■過去ログ

2022年

最新月

2〜4月(今ここ)


2/6


〜〜某国某市某ビル〜〜







「突然だが会社を設立した。」

「本日で退社させて頂きます。」

「こらっー!!まだ何も言ってないでしょ!!」

「どうせ碌なことが起きない!!!」

「まぁまぁ。話しだけでも聞いてみない?」

「まぁ・・・聞くだけなら・・・。」

「実は最近惑星を買ったんだけど・・・。」

「ごめんなさい、もう意味が分からないです。」

「資源が一杯埋蔵されている事が分かったから製品を製造していっぱい売りつけて一儲けしようと考えてるの。」

「そのためには労働者がいる。さっそくだけど働いてもらおう。」

「話しを聞くだけとは一体!!!」

「さっそくだけど琶月にはFTL航法で飛んで行ってもらおう。」



                 \あっ〜〜!光に包まれる音〜〜!/





・・・・・。



・・・・・・・・・・・・。












「はっ・・・!!ここはどこ!?」

「エンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社が送る輸送ポッドだよ!!」

「名前は置いといて・・・。1人用のPODですかこれ?」

「SWAT!?非難する準備だぁ・・!」

「1人用のPODでかぁ・・・?」



「なんかでた!!この雰囲気10年前の乗りを感じる・・・」

「おっほん。研修用のビデオを流すよ。新卒はこのビデオを見て何をすればいいのか学ぶように。」



「すいません!!琶月さん英語分かりません!!!」

「かっー!無能!!」

「酷い」



「あっ、あっ、あっ、あっ。大丈夫なんですかこれ?」

「大気圏突入しただけだよ。ほら、ついたから外出てごらん。」

「私はこれから一体何をやらされるというのか・・・。」

「お?」



「おお、なんかすごい草原!」

「語彙力・・・・。」

「なんでもいいでしょ。とにかく・・・ここには私一人ですか?労働者を募る〜とか言ってたのでもっと誰かいるかと思ってたんですけど・・・。」

「うん、そこについては今も人材募集かけてるところだから追々派遣してくよ。当分は琶月一人で頑張ってほしい。」

「せめてジェスターさんも手伝うとか・・・。」

「社長は働かない。」

「それは間違った知識。」

「次回から琶月には一杯働いてもらうから今のうちにこの新鮮な空気をその平らな胴にいっぱい詰め込んでおくように。」

「現地にたどり着いたというのにまだ何やらされるのか分からない・・・。大丈夫なんですかねぇ・・・。」


つづく。


2/12


「そのいくら吸っても膨らむことのない平たい胴元に新鮮な空気を一杯取り入れる事が出来たかね?」

「一言どころか4言ぐらい余計なんですけど。」

「元気があってよろしい。今日から労働に勤しんでもらうよ!!」

「琶月さんまだJKなのに〜〜〜!」

「そんなじみ〜な道着来たJKがいるか。良いから働け。」

「ヒドイ。とにかく何をすればいいんですか?」

「まずは本拠地を作って欲しい。ゆくゆくここに大規模な製品製造ラインを作る予定だけどそのためには司令部が必要になる。」

「渡したエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー製タブレットから建設メニューを開いて。」

「その長ったらしい社名をいう必要あります?」



「このHUBってのが司令部ですか?」

「そう。それを完成させれば様々な製造物の設計図を新規に渡せたり初期の立ち上げを支援してくれる。」

「材料は1人用のPODを解体すれば作れるからまずは解体して。」




「これもサイヤ人の定めか」

「潰してない潰してない」

「解体しました!このテレビのリモコンみたいなの1つで解体から建設まで何でも出来るんですね。」

「これ作って売ればもうその時点で大儲けできるのでは・・・。」

「エンパイアステートビジネスジェスターカンパニー代表取締役兼会長のジェスターはそのような小さい事では喜ばない。」

「いちいちその長い肩書も聞かなきゃいけなくなるんですかこれ?」



「とにかくHUBを建設します!随分立派な建物がいきなり作れちゃうんですね!」

「建設!!!」










「なんか思ってたのと全然違うスカスカなの出てきた!!!広告詐欺!!!」

「詐欺じゃないよ、ディ〇ゴスティーニ戦略だよ。」

「次の雑誌についてる付録にあるパーツを使って建設しよう。でも琶月は待ってる間に付録の材料を取ってきてほしい。」

「全然雑誌の付録でもなんでもなくただの労働だこれ・・・。」

「えーっと・・・あ、なんかパソコンみたいな端末置いてますね。これを見ると次何やればいいのか分かるんですね。」



「ふむふむ。HUBをアップグレードという形で組み立てて行って最後にはあの立派な形になるんですねぇ。」

「ところで鉄のロッドという名前の部品が10個必要になるみたいなんですけどこれはどこで貰えるんです?」

「そこらへんに鉄の棒が落ちてると思ってるの?自分で原材料が作るんだよ。」

「チョコほしいって行ったらカカオから作れみたいな返しされた。」

「え?マジで本当に原材料が作るんですか?」

「ほら、ここに原材料の鉄鉱脈がどこにあるかスキャンするボタンあるでしょ。」



「うわ、本当に原材料から作らされる奴だこれ。手作りチョコにカカオから要求するのはおかしくないですか?」

「チョコと鉄のロッドは全然話が違うから!」

「たとえ話としては一緒みたいなもんですよぉ!」


続く


2/15

「今日も元気な朝がきた〜♪」

「ジェスターさん、この世界。一日が60分くらいで終わります!!」

