久しぶりのR-18ソシャゲレビューでございます。

いやぁ、夏季休暇中の阿鼻叫喚、夏のクソゲーラッシュから数か月。
面白いことに今日という日でも新作ラッシュが続いています。
1~2週間に一つは新作が出てきています。昔じゃ考えられなかったのに。アイツら何を考えているんだ。

相変わらず質の悪いゲームもありますが、今はそうでもなくなってきています。
今回はその中でも特に気に入ったゲームをレビューしようと思います。

今回レビューするゲームはこちら。




アイドル☆シチュエーション!広義的に言えば音ゲー。
10月3日にリリースされたばっかりの新しいR18ゲームです。

身も蓋もない言い方をすれば18禁版アイドルマスター。

シナリオ的には、こんな感じ。
ある時、パラレルワールドや異世界(今後並行世界と称す)と行き来する事の出来るセカンドゲートと呼ばれる時空空間接続装置が開発される。
この発明をきっかけに並行世界と交流が始まるが、言葉も何もない状況での見境なき行き来は多くの摩擦を生み並行世界紛争が勃発。
その激しさゆえに争いが終わるころには何も残っていないだろうから「ザ・ラスト・ウォー」という名前がつけられる。
そんな中、伝説の歌姫が現れ類稀なる歌声で世界中の人々の心を一つにし、争いを終わらせた。
「言葉は通じなくても歌によって得られる感情は全並行世界共通なんだよ」っていうなんやかんやの言葉を残して伝説の歌姫は行方不明となる。

以降、数多くの物がアイドルを目指すようになった。
主人公はマネージャーでアイドル達の面倒を見て行く。



ふむ。



ストーリーは正直最後の行だけで十分な気がする。



なんていうか、ここまで凄い設定にする必要はあったのだろうか?
個人的には、その戦争部分をぜひともゲーム化してほしい。
バトルフィールド・ザ・ラスト・ウォー


それはともかく。

ゲームは以下のような流れで進んでいきます。

ストーリーの進行→楽曲解放→特定の条件を見たし次のストーリーを解放→ストーリーの進行→ループ

順番に沿って見て行きましょう。
まずはストーリーの進行。


主人公は事務所のマネージャー。某アイドルゲームの癖で「プロデューサー」って言ってしまいそうですが違います。マネージャーです。
事務所には7人のアイドル達が結集していて、ストーリーではその7人の子達をアイドルの高みへと導いてあげます。
・・・の、はずなんだが主人公のマネージャーは入院しているという設定で会話シーンには一切登場しません。
極力男は登場させない方針なのかな。


(ストーリー進行中。左のちとせちゃんがぐうかわ

DMMのゲームとしては考えられない事にフルボイス。男性もフルボイス。(ただし、男性は主人公含め立ち絵イラストはありません。
それでいてキャラクターのクオリティも高く声の質も高いので、ストーリー部分はコンシューマーゲームにも負けない出来だと思われます。
前述の通り、主人公が入院していて一切会話に参加しないので基本的にアイドル達が勝手に物語を進行させていっています。
一応リーダー格の子にマネージャーが直接指示を下しているらしいのですが、細かい所なのでそんなに覚えておかなくてもいいのかな。

ストーリー中に選択肢などが登場する事は一切ありません。ただ会話を眺めるだけです。
今は四話までは確認しているのですがこの先あるのかどうかは不明。

とりあえずストーリー部分に不満点は特にありません。
結構会話も面白いし癒されるし、なにより可愛い。
早送りや、ストーリーそのものをSKIPする機能もあるので無視したい人はSKIP押せばOK。
なお、バックログはありません。とはいえ、一度みたストーリーは何度でも見ることが出来るのでバックログはなくてもそんなに不満はありませんね。



ちとせちゃん、超可愛い。



ストーリーが進んでいくと楽曲が開放されていきます。
楽曲については後述します。

ストーリーを進めていくと、途中で物語が終わってしまう場面に出くわします。
この時、特定の条件を満たさないと続きを見ることが出来ません。

続きを見るための条件はHOME画面に戻ると「次の目標」と書かれている枠の中に書いてあります。



目標の内容は大体はストーリーを特定の部分まで見る事と、プレイヤーのレベルを○○以上まで上げる事。
SSの中には24まであげる事と書かれていますね。

プレイヤーのレベルを上げるには ライブ を行う必要があります。
育ててきたアイドル達をライブに出させ、成功すればプレイヤー経験値・報酬が貰え、ついでにアイドル達の愛情度が上がります(※愛情度については後述します

ライブコマンドを実行するには楽曲が必要になります。

ライブコマンドを押すと以下の画面になります。



ここからがこのゲームの本番。
ストーリーを進めた事によって解放された楽曲がこの中に納まっています。
難易度とアイドルユニットを選択するとライブを始めることが出来ます。

ライブはそのまんま音ゲー。





曲に合わせて右から左へボタンが流れてくるので、対応するボタンをリズムよく押して得点を稼いでいきます。
曲が終わるまでに得点ノルマを越える事ができればクリア。ノルマを達成することが出来なかった、もしくはHPが0になると失敗です。

ライブ、結構いい曲揃ってると思いますよ。
あんまりこういうタイプじゃないのでそんなに気にしないで適当に聞き流してはいますが・・・。
聞いてて「可愛いな」って思えるような曲はいくつかあります。
音ゲーをプレイしていて楽しいリズムのいい曲もいくつか確認しています。

ただ・・・ちょっとこのライブにはいくつかの問題点が・・・。
その問題点は最後に述べます。

ライブを繰り返すことでプレイヤーのレベルを高めていき、次のストーリーを解放する。
これが基本的な流れになります。

さて、ライブを続けていくとアイドルの愛情度が上って行きます。
この愛情度がMAXになるとアイドルイベントが発生します。アイドルイベントはそのアイドルとマネージャーが1対1で会話しているいわゆる番外編的なストーリーです。
こちらがアイドルイベント↓



(アイドル すず とのアイドルイベント。

すずちゃん、ぐうかわ。超かわ。もふもふしたい。




俺の一押しキャラはすずちゃんだ!!



