シーズン1 よく分らない日常


第一話 タイトル:『私がジェスター!』

第二話 タイトル:『決め台詞1』

第三話 タイトル:『決め台詞2』

第四話 タイトル:『決め台詞3』

第五話 タイトル:『キュピルに見つかるな!』

第六話 タイトル:『略語』

第七話 タイトル:『魔法の鏡』

第八話 タイトル:『絶対最強秘密兵器?』

第九話 タイトル:『絶対最強秘密兵器 その2』

最終話 タイトル:『炭化単価』



第一話 『私がジェスター!』


ジェスター
「っという訳で勝手に裏ページ作って乗っ取った。異論はなしだよ。」
ファン
「どうなっても知りませんよ僕は・・・。」
ジェスター
「いいじゃんいいじゃん。」
ファン
「具体的にここで一体何をしようと言うのですか?」
ジェスター
「えーっと、つい最近やっとデビュー果たしたから知名度を上げるために何か色々やるってのはどう?」
ファン
「知名度をあげるために裏でコソコソやるのは矛盾している気がしますけど・・・。」
ジェスター
「あー。私のやり方に文句つけるきだね?」
ファン
「メ、メッソウモゴザイマセン!」
ジェスター
「うんうん、わかればよろしい!」
ファン
「(キュピルさん、早くこの裏の部屋に気がついてください!!)」
ジェスター
「あ、ここのページにいる時の私は神様だからね。キュピルなんていらなーい!!
ほらほら、神様だよー、崇めろ崇めろー。」
ファン
「邪神ですか?」






ファン
「ス、スミマセン・・・。」
ジェスター
「ファンは新人だから先輩にひれ伏すのは当たり前ー!!」
ファン
「ジェスターさんも新人だと僕は思いますけど・・・。むしろ殆ど同時期に入りましたよね?」
ジェスター
「もう一発殴るよー?」
ファン
「ヒェェェェェ。」
ジェスター
「まてー!」
ファン
「暴れたらキュピルさんにばれますよ!いいんですね!?」
ジェスター
「私は神様だからばれない!」
ファン
「原理が分りません!!!」
ジェスター
「え?分らないの?ファン頭悪い!!」
ファン
「これほど理不尽な罵られ方は初めてです。泣きたい。」

ジェスター
「鳴くの?ヒヒーン」
ファン
「僕は馬じゃありません!!」
ジェスター
「それでも僕はやっていない。」
ファン
「古いです」

ジェスター
「じゃー次回から私が神様って事を証明してあげる!」
ファン
「次回があればいいですね。」
ジェスター
「怒るよー!」
ファン
「カ、カンベンシテクダサイ!!!」


続く


追伸

昔のジェスターのひとり言はとにかく一話一話が短かった。
本当に短いなぁ・・・(シーズン5とか見ると特に実感。
一応忠実に作りなおす予定なのでこんな長さになってしまうかも。
逆に考えるんだ。時間がとられなくてサクサク読めると(ry

でもあまりにも短すぎるので多分どこかでドカンと二話、三話張り付けると思います。



第二話 『決め台詞1』


ジェスター
「やっほー!皆のアイドルジェスターだよ!」
ファン
「こんにちは、ファンです。・・・ジェスターさん、その台詞は何ですか?」
ジェスター
「ん?私の決まり文句!」
ファン
「決め台詞って言ってください。
文句言ってどうするんですか、言いたいのは僕です。」
ジェスター
「主人公には皆決め台詞があるんだよ、そんなことも知らないの?ファン。遅れてるね。」
ファン
「確かに決め台詞を持つ主人公は多いかもしれませんが・・・。
だからといってその決め台詞はどうかと思いますよ。」
ジェスター
「あー、私にケチつけたね?叩くよ?」
ファン
「すぐ手出すのは悪者がする事ですよ!主人公なら寛大な心を持って博愛主義に生きてください。」
ジェスター
「主人公が必ずしも良い人とは限らない!えいっ!」
ファン
「ヒィッ!悪者はむやみに人を叩いたりはしません!戦うときは必ず理由が・・・。」
ジェスター
「理由はあるよ。」
ファン
「何ですか?それは。」
ジェスター
「ファンが私の事馬鹿にした!」
ファン
「そんな小さな事でいちいち暴れないでください!キュピルさんに裏の部屋見つかってしまいますよ!!」
ジェスター
「うっ・・・それは困る。」
ファン
「困るのであれば大人しく、おしとやかに!いいですね?」
ジェスター
「は〜い・・。・・・で、私何で暴れてたんだっけ?」
ファン
「もういいです。」