「地球じゃないんだから太陽に値する恒星がそれくらいのスピードで周転してもおかしくはない。琶月も一瞬でおばあちゃんになるね。」

「でも肉体年齢は地球時間で見ると全然若いから俗にいうロリババアになるのでは・・なんかいいですね。今日からのじゃって語尾につけようかしら。」

「いいから早く鉄鉱石を掘りにいけ〜〜!」

「え〜〜琶月さん働きたくないのじゃ〜〜」

「ほっぺつねられたい?」

「急な脅し!!!!行きますからつねらないで・・・」



「えーっと確かスキャンかけた時こっちに鉄鉱脈があるって印が・・・・ん?」



「わっーー!!わっ!!!ジェスターさん!!!なんか炎を吐いて攻撃する変な生き物がいます!!!!」

「慌てず騒がずそのスタンガンで攻撃するがよい。」

「これ護身用のスタンガンだったんですね・・・。なんかポケットに入ってて物騒だなぁとは思ってたんですけど・・・」



「えいっ!えいっ!あ、やりました!倒れましたよ!」

「よくやった。相手は死んで内臓が落ちたから拾うといい。」

「うぇっ!!?スタンガンで攻撃したら動物死んじゃうんですか!!!?なんか悪いことした気がする・・・っていうか内臓がすぐ落ちるの怖すぎる・・・」

「内臓がないぞう・・・・あ^〜〜〜〜〜」

「つねる!!!」

「すいませんでした!!!!!」



「ハァッ・・・ハァッ・・・やっと見つけましたよ。思いのほか遠かったです・・・」

「で?ここからどうすればいいんですか?」

「でっかい岩が生えてるでしょ。ドライバーでも使って削って掘り出して。」

「凄い最先端ツールを持っていたのに労働が物凄く原始的な件について。」




「えーんえーん、可愛いJKがやる仕事じゃないよぉ〜〜」

「ぐぐぐ」(←琶月のほっぺを引っ張る

「あいたたたたたた、許して。」

ドンッ

「あ痛っ!!!なんか背中突き飛ばされました!!!」



「なんだこの変な猪!!!!」

「ほら、そのスタンガンでお仕置きしなさい。」

「えいっ、えいっ。あ、倒しました。もう既に地球に帰りたい・・・」




・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





「ふぅ・・・だいぶ鉄鉱石削って集めましたけど・・・・これくらいあれば十分ですかね?」

「150個くらいか。まぁ最初はそんくらいでいいんじゃないの?」

「それでこの鉄鉱石からどうやって鉄のロッドを10個作ればいいんですか?」

「最初に作ったHUBに工作台が備え付けられてる。そこでは溶鉱炉の変わりにもなるし各種ツールが揃ってるからまずは鉄のインゴットにしてそこから形を整えて鉄のロッドにして。」

「もはや求められてる事が職人芸。」


※実際はスペースキー長押しだけでOKです。


「あち、あちちちち。火花が!火花が散ってます!!」

「鉄のインゴットに変えたね?そしたら削って加工して鉄のロッドに仕上げよう。」




「あちち!あちちち!」

「・・・・・・・・・。」

「あちちなのじゃ〜〜。つらいのじゃ〜〜〜。」

「つねる?つねる?」

「お、お、お怒らないで。あの、その・・・刀鍛冶やってた師匠を思い出してしまってつい・・・。」

「輝月?刀鍛冶なんかやってたんだ。」

「そんなどうでもいいことは置いといて。」

「おいてかれた・・・」

「あ、鉄のロッド10個出来上がりました!」

「じゃぁさっそく組み立てて。」


「組み立てます。これ琶月さんがやるお仕事ではないような・・・」





「おお、骨組みが出来ました!!!」

「琶月さんこんなでっかいの作ってたの・・・?琶月さん凄い・・・・」

「達成感に浸っている所悪いけど次の組み立て任務に移って貰おう。」

「鬼!!」


続く


2/20


「労働の時間だよ!!」

「ジェスターさんも働いて!もしくはせめて早く新しい人手を!!」

「今一生懸命求人してるんだけど中々来なくて。もうちょっとマッテネ。」

「条件悪いんじゃないんですか?」

「それはさておき・・・」

「図星だから露骨に話題変えた・・・」

「前回琶月がHUBを大きくしたでしょ?次の組み立ての指示を端末に出したからそれを読んで進めるように。」

「うーん、投げやり。」



「えーっと・・・次は鉄のロッドを20個と鉄板を10個作ればいいんですね?ところでこの報酬って何ですか?」

「ああ、それは収めるべき物を収めて組み立てたら新しい装置を触らせる権利をあげようっていう意味。」

「シロートがいきなり高度な機械触ると怪我したり胸が小さくなったりして危ないから順番に慣れていってね。」

「胸が大きくなる事故はよ。」

「ない夢を追うな、現実的な仕事を始めるんだ!」

「んもーーーーーーーーーー!んじゃ残ったインゴットで鉄のロッドと鉄板を・・・」

「なんか思っていた以上に必要数が多くて足りない!!!あんなに掘ったのに!!」

「ジェスターさん!鉄鉱石が足りません!どうすればいいですか?」

「だったらまた掘り出せばいいじゃん。鉱脈の上にあるでっかい岩以外にも地面からも直接掘れるよ。」

「あ、そうなんですね。」



「ジェスターさん、大変です!!!全然取れません!!!!!!」

「いちいちうるさいなぁ。頑張って掘ればいいじゃん。」

「でも数秒かけて一個しか鉄鉱石取れないんじゃいつまでたっても溜まらず日が暮れちゃいますよ〜〜〜」

「そんな琶月に新しい技術を教えてあげよう。」

「これはエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社が総力をあげて設計開発したマシーンなんだけどこれを作るにはファンを騙しキュピルを唆す涙ぐましい努力があってだけど人類のために・・」

