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1/5



[布の材料が手に入る場所を聞いて向かわされた場所が・・・」



「何でこんな不気味な洞窟なんですか?????」

「あーおほん。そのまえに1つ挨拶させて。新年あけましておめでとうございます。」

「あ、これはどうもご丁寧に。新年あけましておめでとうございます。」

「今年はエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社が更なる飛躍の年になるよう社長の私も頑張っていきたい所存です!」

「なんと、ついにジェスターさんも働くというのですか?」

「手始めに納品ノルマを二倍にします。さぁ、頑張れ。」

「きれそう。」

「というわけで挨拶は終わり。布を作る材料は菌糸から作れるよ。」

「えっ。菌糸から布って作れるんです????」

「まぁメタ的な事言うと実証実験段階だけど地球でも研究されてるみたいだね。地球にやさしいっていうことで注目されてるよ。」

「つまり菌糸で作った布を販売すればエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社は地球にやさしいクリーンな会社だと名乗る事ができます。」

「さぁ、この惑星の菌糸をチェーンソーで根こそぎ刈り取ってこい。」

「この惑星には全然優しくない。」




「えーっと、葉っぱしか判定でないんですけどこれをチェーンソーで切り取ればいいんですか?」

「本当は葉っぱを切り取っても葉しか手に入らないんだけど破壊と同時に葉の周辺にあるキノコも一緒に刈り取られてそれで菌糸が手に入るよ。」

「あ、なるほど。じゃーどんどん刈り取っていきますねー。」

「ん?なんかカサカサって音聞こえません?」





「ギャァッーーーーーー!!!!すっごいきもい蜘蛛!!」

「なんだこれぇ!すっげぇきもいデザインだな!」

「どこかで聞いたことあるセリフ。いやいや、こんなこと言ってる場合じゃない。この琶月さんソードで退治!!あ、一撃で蜘蛛死んだ・・・」

「うえぇぇ、しかも倒したら内臓落としてった。気持ち悪いぃ・・・。こんなところ長居したくありません。菌糸必要量集めたらさっさと出ます。」

「ちなみに蜘蛛が極限まで苦手な人のために蜘蛛の見た目を猫に変えるオプションがあるよ(※本当にゲーム内であります

「猫ちゃんを攻撃するのはそれはそれで気が引けますねぇ・・・」








「はぁやれやれ集め終わりました。これを工作台で作ればいいんですね?」

「別に態々手作業で作らなくても組み立て台で生産してもいいよ。せっかく本拠地内にレシピ切り替えて自由に自動で作ってもらうためのもの用意したんだから」

「あ、そっかぁ。」



「やっぱこういう時自由にレシピ切り替えて材料だけ流し込んで自動的に作ってもらえるのは便利ですね。」




「というわけで納品します。」

「優秀な社員。」

「優秀賞ください。」

「甘えるな。」

「この会社社員に全然優しくない。あれ??ってか琶月さんただのお手伝いさんとして来ただけだったはずなんですけど???????」


1/10



「前回のあらすじ。琶月さん一生懸命布作りました。」



「報酬はガスマスク!!たまに惑星上にあるガス地帯を安全に抜けられるようになるよ。」

「最初から支給してください。」

「なお除去フィルターは別売りとなっています。そちらは自前で作って用意してください。」

「最初から支給してください。」

「あっ、コピペ!!」

「琶月さんはもっとまともな所で怒りたいです!」

「で、次の納品物はこれなんだけど。」

「この白い悪魔は人使いがあらいな〜〜〜も〜〜〜。あれ、でもこれ納品しようと思えば納品できそうですね・・・。ちょっとおまちを。」



・・・・。


・・・・・・・・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





「ふぅ、納品っと。あれ、なんか三つ四つくらい一気に進んだ気がするなぁ。」

「優秀な社員を持って嬉しいよ。会社の予算が潤沢になってきたからロケットを塗装してみたよ。」




「素敵なカラーリングだぁ。」

「ただ自分色にしただけでしょ。」



「それでいよいよこのティア帯最後ですね。」

「報酬駅ってどういうことですか?琶月さん市長にでもなるの?」

「今車で輸送してるけどそこに鉄道も使えるようになるよって事だね。」

「おお・・・琶月さんそういういかにも工業って感じなの好きです。」

「でもこれ納品凄く大変じゃありません?コンピューターの納品求められてますよ。探索で拾えたコンピューターの在庫はもうありませんよ。」

「そろそろ自前でコンピューター作らないとね。ブランド名考えておこ。」

「工場ラインの方を考えてください。で、えーっと改めてコンピューターの材料確認してみましょうか。」



「うぇー、凄い大量のネジ求められてたりこれ結構大変ですねぇ・・・」

「別の材料を使って作る事もできるね。回路基板とクイックワイヤーとゴムでも作れる。」

「総合的に見た感じではそっちの方が楽っぽそうですね・・・。」

「でも回路基板って作ったことないんですよね。どうやって作るんでしょうか。確認してみましょう。」



「うーん、こっちもこっちで素材が重いですねぇ。ただプラスチックとクイックワイヤーの二点だけで作れるならこれが一番楽なように見えます。幸いプラスチックならもう量産していますしコンピューターの製造でゴムが必要になるという部分も原油精製所の近くで作れれば両方賄えそうです。」

「加えてコンピューターで更にクイックワイヤーを使うので実質原油精製施設の近くでカテリウム鉱脈を見つけてクイックワイヤーを生産出来れば思ったより簡単に作れるかもしれません。」

