■過去ログ

2020年

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4月〜5月

■備考
三国志13 PK版でのプレイとなります。


7/1


さて、今日から新しい月に入ったので過去の記事は例によって過去ログに移しておきました。
前の記事を参照したい方は上からお願いします!

月も替わって三国志13もまた新たな局面へと入ります。
ジェスターが劉璋に苦しめられていた間、中原の近くに本拠地を構えている袁術もまた苦難の時が訪れます。



袁術は袁紹討伐の機会をずっと伺っており、孫堅パパを失った孫策こと孫家グループが袁術に加わったこともあり今その機が熟したと袁術は考えます。

「袁術と袁紹って頭に同じ袁がついてるけど兄弟なの?」

三國志には劉備と劉表といったしばしば頭に同じ漢字がつくことがありますが必ずしも兄弟や家族というわけではありません。日本でいうところの同じ苗字だけど別に家族ではないみたいな、そんな感じですね。
ただ袁紹と袁術は資料が足りず兄弟なのかどうかは不明ですが少なくとも従弟や兄に相当する程度に血は近いようなので間違いなく親戚の部類であると言えます。

「親戚同士なのに討伐しようと考えるくらいに仲悪いんだね。」

権力闘争の一環ですね。袁家という名家がありましてまぁ端的に言えば正当な後継者として主張出来れば財産的にも兵力的にもメンツ的にもかなり大きなメリットがあります。
ただ袁術より袁紹の方が立場的に強かったっていうこともあり袁紹が袁家の正当な当主であると主張しておりそこから仲違いが始まっています。



まさにこの一言に集約されているといっていいでしょう。すべてはこれです。

「なんと愚かな。このような小さなことで喧嘩するとは。」

ほぉ、権力に固執するジェスターにしては珍しい発言。やはり兄弟や家族は仲良くあるべきですか?

「ん?違う違う。中国大陸もジェスター様がナンバーワンの座を収めるんだからそんな小さな家の当主を巡ったところで意味ないよって言いたかった。」

兄弟愛とか期待した私が馬鹿でした。



家臣より曹操を討伐して領土と兵を飲み込んで袁紹討伐への足掛かりにしようと提案します。確かに決まれば袁紹対抗として大きなアドバンテージを得る事は間違いありません。

「でも曹操も結構イケイケな人だったよね。宝剣は早く返せって思うけど。」

流石金品の出来事についてはよく覚えている。



意気揚々に叩くと宣言して攻撃を開始する袁術。
勿論曹操も黙ってみている訳がなく逆に袁術をたたくために準備を進めます。



そして両者が激突しますが曹操軍側が圧倒し始めます。
実は袁術。元々軍才はなくいわゆる無能の部類。三国志には様々な逸話があったりどんな勢力にも一人くらいは猛将がいたりするのですが袁術にはこれがいない。
一方曹操は曹操自身が神がかり的な戦術眼を持っているのでこの勝負は明らかに袁術サイドが単純に実力に難があった。



袁術自身も戦に参加していたのですが曹操の軍に包囲され瞬く間に壊滅。
配下の奮戦によって確保された退路もとい血路を辿って命からがら退却は果たしました。袁紹討伐の足掛かりをつかむはずが逆に遠のいてしまったわけですね。
袁術は本拠地を移動させ袁紹(黄色い領土の箇所)から逆に遠ざかってしまいます。



その時の状況。
ちなみにこの頃はまだジェスター軍は劉璋軍と戦っていた時でまだ一都市も落とされていなかったときでした。

「劉璋軍はすぐに滅ぼす。見ておれ。」

これは袁術と同じ匂いがする。

さて、なんだかジェスター軍と袁術軍が同じような感じに見えてきたぞ。せめて袁術よりは強くなってくれ、ジェスター軍!!
ではまたの次回。


7/6


今週も三国志のお話を続けます。
さて、前回袁術と曹操が激突。袁紹を討伐するために先に曹操が持つ都市を攻め落して足掛かりにしてしまおうという戦略だったのですが結果は逆に敗北。
むしろ持っていた都市を明け渡すような形になってしまい目的であった袁紹討伐が遠のいてしまいました。