「いいから早く教えてください。」

「しょうがないなぁ!」

「怒りながら教えてくれる。優しい。」



「前回鉄のロッドを収めた時に報酬として新しい作業台とレシピを1つ提供してたんだけど気づいてた?」

「あーなんかありましたね。この装備品作業台っていうのがレシピに追加されてました。」

「まずはそれを作ってごらん。必要素材は鉄板と鉄のロッドだから難しくはないでしょ。」

「あのあの、この作業台を作る資材をHUBに収める方が・・・」

「今苦労して後で超楽になるのと今楽して後で数百倍苦労するのどっちがいい?」

「もはや選択肢がないレベル。」



「はい、頑張って作りました。一生懸命鉄鉱脈でマイナスドライバーで削って・・・」

「うむ、よろしい。そしたら・・・」




「また鉄板と鉄のロッドを集めて携帯式採鉱機を作ろう!!」

「まだ求めるんかい!!!!」




・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・。



「ハァ・・・ハァ・・・」

「貧乳者・・・?」

「取り消してください今の・・・」

「作った?」

「作りました。」



「やーん、なにこれ!?可愛いです!可愛いですよジェスターさん!」

「で、これ何してくれるんですか?」

「気になるでしょ」

「気になります!」

「急用が出来たので次回教えよう。」

「あ!なんかこう・・仕事終わったのにモヤモヤする!!!」

続く


2/28

「今日もお仕事が始まりました。それでジェスターさん。前回私が作ったこの可愛いロボットは何をしてくれるんですか?」

「琶月はこのロボットの名前も読めないらしい。これは携帯式採鉱機といって鉱脈から資源を自動で掘り出してくれる装置だよ。」

「採鉱機っていう言葉の意味を知ることが出来たね!!!」

「ぬが〜〜むかつく〜〜〜!」

「まぁ楽出来るから良しです」



「おおっ、すごいすごい!凄い勢いで鉄鉱石がロボットの中に溜まっていきます!!」

「これ複数台置いたら凄い楽になるのでは・・・?もう鉄鉱石結構溜まってますし資材にして置いてみましょうか・・・・」





スゴゴゴゴゴ

「あ^〜〜〜〜鉄鉱石掘る音〜〜〜〜」

「何?水素水飲みたいの?」

「すいません、遅いマイブームが到来してまして。。。」

「満足した?じゃぁ回収した鉄鉱石をまたインゴットに変えて資材を作ろうか。」

「あっ、ハイ」




「インゴットを薄く平たく伸ばしていきまーす。冷静に考えると琶月さんの技術力が凄い。。。」

「これは琶月が凄いんじゃなくて琶月みたいな素人でも作れちゃう工作台が凄いの。」

「たまには琶月さんを褒めてもいいんですよ・・・!」

「琶月が一生懸命作業している間私はこの惑星に住む野生生物と戯れてるから。」





「あ!みてみて!パラサウロロフスだ!!」

「いや、あれはファンさんなのでは?」

ファン「ボクハ モット クビナガイデスヨ」

「っていうかあんなでっかいのが近くにいてここは大丈夫なんですか!?」

「大丈夫、パラサウロロフスは臆病だから誰にも攻撃しないよ。」

「ヴぁ〜〜〜」(←まだ自分をパラサウロロフスだと思い込んでいる

「作業を続けます。」

「それがよろしい。出来上がったらHUBを次の段階まで組み立ててね。」





「用意出来ました!!!!携帯採鉱機のお陰で自分で掘らずに済んだので楽出来ました!」

「これが技術の進歩・・・?」

「いいからはよ組み立てろ。」

「辛辣!!!!」




「おお!なんか屋根とか壁もついてスカスカな骨組みじゃなくなってきました!!!!」

「やっと屋根のある所で寝れる・・・。雨降ったらどうしようかと思ってました。」

「もし雨が振って琶月さんが濡れてしまったら・・・。」

「水も滴る良い少女という言葉の通りに・・・!!!」

「はーい今日は解散でーーす!おつぁっれしたぁ〜〜!!」

「怒りの解散!」


続く


3/13


「二週間ぶり!二週間も休んだんだからもう十分だよね!!!」

「むしろ何もない所に二週間も放置されたといっても過言ではないのですが。」

「何?仕事がしたくてしたくて堪らなかったと?よろしい、今日から24時間働く事を命ずる。」

「あーーーーーいえばあーーーーーいうーーーーーーー」

「いいかた働く!」

「えーんえーん。それで今回は何をすればいいんですか?前回確か携帯採掘機のお陰で簡単に鉱石を掘り出せるようになってそれでHUB拠点を拡張させましたが・・・。」

「基本的な鉱石の掘方と加工の扱い方を覚えたようだから次の鉱石を取り扱う許可を琶月に与えよう。今度は銅鉱石を掘り出して加工し、ワイヤーを作ってほしい。あと鉄板も鉄のロッドも。」

