CHH キュー編(没) 続き





キュー
「・・・・・・・・。」



一度目の快楽拷問を受けた後、キューは泥のようにぐっすりと眠り続けた。
初めて性的快楽を知り、そして立て続けに連続絶頂を迎えたのだから疲労が溜まるのも無理はない。
長い睡眠を経てようやくキューは目覚めた。石の天井を見た時、昨日の事は夢ではなかったという事を知る。
そして再び不安に駆られ泣きだしそうになる。
じわっと涙があふれ目頭にたまる。それを手で拭い去った時、目の前に奇妙な光景が広がっている事に気がついた。

目の前にご馳走が並んでいる。
トマトソースっぽいものを添えた何かのロースト、コラーゲンたっぷりっぽそうな何かのスープ、それとパンが一つ。

キュー
「・・・・・・・・・・。」

キューは目の前の食事にありついた。
空腹を満たす為でもあるが、何よりも食べることに集中して胸の内にある不安を忘れるためにキューは食事にありついた。
手が汚れてしまいそうなものはスプーンやフォークなどを使って食し、そうでなさそうなものは素手でつかんで一気に口の中に放りこんだ。
そしてものの10分で目の前にあった食べ物を一気にキューは平らげた。
満腹感から幸せに満ちた表情をするキュー。

キュー
「あー、食べた食べた。」

満足そうにお腹をさする。
出来る物なら、上着をめくってお腹を見せたい所だが身に着けている物はぱんつ一枚なのでそういった仕草は出来ない。

キュー
「・・・・・・・・・・。」

ぱんつ一枚の自分の姿。
昨日の出来事を嫌でも思い出す。

両腕を天井につるされ、ふとももやふくらはぎをベルトで固定されて腰を動けなくし、ローターをリモコンをぱんつの間に挟んで乳首と膣を震わせられ、
そして電気マッサージ機で自分のクリトリスをぱんつの上から震わせられて体をビクンビクンと跳ねさせられる・・・・。
気持ちいい感覚が抑えられず、喚き、首を横に振りまくって髪を乱し、鎖の音をジャラジャラと鳴らす。・・・そして・・・・

イキまくった。

ふとももをガクガクと震わせ、腰をビクビクさせ・・・・

イキまくった。

多分今頃自分の顔は真っ赤になっていることだろう。
昨日の自分を思い出すだけで、あまりの恥ずかしさに死にたくなる。

首を横に振って昨日の出来事を忘れようとする。
だけど、自分のお腹がまだ時々ピクッと動き股間を中心にまたジンジンとした感覚が残っている。

ぺたんと座ったまま、この先どうなるか考える。
多分、自力ではここから出る事は出来ない。でも、自分がこんな目にあっている事を知っている人はきっと誰もいない。
どんなに遅くなっても、助けに来てくれるなら我慢できる。だが、自分がどこにいるか分らないから助けようがない・・・。そんな状況だ。

それまでの間、自分に何をされてしまうのか。

キュー
「・・・・・・・・徹底的に・・・イカされまくる・・・。」

・・・・・・・。

気持ちよかった。

キュー
「・・・こ、こんな事考えちゃ・・・・。」

邪念を振り払うかのようにもう一度首を横に振る。

キュー
「・・・・・・・。」

さっき食べたご飯のお皿は部屋の隅に置いてある。
だけど、部屋の真ん中には相変わらずあの半円の形をした台座がまだ置いてある。
その台座にはいくつもの穴が空いていて、昨日はそこに電マを固定して自分の股間を・・・・。

その時、鈍重な鉄の扉が開いた。あの大柄な男ではないが、キューは壁の傍へ逃げる。
細身の男がキューに一言だけ語りかけた。

細身の男
「トイレいくなら今のうちだぞ。」
キュー
「・・・・・・・・・。」

・・・尿意とかは感じないが、後々行けなくなって漏らしたくはない。
キューは黙って細身の男の傍に立つと、紐のついた皮の首輪を嵌められた。恐らく脱走しないようにするためだろう。
石の壁に囲まれた狭い部屋を出た先はまた石の壁で出来た廊下だった。
少し離れた先にある鉄の扉を細身の男があけた先に汚いトイレがあった。
チラッと後ろを向き男が見ているかどうか確認する。細身の男はキューに背を向け、縄だけはしっかりと持っていた。
見られていない事だけ確認すると、キューはぱんつを下して早く用をたす。
特に細身の男に何かされることもなく、キューは再び元の石壁に囲まれた部屋へと戻ってきた。