一方そのころジジィは何をしていたのかというと・・・。



本来金3000が定価の名品を農民に5974で売りとばすという悪徳商売を行っていた。君主の給料の1.年3か月分である。

「商売上手!!!!」

悪徳商売の成功を称賛する君主。
ある程度知力が高くなって舌戦にも勝てるようになるとこの悪徳商売で一気に大金を稼ぐことが出来るようになるので金策が凄い楽になる。
溜めたお金は



名品購入から武力などの能力値が上昇するものを購入して能力の底上げをしていく。これによってジジィの武力がもうそろそろ戦闘時には70を突破しようというところまできた。実際の能力値は40程度なのだが名品による武力補正と絆による能力補正で凄いことになってきた。つまり武力70程度の三流武将でも名品と絆を使いこなせば呂布にも勝る武将が作れる。これは結構熱い。

そしてジジィに新たな転機訪れる。




絆を結んだ武将の家に訪問するとたまに発生するイベント。条件はその訪問先の武将の年齢が30以上であるということだけが条件。
このイベントが発生するとこの養子と結婚するかどうか選択することが出来ます。



初対面であって数分程度なのにもう結婚するかどうか決めるなんて時代を考えてもいくらなんでも早すぎる。

「節操なし!!」

意外とそういうの重んじるジェスター。



趙雲や周瑜が言ったらトクン・・なシーンもジジィがいうとセクハラにしか聞こえない。





養子の子も受け入れてジジィと結婚。おそらく怪しい薬でも盛られて正常な思考を失っていたのだろう。



というわけでジジィ結婚。



結婚相手の能力値は基本的には訪問した絆武将の能力値に依存するような形で大体その武将の能力+-8ぐらいの数値になります。呂布や関羽と絆結んで養子貰ったりするとその嫁の武力が100とかになってたりすることもあってとんでもない鬼嫁を貰う事もある。

ちなみにその気になればゲーム内でジェスターと結婚することもできる。

「死にたいのか。」

めっちゃ辛辣で草。
しかしその辛辣な言葉を向ける相手を間違えているかもしれません。
次回、ジェスター軍。再び猛攻を受ける。

「なに!!!!!!!!!!!!!!」

続く!


7/7


大変だ大変だ〜〜。

「なんだね。」




ジェスター軍が攻められてるぞ!!!

「ぬぁーにぃーー!!」

いや、君主なんだから今気づくな。
時は190年。しかし確か189年に都市を失ったばかりだったのでは・・。結構猛攻ペースが速い。やはり都市の数に差が出てきたから兵力の差に物を言わせて一気に攻めに来たって感じか?
しかしそれでも蜀の道は険しいからそう簡単には猛攻出来ないはずなんだが・・・。

「もしかしてこれまずかった?}



「キュピルに全兵力持たせて取られた都市を奪い返しに派遣してた。」

それだ。

それで都市ががら空きになったのを見て逆に攻撃しかけにいったんだ。これはひどい。

「終わってみれば私が正しかったことが証明される!!!」

既に防衛兵力削られまくってる上にキュピルの軍も道中長すぎて士気激減して勝てない状態になってるぞ(
流石にやばいとAIも思ったのか出兵していたキュピルを引っ込めて退却させ始めた。防衛に集中することになった模様。
ただ相変わらず武将選択が下手で防衛の先陣に琶月をまたしても出撃。そして琶月部隊は壊滅。挙句の果てに。



琶月、捕虜になる。草。


「ああああああああああああああ!!!!!助けてーーーーーーーーーーーー!!!!!」

「一応聞いておきたいんだけど捕虜になった武将はどうなるの?」

捕虜となった武将は自力で脱獄するか外交で捕虜返還が成立するまではずっと使えなくなるという認識で良いです。
ただし長い間その武将が捕虜になったままでいいると忠誠心がどんどん下がっていき、その状態で敵が登用してきた場合は相手国に寝返る可能性もあります。寝返る可能性がどれくらいあるかはその武将の義理などのステータスによります。琶月は義理が最重視設定になっているので寝返る事は絶対にないでしょう。