「銅鉱石ですか?それはどこにあるんです?」



「スキャンして調べる!!」

「なんか怒られた!!」

「あとジェスターさん、大変です!!お外が真っ暗です!!」

「知ってましたか?夜は暗いんです!!!」

「あああああああああああむかつくううううううううううう」

「そのスーツには指向性ライトついてるからそれで照らしながら歩けばいいよ。」

「明るくなってから仕事するのは?」

「いいからはよいけ。」

「怒られた!」



・・・・・。

・・・・・・・・・・・・。





「暗くて歩きづらかったですけど・・・見つけました!!それにしても夜は本当に暗い!!」

「知ってましたか?夜は・・・」

「あ、それはもうきいたのでいいですぅ。」

「じゃぁ早く掘ってきてね!!」

「文字の優しさと表情が一致していない!」




・・・・。




・・・・・・・・・・。




「掘ってきました!!!!!!!!!500個くらい!!!!!」

「よろしい。じゃぁいつも通りそれをまずはインゴットにして。そしてそのインゴットをワイヤーに加工すれば銅鉱石系の作業はおしまい。」

「ええーーー。鉱石500個もインゴットにするの凄く時間かかるし大変なんですけど・・・。これそろそろ誰かやってくれませんか?」

「そういうと思って琶月に新しいものを用意したよ。建設画面を開いてごらん。」



「おお、なんですかこれ!?製錬炉って書いてありますね。」

「製錬炉の中に鉱石を放り込むと自動的に溶かしてインゴットを作ってくれるオートマチックマシーンだよ。」

「こんな便利な装置があるんだったら最初から渡してくれても・・・・。」

「最初に苦労を味わった方が見た時感動するじゃん?」

「そんな理由で!?」

「ちなみに製錬炉作るのにワイヤー必要だから最初はちょっと手作業で作ってね。」

「しょうがないですねぇ。」









「というわけで材料用意しました!!とりあえず好きな所に設置すればいいですか?}

「いいよ。」





「起きましたけど何かアイコンが出ていますね。」

「流し込んだ鉱石に合わせて生産してくれるわけじゃなくてちゃんとそれにあった生産・加工を行うからここで何を作るのか指定しないと機械は動かないの。」

「当たり前だよねぇ?}

「いちいち一言多いんですぅー」



「というわけで作った製錬炉に銅鉱石を流し込みました!!これでインゴットが勝手に・・・・。」

「勝手に・・・・。」


「ジェスターさん!!!製錬炉が動きません!!!!!!!!!嘘つき!!!!!!」

「電力もなしに動くと思ったか!!!」

「あ・・電力必要なんですね・・・電力はどこに落ちていますか?」

「電気が落ちてる訳ないでしょ。」

「ダメ元で言っただけです。で、どうすれば発電出来るんですか?」

「それはまたの次回!!!!」

「また電気なしの野宿が始まる!!!!」


続く


3/21


「電気なしで一週間野宿した琶月さんです。そろそろ電気の作り方を教えて頂けますか?」

「まず自転車を漕ぎます。」

「本気で言ってます?」

「嘘嘘。まずは生産装置と発電機を電線で結ぶ必要があるの。」



「あー、ありますね!ではさっそくこれを・・・」

「あ、その前にケーブル作っておいてね。ワイヤー二つで一本作れるから」

「まだ手作業求められてる。」




・・・。

・・・・・・・・・・。



「作りました!!」

「このケーブルを発電機と機械に繋げればいいんですよね?こうですか?」





「そうそう。それでOK.繋がったら電力は通る状態になるよ。」

「やったー!これで電気が使えます!!」

「さっそく自動生産を・・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

「ジェスターさん!!!!まだ動きません!!!!!!!不良品ですか?????????????」

「燃料もなしに発電機が動くと思ったか!!!」

「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

「はい。で、燃料は何ですか?やっぱりガソリンとか・・・?」

「環境に配慮しているクリーンでエコなエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社はそのようなものは使いません。」

「ほんとにぃ?」

「では何を燃料にするのですか?」



「葉っぱ。ほら、そこらへんに一杯葉っぱあるでしょ。摘み取ってきて。」

「え?まじ?」

「故障しても知りませんよ。ではここに葉っぱをパラパラと・・・」



「あああああああああすごい!本当に葉っぱで発電してる!!!!」

「発電にCO2を排出しないエコで社長の私と同じくらいホワイトでクリーンなエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー万歳!」




「こっちから凄いCO2っぽいの出てますけど!」

「さぁ?黒い色した水蒸気じゃない?」

「まるでジェスターさんの腹黒さかのような色だぁ・・・」

「生産ちゃんと出来たかな!!!???」

「凄い怒りながら丁寧に確認してきてる!」



「わぁ!すごいすごい!勝手にインゴットが作られてってますよ!!!」

「これはすごい楽ちんですねぇ・・・。これ一杯並べておけばもう手作業でインゴットを作らずにすみます・・・!」

「よかったね。じゃ、そのインゴットを使って手作業で鉄板、鉄のロッド、ワイヤー作ってきてね!」

「この手作業が存在しているせいで全然楽になってない!!!!!!!!!」

続く



3/26


「はぁ・・・はぁ・・・」

「敗北者・・・?」

「前にもこんなやり取りしたような?」

「それはおいといて・・・。求められていた資材をちゃんと作っておきました。手作業で。」

「うむ、よろしい。」



「それじゃHUBに納品して次のグレードに組み立てて。」

「琶月さん土方!」



・・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。







「組み立てました!!!!!!!!!!!琶月さんの建築能力凄い!!!!!!!」

「琶月が凄いんじゃなくて琶月みたいな人でも組み立てられてしまう充実なサポート体制とツールセットが凄いんだよ。」

「あああああああああああむかつくうううううううううう」



「じゃ、次行こうか。今度は鉄板とケーブルとコンクリート持ってきて!!」

「まーた新しい素材といいますか資材といいますか・・・・。」

「コンクリートはどこに落ちてますか!!!」

「まぁコンクリートは確かに落ちてるような資材の一つではあるから間違いではないかもしれないけど・・・。」

「ではここで問題です!!コンクリートって何で出来てると思いますか!!」

「え?こ・・・コンクリートっていうものから・・・」

「おばかー!」

「ひぃーん、ジェスターさんって滅茶苦茶なのに意外と博識!」

「コンクリートは石灰岩から作られて行くんだよ。勿論これだけではないけどほぼこれと思っていいよ。」

「(ってファンに書いてもらった資料にそう書いてあるけどそれは秘密〜)」

「で、その石灰岩はどこにいけば手に入るんですか?」




「はい探しましょう!!!」

「なぜか言葉は丁寧なのにいつも怒りながら!」




・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




「ありました。なんかすごいでっかいのが。」

「うむ、よろしい。やる事はいつもと変わらないよ。掘削機用いて石灰岩を掘り出して加工してコンクリートを作ればOKだよ。」

「ま、また手作業だぁ・・・・」

「そう嘆く琶月に良い事を教えてあげよう。」

「手作業ではなく自動で加工してくれるマッシィーンを使わせる許可を出します!!」

「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!で、それはどこにあるんですか!!?」

「それはまたの次回。」

「小出しすぎるぞー!!」


4/3

「琶月さん思ったんです。働いたら負けかなって・・・。」

「別にいいけどその場合契約違反として1億ジェスター円の違約金を支払ってもらわないと。」

「ちょっとお手伝いのお願いを聞いてあげただけなのに気が付いたらズブズブのブラック環境に放り投げだされている・・・。」

「しかーし!琶月さんはついに全自動マッスィーンを使わせてもらう事となっているから今日からお仕事はとっても楽になるはず!!それでジェスターさん!!使い方教えてください!!」