「さっそく近くにカテリウム鉱脈があるかチェックします!車でいってきまーす。」



「いってらっしゃーい。」

「いつこんなの作ったんですか??????」


1/12

「というわけで・・・・」



「コンピューターを作るためにカテリウム鉱脈を探しに行きます!!」

「出来上がったコンピューターは某りんご製品より安く売って琶月さん大儲けします。」

「こらー!うちの製品を勝手に売るな〜!」

「アァン。早く独立したい・・・」



「それはそれとして思いのほか近くにカテリウム鉱脈がありました!!高純度でかなりの鉱石を採掘できそうです!!」

「ここでカテリウムインゴットを生産して向こうの原油精製施設の近くの崖でクイックワイヤーにしたり色々変換して使っていく感じがよさそうですね。」



「というわけでさっそく建築していきます!!で、上の写真が建築前のもので・・・・」

「はい、どん」



「カテリウムインゴットを生産する工場の土台を作りました。ちゃんと飛び出てる部分は太い柱で補強してて安心設計!」

「別に柱置かなくても問題ないのに几帳面だね。」

「私はどこぞの社長さんと違って安全性を重視するので・・・」

「エンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社もスゴクアンゼン!!」

「ほんとかなぁ・・・・」

「とりあえずカテリウムインゴットを大量生産する構えを取っていきましょうか。」

「はいどん。」



「雑に一杯並べたなぁ・・・」

「ちゃんと色も塗って何の鉱石を作っているか分かりやすくしていますよ〜〜〜〜。」

「後は壁とか天井も作らなきゃですね。野ざらしは琶月さんしないタイプです。」

「そしてオシャレな建築にも目覚めてますからね。」



「ほ〜〜〜らなんかオシャレな窓ガラス!」



「なんか先鋭的な感じになりました!!」

「そうかな・・・そうかも・・・」

「もっと褒めて。」

「すごい!!」

「表情があってない!」



「ちなみに外から見るとこんな感じです。



「そしてベルトコンベア用の穴を通して・・・・」



「通用口もまだ作り途中ですが用意しました。このベルトコンベアに乗ってカテリウムインゴットが原油精製施設の近くまで運ばれてクイックワイヤーを生産していくといった感じです。

「なんか一気に建築進みましたね。疲れたので今日はここまでです。」

「あ、こらーー!!投げやりーーー!!」


1/17

「え〜というわけで今日はコンピューターを作るために回路基板を作っていきたいと思います。」

「前回はその回路基板を作るために必要となるクイックワイヤー・・・の元となるカテリウム鉱石の採掘とそのインゴットを生産する建物を作りましたね。」

「なんか妹の旦那さんの親戚の叔母の知り合いに〜みたいな感じの文面ですね。」

「回路基板まだ〜〜〜??」

「あぁ〜!もう人手が足りない!!なっつちゃん呼んだらどうです?」

「コンピューターまだ〜〜〜????」

「ああああああああああああああキレソウ」

「とりあえず回路基板とコンピューターを組み立てる機械だけ先に置いちゃいますか・・・えーっと、プラスチックとゴムを使うのでやはり原油精製施設に老いちゃうのが一番ですねぇ・・・では・・。」



「ドン。琶月さんの計算では回路基板を作る組み立て機は4つ以上あるとロスなくぴったり作れるということが分かっています。正確には3.いくつって感じなので余った分は在庫として本部に回路基板のまま輸送しようと思います。」

「そして一番左のでっっっかい組み立て装置がコンピューターを作る機械ですねぇ。」



「裏側はこうなっています。正直スペースがちょっと足りなくてだいぶ複雑なベルトコンベアになってしまいました。高低差激しくてちょっと複雑な感じになっちゃいましたねぇ。」



「あと回路基板とコンピューターを作る関係上ゴムとプラスチックの必要量が増えてしまって生産が間に合わないという事も分かってしまいました。なのでオーバークロックをかけて生産量を上げています。消費電力がイタイ・・・」

「そしてプラスチックとゴムの生産が増えた事で廃重油の排出量も増え、この排出がネックとなって生産量が落ちるという負のスパイラルに突入。この問題を解決するために廃重油を加工して燃料を作っている精製施設の生産量を増やし、更に追加の燃料入り容器を生産することで帳尻を合わせています。何なんですかこの負のスパイラル?」



「最終的に生産台数を増やしつつクロックスピードを91.%とかいう凄い厳密な計算をすることでなんとか1:1生産が出来るようになりました。これ本当しんどかった・・・・。」



「とはいえ苦労したかいもあって下地は無事出来上がりました!後はクイックワイヤーをここに流し込むだけで回路基板とコンピューターが作れる状態です!」

「ご苦労さん。クイックワイヤーはどうやって運ぶ予定なの?」

「うーん、そうですねぇ・・・。一度加工しなければいけないのですが・・・とにもかくにも輸送する方法を考えないといけないですね。大した距離じゃないので流石にトラックは使わずベルトコンベアで輸送したいところですね・・・。」



