「ついにきた・・・・。可哀想だがブロリー。お前はゲーム大会には出られん!」
「ヘアァッ!!?」
のっけから怖いことになってます小悪魔先生。タスケテ
「いつになったら幻想郷から帰ってくれるんでしょう?」
多分破壊しつくすまで
「急いで話題チェンジ!」
「前回のあらすじです。ゲーム大会で優勝するために各地に足を運びフラン様と当たったら負けてもらうようにお願いしてまいりました。」
やってることは外道の極みである。
「紅魔館の財源を取り戻すため・・・パチュリー様の大事な本を取り返すため・・・お願いです、許して下さい。」
なおその原因はレミリアちゃんが麻雀に負けたから。ゲスの極みである。
「麻雀のルールは良く知らないんですけど、怖い遊びなんですね。」
麻雀に怖い印象を植え付けるのはやめてください。健康かつ優良な遊びなんですよ
さて、いよいよ明日がその大会のようですがフランちゃんの腕前はいかに?
「飽きた。」
ファッ!!?
「ご覧の通り、フランは気紛れな性格だから・・・。私が最も恐れていた事態がおきてしまったわ。」
「かくなるうえは私が・・・。」
「うっ、テレビのチカチカ見てたら眩暈が」
軟弱すぎる・・・
「かよわい美少女になんてこと言うんですか!!」
私の中のぱっちぇさんは「イヒィッ!!」って叫びながらスパイクメイス振ってくる亡者魔女なんですが(最低
「ガツーン!!」←スパイクメイス
アバー!!
「フラン様、見事大会に優勝した暁には超特大プリンを作って差し上げますわ。お嬢様には内緒で」
「ほんとに?じゃー頑張っちゃう。お姉様には内緒ってのがいいね!」
レミリアちゃん嫌われすぎでしょう
果たして上手く行くのだろうか・・・・。かくなるうえは・・・ぶつぶつ・・・・
「悪いこと企んでる・・・。」
悪いこと企んでそれを実行に移させてるのは紅魔館勢だから
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「さぁーさぁーやってまいりました!第1回幻想郷大MUGEN大会!!」
第二回あるんでしょうかねぇ
「秩序を乱す発言は公務員が始末しにくる。」
幻想郷の公務員怖い(
「司会及び実況はこの清く正しい射命丸が担当させていただきます!」
「そして解説はこちら。」
「解説役だけど一応参戦もするよ!!」
「それではさっそく第1回戦に入ってもらいましょう!!!」
・・・・。
・・・・・・・・・・。
==控え室
小悪魔先生、フランちゃんは何戦目にいるんですか?
「こちらのトーナメント票を見る限りでは3戦目からですね。」
「最初の相手は萃香さんみたいですよ。」
ゲームのコントローラー壊して参戦できないって言ってたけど参戦するのか・・・。誰かから借りてきたのかな?
「フラン様!紅魔館の命運はフラン様にかかっています!どうか頑張ってくださいね!!」
「プリンのために頑張るよ!」
可愛い。けなげ。主人公
ガチャ
「控え室はここかしら?あー優勝コメント考えないとーーー。」
大丈夫だよレミリアちゃん1回戦落ちするから。
「馬鹿にすんな、三日前からず~~~っと練習してきたもん!雀荘の隅においてあった。」
迷惑な客だ。
「お姉さまの人形だ!こころなしか昔のお姉さまに似てるー。」
「人形になってるけど本物だよ。」
自称
「本当だモン!!びええええええええええええええ!!!!」
あー、いつものレミリアちゃんじゃぁ~~
「うーん、そういえば心なしか昔のお嬢様にそっくりの気も・・・。最近のお嬢様はカリスマ戻ってますからねー。」
「カリスマあるよ!!」
このレミリアちゃんにはないよ!