「まずはジェスター様に感謝の気持ちと尊敬の言葉を述べつつ、最大限のお礼の言葉を・・・」

「いいから早く教えてください。」

「建設メニューを開いてね!!」

「最近怒ると口調だけ丁寧!!」



「あ!なんかあたらしい建設レシピが追加されてますね!製作機ですって!いかにもこれで何か作れそうな感じです!!」

「なお製作には強化鉄板とケーブルを必要とするから手作業で用意するように。」

「こ、この手作業さえ終われば・・・・」

「ちなみにこれまで鉄のインゴットで資材を作ってもらってたけど強化鉄板は鉄のインゴットからじゃ直接作れないよ。鉄板を重ねてネジで結合させることで強化鉄板を作るよ。」




「だからまずネジから作って。」

「あああああああああああああああああああ琶月さんの職人芸いいいいいいいいいいいいいいい」

「うるさーーーい!!」



「強化鉄板作ってます!!!!なんかこれもしかしてどんどん生産工程複雑になっていく感じですか?」

「そうかもしれないしそうじゃないかもしれない。」

「つまりはそういうことですよね。」

「つべこべいわずに強化鉄板作る。作ったら製作機も置く。」

「はぁぁぁーーーーーい!」




「起きました!!!!!!!!」

「これも電気がないと動かない感じですか?」

「どうして電気もなしに動くと?」

「だって琶月さんが持ってるリモコンみたいな装置電気なくても動くし・・・あ、これバッテリータイプだ。やっぱり電気使ってますね、はい。あ、突っ込まれる前にケーブル繋げます。

「ケーブル繋げようと思ったら大変です!!!発電機のコンセント一個しかなくてケーブル一本しか差せないです!!!!これ錬成炉のケーブル抜かなきゃダメですか?」

「そんな琶月にタコ足コンセント貸してあげる。」

「この電柱はタコ足配線の役割を持たせられるからこれを仲介すれば複数の機械に電力を供給できるよ。」

「拡張コンセントというかタコ足コンセントというか、これどうみてもただの電柱・・・。」

「これ以上文句言うと没収されそうなので黙っておきます。」




「あ、製作機の設定画面開いたら何を作るか選択する画面が出てきましたよ!!これで作りたい部品を選択すればいいんですね!」

「そう、それであってるよ。」

「じゃー今は鉄板を一杯使う機会が多いので鉄板を作ってみましょう!鉄のインゴットをここに置いてっと・・・」




「おおおおお!!!見てくださいジェスターさん!!!製作機がガシャーンガシャーンって稼働し始めて鉄板を作り始めましたよ!!!文明の進化を感じます!!!」

「うんうん、よかったね。それじゃ今回HUBに収めるべき鉄板とケーブルとコンクリートを作って収めてね。」

「あれ、ちょっとまってください。これ1つの製作機につき1つの製作レシピにしか対応してない感じですか?」

「当たり前じゃん。鉄のインゴットをプレスして作るという鉄板制作の工程をネジに当てはめるき?琶月の知ってるねじはその平たい胸のように平面なの?」

「今の私の胸で例える必要ありましたか??????????????」

「製作機が鉄板作ってる間にケーブルとネジを手作業で作ろうね!!!あ、銅鉱石足りないみたいだね!!携帯採鉱機から銅鉱石回収して胴のインゴット作ってワイヤー作ったらケーブルに変えようね!!!!!!」

「あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!全然楽になってない〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」


続く


4/5


「今日から毎日労働だよ!!!」

「ただの重労働だーーーー!!!」

「琶月さんはお給料を要求します!!!」

「うちは歩合制だからしっかり成果を出せばちゃんとお給金を出そう。」

「あ、思ってたより良心的だった。それで琶月さんの今のお給料はおいくらで?」

「0円だよ。HUBの組み立ては琶月のお家扱いだからむしろお金を盗らないだけ有難く思って欲しい。まだ会社に収めるべきものは収めてないから0円は当たり前だよね?」

「なんだこの会社!!!!!!!!!!」



「一生懸命夜なべしながら部品作ったのに・・・オヨヨヨヨ・・・鉄板は機械が勝手に作ってくれましたけど。」

「じゃぁ組み立てようか。お家がまた立派になるねよかったね。」

「これが本当に琶月さんのお家になるのであればもっと住み心地のよい形にしてほしかった・・・。」



・・・・・。

・・・・・・・・・・・。








「組み立てました!!!!我ながら凄いものを組み立てたものです。」

「じゃー次は鉄のロッドとケーブルとコンクリートまた集めてきて。」

「まだ組み立てなきゃいけないんですか〜〜?もう完成でいいでしょこれ〜〜・・・ってあれ?」




「あっ、あっ、あっ。見てください。琶月さんいっぱい作っちゃってたみたいでもう収められます!スゴイ!」

「よかったね!組み立てよう!!」

「表情と言葉が一致していない。」


・・・・


・・・・・・・・・・・・




「組み立てました!!!なんか間違い探し並にどこが変わったのか分かりづらいですけど右側に何かを支える金属の土台が出来たんですかね?これ何に使うんです?」

「次の組み立てが終わったら教えてあげる。それでラストだから頑張って。」

「組み立てながいよぉ〜〜〜〜。」


続く


4/7


「働かざる者は食うべからず!!食うために働こうね!!」

「せ・・生活保護・・・(小声」

「そんなもの我が国にはないよ。日本だって労働は国民の義務なんだよ。知ってた?」

「さぁ働こう!!!」

「それならせめて御賃金・・・」




「次は鉄のロッドと鉄板とワイヤーとコンクリート作ってきて。これでHUBは完成だから。」

「アッ、ハイ。」

「しかしまたしても携帯採鉱機で採掘しては一部自動で生産しつつも手作業で加工・・・。なんだか自動化の恩恵受けてるはずなんですけどいまいち楽になった気がしないのは作るべきものがとっても多いからなんですかね?」

「人は一度楽を覚えるとすぐ次の楽をしたくなる。悪い生き物だ。」

「棚上げ〜〜〜!!」

「そんな琶月に朗報!新しいエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社が送るグレートでハイパーなニューマシーンを使わせてあげよう!!!」