続く



第三話 『決め台詞2』

ジェスター
「やっほー!皆のアイドルジェスターだよ!」
ファン
「こんにちは、ファンです。」
ジェスター
「えー、ファン前回と同じ挨拶してる。」
ファン
「ジェスターさんも同じ挨拶していますよ!!」
ジェスター
「私は声のトーン変えてるから大丈夫!昨日はほら、
やっほー!(↑) 皆のアイドル(↓)ジェスターだよ!(↑)って感じで喋ったけど今日は
やっほー!(↓) 皆のアイドル(↓)ジェスターだよ!(↓)って発音したから!」
ファン
「ジェスターさん、後者の挨拶は明らかに落ち込んでいます。」

ジェスター
「落ち込んで見える人は普段落ち込みがちの人なんだよ。ファン何か落ち込む事でもあった?」
ファン
「はい。裏の部屋が出来た事に落ち込んでいます。」






ファン
「後一回叩くと死んじゃいます。本当にいいんですね?」
ジェスター
「私は別にもう一回叩いてもいいよ?」
ファン
「やめてください、死んじゃいます。ゴメンナサイ、ユルシテクダサイ。」

ジェスター
「うんうん、分ればいいんだよ!」
ファン
「こんな事毎日やっていたらアイドルじゃなくて犯罪者になってしまいますよ。」
ジェスター
「えー。皆の犯罪者、ジェスターだよ!って言わなきゃ行けなくなるの?」
ファン
「・・・・・クスッ。」
ジェスター
「あー!人の顔見て笑ったね!!?」
ファン
「違います!!皆の犯罪者ってワードに笑っただけです!!」
ジェスター
「あー!人の事を皆の犯罪者呼ばわりした!!!」
ファン
「明らかに逆切れです!!法廷です、法廷で勝負を!」

ジェスター
「判決!有罪!!死刑!!!」

ファン
「ヒィィィィッ!!!」


キュピル
「ん?何かやたらと地下が騒がしいな。何かあるのか?」


ジェスター
「(あ、ファン!静かに!)」
ファン
「アワアワアワワワワワワ・・・・。」


・・・・・・。


キュピル
「・・・地下室何か作った覚えないし気の所為か。」


ジェスター
「うんうん、気のせい気のせい。」
ファン
「どうやってこんな地下室手に入れたのかは聞かないでください。」
ジェスター
「うんうん。皆の主人公、ジェスターだけが出来る特別な技だから聞かないでね!」
ファン
「一体どんだけ決め台詞あるんですか。」
ジェスター
「それはCMの後で!」
ファン
「単純にわからないって答えてください!」


続く



第四話 『決め台詞3』

ジェスター
「やっほー!!皆のスーパーアイドルジェスターだよ!」
ファン
「こんにちは、ファンです。」
ジェスター
「あー、ファンまた同じ台詞言っている!つまんな〜い!」
ファン
「スーパーとか恥ずかしくて僕は言えませんよ・・・。」
ジェスター
「じゃーハイパーならいい?」
ファン
「変わりません!」
ジェスター
「ハイパーもスーパーも恥ずかしくないよ!!皆言ってるじゃん!」
ファン
「例えば何処でですか?」
ジェスター
「スーパーはスーパーマーケット!ハイパーは「目ざましテレビカウントダウン占いハイパー!」って!」
ファン
「・・・何でしょうか、反論するのも面倒に(ry」
ジェスター
「反論できないって事は私の勝ちー。やったー!」
ファン
「もうそれでいいです・・・。」
ジェスター
「ところでファンももっと決め台詞作ろうよ!」
ファン
「僕は別にいいですよ。ジェスターさんのアシスタントですから目立っちゃいけないです。」
ジェスター
「私はひろ〜い心を持ってるからね。ファンも目立つ権利を与えるよ!」
ファン
「権利あったとしても遠慮しておきます。」
ジェスター
「えー。・・・あ!そっかー。ファン、自分のセンスに自信がないんだね?しょうがないなぁ〜
私がファンの決め台詞作ってあげるよ!えっへん。」
ファン
「・・・聞くだけ聞いてみます。それで僕の決め台詞は?」
ジェスター
「えーとえーと・・・うーんうーん・・・。
ひらめいた!『皆の乗り物ファン!』ってのはどう?」
ファン
「タクシーじゃないんです、僕は!!」
ジェスター
「でもファン乗り心地いいよ?よいしょ。」
ファン
「・・・・・・。」
ジェスター
「動け〜動け〜。パシンパシン。」
ファン
「い、痛いです!ってどこから鞭取り出したんですか!!」
ジェスター
「ほら、馬に乗ってる人達って鞭持ってるじゃん。いけーいけー。パシンパシン。」
ファン
「やめてください死んじゃいます。」

