----------12時間経過----------- 躾部屋に連れてこられてから12時間が経過した。 長い長い時間をかけて快楽調教を受けたキューは糸の絡まった操り人形のような存在になっていた。 時折激しく腰を震わせ、キューはカプセル型の機械に搭載されたカメラの前でアクメダンスを披露していた。 キュー 「イ゙グゥ゙ゥッッ・・・・」 時折うわ言のように呟く。 もうキューに自我という物は快楽によって溶けてなくなってしまった。 もはやそこはただ快楽によって体を激しく震わせる人形がそこに存在するだけ。 ・・・・・。 また激しく腰を震わせる。常人には堪えられない快楽を受け続けるキュー。 キュー 「ぁぁぁ・・・・・。」 しかし、悲鳴をあげることはせず、ただかすれた声をあげるだけだった・・・。 ・・・。 ・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「・・・・ここまでか。」 「あの娘には、通常の子供には感じられない強い力を感じた。」 「それは私もです。」 「・・・稀に、この快楽調教を受けても自我を保ち必死に抵抗する子もいる。 そのような子は、ある軍事職業に向いている。」 「しかし、この子はその素質が見え隠れしていたが・・・駄目だったようです。」 「いや、しかし始まって1時間まではしっかりと意識を保ち、そして完全に糸の切れた人形になるのに 8時間はかかった。十分すぎる素質だ。」 「ではどうします?すぐに止めて救出しますか?」 「・・・いいや、ノルマは24時間だ。そこをクリアできないようでは我々の求める域には及ばない。」 「ではあの娘はどうします?」 「君の好きなようにするがいい。」 「・・・ククッ、おっと、失礼・・・いや、私はああいう子が好きでね。」 「つくづく君も欲望に溢れた人だ。CHHの街ではよく似合うな。では、私は失礼する。」 「ええ。」 それから数時間。キューはカプセル型の機械の中でひたすら快楽調教を受け続けた。 まる一日経過してようやく解放されたが、また次にあの男による欲望を受け続けることになる。 IF。 この話は、もしもキューがCHHへ訪れてしまった場合に起こってしまう物語。 「以上だ。では、そろそろこの世界線も用はなかろう。ではこの運命を捻じ曲げよう・・・。 ・・・しかし。 たった一つの行動でこうも運命が変わってしまう。クククッ、君達も気をつけたまえよ? 翌朝、早起きしたから普段より早く学校・会社に向かったら不幸にも暴走車に轢かれた。普段通り起きていればこんなことにはならなかった。 ・・・・なんてことも起きるかもしれないからな。」 ・・・・・。 作者 「それでは諸君。またいつか会う日があれば。」 ---Fin もしもキューがCHHに訪れてしまったら----
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