ラブ・マッサージ(後編の前編)


初めて絶頂を迎えた輝月。
性的な快楽を何一つ知らなかった輝月にとって、その快楽は抗う事が出来ない自身を屈服させる物だった。
輝月が右腕で目元を隠し、口元は少し半開きになっている。
空気を大きく吸い込み、呼吸に合わせて胸が上下する。
輝月が少し休み、落ち着いたところを計ってナイトメアが再び輝月のアソコに指を軽く入れる。

輝月
「ま、まて・・!」

輝月がナイトメアに静止するよう促すが、おかまいなしに指をいれナイトメアの言う輝月の弱点を擦り始めた。
再び性的快楽が輝月に襲い掛かり両手でシーツを握りしめる。
ぐちゅぐちゅと音を鳴らし、激しく出し入れを始める。
さっきよりも強い快楽に輝月は声をあげる。

輝月
「ひぅ・・・ぁっ・・・!!」

体をガクガク震わせる。
目をぎゅっと瞑ると目尻からは涙がこぼれた。


輝月
「さっきっ・・よりも・・・感覚っ・・がっ・・・!!」

一回目の絶頂を迎える時よりも、遥かに感覚が鋭く敏感になっている。
すぐに二回目の絶頂が近づいてくる。

ナイトメア
「涙目になっちゃってますよ?輝月ちゃん。」

しかしその声が輝月には届いていなかった。目を見開き、ナイトメアの腕を掴んで止めさせようとしたがシーツから手を放すことが出来ず
次の瞬間輝月は背中を仰け反らせながら二度目の絶頂を迎えた。体が一瞬激しい痙攣を起こし、ギシギシとベッドが軋む。
輝月のアソコからナイトメアの指が抜けると、輝月は右腕で自分の目元にあて、肩で息をする。
まだ体が小刻みに震えている。
ナイトメアが優しく輝月の腕をベッドの上に動かし、表情を確認すると輝月は恍惚とした表情を浮かばせながら目尻に涙を浮かばせていた。

ナイトメア
「ふふ、気持ちよかったですか・・・?」
輝月
「し、知らぬ・・・。」
ナイトメア
「そうですか。」

ナイトメアが素っ気なくも、しかし笑顔で答える。ナイトメアと目が合うと何故か恥ずかしく感じ目を背けてしまう輝月。
ナイトメアが苦笑し、少し輝月のそばから離れる・・・と、同時に琶月のそばに寄ってきた。

琶月
「わ、わ、わ!」
ナイトメア
「そんなに驚かなくてもいいのよ?」
琶月
「ご、ごめんなさい・・・。」
ナイトメア
「いいのよ。ところで、琶月ちゃんは本当に見ているだけでいいの?」
琶月
「わ、私は・・・その・・・・。」

顔を真っ赤にしながら俯かせ、ずっと抱きしめていた大きな枕に顔をうずめる。

ナイトメア
「じゃあ・・・。口にするのが恥ずかしいなら、首で返事してね。
・・・・・率直に言うよ。・・・・琶月ちゃん。」

わざと琶月の緊張と興奮を高めるように、耳元で小さく呟く。
その次に言われる一言は分っているがゆえに、琶月の鼓動がドクンと跳ね指先が極度の緊張で少し痺れてきた。

ナイトメア
「・・・・気持ちよく、なりたい?」

離れている輝月にすら聞こえてしまうのではないかと、心音が頭の中で響く。
首を振らないと。でもどっちに?縦?横?

琶月が更に枕元に顔を埋める。

ナイトメア
「今のは縦に首振ったって事でいいんだね?」
琶月
「あっ・・・そ、その!」

違うと言いたかったが、ナイトメアは聞こえないふりをして立ち上がり琶月の両耳を手で塞いだ。
顔を少しだけ俯かせ、上目使いでナイトメアの様子をうかがう琶月。

ナイトメア
「わかってます、琶月ちゃん。自分の体を弄られる覚悟がつかないんだよね。でも、大丈夫。この世界には『魔法』という物があります。」
琶月
「・・・何をするのですか・・・?」
ナイトメア
「すぐにわかります。・・・気持ちよくなりたいなら、目を瞑ってください。」