「とりあえず道とか橋とか一杯作って輸送の基盤を整えていきますか。」

「琶月ってほんと形から入るの好きだよね。」

「形って大事ですよ。」

「流石胸の形が奇跡的なまでに平らな人の言うセリフは違う・・・・」

「セクハラぁぁあああああ!!!!!!!!!」


1/24

「前回に引き続きコンピューターを作るために建造を続けていきます!」

「ただですねぇ、色々計算した結果プラスチックとゴムの生産量がやはり足りなくて増産するために更に精製施設を増設する必要がありそうでした。」



「なのでここに新たな海上プラットフォームを作ってそこに沢山原油精製施設を作ろうと思います!!」

「うう、これが日本だったら琶月さん超大金持ちになっていたのに・・・・」

「ガソリンスタンドで働いて「このガソリンが自分のものだったら今頃大金持ちなのに」って言っているようなもん。」

「オォン!」

「オォンってなんだよぉー!!!」




「心を無にして働きます。ズドドドドドドドドドン。」



「出来た!!」

「早い。」

「こうやって鉄骨のプラットフォームが水上に並んでいると結構威圧感あるね。まぁまぁそれっぽくは見えるよ。」

「おやおや、いつもは辛口評価なジェスターさんが褒めていますよ。」

「褒めるだけ。」

「もっと報酬で褒めて・・・」



「ともかく・・・。二つ目のプラットフォームにも原油パイプを接続します。」

「ただ流石に原油消費量も爆増して1つの原油採掘ポンプでは賄いきれなくなってしまって二つ目の原油ポイントからもくみ上げを開始しました。凄い勢いで環境汚染している気がしますが許して・・・」


「最終的にはこんな感じになりました。かなり複雑な水上プラットフォーム!!」



「ちょっと角度を変えるとこんな感じ。一つ一つ建築パーツを繋ぎ合わせてこうなっている訳で・・・結構途方もない作業を沢山続けたんだなぁって感じがします。」

「琶月さんの労働力を称えてほしいですね。」

「琶月一人で十分だということがよくわかった。」

「ああああああああああああああちがううううううううううううううう」

「で、いつコンピューター作ってくれるの?」

「うーん、原油から作れるプラスチックとゴムはこれで準備OKなのですがあとは銅のシートとかが必要になるのでそっちの問題ですね。」

「幸い近くに銅の鉱脈があったのでそこから採掘すれば必要素材は捻出できそうです。」

「ただ問題は鋼鉄工場を超えるスーパーメガファクトリーを建造しなければならないという凄まじい人的コストが・・・」

「琶月も自画自賛したスーパー労働力で頑張って!!」

「すぐそういう所ついてくるうううううううううううううううう。」


1/27

「納期が押して来てるぞーーー。急いでこんぴゅーたーを用意しろーー。」

「ではジェスターさんも手伝ってください。」

「手伝ってるよ。主に応援と指示。」

「ファ・イ・ト!ファ・イ・ト!」

「あああああああああむかつくうううううううう」



「とにもかくにも銅を素材とする資材を生産していきます。」

「何はともあれ銅を採掘してインゴットを作る必要がありますね。原油精製施設からすぐ近くに銅の鉱脈があるので採鉱機を設置して製錬炉も置いて銅のインゴットを・・・」

「あれ、今計算してたんですけどこれ銅のインゴットの生産量足りないですね・・・。でも近くにはもう銅の鉱脈ないですしどうしよう・・。オーバークロックする?」

「あーまちなさいまちなさい。もっと銅のインゴットを生産出来る方法があるよ。」

「本当ですか〜?」

「怪しんでいるのでもう話さない。」

「あああああああああああごめんなさいいいいい。」

「鋳造炉に銅の鉱石と鉄の鉱石を流し込めばより多くの銅のインゴットを作れるよ。」



「あ、本当だ。凄い!」

「・・・・あの、銅に鉄を混ぜてるってその時点で銅のインゴットじゃないような?銅鉄合金?」

「細かい事は気にしちゃいけないよ。」

「決してかさましだとかそんなんじゃない。」

「重大不正な予感!」



「ともかく工場の建設を進めます。」

「次にクイックワイヤーを作らないといけないのですがクイックワイヤーは銅のインゴットとカテリウムインゴットを混ぜる事で更に多く作れるようなので今回は組み立て機で生産しようと思います。」

「カテリウムインゴットだけでもクイックワイヤーは作れるのですがコンピューターと回路基板それぞれに物凄い数のクイックワイヤーを要求されているので混ぜないと本当に足りないんですよ。」



「というわけで銅のインゴットを作っている工場の近くまでカテリウムインゴットをベルトコンベアで輸送します。わぁ凄い長いベルトコンベア!」

「野ざらし。潮風で錆びる。減点。」

「海じゃないってジェスターさん自身が言ってたでしょ〜〜〜。」



「カテリウムインゴットを運搬させる準備が出来たら今度は銅のインゴットの方も準備。こちらは床下を通してスペースを節約。」



「最終的にこんな漢字になりました。黄色の組み立て機でクイックワイヤーを量産している漢字ですね〜。後はここで作ったクイックワイヤーを原油精製施設の方まで流し込めば回路基板とコンピューターは作れるはずです。」

