こいしちゃんマジすいませんでした・・・ユルシテクダサイ・・・・
OKらしい。
おかしいなぁ、俺の知ってるこいしちゃんこんな関節技決めてくるような子じゃなかったと思うんだけどなぁ。
「・・・・ワシさん、そろそろひとり言はその辺にして絹雲母探しにいきましょうよ。」
見えているのも私だけという悲しい事実・・・。怪しい人ジャナイデスカァ
「あれ、絹雲母捜しているんだ。」
そうなんですよ!!もしかしてこいしちゃん絹雲母しっている感じ!?
「何処にあるかは知っているけど、今あの場所にはちょっと・・・。変な人いるし・・・。」
そういえばニトリも妖怪が~~って言っていたけど・・・。うーん、しかし我々には絹雲母がどうしても必要・・
「ううう、ワシさぁーん。誰と一体話しているんですかー。」
・・・・こいしちゃん、お願いだからこっちの人にも見えるようにしてあげてください。
「ばぁ」
「ひぃっ!い、いきなり目の前に現れないでくださーい!!」
ばぁ(震え声
「(ボキボキ)」
それもうやめて。
・・・・。
・・・・・・・・。
「ごめんなさいワシさん・・・。ワシさん一人であんなことやっていると本気で思っていました・・・。」
俺そこまでおかしい人じゃないよ!!
ところで小悪魔さん、人里の連中らをさらう犯人はこいしちゃんらしいですよ。小悪魔系っぽそうです。
「勿論私みたいな人って意味じゃないのは分かっています・・・。」
若者一人さらって一体何やっているんでしょうねぇ・・・。
「私のお姉ちゃんっていつも動物とからたまには人間とお話させてあげないと~って思ってね~。」
小悪魔さん。お姉さん想いだと思いますか?
「う、うーん。まぁフラン様に差し出すのとさとりさんに差し出すのでは結果が違いますしまぁお姉さん想いってことでいいんじゃないんですか?
さらう人間って決めてあるのかな。それとも適当だったりして
「一応決めてはいるよ。個性のありそうな人ーって。この間は超ムキムキマッチョの金髪白目の人を誘拐して差し出してあげたよ。」
「無意識的に連れ去った後は『なぁんなぁんだぁ?いまのはぁ・・』とか言ってたよ。」
あかん、それブロリーだしばらく地霊殿に近づくのやめよう。
「サトロット!!お前が俺をもてなす意志を見せなければこの館を破壊するまでだぁ☆」
「さ、さとりさま。こいし様が連れて来た客人が暴れてます・・・。」
「こ、こいし・・・・」
「さとり様を困らせる奴は私がやっつけてやる!」
「あ、まっておくうそれ一番やb・・・」
ほら、暴れてる。
っていうかブロリーはいつになったら元の世界に帰るんだよ。
「一番最初に呼び出したのは貴方と原始人さんってことを忘れないでくださいね?アレ以来一度も帰ってませんよ?」
大罪待ったなし。
そ、それより早く絹雲母を・・・。
「絹雲母はあっちにあるよ。あっちの袋小路になっているところ。」
こいしちゃん、無意識的に取ってきてよ!!
「(ボキボキ)」
はい、二人で行ってきます、どーもすみませんでした。
「ワシさん対策に今度私も教えてもらおうかな・・・。」
相手がレミリアちゃんだったらすぐ形勢逆転できるのに。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
で、問題の袋小路にきましたよ。
物凄く暗くて何も見えないです。
「灯りになる物はちょっと何も持って来ませんでした・・・。」
小悪魔さん、魔法使ってなんとかしてくださいよ。」
「そのまんま『ライト』って魔法を使えば光を灯せますね。」
「・・・・肝心の触媒がないので使えませんけど。」
えーーーーーーーーしんじらんなーーーーーーい!!!!普通魔法使いなら発動に必要な触媒は持ち歩いているでしょおおお!!
「四の地固めならもしかしたら出来るかもしれませんよ。」
やめてくださいごめんなさい。
「ワシさんと一緒に吹き飛ばされたから触媒は全部置いてっちゃったんです!」
うーん、じゃー自力で探すしかないのか・・・。
一応どれが絹雲母かは見ればわかります?