「楽になるなら何でも嬉しい!」




「今回紹介するハイパーでグレートでスーパーなニューマシーンはこちら。採鉱機MK1」

「採鉱機ですか?」

「ただの採鉱機じゃないよ。ハイパーでグレートでスーパーな・・・」

「あ、そこは大丈夫です・・ハイ・・、携帯採鉱機との違いを教えてください・・」

「しょうがないなぁ。携帯採鉱機の悪い所をまず述べてみよ。」

「悪い所ですか?うーん、そうですねぇ・・・。悪い所じゃないですしむしろ当たり前の事だとは思うんですけど掘った鉱石を回収しなきゃいけないのは正直面倒ですね・・・。」

「琶月さんとしてはできれば掘った鉱石をそのまま錬成炉に自動で運んでくれて勝手にインゴット作ってくれたりすると凄いアリガタイです・・はい・・・」

「そんなワガママな人間の要望を満たしたマシーンがこちらの採鉱機です!」




「材料は携帯採鉱機と鉄板とコンクリートだよ。もう足りるよね?」

「一応余りの材料はありますので作れますね。それにしてもでかいですね・・・これは持ち運び出来なさそうです。」

「まぁ採鉱機って普通そういうものだから・・・」

「それで次はどうすればいいですか?」

「電気がいるから繋げてきてね!!!!」

「ああああああああああ発電機のあるHUBからここまで遠いんですけどおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

「電柱立てながら電線引っ張ってきてね。」

「琶月さん、異世界転生したら土木工事をやらされていた!」

続く


4/12

「さぁさぁ電線引いてきましたよ!!約束通り自動でインゴットを作ってくれるシステムを教えてください。」

「よかろう。エンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社のテクニカルエキスパートエンジニアリーダーのジェスターが続きを教えよう。」

「肩書が長すぎる!!」






「建設メニューにベルトコンベア追加しておいたから建設メニューから選択して採鉱機と錬成炉の間を繋げて。それぞれに排出口と搬入口があるから繋げるだけでいいよ。」




「こんな感じですかね?オレンジ色の矢印が搬入口で今見えてる水色の矢印がベルトコンベアが進む向きを示してる感じですか?」

「うんうん、そう。琶月にしては物分かりがいいね。」

「一言多い!!」

「そしたらせっかくだから錬成炉の搬出口から製作機の搬入口までベルトコンベア繋げてみようか。」

「おぉ、なんだか琶月さんワクワクしてきちゃいましたよ。」




「繋げました!!!製作機の搬出口から先は倉庫を繋げてみましたよ。もしかしてもしかして??」

「じゃ電気を通して稼働させてごらん。」






「おおお!!!すごい!すごいです!!!自動で採鉱機が鉱石を掘り出し、製錬炉が鉱石をインゴットに変え、製作機がインゴットで鉄板を作ってそれを倉庫に格納しています!!!」

「これが・・・自動化・・・なんという発展・・。もしかして琶月さんは寝ててもお金が稼げる装置を作ってしまったのでは・・・?」

「歩合制だからそうかもしれないけど鉄板1つにつき3ジェス円だからね。日本円で0.03円。」

「あ、滅茶苦茶安い。ってかレート下がってません!?」

「為替レートボーナス期間は終了しました!!」

「なんかまだ下がりそうな予感・・・。」

「いいから早く他にも採鉱機とか製作機とか作ってベルトコンベアで繋げてこーーーい!」

「ブラック環境!!!!」


4/14



「鉄板が自動的に生産されるようになったことで生産がとっても楽になりました!!」

「いやぁ・・自動化っていいものですねぇ・・・。ちょっと休憩しようかな?そうしてる間に鉄板が・・・」

「鉄板の生産止まってるよ。発電機に入れてた葉っぱ0になってる。」

「えぇっ!?もうなくなったんですか!?20分くらいしか持たない・・・・。」

「このままじゃ手作業で鉱石掘ってたのが手作業で葉っぱ集めるだけに・・・」

「まぁそのうちもっと燃費のいいものも考えてあげるよ。ほら、早く葉っぱ集めるか他の組み立てに必要な材料作りにいったら?」

「うーん、おかしい!自動化で楽になったはずなのに楽になってない!!」



・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。









「鉄板以外は一生懸命琶月さんがまごころ込めて作りました。まごころボーナスを頂きたいです。」

「確かに気持ち鉄板が琶月の胸のように平べったい・・・・」

「元々鉄板は平らだし鉄板は機械が作ったものだし!!!!!!!!!」

「いいからはよ収めてHUB組み立てろー!」

「えーんえーん。」

「組み立てはこれで最後だから。」

「そうでした!頑張ります!」

「うーん、この手のひらかえし。」


・・・・。


・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





「組み立てました!!!!!とっても大変でした!!!!!!」

「よろしい。よくやった。ほめてつかわす。」

「んじゃ無線越しの指示もあれだし一回くらい見に行ってやるかー。」




「なんかすごい乗り物が飛んできた!!!!」

「来てあげたよ!!!」

「なんで最初から来てくれなかったんですか?}

「あ、そっか。1人用PODでしたもんね。」

「じゃぁなんで1人用PODもう一個使って一緒に来てくれなかったんですか?」

「そりゃぁそんな未開拓な所にいきなり行きたくないし。ベッドとシャワーと快適なエアコンとジュース飲めるくらいには整ってないと。」

「あーーーあーーあーーーーーー!!!!!」



「っていうかこんな立派な船があるんだったらこれにのって二人で来ればよかったんじゃ・・・」

「発着場がなければこれ使えないから出来ないよ。」

「ご苦労だった!!!!」

「むぎぃぃぃ〜〜〜〜!!!」

「じゃ、次の製造に取り掛かってもらおうか。これからは私も近くで指示してあげるから。指示するだけだけど。」

「むぎぃいいいいいいい!!!!!」


4/19


「私が来たからには労働も効率的に進むことだろう。」

「お、手伝ってくれるんですか?」

「効率的な指示で効率的な労働が行われる。」

「二人しかいないんですから指示しながら働いた方が凄く労働力向上に繋がると思います!!」

「それは琶月の感想ですよね?」

「ああああああああああむかつくうううううう!!!!!!!」



「さぁキビキビ働いた!!次はコンクリート200と鉄板100と鉄のロッド100だよ!!