琶月が数回瞬きを繰り返し、ゆっくりと目を閉じた。
それは決心か、それとも諦めか。
しばらくすると、ナイトメアが魔法を唱え始めた。透き通る声が部屋中にこだまし、まるで長い長いトンネルの中にいるかのように声が反響しあう。
普段、ルイやファンが唱えている魔法とは全くの別物であることは琶月が聞いても明らかだった。
ナイトメアが不思議な魔法を唱え始めてから一分が経過した。

ナイトメア
「はい。おしまいです。」
琶月
「え?」

思わず素っ頓狂な声をあげる琶月。魔法でやられるのだから、てっきり輝月以上にやられるのではっと覚悟していただけに
何も起きなかったことに驚きを隠すことは出来なかった。

ナイトメア
「もしかして、一瞬残念に思いました?」
琶月
「そ、そ、そ、そんなことないですっ!!」

最後の発言が声が裏返る。再び顔を真っ赤にして枕に顔を埋めた。

ナイトメア
「ふふ、大丈夫です。・・・期待は裏切らせません。・・・それに・・・ほら。
神経に・・・集中して。・・・・何かが違う事に。・・・・気づかない?」
琶月
「・・・・・・・・・・っ・・・・?」

ナイトメアに言われて琶月も自身の体に何か、よくわからない感覚が流れ込んできている事に気が付いた。
しかし、その正体が何かまだわかっていないようだ。

ナイトメア
「輝月ちゃんと琶月ちゃんは姉妹ですか?」

突然、ナイトメアが変なことを聞いてきた。

琶月
「あ、いえ。・・・えーっと、姉妹みたいな物ですけど姉妹じゃないです。でも私は姉妹だったらいいです!!」
輝月
「・・・・支離滅裂な事を申すな。んっ・・・・ふぅ・・・。」

まだ少し体が小刻みに震えているようだ。
ナイトメアが輝月にゆっくり近づきながら二人に話しかける。

ナイトメア
「今、私が琶月ちゃんにかけた魔法は血縁関係があると効果が物凄く強くなるの。
・・・魔法かけたらね。そのとっても効果が強くなる兆候が見えたの。」
琶月
「そ、そ、それって私と師匠が血縁関係にあるって事ですかっ!?」
輝月
「・・・・・・・・・・。」

勿論、琶月は輝月と自分が血縁関係にあるという事は知らない。
一方、輝月は事のすべてを知っているため「ああ、可能性はあるかもしれない。」とだけ思っていた。

ナイトメア
「閑話休題。はい、琶月ちゃんはまた神経に集中してみて。」

もう少し今の話を聞きたいと思っていた琶月だったが、大人しく自分の体に意識を向ける。
・・・さっきから、何かピリピリと痺れるような感覚がある。一体何なのだろうか?

ナイトメア
「今、私が琶月ちゃんにかけた魔法・・・・それは。」

ナイトメアが輝月の横に立つと、不意に輝月のクリトリスを摘まんだ。

輝月
「ぁっ・・!!」
琶月
「ひぅっ!!・・・・え?」

今、何故声を上げてしまったのか。琶月が困惑した表情を見せながら枕を強く抱きしめている。

琶月
「い、いま・・・・ここ・・・・が・・・。」

琶月が手を枕で隠しながら自身の股へ伸ばす。・・・今、自分のアソコに鋭い感覚が走った。
ナイトメアが魅惑の笑みを浮かべると、再び輝月のアソコの中に指を入れた。

輝月
「ま、またっ・・・!」
琶月
「んっ・・!!な、なに・・これ・・・!」

自分のアソコに何かが入り込んできているかのような感覚に襲われた。

ナイトメア
「もう、わかるよね?私が琶月ちゃんにかけた魔法は・・・・輝月ちゃんの神経と琶月ちゃんの神経をリンクさせたの。」
琶月
「リ、リンク・・・?」

ジンジンと熱くなるアソコを右手で押さえながらナイトメアに問いだした。

ナイトメア
「そう。今、琶月ちゃんが感じている感覚は輝月ちゃんが感じている物と全く一緒なの。・・・輝月ちゃんが気持ちよくなると琶月ちゃんも気持ちよくなる。
もし、輝月ちゃんの右手を今私が叩いたら、琶月ちゃんも右手を叩かれた感覚が襲ってくる。快楽も、痛みも全部リンクしているの。」
琶月
「こ、これ・・・・これって・・・・。」
ナイトメア
「恥ずかしかったら・・・また枕に顔を埋めていいのよ?」