「あるもん!!叩くわよ。」
怒らないで。でもレミリアちゃんになら叩かれたい。
\ワッーーーーーー/
「ちょうど一つ目の試合が終わったみたいですよ!」
「勝者は幻想郷の賢者!紫さんでしたー!」
「目を瞑ってでも勝てる試合だったわ。」
「あああーー!!手元見ている間に終わっちゃったーー!!」
「いいかい橙。紫様みたいなゲームばかりする大人になっちゃだめだよ。」
「はい、らんしゃま!」
「あんた達主を何だと思っているのよ。」
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「うわー、負けたー。」
「勝ってしまったわ、妬ましい。」
どういうことなの
二試合目も無難に終わりましたよ
「フラン様!!出番ですよ!!頑張ってくださいね!!!」
「フラン頑張る。」
「さぁさぁ盛り上がって来ましたよぉー!三試合目はフランvs萃香!それではお互い使用キャラクターを選択して勝負を開始してください!!あ、神キャラの選択はやめてくださいね。」
神キャラはゲームとして成り立たないのでNG
「ふひひ、聞いたぜぇー。あんた、あちこちに歩き回って負けてくれるようにお願いしているんだって?そういう卑怯者は好かないね。この鬼の四天王の1人。伊吹萃香がコテンパンにしてやるよ!」
「なんの事か分からないけど返り討ちにするから。」
「それでは勝負開始!!」
「おっしゃぁ、いくぜぇー!(バキッ)」
「あ、霊夢に借りたコントローラー壊れた。」
「弱パンチ、弱パンチ、弱パンチ」
「うわーーーーやめろーーーポーズ押せええーーー」
「人の大事なコントローラー壊す不届き者には成敗を与えなければならない。」
「ゆ、ゆるして・・・」
(グシャァッ)
「おぉ、見事な強攻撃!決まりました!!」
それはゲームの話なのかリアルの話なのか。
「勝った。」
「第1回戦Cマッチングはフランさんの勝利です!!!」
\ワッーーーー/
小悪魔先生、八百長嫌いな萃香が相手だったからどうなるかと思いましたが勝ってくれましたね。
「実力とは言い難いですけど勝ちは勝ちですね。他の方々の試合状況はどうでしょうか?」
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
「勝った。」
「こ、こわいぃぃ」
ちょっとまって、どういうことなの
・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
「人生の勝ち組」
「みょん・・・。」
・・・・・。
色んなグループが戦い、勝者もいれば敗者もいる。
そういえば前々から気になっていた妹紅と輝夜は早期にぶつかってくれそうですか?
「ちょっとお待ちくださいね。」
「えーっと、」
「あ、だめです!ワシさん!先にフラン様と輝夜さんが当たっちゃいます!!」
うひ、厳しいな。
「ちなみに、二回戦で、です。」
次じゃんか。
「もし妹紅さんが勝ち続けていれば三回戦で当たる事になりますが・・・。」
「ぎゃーてー!!」
「ま、負けただと?うそだろ?」
妹紅さん()
「・・・・がんばってもらいましょう。フラン様に。」
上手くいけばいいんですが・・・。
おっと、次の試合が1回戦最後みたいですよ。
「勝っちゃったわーーーーーー私はやっぱり強いわーーーーーー。」
「そ、そんなぁ。」
レミリアちゃん奇跡の二回戦進出
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「お待たせいたしましたー!これより第二回戦始めますよ!!選手の方はマイコントローラーを持参のうえステージに上がってくださいね~!」
「フラン様!出番ですよ!!頑張ってくださいね!!」
「勝っちゃうもん。」
可愛い。
「勝っちゃうわ~~~~~~~。」
意地汚い
「ヒドイ」
ごめんね
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
「ふふん、全員の第1回戦の戦いを見ていたけどどいつもこいつも低レベルね。これなら優勝も間違いないわ。」
「フランは強いよ?」
「あっそう。一瞬で倒してあげるわ。」
「負けないもん!!」
「準備は良いですかぁ!!?それではいきますよーー!!キャラを選択して勝負を開始してください!!」
小悪魔先生、ちょっといってきます。
「あれ!?どちらにいかれるんですか!?」
MUGENはLAN回線を用いた対戦ゲームですよ。当たり判定やら攻撃判定やらそういうのは通信で全てやり取りしているわけで・・ゴニョゴニョゴニョ。
ふひひひひひ・・・
「またよからぬことをしようとしてる・・・。」
何を今更
ニトリ氏ぃ!例の部屋にぃ!!