「さくっと繋げちゃいましょう。」



「繋げました!(早い」



「原油精製施設側で見るとこんな感じ。中々にメカニカル!!」

「なお今日の更新分だけでもここまで建設するのに8時間くらいかかりました。琶月さん超疲れたので今日はここまでです。」

「あ、こらー!!早くコンピューター納品しろーーー!!」


1/31


「というわけで今日こそコンピューターを納品します。」

「早く頼むよ〜〜〜。もう一回頭を下げているんだ。」

「ジェスターさんが頭を下げる!!!!!それはそれで見てみたかった・・・。」

「まぁ下げたのは私じゃなくて先方なんだけど。」

「何で??????????」



「それよりほら、みてください。コンピューターの生産が始まりましたよ!!」

「あんなでっかい製造機に大量の資材を流しいれて30秒後くらいにぷりっと1つだけ生み出されているのが何ともいえない感ありますね・・・・。」



「材料流し込む方です。凄い勢いで流し込まれて行く資材達!!コンピューターと同じくらいの大きさの資材をたらふく流し込んでどうしてあんなサイズのもの一個しか生み出されないのでしょう??」

「企業秘密。」

「横領とか着服とかしてませんよねぇ??」



「ともかく輸送ラインにコンピューターが入るようになってこれで安定してコンピューターを生産出来るようになりました。」

「りんごコンピューターにはもう負けません。新OSとしてHATUKIをリリースします。」

「セキュリティとか琶月の胸並にぺらっぺらっぽそう」

「オォォォォォン!!」



「初めてのコンピューター輸送なのでトラクターの後を手動でついていきます。」




「そして保管庫へ。数こそ多くは有りませんがしっかり10個弱のコンピューターが格納されています!!」

「やっとこれでコンピューター納品できるね。これで先方も頭をもう下げずにすむね。」

「だから何でお客さんが頭下げてるんです?????????」


2/7



「前回琶月コンピューターを納品したところで終わりましたね。」

「いいえ。あれはジェスコンピューターです。」

「正式名称はエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社製スタンダードクラスジェスコンピューターバージョン1.1de luxeです!」

「くそながねーむつけるの好きなんですか??」

「というか私が一生懸命コンピューター製造ライン作っていた間、ジェスターさんは何してたんです?ちゃんと仕事していましたか?」

「失敬な。仕事していたよ。」

「具体的には?」



「建物をエンパイアステートビジネスジェスター社に相応しい見た目に変えてたよ!!」

「うわ、いつのまに。」

「真っ白のカラーリングの合間合間に見える黒いペイントは腹黒さを表しているんですかね・・・・」

「あん?」

「ひえ、何でもないです。」

「元気な社員には相応しい任務をあたえよう。次はヘビーモジュラーフレームを量産して。」

「うえぇぇぇーー・・・。あれ作るの凄い面倒だった記憶があるんですけどー・・・」

「人の嫌がる事を積極的にやりましょう!」

「やられて嫌な気持ちになることを積極的にしてきてますよね。」



「というわけで材料を改めて確認しにきたのですが・・・。うーん、この中で一番マシな方法は真ん中のネジを使わない方法ですかねぇ。要求されるネジの数が多すぎてあんまり現実的じゃないんですよね・・・。そもそもモジュラーフレーム自体にもネジを使ったりするのでヘビーモジュラーフレームにまでネジを使うとなると膨大な消費量になるので・・・。」

「殆どの部品が鋼鉄品を生産している工場にいけば用意できるのでそこに作るのが一番無難そうですね。」

「途方もない作業になりそうですが頑張っていきましょうか。ではさっそく鋼鉄品作ってる工場の二階に建設を開始したいと思います。初めての二層式工場ですね。」




「まずはヘビーモジュラーフレームを作るのに必要な資材の生産から取り掛かっていきます。ぱぱっとネジを作る製作台とモジュラーフレームを作る組み立て機を作りました。ここを中心とて周りを固めていきます。」



「ちなみに横から見るとこんな感じです。どうやって二階の土台部分を支えているのか大変不思議な構造です。」

「エンパイアステートビジネスジェスター社製の床は固い!強度抜群!」

「抜群の域を超えている!」



「ちなみに工場長のパラサウロロフスさんも見ています。あれ?パラサウロロフスじゃなくてファンさんでしたっけ?」

ファン「だから僕じゃないって何度もイッテマスヨ」

「流し込んでる鉱石全然足りなくない?ってかこれインゴットだけだね。鋼鉄のインゴットはどうやって用意するの?」

「それはこれから考えます・・・」


2/9

「今日も今日とて工場を建設します。うーん、今日は凄い重労働になる予感がするぞ〜〜〜。今日は鋳造炉置くところからですね」

「力技でえいやと鋳造炉を大量に置きます。えいや。」



「ドンッ。おうふ・・・これは凄まじく強烈・・・。もうこの時点で凄い。」

「鉄鉱石はちょうど一階部分で採掘しているのでそのいくつかを二階に持って行きます。」

「オーバークロックしまくりで電力消費がやばい。」




「石炭も一階の部分に配っていたところに分岐機を置いて半分を二階に持って行きます。」

「当然そのまま分配しては一階部分で石炭不足がおきるので例によってまたオーバークロックで石炭の生産量を二倍にしてベルトコンベアも上位のものにして大量のものを輸送できるように強化しています。琶月式ごり押し術。」



「ちなみに鉄鉱石やっぱり足りなかったので別の所から掘り出して運び出しています。仕方ない・・・この鉄鉱石はネジ生産用のものですね〜。」




「ともかく鋼鉄のインゴットの生産の所まではできるように!!