既に顔の半分を枕に埋め、上目使いでナイトメアと輝月の様子を探っていたが再び枕に顔全てを埋めた。
体育座りをし、両腕で膝を抱えている。
琶月が心の準備を済ませたことを確認すると、ナイトメアは輝月の膣の中に入っている右手をゆっくりと動かし始めた。
輝月と琶月が同時に吐息を漏らす。中の具合を確かめるように、ゆっくりと撫でまわし、そして処女を傷つけないように、でも輝月が最も感じやすい部分を逃さない。
ナイトメアが輝月のGスポットに中指で押し当てる。輝月の太ももがビクビクと震え、琶月も一瞬膝を揺らした。

じっくり。ゆっくりと、二人の反応を確かめるように指を動かすナイトメア。
指を動かし、輝月のGスポットを撫でるたびに二人が同時に喘ぎ声をあげクリトリスを優しく摘まむと二人が同時に震える。
右手の指でゆっくり輝月の膣内をかきまわし、左手で膨らみのない胸の上に手を置き、ゆっくり乳首を転がす。
輝月が両腕を顔の上に乗せ、歯を食いしばっている。二度の絶頂の後は優しく触られるだけでも敏感に感じてしまっているようだ。
その敏感に感じてしまっている快楽神経は同様に琶月にも流れている。さっきから琶月の体が小刻みに震え続けており、直接弄られている輝月以上に震えているように見える。
ナイトメアがそれに気づくと、意地悪そうな笑みを浮かべ突然右手を激しく動かしグチュグチュと音を鳴らしながら一気に絶頂へ追いやろうとする。

輝月
「っっぁっ・・・!
琶月
「わ、わあぁっ!!だ、だめっ・・・!!!」

琶月が両手で自分のアソコを抑える。勿論効果は全くない。
輝月も琶月と同じくらいピクピクと体を震わせ始めた。ナイトメアがトドメと言わんばかりに左手で輝月のクリトリスをくりくりと転がす。

輝月
「ク、クルッ・・・いくっ・・・!!」
琶月
「ぅぅぅぅっっ・・・!!!」

二人が絶頂を迎えそうになった瞬間。突如ナイトメアが手を止めた。
強烈な快楽が突然足踏みし、もやもやとした何とも言えない感情だけが二人に残った。

輝月
「な、なぜ・・・何故とめ・・・。」

そこまで言って輝月は口を紡ぐ。絶頂によって快楽に飲まれるのに少し期待していたことがばれてしまいそうだと感じたからだ。
一方、琶月は何度も瞬きを繰り返し何が起きたのか分らないでいる。

ナイトメア
「どうかしましたか?琶月ちゃん。」
琶月
「・・・え!あ、な、なんでもないです・・・・。」

琶月の返答が遅れた。琶月の読みでは、この後はもう止めてと言っても止めてくれずに、ただひたすら快楽責めされるのではと思っていただけに
この寸止めにどう反応すれば良いのか分らないようだ。
輝月も琶月も、ただアソコがジンジンと疼いている。
再びナイトメアが右手を激しく動かし始めた。

輝月
「んっ!!」
琶月
「ひっ・・!」

突然右手を動かし再び強い快楽が襲い掛かる。
輝月が体をくねらせ、琶月は枕に顔を強く埋める。ピクピクと体は何度も震える。
ついさっきまで絶頂を迎えようとしていたためか、またすぐに絶頂間がこみ上げてきた。

輝月
「くっ・・・るっ・・!!」
琶月
「はぁ・・・!はぁ・・・!」

輝月がベッドのシーツをぎゅっと強くつかみ、琶月は呼吸を荒くする。
そして絶頂を迎えようとするちょっと前にまたナイトメアは手を止めてしまった。

輝月
「な、なぜ・・・とめるっ・・!?」

輝月の問いにナイトメアはわざと答えず、ただ意地悪そうな笑みをみせるだけであった。
不意に琶月がズボンの中に手を入れ股の上に手を載せる。

琶月
「(濡れ・・・てる・・・。)」

そのことに気が付いた瞬間、自分が更に興奮している事に気が付いた。
このまま指を動かせば、少しは気持ちよくなれるかもしれない。
そうは思ったけれど、指を動かす気にはなれなかった。そんな勇気もなかったし、なんだか後ろめたい気持ちがあった。
すると、不意にナイトメアが語りかけた。