「その前にお代じゃぁ~。」
どうぞお納めくださいませ・・・(きゅうり
「よいよい。」
「(買収額が安い・・・・)」
・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
「では勝負開始です!!」
「弱攻撃!弱攻撃!」
「なにこれ?上級者(笑)をまねしようとして隙の少ない攻撃で相手を翻弄してやろうって?本当の上級者様にはこんな姑息な攻撃通じないわよ。」
「ほーら、くらいなさい。これが真の強者の即死コンボよ!!」
スカッ
「ん?絶妙なタイミングで外したかしら?もう一度!」
スカッ
「あぁん!?ちょっとどういうこと!?」
ガツン(フランの攻撃が命中
「はっ!?何で!?絶対今の当たってないし!!ちょっとぉ!?なんかめっちゃラグってるんすけどぉ!?」
「えぇーい!」
ガツンガツン
「おぉーと!フランの攻撃が止まらない!輝夜防戦一方です!!」
「これは俗に言う名人様だったっていうことでしょう。」
「ミギャアアアァァァァ!!(名人様発狂」
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「勝者!!フランさんでーす!!」
\ワッーーーーーーー/
「ちょっと待ちなさい!!今のは勝負にもなっていなかったわ!!フランの攻撃が当たって私の攻撃が当たらない!!こんなおかしな話なんてないでしょう!!そうでしょ!?審判は!?審判はどこ!?」
「ん?なんかあった?ちょうど二回戦戦い終わってたところなんだけど」
←審判兼任
「抗議!抗議!審判として今の試合のジャッジを!!」
「審判は第二回戦やってたので見てません。よって抗議は無効!」
最低だ。
「こちとら優勝金のために必死なのよ。強者はここで落す。」
しかも私欲交じりだーーーー!!
幻想郷はマッポーめいた世界。正々堂々のせの文字もなかった。
「判定覆らず!勝者はフラン様でーす!」
「キェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!(超発狂」
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「凄い、凄い成果ですよ!!フラン様が輝夜さんに勝っちゃいました!!」
「フランの実力。」
「ここからは小声で・・・。で、ワシさん。勿論何かやったんですよね?」
輝夜のIPを意図的に規制してラグらせてやった。
「最低だーーー!!」
八百長とどう違うんですか?
ちなみに、MUGENに限らずホスト側がゲストに命中すればダメージ通るようなゲームかつUDPを使って通信するゲームはキープアライブ値さえ突き詰めてしまえばゲスト側のIPだけVyosとか使って意図的に遅延してやれば簡単にチートゲームが(ry
「何言ってるのか分かりませんが、残りの試合もそれをお願いします。」
「あー、サーバ室への立ち入りはもうなしでお願い。霊夢に気づかれたら一巻の終わりだから。」
「はい、残念でした。まさにここぞの必殺技だったということですね・・・。」
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
さて、他の試合はどうなっているんでしょうかね?
「二回戦突破ですよー!!」
「相手の心を読めれば勝てると思ったんですけどねー・・・。」
「アクションゲームは反射神経が問われるから心読んでも対処が遅れそうよね。」
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
「うっ、私が負けるとは。やるわね、あんた。」
「しんどい。」
ちょっとまって(ry
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「悪いね、勝たせてもらったよ。」
「ぎゃーてー!」
負けたの分かってるのだろうか?
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「イェーイ!勝った!!」
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」
「お、脅しても屈しないもーん。」
レミリアちゃん何か意外と強い・・・・?
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そして三回戦へ進む。
フランの次の相手はアリスだったため、事前の約束通りアリスが手加減して敗北しフランの勝利。
続く四回戦も早苗と当たり、これも約束通り八百長試合でフランの勝利。
そして準決勝は謎の紺魔理沙と勝負し辛勝を収めた。
「ころすぞ。」
「こわいよーー!!」
これ誰でも怖がる。
ふぅ、決勝の相手は誰でしょう?
もう八百長試合を組んでくれる人はいなくなっちゃいましたが・・・・。
「えーっと、ちょっとお待ちください・・・・。・・・・わわわ!レミリア様ですって!最後の相手!」
え?ってことはもうどっちが勝ってもOK?ってかレミリアちゃん出てたのかー。頭吹っ飛んで休んでたと思ってた。
「いつ私の頭が吹っ飛んだって?」
・・・・・。
えええええええええええ!!!?にせりあちゃんが決勝まできたの!!?
「だから偽者じゃないってヴァアアアアアアアアア!!!