「前うから見た感じ。もう何がなにやら。」



「ネジ生産ライン。製作機6台体制でネジを大量生産しています。」

「分間240個ものネジが生産されていてそれを1つのベルトコンベアに集約されていくので静止画では分かりにくいですが物凄いスピードで運ばれてってます。遠心力でネジぶっ飛びそう。」

「ただこれだけネジ生産してもまだネジが足りないっていう・・・。どこでこんな大量にネジ使ってるんです?というかもうネジで資材が出来上がっているんですかね?????」



「結局鉄のインゴットから作るネジだけではどうあがいても足りなくて鋼鉄のインゴットからネジも作ることになりました。ちょっともったいない気がしますが時間単位当たりの効率は最高効率です。」




「その結果このような大量のネジ生産工場みたいなことに・・・。何でこんなに大量のネジを使うんですかねぇ・・・意味が分からないですねぇ・・・。」




「真上から見るとこんな感じです。でも意外と思いのほかコンパクトにまとまっています。」

「ネジ、コンクリート、鋼鉄のパイプ、フレーム、それぞれ必要な資材の生産が出来るようになったのでいよいよ製造機を置いてヘビーモジュラーフレームを作るときです。」



「そうして生産されたのがこちらのヘビーモジュラーフレーム。本当にあれだけのネジを必要とする必要がありましたか?????」

「実はジェスターさんがおやつように横領してたりしませんよね?」

「そんなことないよ(ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ」

「あーあーあー!!!ネジ食べてるーーーー!!!!」

「ジェスターさんがネジを食べるなんて設定覚えてる人いないでしょうから今これ見て仰天する人多いのでは???????」


2/22

「なんか久しぶりに働きにいくきがする。」

「なんでかなーーーなんでだろーーー。」

「休んだ分まで働こう!!!!!!!」

「休んだの私のせいではないのでは???」

「連帯責任!」

「そんな。」

「えーっと、前回はヘビーモジュラーフレームを作れるようになったところまで進めたんでしたっけ。」

「そうだね。200個くらい納品してほしいんだけどいける?」

「待てば生産される状態とはいえ生産スピードは100%でも遅い方なので時間かかりますね・・・。」




「待っている間ちょっと壁と屋根作りましょうか。パラサウロロフスさんが何度も敷地内に侵入してきては作業の邪魔になっているので・・・・。」

「ヴァー(パラサウロロフス役」



「まずは壁をしっかり立てて行きつつ少し外観にも気を使っていこうと思います。屋根もとりあえず仮の形で置いていきます。」



「中々いい感じなのではないでしょうか。」

「パイプがあるね。なんか液体でも取り扱ってたっけ?」

「いえ、これはただの飾りです。なんかパイプあったほうが工場っぽいでしょう?」

「かっ〜〜〜!資源の無駄遣い!」

「ぴえん。」



「ジェットパックを慎重に操作しながら屋根を取り付けていきます。」

「うっかり落ちたら琶月さん死んじゃうので気をつけます。」

「既に何回か琶月が死んだのを見たことあるから死んでも大丈夫なのでは。」

「もっと従業員の命を大切にして。」



「屋根から見た景色。」

「こうやってみるとこの建物に限らず壁と屋根がちゃんと設置出来てない建物多い・・・。ここ作ったら他の建物にも壁と屋根作ってあげないとですね・・。」

「張りぼては有用だけどここでは張りぼてにしなくてもいいんだよ。」

「有用ってどっかで張りぼてで何か見せかけの物でも用意してるんです???」



「屋根の部分の作りこみを続けていきます。ただただ屋根っぽい形にしないでちょっとひし形みたいな形の屋根を作ってみようと思います。」

「こればかしは完成形見ないとイメージつかないと思うので・・・・どん。」



「中々いい感じじゃないですか〜〜〜これ?琶月さん的には力作ですよ〜〜〜。」

「建物の見た目がいいと何か生産効率上がります?」

「琶月さんの気分が上がります。」



「ちなみに内装部分。まぁシンプルに外の景色が見れますって感じです。」