・・・・。

おい、だれだ。またケモナーかよって言った奴。



っていうか、ここまでR18ソシャゲレビューしてきたキャラの一押しキャラ全員がケモっ娘なんだよな・・・。だって可愛いじゃん・・・。

アイドルイベントは普通の日常会話とHシーンがあります。
Hシーンはノーマルカードだと一枚絵+差分。R以上だとなんとムービー。




Hシーン。ムービーシーンなのではかどる(黙


アイドルなのにマネージャーと関係持っちゃっていいのかって?
ばれなきゃいいんだよ!!


愛情度はアイドルイベントを出現させるのに絶対必要な数値なので
好きな子のアイドルイベントが見たいなら積極的にライブに出させてあげましょう。



以上が基本的な説明になります。



ここからは良い点・悪い点を述べて行きます。


まずは良い点。


とにかくキャラクターの作り込みが半端じゃない。



図鑑というのがあるのですが、そこにはアイドルの細かい情報が描かれています。







最低レアの紅葉ちゃん。最低レアなのにこのクオリティ。
ちなみに、全キャラ全てのレア度に絵柄違い(ポーズや服装が違う)でいます。(勿論、すずちゃんも!

自己紹介を押すとボイスが流れるのですが、まぁ長い事長い事。

特に紅葉ちゃんの自己紹介は一際長い。好きな子の自己紹介はぜひとも聞いてみて下さい。聞いてて「まじかよ」っていうシーンも・・・。

他にも、図鑑から設定イラストも拝むことが可能。



この設定イラスト。かなり貴重。
ストーリーからじゃ見れない1場面も見れる。

勿論すずちゃんにも設定イラストあるよ!(ちょっとしつこい





すずちゃん、超可愛い。

もっと!もっとすずちゃんのえっちぃしーん(ry





アイドルにこう言われると何だか(ry


話は戻して。

たかだかソーシャルゲームの1キャラクターにここまで愛情注いでいるゲームはアイドルシチュエーション意外に見た事ないですね。

次の良い所ですが、エロを見る閾値がかなり低い事です。
Hシーンを見るにはキャラクターを一度進化させ、その後愛情度をMAXにさせる必要があります。
進化させるには同レア同キャラカードである必要があるのですが、某ゲームみたいに2回進化(計4枚)要求してきたりしないのでだいぶ閾値が低い。
4枚から2枚になるだけでこうも閾値が低くなるとはなぁ・・・。

また、カードのレア度は現在 NR R SR UR の四種類があるのですが
Rまではかなりポンポン手に入る印象です。

ライブをクリアした時にランダムでカードが3~8種類手に入るのですが、その中にRもたまに出てくるので
動画Hシーンも結構簡単に見ることが出来ますね。
挙句の果てにR以上が100%出てくるガチャのチケットがゲーム中に簡単に手に入ります。
まだプレイして6日ぐらいだけど、既にガチャチケット21枚ぐらい手に入ってるな・・・。

しかもそのガチャチケットでURのキャラカードも手に入っているので、なんか採算とれんのか?っていう状況。
勿論我々としては嬉しいことこの上ありません。
とはいえ、流石にSR以上のカードのHシーンを見たいならは課金してガチャを回す必要があるかと思いますが。


以上、良い点。次に悪い点。

悪い点はただ一点。

この一点。

でもその一点がかなり強烈。


ライブに問題点があるのですが・・・。



音ゲーの癖してリズムと譜面が狂ってる箇所が多い。



これは音ゲーとしては致命的。
正確なリズムを刻まないメトロノームを相手にしているみたいで、「今明らかにリズムに合ってただろ!!!」っていうシーンでもMISSになったりします。
流石に酷かったのか10/8に修正が入り、とりあえずリズムに乗って叩いておけばMISSになる事はなくなりました。
が、それでも何か良く分らないリズムの所で譜面が流れてきたりして、この譜面を作った人の謎のリズム感に苦戦させられます。
ポップンやビーマニの偉大さが身に染みる・・・。


まぁ、でも修正にむけて努力しているらしいので長い目で見守ってあげましょう。すずちゃん可愛いし(関係ない

まだ始まったばっかりのゲームで、どういうイベントをやるのか個人的に大変楽しみにしています。
新作ラッシュの続くDMMゲームですが、こういったクオリティーの高いゲームが排出される事は稀。
音ゲーなのでちょっと人を選ぶジャンルかもしれませんが、興味があったらプレイしてみてはいかが?




    シナリオ:★★★★★(シナリオは文句なし
    面白さ:★★★☆☆(ずれがなければ満点だった。
    可愛さ:★★★★★(文句なしの満点
    エロさ:★★★★☆
  エロ頻度:★★★★☆
課金要求度:★★☆☆☆


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