ナイトメア
「指・・・動かしますよ・・・。」

ドキッと二人の鼓動が一瞬跳ねた。まだ何もされていないのに輝月はシーツを再び握りしめ、琶月は枕に顔を埋めた。
そしてまたゆっくりと、ナイトメアが右手を動かし始めた。
動き出したのと同時に、二人からはため息のような声が漏れる。
早く絶頂を迎えて気持ち良くなりたい。そう思っているのは二度絶頂を迎えその味をしめた輝月だけかと思われたが、
琶月も輝月が絶頂を迎え歓喜の声をあげさせたのを見て、その絶頂を早く迎えたいと少し思っているようだった。
内股をもぞもぞとさせ続ける琶月。
ナイトメアはさっきみたいに激しく指は動かさず、気持ちよくはなるが決して絶頂は迎えられない弱い責めを繰り返し続けている。
ちょっとずつ、ちょっとずつ呼吸の感覚が短くなりあと一歩で絶頂を迎えられそうなのだが、刺激が弱すぎて絶頂を迎えられない。

不意にクリトリスを触られ一瞬強い刺激が走る。

輝月
「くぅっ!」
琶月
「あっ!」

ビクンと二人の体が跳ねる。だけど一回触られただけじゃ絶頂は迎えられない。
輝月が声を震わせながらナイトメアに問いかけた。

輝月
「たの・・・む・・・・。もっと・・・触ってくれ・・・。」
ナイトメア
「んー。琶月ちゃんは?」

ナイトメアが琶月に意見を求める。
琶月が少しだけ顔を上げるが首も降らず、返事もしない。いや、恥ずかしすぎて出来ないようだ。

ナイトメア
「お返事ないから、触るのやめちゃおっかなぁ。」
琶月
「あ・・・・うぅ・・・・うぅぅぅ・・・・。」

琶月が顔を真っ赤にしながら手を伸ばす。
そして、小さな声で呟いた。

琶月
「・・・もっと・・・やってください・・・・。」
ナイトメア
「もっと?」
琶月
「ぅぅ・・・はい・・・・。」

ナイトメアが口角をあげ、意地悪そうな笑みを見せる。

ナイトメア
「じゃあ・・・琶月ちゃんも一緒にこのベッドの上に寝てくれたらいいよ?」
琶月
「えっ!?」
ナイトメア
「こっちきたら続きをしてあげる。大丈夫、二人が横になるスペースはありますよ。」

輝月が横目で琶月を見る。その目は、まるで「こっちにこい」とでも言わんばかりの睨み方だった。
琶月が立ち上がるのに時間がかかると思われていたが、思いのほか早く立ち上がり輝月とナイトメアの方に歩き始めた。
俯きながら、ナイトメアの前に立つとナイトメアは何も言わずにゆっくりと琶月の服を脱がせ始めた。
一瞬琶月がビクッと体を跳ねらせたが、特別抵抗することなく成されるがままに服を脱がされていった。
脱がされた服は近くの籠に畳んで入れられ、そして最後にサラシを外され輝月と同じく身に纏う物はパンツだけとなった。
輝月はオレンジと白の縞々だった一方で、琶月はピンクと白の縞々と輝月以上に可愛らしく、そして琶月だからか子供っぽさを少し感じる。

ナイトメア
「琶月ちゃんも可愛い下着を穿いていますね。誰かに見てもらうために可愛いのを穿いているのかしら?」
琶月
「ち、ち、ち、ち、違いますっ!!」

首を全力で横に振り、両手も横に振る。

ナイトメア
「その仕草も可愛い。」

琶月が俯きナイトメアと目を合わせないようにする。喋るとペースを全部持って行かれると思ったからだ。

ナイトメア
「ほら。・・・気持ちよくなりたかったら、輝月ちゃんと同じベッドの上に寝て。」

琶月が輝月ともナイトメアとも目を合わせないようにベッドの上に乗る。二人分は確かに寝れるスペースはあるが、あまり余裕はない。
琶月がベッドに上がり二人が仰向けの状態で横に並んだのを確認すると、ナイトメアが一度手を合わせた。