ジェスター
「えー!鞭が使えない馬なんて馬じゃなーい!!」
ファン
「僕は馬じゃありません!!」
ジェスター
「皆のUMA、ファンです!って言えばいいのに。
あ、ごめん!ファン馬じゃなかったんだ・・・。」
ファン
「唐突ですが、そうです。僕は馬じゃありません。」
ジェスター
「ラクダだったんだね。」
ファン
「・・・・・・。」
ジェスター
「アラブの乗り物、ファンです!うんうん。ばっちり!アラブって所がいいね〜。」
ファン
「落馬事故!」
ジェスター
「ぎゃっ!・・・あ、今馬って言った!!馬!馬!!落馬!!!」
ファン
「だから馬じゃありません!」
ジェスター
「じゃぁ、落ラクダ?らくらく〜。」
ファン
「もうどうでもいいです・・・。疲れました。次回に続きます。」

ジェスター
「あー!こらー!勝手に終わらせるなー!」


続く



第五話 『キュピルに見つかるな!』

ジェスター
「やっほー!皆のアイドルジェスターだよ!!」
ファン
「どうも、ファンです。・・・ちょっと台詞変えましたよ。これでいいですか?」
ジェスター
「ぜんっぜんだめーーー!!」
ファン
「ヒィィッ」
ジェスター
「あーあー、つまんなーい!!」
ファン
「・・・それだったらキュピルさんでも呼んでみたらどうですか?」
ジェスター
「えーーー!!」
ファン
「何で嫌なんですか?」
ジェスター
「なんとなく!!」
ファン
「・・・ジェスターさん、いつもご飯を作ってくれてる人は誰ですか?」
ジェスター
「キュピルー。」
ファン
「いつも遊んでくれてる人は誰ですか?」
ジェスター
「私。」
ファン
「・・・今何て仰いました?」
ジェスター
「キュピルが遊んでくれてるんじゃなくて私が遊んであげてるの!!!」
ファン
「これは酷いです。」
ジェスター
「キュピルは私のぺット〜♪下剋上!!」

キュピル
「・・・今確かに地下からジェスターの声が聞こえたような。」

ジェスター
「しっ!!ファン!静かに!!」

ファン
「僕は一言もしゃべっていませんでしたよ!!」



・・・・。

・・・・・・・・・・・・・。


キュピル
「・・・・疲れているのかな・・・。」


ジェスター
「行ったね。」
ファン
「キュピルさんも交えればネタに困らない展開になると僕は思うのですが・・・。」
ジェスター
「えー!!出番減るからやだ!!」
ファン
「出番減るっていう保障はありませんよ!!」
ジェスター
「ってかキュピルは他の所でも時々出現してるんだからいいじゃんいいじゃん〜。
それにここは私が自由自在に何でも出来る場所なんだよー?」
ファン
「そうですか。・・・自由自在に何でも出来るのですね?」
ジェスター
「うん。」
ファン
「それなら自由にやって暇しないようにしたらどうでしょうか。」
ジェスター
「うーん、でもやることが思いつかない!」
ファン
「行動力があっても発想力のない人は(ry」
ジェスター
「けなしたね?今私の事思いっきりけなしたね?」
ファン
「いえ、僕は今褒めたのですよ。」
ジェスター
「え?何で?」
ファン
「行動力があると褒めたじゃないですか。」
ジェスター
「うんうん。・・・発想力のない人は?何?続き言って。」
ファン
「・・・・・・・。」
ジェスター
「・・・・・・・・。」
ファン
「キュピルさん!!ここです!!助けてください!!!」


ジェスター
「キーーーック!!」






ギャアアァーーーッ!



キュピル
「やっぱり何か聞こえるな・・・。耳鼻科にでも行くべきか・・・。」


続く



第六話 『略語』


ジェスター
「みんアドジェスターだよ!」
ファン
「こんにちは、ファンです。
・・・って、ジェスターさん。みんアドジェスターって一体何ですか。ついに言葉すら分らなくなりましたか?」
ジェスター
「ファンって私の事恐れてる割にはサラッと毒舌吐くよね。今のだけ宇宙より広い心で許してあげる。」
ファン
「・・・それで、みんアドって何ですか?」
ジェスター
「『皆のアイドル』を略した言葉だよ!」
ファン
「・・・略しすぎて説明されるまで何を言っているのか全く分りませんでした。
せっかく素晴らしい言葉が存在するのですから略さずに全て良いきりましょうよ。頭も良くなりますよ。」
ジェスター
「今遠回しにファン私の事『馬鹿』って言ったね。覚悟はいい〜?」
ファン
「自意識過剰です!!被害意識の部分に関しては何故か頭の切れるジェスターさん・・・。
最近街を歩けば『こん〜』やら『乙』やら略語言葉を聞きますが僕はどうも略語は好きになれません。」
ジェスター
「えー!略語は絶対に採用すべきだと思うよ!一々『皆のアイドルジェスターだよ!!』って言ってたら
時間がもったいないじゃん!!」
ファン
「だったら最初から言わなければいいことじゃないですか。恥ずかしいのでやめましょう。」