「琶月さんは義理硬い!!!」

登用の他にもどうにも処分に困ったら処断されちゃうこともあります。首ちょんぱってやつです。

「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!やだやだやだやだ助けてええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「うーーるーーさーーいーーー!!!」

久々に聞いたこのやり取り。
まぁ琶月は仮に義理なしだったとしてもステータス的にも登用される可能性は低いでしょう。
そしてメタ的発言にはなっちゃうのですがNPCが歴史イベント以外で処断してくることは歴史イベントがONになっている関係上ないです。OFFにしていると極稀に処断してるのを見たことありますが・・・。
さて、果たしてこの防衛は成功するのか?ここ負けるとかなり厳しいぞジェスター軍!!!次回に続く。


7/14


さて、前回のあらすじ。
劉璋軍に仕返ししようと兵を派遣したジェスター。ところが出兵させたことで都市の守りががら空きとなったのを見るや逆に攻撃を仕掛けてきた劉璋軍。
深刻な人手不足を前にまたも琶月を守りに出させその後捕縛された。

「使えない奴だ・・・。」

「ヒドイ!たすけてーーーー!!」

ジェスター軍で一番強い切り札ともいえる、攻撃に出させていたキュピルを急いで引っ込めて急いで都市の守りに向かわせてはいるものの・・・。



どうやら建寧から出撃させていたのではなく、本拠地である永晶から出陣させていたようでまた長い道のりを歩いて建寧に向かうキュピル。
これでは士気がだだ下がりでまともに防衛できるかどうか怪しい。

「それでもキュピルなら何とかしてくれる。」

キュピルへの謎の厚い信頼。
小説の時のような主人公補正を発揮してくれるのか?

キュピルが建寧にたどり着く前に劉璋軍が建寧に到着し先に都市防衛戦が発生。先陣を務めたのはどこから拾ってきたのか分からないが史実に登場するれっきとした三国武将。名前はマイナーすぎて読めない。
マイナー武将だけあって能力も高くなくこの大軍を前に出来ることはキュピルが到着する時間を稼ぐだけ。
戦闘が始まって数日後にようやくキュピル軍が到着するも。



やはりこの遠征はきつかったか。士気がだだ下がりで同じく士気が下がっているはずの劉璋軍にすら攻防共に劣る結果に。兵力でも負けているためこの時点でこの戦闘は負けが確定している。挙句の果てに増援まで来ているのでこの都市も陥落は時間の問題。

「ななななななにぃーーー!!!!!}

ここが陥落すると1都市vs6都市となるので正直いってかなり厳しいぞジェスター!ここは踏ん張れ!!

「そろそろ亡命の準備をまたせねばならないか・・・。」

Stellarisと全く同じことをするんじゃない。

が、ここで奇跡が。キュピルが天下無双の戦技を発動し士気が回復。攻防も一時的に上がり物凄い勢いで劉璋軍を蹴散らす!
劣勢だった兵力がみるみる劉璋軍の方が減り始め10日後には劉璋軍と兵力が逆転。あっという間の出来事だったのでスクリーンショットを取る暇もなく劉璋軍は壊滅。

「流石キュピル!!!!!!!ここがわが国!!」

亡命の準備はどうした。

今回は辛うじて守りきれたようですがはっきりいってキュピルを攻撃に出させる前より更に兵力が減っている状態なのでいつ二都市目が陥落してもおかしくない状態が続いています。
この三国志13のクリア目的はジェスター軍を導いて天下統一させることが目的ですがここで滅亡されてしまっては元も子もない。西暦200年くらいまでは耐えられる想定だったけれどちょっと早めに参画しないとやばいか。
しかしもうちょっとだけジジィを育成してから望みたいっ・・!!あと1都市になるくらいまでは頑張ってもらうか。本日はここまで。


7/15

大ピンチな状態から危機一髪で脱出できたジェスター軍。前回怒涛の展開でスクリーンショットが取れなかったと言ってましたが一枚だけ残ってました。



本当に辛勝といった形。最後はジェスター自ら出陣して何とか事なきを得たようです。

「天下無双のジェスター!!」

だから辛勝つってんだろ!