「同じものばっかり作らされてる〜〜〜〜!!!」

「この資材を収めたらエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社が誇るスーパーでグレートでハイパーな建築物を作れてしまうレシピ」

「具体的には何がスーパーでグレートでハイパーなんですか?」

「それはもうスーパーなところがグレートでハイパーだよ。」

「全然わかんない!!!!!!!!!!!!!!」





「ところで今回から好きな納品タスク?ティア?受けられるみたいですね。まだ見たことないもの納品するように言われてますけど。ネジ500個?なにこれ?」

「とりあえず最初のHUB組み立てまで終えたのであればティア1〜2までの間は好きなものを受けてもいいようにしておいたよ。でも基本的にはティア1の左から順番に進めていくのがいいよ。」

「琶月さん難しい事考えたくないので順当に進めていきます、はい。」

「えーっと、とりあえずこの先も鉄板とか鉄のロッドはいっぱい使うようなので・・・それらを常に生産できる体勢を整えるのが先決ですかね〜?」








「えーとえーと、とりあえず採鉱機置いて、製錬炉置いて、そして製作機おいて・・・・」

「琶月さんだんだん理解出来てきましたよ!!」




「見てください!ジェスターさん!!鉄板と鉄のロッドが勝手にどんどん作られてきます!!!」

「琶月さん、自分の才能が恐ろしい・・・」

「琶月もだんだん私に似てきたね・・・」

「じ、自重します。」

「それどういう意味ーー!!」



スゥーーーーーン・・・



「あれ、何の音です?」

「あ、発電機の燃料がなくなったね。停電してるよ。」

「製作ライン増やしたら燃料の減りが明らかに早くなった!!!!」

「また葉っぱ集めが集まる・・・。このままじゃ製作ライン増やしたところで葉っぱ集めがずっと続くだけ・・・。」

「しょうがないなぁ、燃料効率をあげるレシピを教えてあげよう。」

「本当ですか!!!!」

「さっきのネジ500個作ったらね!!!」

「次回に考えます!!!!!!!!!!!」


4/21



「琶月さんの発電機の燃料用草むしり大会が終わらない。」

「っていうか今気づいたんですけど新しい草が生えてこないせいでどんどん遠くに行かなきゃいけなくなってるんですけど草って生えてこないんですか?」

「草が数日ですぐ生えてくる訳ないじゃん頭あっぱっぱーで草。」

「むぎぃぃいいいつも一言余計〜〜!!」

「とりあえず待てば生えるんですね・・・」

「生えるとは一言も言っていないよ。この惑星では草木を回収したらいくら待っても生えてこないよ。」

「じゃぁどうやって生えてきたんですかこれ・・・。惑星が生まれた時からあったんですか・・?誰かが雑草を植えた・・?え?怖・・。」

※捕捉:本当にゲーム中では再び生えてこない上に大量に草を刈り取ると刈り取った位置がセーブデータに保存され膨大なデータ量になるので適度な所で草むしりを終えた方が本当に良いです。

「じゃーこのままずっと草むしりしてる訳にはいかないですね・・・。何とかならないんですか?」

「まぁ前回も教えた通りもっと燃料が長持ちするものを作るレシピはあるよ。」

「タダでは教えないからネジ500個自力で作ってね!!!」




「あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!(カンカンカンカンカンカンカンカン←ネジを手動で作る音




・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・。





「作りましたよジェスターさん!!!!!ネジ500個!!!あとケーブル100本とコンクリート100個!!!!!」

「鉄のロッドからネジを作るレシピでしたが鉄のロッド自体はもう自動生産してくれてたので助かりました。その鉄のロッドの自動生産の電力は琶月さんが手動で草を積んで・・・アレ、これ自動生産って言うんですかね(ゲシュタルト崩壊」

「良いから早くそこに荷物を置いて。」

「ここですか?ここってジェスターさんが乗ってきた船ですよね?」





「飛んだ!!!!」









「あああーーー琶月さん取り残された!!!!!ジェスターさんもだけど。」

「しばらくしたら帰ってくるから大丈夫だよ。」

「まるで放し飼いのペットみたいな・・・。」

「ともかく早く燃料効率のあがるレシピを教えてください!!!」



「じゃじゃーん!これがエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社が誇るアルティメットウルトラバースト級新素材、個体バイオ燃料!!」

「バックトゥザフューチャー3の機関車に放り投げた圧縮加工燃料を元に作られた。ほら、この若い男が持ってるカラフルな奴。」

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(BTTF3)のネタバレ解説・考察まとめ | RENOTE [リノート]

「ただのぱくりじゃないですか。いけないんですよジェスターさん、そういうのは。」

「全然ちがーう!」

「機嫌を損ねたので今日は寝ます。」

「機嫌直して!」


4/26


「これでどうか機嫌を直して・・・」(ネジ

「ガリガリガリ。うーん、まぁまぁな味。許す。」

「琶月さん、ジェスターさんがネジを食べるということを忘れてました。10年くらい。トイウカ ソノセッテイ マダ イキテタンデスネ」

「鉄分補給みたいなもんだよ。」

「化け物理論。」

「おぉん!?」

「また機嫌損ねる前にどうか個体バイオ燃料についてご教授を!!!」

「しょうがないなぁ。」



「これは葉っぱを圧縮しつつ加工することで燃料効率を各段に向上させたものだよ。葉っぱ→バイオマス→個体バイオ燃料という順番に製造することで完成するよ。」

「葉っぱだけで発電機を動かした場合5分しか持たなかったのが同じ量を個体バイオ燃料に加工して使った場合なんと1時間以上持つようになる。」

「スゴイ!!まさに救世主!」

「・・・・・・・・・・・」

「すいません、これ手作業ですか???????」

「まぁもう紹介した製作機使えば一応自動では作ってくれるけど?倉庫→製作機(葉っぱを材料にバイオマス製作)→製作機(バイオマスを材料に個体バイオ燃料製作)ってやれば。」