ジェスター
「じゃー冒頭から無言になってもいいの?」


↓未来の第七話

ジェスター
「・・・・・・・。」
ファン
「こんにちは、ファンです。・・・ジェスターさん?」
ジェスター
「・・・・・・・・。」
ファン
「・・・・・・・・・。」

続く。


ジェスター
「こんなことになっちゃったらファンの責任だからね!!!」

ファン
「どうして普通に挨拶するっていう発想が出てこないのですか!」


ジェスター
「普通の挨拶だなんてファンみたいでつまんなーーーい!!」
ファン
「つまらなくありません!これが世の中の常識なのです!!」
ジェスター
「もういいよ、私は略語を貫き通すから。これからファンの事『フン』って略すね。」
ファン
「やめてください!!!」

ジェスター
「あ〜あ〜!略語のよさが分らないなんてファンはおじーちゃん!略語は若者の象徴なんだよー?」
ファン
「馬鹿の象徴とも聞いたことありますけどね。」
ジェスター
「あー!!馬鹿にしたー!!だったらファン一切略語使っちゃだめだから!!」
ファン
「いいですよ。元から使いませんから。」
ジェスター
「じゃーパソコンとか略さずに言ってね。これから一生!!!」
ファン
「どうしてそう極端何ですか!!分りました、僕も略語使います。これでいいんですね?」
ジェスター
「うんうん。ファンも若者らしくいこうよ〜。」
ファン
「ではさっそく・・・。ジェスターさん、これよろ(これからもよろしく)です。」

ジェスター
「誠意がみあたらなーい!!私に略語使うなー!」

ファン
「理不尽にも程があります!!!」



ジェスター
「うるさーい、フン!!」
ファン
「もう嫌ですこの裏の部屋。」



続く



第七話 『魔法の鏡』


ジェスター
「やっほー!世界一可愛くて皆のアイドルジェスターだよ!!」
ファン
「こんにちは、ファンです。・・・ジェスターさん。世界一可愛いという証拠は何処にあるのですか?」
ジェスター
「んー?魔法の鏡に聞いたらそう返事が返って来たんだよ!」
ファン
「魔法の鏡ってジェスターさん。絵本の読み過ぎじゃありませんか?」
ジェスター
「今時絵本読む子なんているの?ほら、これ魔法の鏡!」
ファン
「・・・普通の鏡にしか見えませんけど。」
ジェスター
「見ればわかるってー。鏡よ鏡よ鏡さん!世界で一番可愛い子は誰ですか?」

『それは貴方様でございます。』

ジェスター
「ほら!!!」
ファン
「ヒ、ヒエェー!鏡がシャベッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ。アアアアアアアアアア!!!!!」
ジェスター
「ファン。未来のネタ持ってきてない?」

ファン
「まさかジェスターさんから突っ込み貰うとは夢にも思っていませんでした。
・・・所で先程の声。何処かで聞いた事があるのですが。」
ジェスター
「うっ・・。気のせいだよ〜?」
ファン
「・・・では魔法の鏡に新しい質問を問い掛けてみましょう。」
ジェスター
「あー!この鏡は可愛い子にしか返事を返してくれないんだよー?」
ファン
「そうですか。ではジェスターさん、僕の変わりに質問してください。」
ジェスター
「嫌ー!」
ファン
「その鏡に何か秘密がありますね?」
ジェスター
「ないない。漫画じゃないし。」
ファン
「・・・・まぁそうですが何か・・(ry

では今回はこの魔法の鏡の謎を解くまで今回のお話は終わりませんよ。」
ジェスター
「あ、ってことは解決しない限りずっと続くってことー?私はそれでもいいよ!」
ファン
「逆効果でした。」

「おっと、そんな所に鏡があったか。」


ジェスター
「うっ、天敵の声が・・。」
キュピル
「こらこら、洗面台に置いてある大きな鏡を勝手に部屋に持って行っちゃだめでしょ。」
ジェスター
「あー!持っていかないでー!」
キュピル
「ん?何で鏡の裏に俺のラジカセがあるんだ・・?これも没収っと。」
ジェスター
「あ、泥棒ー!」
キュピル
「これは俺のだからな!!?全く・・・。」