「よく車でも来るのでせっかくなので駐車場でも作ってみました。トラックは・・・まぁ予備ってことで。」




「改めて近くで見た感じがこんな感じです!とりあえずはちゃんとした建物になって琶月さんとしては嬉しい限り。オシャレは大事だと思います。」

「本当にオシャレ?って突っ込まれると返答に苦慮しますが豆腐型よりはマシでしょう??」



「中から見た別の写真ですがまぁこのだだっぴろい空間を有効活用出来てるとは言い難いですが裏を返せば解放感あっていいでしょう。」

「ものはいいようだなぁ。」

「あ、そうこうしているうちにヘビーモジュラーフレーム出来上がってるね。んじゃもってくよ〜〜。」

「納品物よりもっと琶月さんの力作の建物褒めて〜〜〜。」


2/28

[ふぅ・・・・」

「何一息ついてるの?」

「いやぁ・・・また電力が足りなくなってきたので・・・。」



「これでもかと石炭火力発電所を増やしていました・・・・。わぁ・・・琶月さん凄く環境に悪い事してる・・・・。」

「流石にこの数は草。」

「エンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社が成長すればヨシッ!」

「SNSとか絶対炎上してそう。」




「一応遠くから見るとこんな感じです。これ以上拡張するには採鉱機を更にアップグレードして石炭の採掘量を増やさないと拡張できなさそうです。」

「大丈夫、今MK3を開発中だから。そしたらまだまだ拡張出来るね。」

「ジェスターさんのせいでこの惑星が死にそう。」

「ところで次の納品はまだ?」

「あーはいはい。ちゃんと準備していますよ。前回は鋼鉄系の製品が出来上がるのを待っている間に屋根とか作っていましたが・・・」



「そうしている間に資材も貯まったので持ち帰って拠点の製造機で最終系の部品をくみ上げています。なんか部屋が暗いから怪しい製品作っているようにしか見えない。」




「そうして出来上がったのがこちらモジュラーエンジン。軌道エレベーターで打ち上げる必要のある精密部品の1つですね。」

「よろしい。ちゃんと進めているね。」

「あともう一種類だね。」

「自律制御ユニットでしたよね、確か。あのまんまるのやつ。あれ作る過程確認してみたら想像できないくらいに複雑な工程でとてもじゃないですがまだ作れそうにないです。

「なんだとー!って普段なら怒ってやりたいところだけどこれは本当に難しいから仕方ない!!」

「いやめっちゃ怒ってる怒ってる。」

「怒ってないよ。」

「本当だ!」

「じゃぁ早く作るために新しい工場作ろう!!!」

「やっぱり怒ってる!!」

「えーっと、あれですね・・・。以前にも研究のために石英結晶掘ってましたけどそこから作れる部品が本格的に必要になりますね・・・・。」



「ここに来るのは本当に久しぶりですね。いよいよここを本格的に手を出す事になりそうです。」

「きりが良いので今回はここまで。」

「きれそう。」

「沸点が低い。」


3/2

「さて、それじゃ今日も工場作りますかー・・・。」



「前回は石英水晶を採掘出来る所に戻ってきましたね。例の自立制御ユニットを作るにはこの石英水晶から作れる水晶発振器が必要不可欠となります。

「作製するには鉱石的には石英+鉄+銅となんか妙に散らばっていて本当に作りにくいんですよねぇ・・。残念ながらこの近くに鉄はあっても銅がなくてここで生産するのはかなりしんどそうです。というか石英の周りが何もなさすぎる。」

「銅を必要としているのはこのケーブルか。」

「ケーブルを作るにはワイヤーがいてそのワイヤーを作るには銅がいるけど鉄からワイヤーを作る代替レシピを用意しておいたよ。」

「それってちゃんとワイヤーの役割果たしてくれます?」

「まぁ伝導率は落ちるだろうけど私がワイヤーといったらこれはワイヤーだよ。」

「粗悪品として返品されそう!!!」



「だ、だがしかし・・・。本当にこの近くに銅がないので・・・。運搬の苦労を考えると鉄からワイヤーを作ってケーブル用意したほうが楽なのは事実・・・。仕方がありません。ここは鉄鉱脈のある場所に新たな工場を建設し、そこでケーブルと強化鉄板の生産を行いつつ水晶発振器の生産も行いましょう。」