・・・再び対面する台座。

・・・・・・。

そのまま突っ立っている事五分。

再び鈍重な鉄の扉が開く。今度は大柄な男がまた袋を持って入ってきた。
キューは即座に部屋の隅に逃げる。

キュー
「あ、アタシに近づくな!!」

だが、キューの意味のない威嚇は男には通じず、そのまま腕を掴まれギリギリと力強く握ってきた。

キュー
「い、痛い痛い!!!」
大柄な男
「痛い目にあいたくなければ大人しく指示に従え。」
キュー
「う、うぅぅっ!!!」
大柄な男
「従わないのか?」

男は更に強くキューの腕を握りしめ骨すら折ろう勢いで握ってきた。
あまりの痛みにキューは叫び声をあげ、首を縦に振った。

キュー
「聞くから離して!」
大柄な男
「よし。」

そういうと男はキューの腕を握りしめる力を弱める。

大柄な男
「まずその台座の上を跨って膝立ちしろ。」
キュー
「っ・・・!!」

ドクンと心臓が跳ねた。昨日と全く同じ体勢になる事になる。
その先に待ち受ける運命は容易く想像できる。
だが、モタモタしているとまた痛い目に遭うかもしれない。
キューは膝を少し震わせながら歩き、そして台座の上を跨った。そのままゆっくりと腰を落とし膝立ちの姿を取る。

大柄な男
「次は両腕を上にあげろ。」

キューは言われるがままに、ゆっくりと腕を上げる。両腕をあげると、男は天井からぶら下がっている手枷をキューの手首に嵌め腕を固定させた。
次に男はキューのふともも、ふくらはぎをベルトで締め付け動かせないようにする。
昨日と全く同じ体勢になってしまった。

男はキューの前に立つと、袋からボトルを取り出した。昨日と全く同じボトルだ。中身はローションが入っている。
男はキューの下着に手をかけると、そのままズルリと下へ脱がした。

キュー
「あっ!」

思わずキューは声を上げる。脱がされるとは思っていなかったからだ。

大柄な男
「予想通りつるつるだな。」

キューがまた顔を赤くする。自分の性器を見られて恥ずかしくない人はそうそういない。
男はローションの入ったボトルを再びキューのアソコの中へと軽くいれると、ボトルを握りしめて中に入っているローションをキューの膣内へと注ぐ。

キュー
「うっ・・・。」

またお腹の中が冷たい。
ある一定量までローションを注ぐと、次に男は袋からローターを4つ取り出し、またキューのぱんつの中にリモコンを差し込む。そしてローター本体をキューの乳首の上に一つずつ押し付けながらテープで固定させる。
残りの二つはまたキューの膣内へと押し込んでゆく。
キューはただそれを黙って見ている。
男はキューの膣内にローターを入れ終わると再びぱんつをキューに穿かせた。ローターが落ちないようにするためか、それともそういう趣向の持ち主なのか。

そして男はついに電マを袋の中から取り出した。
それを見た瞬間一瞬で顔が熱くなり、心臓が早鐘のように鼓動する。また快楽で狂わせられる。

男は台座のつまみを調整し、台座に電マを装着させ、そしてキューの股間へ強く当たるように調整する。
キューの腰が引かないように、男はキューの柔らかいおしりをグッと押し、電マに押し付けさせる。
男は数分かけて残り四本の電マを同じように台座へ固定させ、昨日と全く同じ状況を作り上げた。

股間に強く当たる電マ。
腰をどこに動かしてもクリトリスに強く当たる。

キューは知らず知らずのうちに息を荒げていた。
セッティングをすべて終えた後、大柄な男はキューの耳元で一言囁いた。

大柄な男
「今日もガンガン、イカせてやるからな。泣いて泣いて泣け叫ぶ程に。」

もう視界がチカチカし始める。
昨日、あんな目にあったのにまた心が極度に興奮している。
キューに小声で囁いた後、男は袋を持って部屋から出て行った。


始まる。


いつ始まるか。


すぐに震えるか?


それとも散々焦らされた後に震えるのか?