・・・・・。


ファン
「行っちゃいましたね。今日は偶然地下室に居なくてよかったですね。」
ジェスター
「うんうん。」
ファン
「・・・では鏡の謎が分った所で今回はこれでおしまいにしましょう。」
ジェスター
「えー!短ーい!!つまんなーーい!!!」
ファン
「自業自得です。」



続く



第八話 『絶対最強秘密兵器?』

ジェスター
「やっほー!!宇宙一可愛い皆のアイドルジェスターだよ!!」
ファン
「こんにちは、ファンです。スケールがドンドン大きくなっていますがやる事は宇宙一下らないですよね。」
ジェスター
「最初のころと比べてファンもすっかり強気になってる。そろそろ一発絞めよう。」
ファン
「突っ込み役が僕しかいない事がおかしいのです!!
早くキュピルさんも登場させましょうよ。」
ジェスター
「だめだめだね〜ファンは〜。キュピルが参加したらあっというまに私達の出番がなくなっちゃうよ?」
ファン
「二人から三人になった所で対して変わりませんよ。むしろやる事が増えて出番が増えるかもしれませんよ。」
ジェスター
「う〜ん・・・確かにそうかもしれないけど・・・。・・・でもキュピルに主導権握られるのは嫌ーーーーー!!!」
ファン
「ジェスターさん、貴方はキュピルさんのペットだという事を自覚した方が(ry」


ジェスター
「ペットは主人の下僕って考え方はもう古い!ほら、ドクターなんとかって人は人造人間に殺されちゃったじゃんー。」
ファン
「果たして人造人間はペットと言えるのか些か疑問ですが少なくとも主人に尽くさなければいけない立場でしたね。」
ジェスター
「うんうん。よーし!キュピルを殺して私が永久に主人公だー!」
ファン
「物騒な事言わないでください!!!

大体真面目にジェスターさんとキュピルさんが勝負したらキュピルさんが勝つに決まっているじゃないですか。」
ジェスター
「偉大なる主人公のお供に偉大なる科学者は付き物だよ。今すぐ電球マーク消費してキュピルを倒す秘密の道具を出して!
出さないとネズミ召喚するよ。」
ファン
「もうどこから突っ込めばいいのか。」

ジェスター
「美しい女主人公は色仕掛けで敵を利用したりするねー。ファン〜、うっふん〜♪。」
ファン
「ジェスターさんには色々な意味でまだ早いです。」

ジェスター
「・・・でも一番力を借りるのに簡単な方法は暴力で屈服させることだよね。
あ、近くに椅子がある。・・・わああああああああぁぁぁぁぁぁっっっっーーーーーーーー!!!」
ファン
「ヒ、ヒェェェェッッーーーーー!!椅子を振り回すのやめてください!!危険すぎます!!!」
ジェスター
「ファンが秘密兵器を作るまで椅子を振り回すのやめないーーー!!!」
ファン
「わ、分りました!!僕の作れる中で最強の秘密兵器を一つ提供しますから静まってください!!!」
ジェスター
「うんうん、分ればよろしい!それで何が作れるのー?」
ファン
「・・・とりあえずリストをどうぞ。」
ジェスター
「どれどれー・・・。」


・ピコピコハンマー
・ハリセン
・パイナップル。投げられるととても痛い。

ジェスター
「馬鹿にしてる!!わああああああああああああ!!!!」

ファン
「ヒェェェェェッッッッ!!!!パ、パイナップル痛いです!!
分りました!!もうふっきれます!!最強の秘密兵器作ります!!!明日まで、明日までお待ちください!!!」
ジェスター
「パラガス〜♪・・・じゃー明日まで待つからね。下らなかったら死刑!!」
ファン
「(もう嫌ですこのジェスターさん・・・)」

ジェスター
「死刑!!」
ファン
「何で!!!」





翌日



ファン
「と言う訳で三つほど作ってきました。」
ジェスター
「いいね〜。で、何作ったの?」
ファン
「一つ目はこれです。」
ジェスター
「なにこれ、スイッチ?」
ファン
「このボタンを押すと核ミサイルが発射されます。
今日の僕はもう容赦しませんよ。ちなみに現在の着弾点はアノマラドの国会議事堂です。国乗っ取れますよ。
(フゥ、コレダケ アブナイモノヲ モチダセバ ジェスターサンモ オドロイテ ヤッパイラナイッテ イイマスヨネ)」
ジェスター
「全然だめー!こんなの使えないーー!!」