じゃないってヴァアアアアアア(超震え声
「自我を持つ人形だなんて珍しいですよねー、本当。あ、これ確かわしさんの人形でしたっけ?じゃー負けてくれますよね?」
「は?何言ってるの?負けるつもり毛頭ないんだけど。」
負けるかセクハラされるか二者択一^^
「最低だーーーーーーーー!!!!!」
「ぐぬぬぬ・・・だ、だけどここで負けるわけにはいかないのよ!!」
なっ・・・レミリアちゃんがセクハラを選ぶだと!?じゃー遠慮なく・・・・^^<<まずは抱きつきだーーー
「ヴァアアアアアアアアアアア!!!」
全然可愛くない
「まもなく決勝戦ですよー!!決勝まで上り詰めたブレーブメン、勇者はステージに上がってくださーい!!」
ブレーブメンじゃ男じゃないの?(適当
「優勝するわよー。あ、優勝したらワシにも何か買ってあげるわ。首輪とか。」
レミリアちゃん進んで首輪つけるようになったか・・・。
「あんたの首輪よ!!それで紐引っ張ってあんたを引きずりまわしてやるわ。」
レミリアちゃん俺を鎖で繋いでまで欲しい存在になったか・・・。
「なんでそうなるのよびええええええええええええええ!!!」
そうなるのよびええええ(震え声
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
「あ、最後の対戦相手はお姉様の人形だったんだ。」
「ふふん、フラン。悪いけど今日は勝たせてもらうわよ。」
「お人形さんのくせに自信満々。お姉様にそっくりね。」
「・・・・あれ?なんだろう。なんだか今のお姉様よりこっちのお姉様の方に親近感が・・・。どういうことなんだろう?」
「それでは・・・勝負開始です!!!」
「ゲームでもこうやって戦うなんてちょっと久しぶりね。」
「え?でも最近よく喧嘩してるじゃん。」
「ん?もしかして紅魔館に私の偽者でもいるの?いるのかどうか知らないけど、フランを傷つけようとしてるなら私がやっつけてあげるわよ。」
「もしフランがお姉様の大事なペンダントなくしちゃったって言ったら?」
「え!?失くしたの!!?ヴァアアアアアアアア!!!」
「お姉様のお部屋爆発させちゃったって言ったら?」
「え!?また!?」
「それでもフランを許してくれる?」
「反省しているなら許すに決まっているじゃない。」
「・・・・・・。」
「フランね、今のお姉様とよく喧嘩するの。昔のお姉さまはすぐ泣くしセクハラされてるしカリスマもないけど・・・。」
「悪かったわね。」
「あれ!?フラン様のキャラクター止まっちゃいましたよ!?」
「それでもフランはお姉様が大好き!!」
「フラン・・・。」
「今日の勝負はお姉さまに譲ってあげる。(キュ」
ドガァァァン
「あーっと!!?フランさんのコントローラーが爆発!!」
「コントローラーを失った悲しみを思い出し私の怒りが有頂天。」
「うっ、ユルシテ・・・」
「コントローラーが壊れたので勝負続行不能ーー!!勝者はレミリア・スカーレット・・・の人形でーす!!」
「優勝したーーーーーーーーー!!!!」
「アアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
後日。
「今日から私の事をカリスマ・キング・オブ・カリスマ・チャンピオンって呼びなさい。」
何でカリスマが二つも入っているんですかねぇ・・・。
まぁしかしまさかこのレミリアちゃんがゲーム大会で優勝しちゃうとはなぁ・・・。計画がご破算になっちゃったけど・・・。
「一体何やってたのよ。」
まぁいいでしょう。
ほら、レミリアちゃん。ご主人様に優勝賞金を渡しなさい^^<<それを紅魔館に横流しすれば全てが完了。
「・・・・・・・・・・・。」
あれ、そういえば優勝賞金どこにも見当たらないんだけどどうしたの。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
あ、もしかしてフランに譲ったとか?優しいなー。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
え?違うの?じゃーどうしたの?
「ワシが居ない間に麻雀負けて借金作っちゃった。賞金で返済したけどまだ30万残ってるの。」
実刑判決、逆さ吊りの刑
「ンンッヴァアヴァヴァヴァアーーーー!!!」
慈悲はない
・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
==一方、その頃紅魔館では
「失った本はもう二度と取り戻せない。死のう。」
「は、早まらないでくださいパチュリー様!!!」
BADEND
レミリアちゃんの麻雀のせいで不幸せ者が増えた。