なんとか難を逃れたジェスター軍。一方そのころ、ジジィでは1つの転機が訪れていた。



先日結婚した嫁さんとの間に子供が誕生。

「なんちゅー歳の差・・・。」

いや、ジジィこんな見た目だけどまだ年齢24やぞ。老けすぎで草。

「流石に草。」

産まれてきた子供には育成という要素があり、その結果によって能力値が決まるのですが育成は4歳を過ぎないと出来ないのでまたその時が来たら説明します。
そして再びまた転機。



関羽さんのお家にお邪魔するジジィ。




関羽が養子として受け入れていたという女性。勿論こんな人物は実在しない。ここはゲームクオリティー。

「んー?なんかこの展開前にも見たことあるような?まさか。}

はい、その通りです。



ジジィ、再び結婚する。


「最低だーーー!!!こいつ二股かけやがったーーー!!!!」

まぁまぁ(
三国志のこの時代、一夫多妻はごくごく当たり前の事で何も悪い事しているわけではありません。
一応ゲーム上では男性側は三人まで結婚して夫婦となることができます。うらやましいなぁー。

ちなみに今回結婚した嫁さんは関羽の養子ということもあり



武力が83と並の武将に負けないくらいに強い。これで16歳というのだから伸びしろがありすぎる。
恐らく戦場に立つ時は絆補正も入って武力90は超えるだろう。普通に関羽や張飛クラスの武力で化け物すぎる。

前にも言いましたがこの方法で結婚した場合、嫁さんの能力値は訪問した絆武将の能力値に依存します。関羽や張飛、呂布なんかとも絆さえ結べちゃえばそれに匹敵するレベルの武将が最大で三人まで迎え入れられると考えると滅茶苦茶強い。更に子供は嫁一人に対して二人まで作る事が出来るので子供6人、嫁3人、合計9人の猛将をそろえることが出来る可能性を秘めている。全員関羽レベルだったらそれだけで天下狙える。
ただし子育ては正直面倒な要素もかなり多くそう簡単には猛将育てられたりは出来ないのですが・・・それについてはまたその時説明します。
本日はここまで!


7/20


ジェスター軍は劉璋軍に侵略され苦戦し、ジジィが如何わしい二重結婚をしていたところ、三国志の世界でも歴史を左右させる出来事が起きていました。

袁術やら孫堅やら色々なストーリーが展開されていましたがこの人物の事を忘れてはいないだろうか。



そう、董卓。一時期董卓討伐連合が結成され相当数の部隊と兵が攻撃してきたが結局追い返すことに成功し恐怖政治は今もまだ行われ続けている。

「こんな一大巨悪を放置して手ごろな弱者に襲い掛かっていたとは・・・なんたる卑怯者・・・恥を知れ・・。」

ブーメラン。いつも弱者側にいるけど。
この状況に深い憤りを覚えていた王允はある策を立案し実行を移すために貂蝉という王允の養女に位置する娘を呼びます。



王允の立案する策を実現させるためにはどうしても貂蝉の協力が必要・・・しかしこの策を実行に移すということは養女とはいえ娘に汚れ仕事をさせることになります。
しかし貂蝉は王允、そして漢室のためなら喜んで協力すると王允の申し出を受け入れます。ここに董卓をひそかに滅亡させる究極の策が実行されます。



ある日、王允は呂布を招き入れ宴会を儲けます。おだてて呂布が上機嫌になった所で貂蝉を招き入れます。



上機嫌となっていた呂布は遠慮せず呼ぶが良いと言います。
そこに美しい着物で身を包んだ貂蝉が現れます。




その天女にも思える美しい貂蝉を見た呂布は思わず息をのみます。
王允は養女である貂蝉であると伝えると同時に舞いを見せるよう言います。





貂蝉に魅入られた呂布は一目惚れします。これこそ運命の出会い。



が、その運命は作られた運命であり呂布が絶対に惚れるように好みなど何から何まで呂布に合わせていたものであるということ、ましてやそれが王允の策であるだなんて当の本人は勿論知らず策に嵌っていくこととなります。