ファン

「ジ、ジェスターさん!核ミサイル以上の物を要求する気ですか!!?」
ジェスター
「だって一発撃ったらそれで終わりじゃーん!何度でも使える最強兵器が欲しいーーーー!!」
ファン
「どうしてジェスターさんの発想は(ry」

ジェスター
「これは没。でも使う。ポチッっとな。」
ファン
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」




プツン

キュピル
「ん、何で勝手にテレビのスイッチ入ったんだ?」





ジェスター
「これでアノマラドは私の物ー!」
ファン
「(・・・思いこませておきましょう・・・・。実際はただのリモコンなんですけど・・。)」
ジェスター
「後二つはー?」
ファン
「これです。生物兵器です。感染するとゾンビになります。街一つ滅ぼせますよ。」
ジェスター
「ゾンビになって戦えって言うの?ファンの馬鹿ー!」
ファン
「だからどうしてそういう発想になるのですか!!」


ジェスター
「こんなのいらなーい!ポイッ。」
ファン
「ああああああ!!」

パリーン

ファン
「(・・・でもフラスコ瓶の中に入っている液体はただの水何ですけどね)」
ジェスター
「最後の一個は何?」
ファン
「僕の目の前にあります。」
ジェスター
「んー?どこどこ?」
ファン
「ジェスターさんです。もうジェスターさんそのものが兵器・・・」




ギャァッーーーーー


続く



第九話 『絶対最強秘密兵器 その2』

ジェスター
「やっほー!皆のハイパーアイドルジェスターだよ!!」
ファン
「こんにちは、ファンです。
・・・・・・。」
ジェスター
「・・・・あれ?ファンがいきなり黙ってる。珍しい事もあるんだねー。」
ファン
「(さっきまで散々僕の事殴っておいてよく言いますよ・・・。ここで『今時ハイパーなんてダサい言葉小学生でも使いませんよ』
って言えるはずないじゃないですか・・・)」
ジェスター
「ファン大丈夫〜?」
ファン
「はい、ちょっと風邪気味で喉が痛くて。ごほんごほん。」
ジェスター
「・・・ファンの口ってお腹にあるよね。喉に空気通らなくない?」
ファン
「息は鼻でしていますよ。鼻はほら、ちゃんと顔の所にあります。」
ジェスター
「あ、本当だ。変なのー。」
ファン
「(一歩間違えるとその一言は僕そのものを否定(ry)
それで今日はどんな事を話すのですか?」
ジェスター
「前回ファンに絶対最強の武器作ってもらうようにお願いしたけど結局用意してくれなかった!!」
ファン
「絶対最強の秘密兵器が簡単に作れたらこの惑星はもう滅んでいますよ。」
ジェスター
「でも一人しか持ってなかったら惑星は滅びないよね〜?」
ファン
「ジェスターさんが持っていたら一人でも・・・。」
ジェスター
「・・・・一人でも?」
ファン
「・・・ジェスターさん一人だけが絶対最強の兵器持っていれば誰も悪さしようとする気は起きなくなりますね。」
ジェスター
「えっへん!私の存在そのものが世界を平和に導くー!!」
ファン
「(ホッ・・)」
ジェスター
「それでどんな絶対最強の兵器を作ってくれるの?」
ファン
「先程も言いましたがそう簡単に皆が作れたら惑星は滅んでしまいます。
今滅んでいないってことは難しいってことです。」
ジェスター
「よくわかんなーーーい!!でもファンは天才だから出来るって信じてるよー?」
ファン
「ジェスターさんも天災ですよ。あ、これは誤字じゃありませんからね。」
ジェスター
「んー?何の話し?」
ファン
「何でもありません。ジェスターさんは存在するだけで天災です。」
ジェスター
「えっへん!!!ファンもやっと私の偉大さに気付いたようだねー?偉人って認められるまでが辛い・・・。」
ファン
「・・・・・。」
ジェスター
「さぁさぁー。偉大なジェスター様に相応しい最強の秘密兵器を作るのだー!」
ファン
「ですからアイディアもなければ実現する部品も機材も!!」
ジェスター
「もぉ!!ファンは技術力があっても発想力がザリガニレベル!!」
ファン
「何ですか、そのザリガニレベルってのは。非常に分りづらいです。」
ジェスター
「ほら、ザリガニってスルメイカを垂らせばすぐ食いついてくれるじゃん。目先の利益に釣られるから馬鹿だよね〜。」