いつ震えるか分らないだけでこんなにもドキドキするなんて信じられない。



キュー
「はぁ・・・はぁ・・・。」


そして。




電マは唐突に震えた。

キュー
「はぁぁっ・・!!」

ガクガクっと腰を震わせる。
微弱な振動ながらも、電マでぱんつ越しに股間を震わせられる。
昨日と同じく、最初の数十秒間の間はただ体が震えに反応して腰を動かす程度。
だが、次第にお腹がピクピクと痙攣し、股間を中心にジンジンとした感覚が渦巻いていく。

だめだ。

もう興奮が抑えられない。

電マがクリトリスを震わせる。

そしてジンジンとした感覚は変化し、快楽へと変わる。

快楽へと認識された後はもう頭がどうにかなってしまいそうだった。

キュー
「あっ・・・だ・・だめ・・だめだめだめ・・・!!!」

昨日よりもやや弱いと思える振動なのに、凄まじい勢いで体全身に快楽が広がっていく。
小さな体の震えから、次第にガクガクと早くも体が大きく跳ねだす。
昨日の強烈な快楽責めが体が覚えてしまっている。
そして、キューでも信じられない事に僅か開始三分で絶頂へと向かい始めていた。

キュー
「う・・そ・・・ちょ、ちょっと・・まって・・・ぅぁっ・・ああっ!あああぁぁっ!!!!」

ビクビクっと体を大きく震わせキューは一度目の絶頂を迎えた。
こんな早く、そして意外にも深い絶頂にキューは混乱状態に陥る。
絶頂の快楽が徐々に落ち着き、正常な思考が戻ってきたとき電マが止まっている事に気が付いた。

気持ちがいい。

だけど、複雑な心境だ。
良い訳がない。

だけど、心の底から拒絶する事も出来ない。

キュー
「(これ以上考えたくない・・・・。)」

幸か不幸か。キューがそう思った瞬間、今度は膣内にある二つのローターが振動を始めた。

キュー
「!!」

膣内が震えている。
だけど、電マでクリトリスを振るわせられるのと比べると何も感じない。
正確には、震えている事は感じられるが快楽は感じられない。

キュー
「(ここを震わせられても、疲れるくらいにビクビクする事はないんだ・・・・。)」

何故か分析するかのように考えるキュー。
だけど、クリトリスと違って直接膣内を震わせられるとすごく変な気持ちになる。

ぱんつの中に差し込まれている四つのローターのリモコン。
そのリモコンから伸びるコードのうち二本がぱんつの中へ入って自分のアソコの中へと入っている。
多分、手で自分のお腹の上を触る事が出来たら微かに震えている事が感じ取れるかもしれない。
そんな事を考えていくうちに、ふと快楽とは違う感覚がキューに訪れた。それはここに来る前からよく感じる感覚。

尿意。

だけど、さっきトイレにいったばっかりだ。

キュー
「うっ・・・な・・・なんで・・・・。」

尿意はどんどん強くなっていく。
股間にグッと力を入れて堪える。力を込めると、膣もきゅっと締りローターを強く咥えこむ。すると更に強い尿意を感じ始めた。

キュー
「(やばい・・・どうしよう・・・。)」

困っているキューを追い詰めるかのごとく、ローターは突如振動を増した。
キューは力を混めて我慢する。だが尿意に紛れて別の感覚が下腹部に渦巻いている事もわかった。

キュー
「(え・・・?)」

僅かに感じる。

快感。

そして徐々に引いていく尿意。

キューが理解できずに困惑する。そして次の瞬間、心臓がドクンと跳ね下腹部を中心に強烈な快感が襲い始めた。

キュー
「え・・!な、何・・!なになになにっ!!!」

電マでぱんつ越しにクリトリスを振るわせられるのとでは非でない強烈な快感。
あの鋭く尖った快楽ではなく、キューの奥の奥まで貫いていく尋常なく強い快楽。
キューの思考は再び一瞬でグチャグチャになる。

キュー
「なにっ・・これっ・・・・なにこれっ!!!!!」

快楽はどんどん強くなっていき、限界が見えてこない。
ガクガクと腰を震わせ、ピクピクと体を震わせる。

キュー
「イ、イクッ・・!!イクゥッ!!!!」

そして次の瞬間。目の前が真っ白になり、悲鳴を上げながらキューは絶頂を迎えた。

この時キューはまだ知らなかった。
膣内にはクリトリスを振るわせられるより遥かに強烈な快楽を感じてしまうGスポットと呼ばれる部分があるという事を。
体を仰け反らせ、体がビクンビクンと震えるたびに鎖の音が木霊す。
昨日もここを震わせられて滅茶苦茶に気持ちよくなっていった。だけど、その事に気づかないぐらいにあの時は快楽で頭がどうにかなっていた。
ローターの振動はまだ止まっていない。より強くなってキューに襲いかかる。