「我が軍がこんなにも苦労しているというのに色恋沙汰でもめ事起こそうとは・・・不潔・・破廉恥・・・恥を知れ・・・。」

なんだこいつ。
ジェスターの言ってる通り、ここから貂蝉をめぐって修羅場と化す展開が待ち受けているのですがそれはまたの次回で。


7/23

前回のあらすじ。董卓の恐怖政治を終わらせるために王允が一策を献じる。
貂蝉を使って呂布を一目惚れさせたところで前回終わりました。この話、結構長いのでサクサク進めていきます。そして物凄い落ちがあるので・・・。

「夢落ちとか?」

それは最低すぎる。



宴会後、王允は貂蝉を呂布の傍に置いてもらうことは出来ないかと提案。もし貂蝉が呂布の傍にいてあわや結婚まで行ってしまえば王允的にも娘が天下無双の呂布と繋がっているということで権力的にも財産的にも色々メリットがあるゆえの提案・・・っと、呂布にはそう見える。勿論呂布にはそれを断る理由もなくむしろこんな絶世の美女を迎え入れることが出来るのであればこちらからお願いしたいところ。



呂布の快諾。王允は吉日を選んで貂蝉を迎え入れさせるよう準備すると伝えこの日は解散。
ところが王允は即座に董卓との宴会を設け再び貂蝉の舞いを董卓に披露します。



勿論董卓も貂蝉の美貌を気に入ります。その後王允は呂布に言った時と同じように貂蝉を董卓の傍に仕えさせる事は出来ないかと提案します。
その王允の提案に歓喜し貂蝉をさっそく迎え入れます。



呂布の時とは違い、吉日を選ぶなんてことはせずその日のうちに貂蝉を董卓の元へ送られます。
この行動に呂布は当然激怒。自分の元に迎え入れられるはずだった貂蝉が盗られた訳ですから憤慨するのも当たり前です。



王允はそのことについて深く謝罪すると同時に弁明を行います。
元々貂蝉は呂布に送り届ける予定だったのだが董卓に目をつけられてしまいその日のうちに貂蝉が連れ去られてしまったと言います。

「なんという大嘘。自ら貂蝉を董卓に差し出しておいてすさまじい事を言う。」

もし呂布と董卓の間に強い絆があれば嘘を見破られてしまったかもしれませんが董卓も日ごろの行いが悪すぎますし呂布も董卓には財産貰っているから傍にいるだけなのでお互いへの信頼感は皆無に等しいです。
呂布はそれを嘘だとは思わず



董卓が貂蝉を連れ去ったという嘘を信じ込みます。
王允はそうでなければどうして呂布と約束を違えようかとここぞとばかりに呂布への忠誠心をアピール。すっかり嘘を信じ込まされた呂布は董卓に対して深い怒りと不信感を募らせる事となりました。



王允の策ここに成れり。後は時が経てば自然に呂布と董卓の間は引き裂かれる事になるでしょう。

「恐ろしや・・・。」

日ごろの信頼感がこういう時に試される訳ですね。ジェスターも腹心に裏切られないように。

「裏切ったものには死罪だと普段から言いふらしてるからみんな怖くて裏切らないよ。」

既に裏切られフラグ立ってるじゃねーか!続く(


7/28

「家政婦は見た。貂蝉を巡った泥沼愛情激!」

はい(
貂蝉を巡った三角関係の裏でちょうどジェスター軍が劉璋軍にボコられてるのが笑える。
この話長いのでちんたら進めてるといつまでたっても終わらないのでサクサク進めます。前回王允が呂布と董卓に貂蝉を引き合わせ二人とも貂蝉を傍に仕えさせてくれないかと打診します。
実際貂蝉は董卓の元へ行った訳ですがそれ知った呂布は王允に詰めかけたところ董卓が無理やり連れ去ったと嘘を言い呂布に董卓への怒りの感情を仕込むことに成功します。