「というわけで建設開始です。ここで生産するのは本当にシンプルなものなので工場もシンプルな作りにします。地味に背景にパラサウロロフス工場見えてますね・・・。」

「では一気に・・・どん。」



「なんかオシャレな感じの工場に!いや、工場というかオフィス????」



「ちょっとスタッフ〜〜〜。この建物屋根ついてないよ〜〜〜。」

「機材をあらかた配置したらちゃんと屋根つけます。」



「もう慣れた工程なのでケーブルと強化鉄板の生産はあっさり完了。これをベルトコンベアで流して建物の外にある輸送ステーションへ流していきます。」



「最後に屋根もつけて・・・完成!!あら、なんだかオシャレで良い感じじゃありませんか?ね??ね????」

「琶月がこんなに外観に拘るタイプだとは思わなかった・・・。やはりまな板を気にしてるせいで外面を過剰に意識してしまうのか・・・発想まで旨と同じくらい貧相・・・」

「だまらっしゃい。」


3/7


「前回は水晶発振器を作るために必要となるケーブルと強化鉄板生産工場を作った所まで進めましたね。」



「こんな立派で素敵な内装の工場を・・・。」

「自画自賛乙。」

「ジェスターさん程じゃないでしょう。」



「ちなみに無駄に屋上へ行く通路階段も完備。私の作った工場が見えますねぇ・・・。段々街みたいになってってますよ。」

「琶月ってめんどくさいなぁ。」

「いやジェスターさんの方が数億倍めんどくさいですから!!!」

「ところであの工場、切り立った崖の上にあって石英を採掘している場所とは直線状では近いけど車が通れる道で見ると凄い遠回りしなきゃいけなくて輸送大変じゃない?」

「実際そうなんですよねぇ。さーて、どうしたものか。」

「そんな風に困ってると思って既にこの私が手を打っておいた。崖上と崖下を繋ぐ橋を用意しておいた。」

「うそ、ジェスターさんが直接働いた・・・?夢・・?」

「失礼な奴だなぁ。」



「これがその橋だよ!スゴイ!!」

「本当にスゴイ!ちゃんと支えもあるし通行が極めて困難な場所に安定した崖上と崖下を繋ぐ橋が!!」




「これが橋の入り口だよ!」

「ちょっと待ったぁ!old factoryってどういう意味ですかぁー!?」

「え?違うの?なんか今にも潰れそうな零細工場だしド田舎な所っぽそうだったし。」

「橋作ってくれたのは嬉しいけど無意味にでぃすられまくってない????」



「まぁでもちゃんと柵もあるし作られているからよし・・・。」



「あの橋のおかげで遠回りせずに私の工場まで来れました。これで輸送トラックを手早く往復させることができそうですね。」

「じゃぁ戻って石英工場の建設を続けましょう。」




「何ですかこの看板?」

「そのまんまの意味だよ。」

「スピード出しすぎると曲がり切れなくて橋から転落する仕様だったのに落ちずに生還するとは・・・。」

「なんつー意地悪な橋!!!」


3/9

「今日からがっつり水晶発振器を作る工場建設に取り掛かります。」

「水晶発振器の生産は製造機が必要になるね。あれ作るの凄いコストかかるから社内稟議通しておいてね。」

「それはめんどくさすぎるのでジェスターさんがやって。」

「もぉー!」(←怒りながらやる

「とりあえずえーっとおー・・・。水晶発振器を作るには加工した石英と強化鉄板とケーブルが必要なので・・・・。」

「運送してきたものを製造機に流し込む部分と加工した石英を流し込む二つのベルトコンベアを軸に考えないといけないですね。」

「それと水晶発振器は大変必要になるのに時間当たりの生産数が非常に少ないので二台作りたい所ですね。」

「ということを踏まえるととりあえずこの形をベースにして考えますか。」



「なんだか迷路みたいになっちゃった。」



「横から見ると凄い複雑に入り組んでいることが分かりますね・・・。このまま輸送された強化鉄板等を運び入れる部分を作っていくと修正必要になった時凄い大変な事になりそうなので先に石英の加工部分を作っていきましょうか。」



「そうして出来上がったのがこの部分。本当に迷路みたいに複雑なカーブを描いている・・・。」

「でもこっちから作っておいて正解でした。これ後から作ってたらスペースの確保に苦慮していた可能性がありそうです。」

「苦慮する可能性あったなら輸送して運ばれる資材側が今度は苦慮するんじゃないって言われるかもしれませんがまぁ高低差つけて運べばあっちは何とでもなるので・・・。一方生産施設は地べたの上に置かないといけないので・・・。」

「というわけで次は輸送されてきた資材を受け入れるエリアを作っていきます。」

「と、いいたいのですがすみません。今日はちょっと早上がりさせて頂きます。」

「あ、こらーーーー!!!早退はわが社では認められていない!」

「ブラックすぎる。」



3/16


「今日も労働の日だーーー。とりあえず・・・」



「前回は工場のラインを完成させたところまで進めましたね。後は強化鉄板とかケーブルを作っている工場から資材をここに運び入れれば水晶発振器の生産が始まります。」

「というわけで自動運転システムの構築と参りましょう。」



「今回使用するトラックはこちら。原油精製施設工場で走らせてるトラックより更に大型となり速度も少し出てパワフルな六輪駆動のトラックです!」

「あのサイコロみたいなトラックと違ってこちらは悪路を走る力に優れているので坂道やデコボコした道でも難なく走破してくれるのが大変すばらしいです。」

「ただ確かオレンジ色だった気がするんだけど何か白いですね。」

「ナンデカナー」

「ナンデダロー。いや、もう分かり切ってますけど。」

「とにかくさっそく自動運転の設定を行いましょう!!」

「せっかくなので動画も回して・・・ただ本当に長いのでケーブルとか強化鉄板作っている工場から水晶発振器を生産している工場までの片道の動画です。」

今日のサイト更新用の動画。水晶発振器と生産するのに必要な強化鉄板とケーブルを運搬するよ。 pic.twitter.com/NoSYwg0zrb

— ワシ(キュピル) (@kyupiru) March 16, 2023



「なんか変な看板くっついてはいますけどこの橋は本当に便利な道ですね・・・。この橋がなかったらどれだけ遠回りさせられていたことでしょうか。」

「ああ、ありがとうエンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社会長のジェスター様!あああああありがとう、エンパイアステートビジネスジェスターカンパニー社会長のジェスター様!!」

「自己主張が凄く激しい!!!」



「ともかくこれで水晶発振器の生産も完了しました。次に生産した水晶発振器を本拠地に運搬しなければいけないのですがもう慣れた作業なので何の障害にもならないですね。」

「あー、疲れた。本日はここまで。」

「勝手に裁量労働制にされてる・・・。」


3/21


「目まぐるしく働いてて忙しい忙しい。」

「今日はちょっと手広く改修しているのでちょっとダイジェスト的にお送りいたします。」




「前回水晶発振器の生産を開始しましたが加工済み石英を更に砕く事で作れるシリカという素材があり、これもそれなりに需要があるようなので一緒に生産して輸送しています。




「ただなんというか1つの石英から生産される個数があまりにも多すぎてベルトコンベアの輸送が追いつかず詰まり始めている始末・・・。これはまずいですねぇ。」

「シンクにゴミとして流してジェスタークーポンに置き換えるのも手ではあるんですが正直ポイント量が低くてそんなにやる価値もないのでここは大人しく生産量を一時的に下げましょう。」



「というわけで縮小運転中です。まるでコロナ禍のせいで縮小しているかのような書き方だぁ・・・」

「縮小運転は機会損失。これを使い切れるだけの需要を早く生み出すように。」

「商品需要を生み出すのはジェスターさんの役割では??????」




「続いて場面変わって本部本拠地付近にある銅の工場。実はここの近くにも1つだけカテリウム鉱脈が存在していて銅とカテリウムを組み合わせて作る生産物があるので二階建てに拡張しつつちょっと建物っぽくしています。」