ナイトメア
「それじゃ、次のステップに入ります。」
輝月
「次っ・・・?」

まだ呼吸が乱れている輝月がナイトメアの問いに反応した。
ナイトメアが近くの引き出しから棒の先に球体のようなものがついたのを取り出した。

ナイトメア
「これは電気マッサージ機、略して電マといいます。」
これをね、アソコに押し付けられるとすぐに気持ちよくなってイッちゃう凄い道具。今の輝月ちゃんと琶月ちゃんだったら一瞬かもね?」

琶月が不意に輝月の手を握りしめた。緊張しているのか、それとも興奮しているのか二人とも手汗が少し出ていた。
ナイトメアが電気マッサージ機を輝月のアソコに押し付ける。
一瞬輝月と琶月がギュッと目を瞑ったが何も起きない。

輝月
「・・・・?何も・・・おきぬぞ?」
ナイトメア
「まだスイッチを入れていませんからね。」

ナイトメアがそういった瞬間、電気マッサージ機に電源が入り輝月のアソコを押し当てている球体部分が強く震え始めた。

輝月
「くぁっ・・!!はぁっ・・!!」
琶月
「うぅぅっぁ!!いぃっ・・・!!」

とてつもなく強い快楽がアソコを中心に広がっていく。
ビクビク震え、ベッドから落ちそうになる。落ちそうになった輝月が琶月を不意に抱きしめる。
それに応えるかのように琶月も輝月を抱きしめる。二人が足を絡めお互いがお互いを引き離さないように抱きしめ続けている。

ナイトメア
「あらあら。二人ともすごくかわいい。でも、琶月ちゃん。抱きしめていると大変なことになっちゃうよ?」
琶月
「へっ・・・?」

ナイトメアが電気マッサージ機の位置を少しずらし、輝月と琶月二人のアソコに電気マッサージ機が当たるように動かした。
その瞬間、琶月が悲鳴をあげガクガクと全身を震わせ始めた。

琶月
「な、なにっ・・!!これっ・・!!だ、だめっ・・!!!ああっ!!ああああああああっ!!!!」

輝月が一瞬琶月の事を心配そうな目で見たが、すぐに状況を察した。
今琶月は二人分の快楽を味わされているのだ。ナイトメアの魔法によって輝月の感じている快楽と、自信のアソコに直接当てらている快楽、二つが琶月に襲い掛かっている。
そしてその10秒後には一際激しく琶月の体が震え、ビクンと体を跳ねらすとナイトメアは一旦電気マッサージ機を止めた。

琶月
「はぁぁっ・・!!はぁっ・・!!」

琶月が肩で呼吸を繰り返す。

ナイトメア
「イッちゃいましたね、琶月ちゃん。」

涙とこぼし、更に輝月を強く抱きしめる琶月。
輝月自身はまだイッておらず、少しモヤモヤした気持ちを抱えていたが先に琶月の方を心配した。

輝月
「大丈夫・・・か・・?琶月。」

しばらく琶月は呼吸を繰り返し返答をしなかったが、少しして

琶月
「・・・・想像・・・してたより・・・。すごく・・・きもちよくてっ・・・うっ・・・。」

その一言で輝月が更に自分が興奮していっている事に気づく。
早く自分も琶月のようにイキたい。
切望のまなざしでナイトメアの方を見る。

ナイトメア
「・・・うん。大丈夫ですよ。二人とも今みたいにたくさんイかせてあげますから。
でも、それはもうちょっと先。一気に気持ちよくなるよりも、徐々に気持ちよくなった方がとっても良いですよ。」

そういうとナイトメアはもう一度輝月だけの方に電気マッサージ機を当てる。
輝月と琶月の体が再びビクッと震えた。

ナイトメア
「それじゃスイッチ・・・また入れますね。
・・・行きつく先は・・・・どこでしょうね?」


続く


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