そんなある日、偶然宮中で呂布と貂蝉が出会います。
貂蝉は董卓の非行にもう耐えられないと嘆き、最後に呂布に一目会うことが出来たからこれでもう思い残すことはないと言うと池に身を投げて自殺しようとします。
慌ててそれを呂布が引き止めます。貂蝉が悲しみに暮れているのは全て董卓のせい。董卓が生きている限り呂布と貂蝉が結ばれることはない。貂蝉にもそう諭された呂布は・・・



呂布が董卓を討ちとる事を貂蝉に約束します。それを聞いて貂蝉は泣いて喜びその約束が果たされることを切に願います。
一方そのころ、董卓の元に呂布と貂蝉が密会していたことを知り激怒します。腹心の李儒に呂布を極刑に処すよう命じますが慌てて李儒がそれを止めます。
董卓討伐連合もとい、周りの城主が董卓に手を出せずにいるのは天下無双の呂布がいるからこそでその呂布を自ら処刑してしまっては身を守る術がなくなるからです。
説得を受けた董卓は考え直し、不問にするが今後貂蝉には合わないようにだけしろと伝えます。が、李儒は



懐の広さを示すためにも貂蝉を呂布に与えるよう進言します。そうすれば呂布も更なる忠誠を董卓に示す事でしょうと言いますがこれに董卓は激怒。
自分の妻をくれてやる男がどこにいるかと李儒の進言を拒否します。そして去る董卓の背中を見て一言。



「ああ、我らは女一人の手にかかって滅びるのか。」と

「この李儒という男は見抜いているね。」

見抜いていますね。ここで貂蝉を呂布に与えていたらこの先の出来事は間違いなく回避できたことでしょう。
ある日、嘘の会合に招かれた董卓はわずかな兵を連れて外出しますが到達した場所には武装した兵が待ち受けています。



王允が逆賊、董卓を討つよう兵に命じます。



叫ぶ董卓!



近くにいた呂布が董卓の命令を受けて武器を振り上げます!
しかしその武器が振り下ろされた先にいたのは謀反を行った兵・・・ではなく。



董卓へと振り落とされあえなく董卓は討ち死にあうのであった。
この謀反により董卓の悪逆非道な政治は終わりを迎え世に平穏が戻る事になります。

「いやぁ凄い話だ。貂蝉と王允二人だけであの董卓を実質討った事になるよねこれ。何十万人と兵を引き連れていた董卓討伐連合とはいったい何だったのか。」

そう思いますよね。
でもこれ、凄い落ちがあるんです。

「落ち?何それ?」

というのもですね、これ作り話なんですよ。

「なにっーーーー!!!私は嘘を教えられていたのか!!!!そいつを処刑せよ!!!!」

早まらないで。これは三国志演義という書籍が元となっている作り話で実際の歴史の流れに脚色を咥えて読者を楽しませようとした一種のエンターテイメントみたいなものです。
本当の歴史には貂蝉は存在せず、単純に董卓の怒りを呂布が買ってしまって厳罰を受け不満を覚えていた所を王允がそそのかして謀反させて董卓を討ちとったっというお話です。
間に貂蝉はいませんが王允が動いたことで呂布に董卓を討ちとらせたという流れ自体は事実かつ一緒です。
三国志シリーズは三国志演義を元にして作られているので往々にしてこういうちょっと嘘話が混じっているのでこれが史実だと思わないように注意は必要です。

「うーん、これが実話だったら凄く面白かったんだけどなぁ・・・。」

まぁ実話ベースのお話もいっぱい三国志にはあります。董卓討伐連合の下りとかは実話なのでちょっと脚色化されてるお話が合った時は今回みたいに教えます。
っというわけで長かった董卓政権はこれにて終了。新たな戦乱の幕開けとなりますがそれはまたの次回。