「角度変えてみるとこんな感じ。ここも追々は建物にしたいですね。」」



「そして建物といえばここ鋼鉄系の資材を生産しているパラサウロロフス工場・・。実はちゃんと建物としては完成していないんですよね・・・。いい加減完成させますか。」

「というわけでどん。」



「先鋭的なデザイン!」

「奇抜っていう意味で?」

「平凡よりはマシでしょ。」



「完成してみると思ったより中は広々ですねぇ・・・。特に二階部分の天井が凄く高い・・・。」



「入り口の高い所から見下ろした景色。これを一望出来るのは中々見ごたえがあります!」




「建物のはずれにある植物が雰囲気をかもしだすのに良い感じです。」

「間違ってチェーンソーで切らないように気をつけましょう。」

「というわけでメインで大きく語るほど大したことをやったわけではないので本日はダイジェスト形式でお送りしました・・・。お疲れ様でした!!」

「ぬわっーーーー!!勝手にしめるんじゃない!!もっと働けーーーーーーーーー!!!」


3/28


「今日も仕事が始まる・・・。前回はパラサウロロフス工場の外観を完全に完成させたところで終わりましたね。」

「我ながら結構ちゃんとしたものを作ったような気がしています。」

「私がアクセント加えておいたゾ。」




「なにこれ?」

「今月の最優秀労働者を称える看板。」

「パラサウロロフスさんは働き者だな〜〜〜。」

「パラサウロロフスさんどこ?」

「琶月も褒められたければパラサウロロフスさんのように働くのだ・・・・」



「パラサウロロフスさんどこ????」

「はよ働け!」

「あっ、はい」

「えーっと次に生産しなければいけないのは自律制御ユニットでしたねぇ。これの生産が非常に大変でしばらく止まっていたのですが・・・。」



「コンピューターの量産も進みヘビーモジュラーフレームも生産出来ているので何とかこれを作れる段階には来たと思います!!」

「流石に生産している工場が離れ離れすぎて1つのラインに組み込むのは困難なので一旦出来上がった資材を手荷物に入れて手動で拠点に持ち帰って組み立て機で生産していこうと思います。」



「というわけで手動で資材を流し込んで組み立て中・・・。やっぱり拠点に一個こういうの置いておくと便利ですね・・・。」



「とにかくあとは待つだけです!流石にこの組み立てには時間がかかるので他の事を進めていきます。」

「他の事って例えば?」



」駐車場作るとか?」

「もっと生産性の上がる事をしなさい。」

「そんな。」

「そんなに乗り物関連の整備を進めたいなら・・・・」



「この資材を納品してくれたら駅を作る権利を与えよう。」

「駅!?貨物駅なんか作れるんですか!!なんというかもう工場運用と言うよりSkylines的な街作りにもう手を出し始めているような・・・。」




「でも琶月さん駅作りたいので納品します。えーい。」

「よろしい。では駅に関する物を作る設計図を与えよう。」

「やったー。さて、どんな感じかな?」



「うっっ、でっっか。」



「ぐえっ、駅もとんでもなく大きい!!こ、これはちゃんとした鉄道を敷く計画を立てないと生半可な建築ではまともに置く場所がなくて建設がままならなくなる奴だ・・・。」

「もう琶月も重々承知しているとは思うけど特定の貴重な資源は凄い辺鄙な所にあったり極々限られた場所にしかないことも多い。この貨物列車と駅を有効に活用すればそうした離れた場所にある資材をトラック以上に迅速にそして大量の資源を輸送することができる。今はまだ必要ないと思うけどいずれ必要になるだろうから今のうちに計画しておくように。」

「はーい。・・・あれ、っていうか私って確かお手伝いさんだったような。お手伝いさんに駅建設ってやらせます??ねえ???????」



3/31

「街を作るのって楽しい。駅も作れるようになったことで計画がはかどります。ただ列車が走るだけの線路。」

「街作るより工場作れーー!!」

「あぁん。」

「は?」

「スイマセン」

「そこまでして言うなら私がちょっと本拠地周辺の建物をオシャレにしてあげよう。」

「えー、大丈夫かなー。」

「例えばこの鉄骨だらけの建物・・・」



「いかにも風通しがいい職場だ!看板でアピールしよう!!」

「いや物理的に風通しがいいだけですよこれ。」

「他にもあっちで鉄板や強化鉄板を作ってる工場があるからなぁ・・・」

「そうだ。」



「まな板工場と名付けよう!」

「琶月のためにある工場だ!!」

「キレソウ」



「っていうかここって一番最初に私が鉄系の資材を作るために建設した工場ですか?随分オシャレになりましたね・・・・」

「ガラスの窓を並べて行けばオシャレと感じる凡人悩よ。」

「ムキイイイイイイイ」




「まぁでも実際結構賑やかな感じになりましたよね・・・。ここだけ見るとわりかし普通の工業都市に見えなくもないです・・・。」

「次世代GAMEBOYとか今にも潰れそうな工場とか訳わからない看板が目立ちますが・・・。何よりも。」



「この意味もなくぐるぐると回り続けるこれが一番何なんですか?」

「無駄を永遠と繰り返す愚かな人類を表現している。」

「ジェスターさんだって人でしょうに。」

「ざんねーーーーん。私は人間ではなくジェスター種でーーす!」

「人の名前に人間って名付けるような行為してるの忘れてた。」

「あああああってか、こういう変な景観につきあってたらあっというまに時間がなくなってしまった・・・。とりあえず線路をどこに敷くかだけ考えておこう・・・・。」

「ちゃんと資材運搬する意味のある線路作ってよねーー。」

「はい・・・。」