとは・・・。
この戦闘システムは本当に面白いとは思ったんですけどね・・・。後半売られるor合成されるだけの存在となるNカードも活躍出来る訳ですから。
そんなこんなで、大まかなレビューは終わりになりますが
総評としては悪くはないと思います。ちょっとカードにも少しでいいからエロシーンつけてくれたら相当良いR-18ソシャゲになると思うのですが
まぁ、テキストよりCG重視派の方には相性ピッタシかもしれません。(個人的にはテキスト派
後、この手のゲームにしては珍しく音楽に力を入れているので聞いてて飽きる事は中々ないのもGOOD。
今から始める場合、ランキングに入るのは廃課金しても諦める必要がある状況ですがそれでも普通にプレイする分には全然行けるレベルなので
お勧めは一応しておきます。でもヒロインだけ本当にどうにかならんかったのか嘆きたくなる。
以上!
シナリオ:★★★★★(シナリオの面白さ的な意味で
面白さ:★★★☆☆
可愛さ:★★★★☆
エロさ:★★★★☆
エロ頻度:★★☆☆☆
課金要求度:★★☆☆☆