「はい、見れば分かりますよ。」
「肝心の灯りがないので確認のために戻らなきゃいけないですけど・・・。」
面倒だなぁ。でも、まずは手当たり次第にあつめていくか。
幸いニトリもこいしちゃんも言っていた変な妖怪はいないっぽい。かき集めるなら今だ。
おや~~~の~~~ため~~な~らえんや~~こら~~~しょ~~~。
「おー、壁が削れていく音が聞こえます。何使ってるんですか?」
レミリアちゃんの羽。
「怖い!」
棘の部分は堅いの。
とりあえず拳くらいの大きさの石をいくつか手にとって見ましたよ。
「確認してきますね。」
・・・・。
・・・・。
「ワシさん、残念ながらただの石です!」
残念・・普通に絹雲母の鉱脈が見えてたらやりやすいんだけど・・・。やっぱり灯り持ってきたほうが早いか。
「いつもタイムリミットがありましたけど今回はありませんからね・・・。一度紅魔館に戻ります?」
それもありかもしれない。戻りましょう。
ブンブン(石が飛んでくる音
「あ、痛い痛い!!!ワシさん!!変な妖怪が戻ったようですよ!!」
キャーーー足から食べられちゃうゥウウ(きもい
『てめぇーー!!俺の棲家から出ていけぇ!!さもなければ足から食う!!』
「ひぃぃい!!ワシさん!!何か私の足元に何かがしがみついています!!キャッ!」
キャッ!(
「真面目にやってください!」
何で怒られちゃうの
くそー!くらえー!この変な妖怪めー!レミリアちゃんの羽の尖った所で攻撃!!
『ンギエエエエエwwwwいてええwwww』
・・・・なんかすげぇ聞き覚えのある声。まさか。
「あwwww誰かと思えば実態が揺らいでいる人さんwwwwちぃーっすwwww」
足元から食うっていうか足元崩して変態するやつだろ。
「俺言っておくけど変態じゃねーからwwww」
信用がない。
「原始人さんが相手だとわかればもう怖くありません。小悪魔さんのキック!」
「ファァアアwww何か小悪魔さんが肉体派になってるwwwハイヒール痛いですwwww」
相手がこいつとなれば遠慮はいらん。絹雲母よこせやぁっ!!
「アアアァァンwwちょっとwwどこさわってるのwwww変態!スケベ!!キャアアア!!!」
超殺したい。
・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
==紅魔館
という経緯がありましたが、無事絹雲母は一個確保しました。
「おうご苦労さん!!」
「どうやら生計に困っているみたいで絹雲母の取れるあの場所を棲家にして里に売っていたみたいです。」
「普通に里に売ってたって事じゃないの。随分遠回りさせられてるわね。最初に鉱石が~~って言い出したのは誰だったかしら。」
「フランは悪くないもん!!!」
「え、ええそうねフランは悪くないわ。」
動かない大図書館さん、ことを穏便に済ませる。
「あ"ー?」
あ"あ"あ"あ"
つ、次いきましょう次!!次は?
「お次はベニバナですよ、ワシさん。」
ベニバナ・・・何か聞いたことある気がする。
「ベニバナは世界各地で栽培されているお花なので名前は知っているっていう方は多いかもしれませんね。」
「主に塗料や着色料の原材料なんかで使われるものです。」
塗料や着色料。そんなの集めて何するつもりなんだ・・・。
あれか、魔理沙が出す星のあれは実はこれで着色してたのか。
「そんなわけないだろ。」
良い線いってると思ったんだけどなぁ。本気で。
で、そのベニバナは幻想郷の何処へ行けば手に入るのだろう。
「ベニバナは・・・今は二箇所にしか生えていませんね・・・。」
してその場所は?
「場所だけ教えるのでどうぞ私以外の誰かと行ってきて下さい・・・・。」
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
あ、あ、あの!!お、お、おねがいが!!
「な、な、なにかしら?ど、ど、どうしたの?」
助けて小悪魔さん本能的に命の危険を感じています!!
「私以外の人って言ったのにどうして私を連れてきちゃうんですかーー!!!」
「命の危険?」
サ、サ、サーセン
え、えーっと!!ベニバナ!!ベニバナください!!
「うちヒマワリしか扱っていないのよねー。」
小悪魔さん?ここヒマワリだけですってよ?どうしてここにあるといったんですか!
「ひぃーん!」
ひぃーん!(震え声
すいません、うちの若いのが失礼しましたすぐに立ち去ります。後風見幽香さんのアイコン全然無くて会話も発展しそうにないので(メタ発言
「おじゃましましたー!さようなら~!!
「あ、ちょっと?まって・・・」
「・・・・・・・・・・」(←本当は仲良くしたいのになぜかいつも人を怖がらせて嫌になる風見幽香さんであった
(←長い
・・・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
作戦仕切りなおし。はい、次にベニバナのあるところどうぞ。
「正直もう一箇所の方は怒られること間違いなしだと思いますけど、それでもいいですか?」
もうそこしかないんでしょ。やるしかない!!
「まぁ・・・・ワシさんなら案外うまくいくかも・・・・その場所は・・・。」
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「ふふふ、すくすくと育ってきたな。そろそろこいつを妹紅に・・・。」
「ベニバナの花言葉は『愛する力』『情熱的な恋』・・・。妹紅がこの花言葉の意味を知るのはきっと何年も先だが気づいてくれる日がとっても楽しみd・・・」
慧音先生覚悟おおおおおおおおお!!!!
ベニバナは抜き取られ魔理沙の手に渡った。
「今度は正真正銘怒ったぞ。」
レミリアちゃんの羽でどうか許してくだs・・・ぐああああああああぁぁぁぁぁぁ。
(続く)