キュー
「むっ・・・むりっ・・・!!」

まだ絶頂から降りてきていないキューを追い詰めるように、ローターが振動によって攻めたてる。
キューは悲鳴をあげ、首を横に振って長い髪を揺らす。
いくら暴れたところでこの責め苦から逃れる術はない。

キュー
「(あんな・・・小さい道具で・・・こんな・・・イカされ・・・て・・・。)」

お腹、ふとももがビクビクと震える。
またローターでイカされそうになる。体が汗ばむ。

キュー
「さっきっ・・・イッた・・・ばっか・・りっ・・・!!」

ぐぐっと体に力を込める。そして絶頂を迎えようとした瞬間。
再びキューの股間を押し付けている電マが激しく震えだした。

キュー
「ッッッッッ~~~~~~~~~~!!!!!!!」

視界が白く染まる。

もう何が起きているのか分らない。

キュー
「うああああぁぁぁああ!!!!!!」

そしてイキ狂う。

キュー
「っぁっぅぁっ!!!!!!!!!!」

声にならない声をあげ、体全身に広がる快楽を受け止める。

だめだ。

イッてる。

まだイッてる。

いや、イクのが終わる前にまたイッてる。

昨日のあれと同じだ。

キュー
「た、助けっ・・!!たすっ・・け・・うあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

精一杯叫ぶ。
だけど、助けがくるわけも無く連続絶頂を迎え続ける。

イク。

イク。

ずっとイキ続けてる!!!

ぱんつから吸い取りきれなかった愛液が零れ落ちてゆく。

もう無理だ。

また意識が落ちる。

あまりに強烈過ぎる快楽に、キューは精一杯体を跳ねらせ、そして力づくで責め苦から逃れようとした。
当然ながら、その電マとローターの責め苦からキューは逃れる事は出来ない。


・・・はずだった。

あまりのキューの抵抗に、天井にある鎖の留め金が壊れ、長い鎖がキューの頭の上に落ちていく。

キュー
「っ!!」

一瞬何が起きたのか分らなかったが、体が自由になったっという事だけわかった。
キューはすぐにふとももや腰に巻きついているベルトを外して電マから降りると、膣内に入っているローターを引っ張り出して放り出した。

キュー
「はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」

その場にぺたんと座り込む。
体がまだビクビクと震えている。

意識が落ちてしまいそうだ。

だけど、ここに意識を落とすわけにはいかない。

ただひたすら、何も考えずに呼吸を続ける。


・・・・・・。



・・・何とかこの快楽地獄から一瞬でも逃げ出すことが出来た・・・・。
目に浮かべた涙を拭い、すぐにまた立ち上がる。このままここに居てはまだどんな調教を受けるか分らない。
まだ時々お腹のあたりがびくびくと震えている。しかし快楽の余韻に浸る時間はない。
震える脚を精一杯立たせ、キューは力いっぱい鈍重な扉の押して開けようとした。だが、鈍重な扉は開く気配がない。
次にキューは力なく扉を蹴っ飛ばしてみる。すると、蹴った感触から扉の反対側にかんぬきがかかっている事が分る。

キュー
「そ、そんな・・・・。」

・・・扉の反対側にかんぬきがあるという事は、こっちからいくら押しても引いてもこの扉は絶対に開かないと言う事である。
キューは半ばパニックになりながら鈍重な扉を押したり引いたりするが開く気配はない。
そして、ガンガンと扉が押したり引かれた事による音に気付いた誰かが扉を開けた。あけた人物はあの大柄な男だった。

キュー
「あ・・・・・・・。」

大柄な男は玩具責めから抜け出したキューを見て大きく溜息をついた。

大柄な男
「やっちまったな、お前。」

そして溜息の後、男はキューを見てニヤリと欲望に満ちた笑みを浮かべた。

大柄な男
「躾部屋へ連れてってやろう。」

大柄な男はキューの腕を掴む。

キュー
「い、痛い痛い!!離して!!!」

しかしキューの声を無視して大柄な男は腕を引っ張り、次の瞬間鼻と口に薬をしみこませたハンカチを押し付けてきた。
すぐに息を止めるが、暴れているせいですぐに苦しくなり止む無く息を吸った瞬間。まるで後頭部を殴られたかのようにプツッと意識が消えてしまった。









それが本当の終わりの始まり。









男が始めに言っていた通り、私は意識を失うことが出来ず本当の快楽地獄を味わうことになる。

続く


追伸

次の話でGIF画像モドキを出す予定。


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