キュピル
「おーーい、ジェスター?おやつの時間だぞー。何処に居るんだー?」


ジェスター
「あ、おやつ〜〜♪」


ガチャ



「うおっ!!床からジェスターが!!」
「キュピル〜♪おやつ〜〜♪」
「その前に・・・こらあぁっ!!ジェスター!!何勝手に人の家に地下室作ってるんだーー!!!」
「ぎゃあぁー!!地下室の存在がばれたーーー!!!」


ファン
「ザリガニレベルのジェスターさん・・・。」




「私は悪くないよ!!ファンが作った!!!」
「嘘つくなー!!」
「・・・あー!!本当の事言ったのに嘘と決め付けた!!!」


ファン
「嘘じゃないですか!!!」



「いいもんー。ファンに後で絶対最強の秘密兵器作ってもらうもんー。それでキュピルなんかボッコボコにしちゃうもんね〜。」
「ほぉ、そんな事を言う悪い子にはおやつ没収だ。」
「わああああーーー!!ごめんなさい!!許して!!」
「・・・やれやれ。可愛いのか現金な奴なのか分らないなぁ・・・。」
「可愛いジェスターだよ!精一杯飼い主に甘える〜♪」


ファン
「甘えてるっていうよりは貢いで貰うというか利用してるというか・・・。」


ジェスター
「さっきからファン酷い事ばっかり言ってる!!処刑!!!」

ファン
「助けてくださいキュピルさん!!」





キュピル
「クルアァッー!!ジェスタぁーーー!!」
ジェスター
「ギャァッーー!!」
ファン
「頼もしいです、キュピルさん。」



・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。



深夜




ファン
「zzz・・・・zzz・・・・。」
ジェスター
「わっ!!!」

ファン
「ヒィィッ!!!
・・って何の用ですか!!!」


ジェスター
「いい事思いついたんだよ!」
ファン
「人を驚かして起こした挙句にまたよからぬ事を思いついたのですか?」
ジェスター
「全くー。先入観を持っちゃうと立派な交渉人になれないよ〜?」
ファン
「・・・・それでどんな事を思いついたのですか?」
ジェスター
「絶対最強秘密兵器の提案!!」
ファン
「またその話しですか。諦めてくだs・・・。」
ジェスター
「聞くだけでもいいじゃんー。武器を極限まで軽くして威力の高い武器を作れば渡しても無双できるよ!」
ファン
「今でもキュピルさん以外には十分無双してるじゃないですか。」
ジェスター
「ファン。無双されたい?」
ファン
「ゴメンナサイ。
・・・軽い武器は威力がありません。逆に威力のある武器は重くなってしまいます。
この二つの関係はトレードオフです。」
ジェスター
「・・・トレードオフ?」
ファン
「両立しないって意味ですよ。」
ジェスター
「じゃーさー。重たい武器を作ってそれを風を噴射させて軽くするってのはー?」
ファン
「それだけの風をどうやって噴射させるつもりですか?」
ジェスター
「ファン。世の中には魔法って言葉があるんだよ。科学的に進めようとするファンはだめだな〜。」
ファン
「・・・・・・・。ま、魔法・・・。僕魔法は凄く疎(ry」
ジェスター
「覚えろーーー!!覚えないと無双する!!!」
ファン
「ヒィィィッ!!!」


こうしてファンは必死に魔法を勉強し、そして非常に重たいメイスに振る方向に合わせて風を噴射する
ジェスター専用の武器を開発、生産。

・・・結果、ジェスターはキュピルでさえ抑える事の出来ない化け物と化したのであった。


続く


追伸

ジェスター最強伝説はこの話から誕生した。元々最強に近いけd(ry


 
最終話 『単価炭化』


ジェスター
「わーん!謝るから許してー!」
キュピル
「だーめだぁー!」

ジェスター
「今時カカロットの真似何かしても受けないよー?」
キュピル
「飼い主のご機嫌も取らないとは何たるペット。地下室は封印だ!!」
ジェスター
「わーーーーん!!!キュピルーー!!お願いーー!!」
キュピル
「今更甘えても無駄無駄。もうファンには頼んであるからね。」
ジェスター
「よーし!ファンをフルボッコにしちゃえば何とかなるー!」
キュピル
「くらああぁっっー!!」
ジェスター
「ひぃー!」
キュピル
「俺は狩りしてくるからちゃんと大人しく留守番しているんだぞ。」
ジェスター
「はーーい!!」


バタン。


・・・・。



ジェスター
「あーあーー!!私の秘密基地がなくなっちゃったああーーー!!」
ファン
「こんにちは、ファンです。こんなときでも冷静に挨拶しますよ。」
ジェスター
「まるで私が挨拶できない無知な人間だと言っているの?」
ファン
「は、早とちりですよジェスターさん!!」
ジェスター
「ぷんぷん!」
ファン
「お、落ちついてください。とりあえず好きなゲームでもやって暇をつぶしたらどうですか?」
ジェスター
「うんうん。そうしようー。」


・・・・。


・・・・・・・・・・・・・。




ジェスター
「わーい!三連勝ー!ファンよわーい!」
ファン
「(わざと負けてあげてるんです。)」

ジェスター
「ファン才能ないねー。」
ファン
「そうかもしれませんね。」
ジェスター
「やめたほうがいいよー。時間の無駄無駄ー!」
ファン
「(い、いらいらします!!)