「あぁ・・なるほど・・・。そういう風に出来るんですね・・。琶月さんまだ頭の中の自動化がうまく繋がってない。」

「・・・・・・・・・・・・・」

「やっぱり葉っぱ集めるのは手動ですか?」

「それくらいは一杯むしってこーーーーーい!!!」

「ぴえん。」




・・・・。


・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。









「とりあえず追加で製作機を作るだけの資源もなかったので手動で個体バイオ燃料作って発電機に突っ込みました。」

「でも確かに葉っぱだけを投入した時と比較して圧倒的に発電時間が長くなりました!!しばらく燃料は気にしなくてもよさそうです!!」

「エンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社に感謝せよ・・・」

「エンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社のせいでこんな労働させられてるんですけどね。」




「じゃ、改めてこの依頼終わらせて来てね。コンクリート200、鉄板100、鉄のロッド100だよ。」

「んげぇ〜〜〜。とりあえず鉄板と鉄のロッドは自動で生産できる体制整えているのでコンクリートを自動で生産出来るように作らないとですねぇ・・・。」

「とりあえず石灰岩が掘れる現場へ向かいます。拠点からちょっとだけ遠いんですよねぇ」

「あ、向こうで自動生産ライン作るなら電力当然必要になるから電柱建てて頑張って電線引っ張ってね。」

「・・・・・・・・・・・」


・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・。





「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」(←嘆きの労働


4/28


「拠点から石灰岩が取れる所まで頑張ってケーブル引きずり回しながら持ってきました。」

「骨身を惜しまず働くのだ。」

「私も骨身を惜しまず指示しよう!!」

「全然骨身を惜しんでない!」

「なんて言ったら怒られそうなので働きます。」

「もう口にしてるという・・・」

」なので怒ります!」

「なにーーーー!!!」

「情緒不安定!!」





「と、とにかくです・・!何度かやってきたのと同じように自動化の工程を組んでいきます!」

「石灰岩からコンクリートを作る場合は採鉱機から直接製作機にかければOKなんですねー。製錬炉でインゴットにするみたいな工程がないから楽でいいですね〜。」

「じゃぁぺぺっとこのツールでベルトコンベア繋げてっと。」




「おぉ・・・沢山の石灰岩が製作機に運ばれて加工されていく・・・。」




「そしてコンクリートが入っていると思われる袋が沢山・・・!!」

「ところでこれ分類上セメントだと思うんですけど・・・。」

「気のせいだよ。」

「きのせいか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。ほんとかなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」

「コンクリート溜まるまで時間かかるから銅の生産ラインも自動化してきたら!?」

「情緒不安定!」



・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





「自動化しました!!!(早い」




「とりあえず銅鉱脈が二つずつあったのでワイヤーを作るラインとケーブルを作るラインを用意してみました。ケーブルは 銅→銅のインゴット→ワイヤーという順番でワイヤー作った後にそのワイヤーだけを材料にケーブルを作るみたいですが製作機に製作機をくっつければいいんですかね?」

「うん、あってるよ。それで自動的にケーブルが作られてく。」

「琶月さんは理解力が高いなぁ〜〜〜〜すごいな〜〜〜〜〜〜。もしかして琶月さん天才?」

「教える人が凄いんだろうね。」

「ぐぬぬぬ。」



「じゃー後は電線繋げて電気流して稼働させますね。えい。」


バシュゥゥゥウウン


「なんか凄い音聞こえた!!何!?」




「ぶ、ブレーカー遮断!!!??これどういう事ですジェスターさん!!?」

「天才琶月さんなら教えなくても分かる。」

「教え方のうまいジェスターさん、どうか教えてください。」

「しょうがないなぁ!!」

「情緒不安定!」

「あーん!?」

「情緒不安定!」

「じゃ、次回ね。」

「アッ、ハイ」


4/29


「はい明日になりました!!!」

「ブレーカーが落ちたみたいなんですけどどういう意味ですか?」

「ブレーカーが落ちたというのはね・・・」

「ブレーカーが落ちたという意味なんだよ!!」

「ああああああああああああああ全然役に立たない〜〜〜〜〜!!!!」

「ブレーカーが落ちたってことは消費電力が発電量を上回った事を意味してるけどそんなことも分からないの?」

「でぃっどぅ、のう、ぶれーかー?」

「ぴえん。」

「ぴえんと言えば許されると思ったかー!」




「ともかく、ほら。みてごらん。capacityの線がMax Consの線を上回ってるでしょ?capacityが限界許容量を意味していてMax consは全ての機械が動作した時これだけの電力を使うよっていうのを示してる。Productionが現在の消費電力量を示してるよ。」

「Productionの値が消費電力であれば随分ぎざぎざな線を描いていますね?動いたり動いていなかったりする感じですかこれ?」

「材料が届くまでの間に動作を停止してる機械がいくつかあるみたいだからそれでギザギザな波形を描いているのかもね。」

「なるほど・・・じゃーたまたま消費電力が許容量を上回っただけってことでブレーカー元に戻してみますねー。ガチャコン」



バシュゥゥゥウウン

「ブレーカー落ちたー!!!」

「当たり前でしょ!!」

「えーんえーん、どうすればいいんですか?今更節電のために手作業に戻りたくないですよ〜〜〜。」

「解決方法はまぁ簡単だよ。」



「発電量が足りないなら発電機を増やせばいい。」

「あ、すごい単純な解決法。」

「幸い建設するための材料は足りてるようなので隣に増設してみますかー。」




「というわけで拠点に備え付けられていた発電機の隣に更にもう一個発電機を増設!ケーブルを繋いで合計3台の発電機が稼働する状態にしてみました!」

「じゃーブレーカー戻してみますね。今度はちゃんと動きますように・・・!えい!」




「やったーやったーー!!動きましたよジェスターさん!!」

「発電機三つ動かせば全部の機械を作動させるのに必要な電力を生み出せるみたいだね。これからは三つ分の発電機の燃料もきちんと調達し続けるように。」

「・・・・・今燃料の製造手作業なんで結果的に手作業増えてません?」

「鉄と銅とコンクリート自動化出来てるんだから文句いわない!」

「アッ、ハイ」


戻る