・・・それでは僕はやる事がありますのでこれで失礼しますよ。」
ジェスター
「しょうがないなぁ〜。」

・・・。

・・・・・・・・。


一時間後。



ジェスター
「飽きたー!一人プレイはもういやだー!」


コンコン


ジェスター
「んー?キュピル帰ってきちゃったのかな?」

ガチャ

ジェスター
「おかえr・・・あれ?誰?」
馬に乗った武士っぽい人
「余は単価炭化でござる。皆の者ー突撃じゃー!」
武士
「わあああああーーーー!」
ジェスター
「ぎゃぁーー!誰ーー!!」
単価炭化
「焼き討ちじゃー!焼き討ちじゃぁー!」

ファン
「一体何の騒ぎですか!!!・・・って、誰ですか!!?」
単価炭化
「む!恐竜!余は肉が食いたいぞよ!狩猟じゃー!!」
ファン
「ヒェェェッッッー!!ジェスターさん、地下に逃げましょう!」
ジェスター
「うんうん!」
単価炭化
「おのれぇー!狭すぎて馬が走れんぞぉー!」
ジェスター
「帰れー!」
単価炭化
「うむ、そうしよう。皆の者!火を放ち撤退じゃ!!」
ジェスター
「え?」
ファン
「ジェスターさん、火矢です!早く地下室へ!」
ジェスター
「わあああああーーーー!!」


・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



キュピル
「ふぅ、今日も稼いだぞー・・・って・・・あれ?・・・・うおおおぉぉぉぉ!!?俺の家が燃えてなくなってるーー!!?」







ファン
「・・・脅威は去ったようですね。」
ジェスター
「ぐすん・・・。」
ファン
「落ち込まないでください、ジェスターさん。きっとキュピルさんが新しい家を建ててくれますよ。」
ジェスター
「私のゲーム・・・。」
ファン
「(そっちですか・・・)」


「おーい!ジェスターー!!ファンーーーー!無事かーーー!?」


ファン
「キュピルさんの声です!地上へ出ましょう、ジェスターさん。」
ジェスター
「うん。」


ガチャ


キュピル
「ジェスター!」
ジェスター
「キュピルー!」
キュピル
「お前かああー!!失火したのはあああ!」

ジェスター
「あー!真っ先に私を疑ったーー!!成敗してくれるーー!!!フルスイング!!!」


ガツーン!


キュピル
「うぎゃあああぁぁっーーーーーーーーー・・・!」



ジェスター
「おー!ホームラン!!」
ファン
「あの謎の武将それで追い払えばよかったのでは・・・。」

ジェスター
「あ、そうだね。うーん、どうして思いつかなかったんだろうー。」
ファン
「他人には優しく身内には厳しい。古典的な嫌な人間ですね。」
ジェスター
「フルスィ・・!!!」
ファン
「ごめんなさい!!」
ジェスター
「えー。」
ファン
「えーじゃないです!!・・・・しかしどうしましょうか、この先。」
ジェスター
「きっとキュピルが全部何とかしてくれるよ。」
ファン
「都合の良い時だけキュピルさんを頼るんですね・・・。」
ジェスター
「可愛い可愛いペットのために汗水働くのは当たり前の事ー!えっへん。」
ファン
「ジェスターさんだけですよ。色んな意味でペラペラしゃべるのは。」
ジェスター
「それどういう意味?」
ファン
「・・え、えっと・・・。他のペットはこんなにも喋れないので希少価値が高いってことですよ!」
ジェスター
「うんうん。わかればよろしい〜。」
ファン
「早くこのコーナー打ちきりにしてください。」
ジェスター
「それは絶対にだめー!」


家が無くなってしまったジェスター達。この後どうなる?



シーズン1 END


追伸

とりあえず最終話はネタ含め殆ど忠実通りに復帰。
ファンの願い空しくもこのジェスターのひとり言はドンドンとんでも展開になっていった。
次回からシーズン2。それと並行でシーズン0が来るかも・・・。