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■備考
三国志13 PK版でのプレイとなります。
10/10
10月最初の更新となりまする。いつもの如く九月分は過去ログに移しておりますので前回の内容を確認したい方は過去ログからよろしくお願いしますっ。
さて、前回のあらすじ。劉備と張飛が曹操に夜襲を仕掛けあっさり返り討ちに。関羽もうっかり城を飛び出してしまい空になったところを曹操に取られあっさり壊滅。
その後、関羽は曹操の元に、劉備は袁紹の元に身を寄せる。張飛は野生児となった。
一時的にとはいえ劉備勢力は壊滅したことになるので一時的に滅亡となります。
「また復活するの?」
あの勢力の人達は本当いくらでも這い上がってくる謎の根性の持ち主なので・・・。
勢力図としてはこうなります。勢力の種類は一応ぴったり10。ジェスター勢力がこの時点でまだ1しか都市確保できていないのはまぁ想定内か。
「なにをーー。まるで私が無能であるみたいな発言!!」
事実そうなのでは。
さて、この後も歴史イベントが続くのですがかいつまんて話しますと・・・・。
居候の身でありながらも図々しくも曹操討伐に力を貸してくれと懇願する劉備。劉備も力を貸しますと言ってはいるが今の劉備に何が出来るのか。
ただ袁紹と曹操は長年のライバル関係でもあり、袁紹にとって曹操は目の上のたん瘤のように目障りな存在である事は事実。特に現代で言うところの天皇を匿っており大義を背負っていることが物凄く気に入らない。
劉備に頼まれたからということになっているが、頼まれなくてもいずれはぶつかる宿命。袁紹は曹操討伐を宣言します。
両軍は激突。激しい戦が繰り広げられます。ここまで連戦連勝で全ての敵を叩きのめした曹操ですが流石にこと袁紹相手には兵力差が大きすぎて劣勢気味です。
特に袁紹勢力にも化け物じみた武将が数人おり、そのうちの一人である顔良が大暴れしていて曹操軍側は士気が低下気味。
困っていたところに関羽が
それがしにとって顔良などクソザコナメクジと言い放ちとっととぶっ潰してくると言います。
ますます関羽に惚れちゃう曹操。頼んだぞ関羽!と送り出します。
ただの兵士をガシガシ薙ぎ払っていい気になっている顔良。
そこに突如顔が赤く髭の長い蛮族襲来!!!
「言い方。」
だってそうなんだもん・・。
たったの一太刀で顔良撃沈!!!これは関羽が強すぎたのか顔良が弱かったのか。
しかし顔良の武力は三国志界では珍しく90前後あり間違いなく強武将の1人。それほど関羽が強いということか。
顔良の相方である文醜が「顔が赤くて髭の長い男に討ち取られた」と聴いて激高。かたき討ちに走りますがたまたま近くにいた劉備が「ん?それ関羽じゃね?」「お供します」とついてきます。
「顔が赤いって・・それ流石に嘘表現だよね?}
「事実かーーーい。」
三国志のゲームの中では取り上げられていないのですが劉備の風貌については文献によると耳たぶが肩まであり腕の長さが膝まであるとかいう正真正銘の化け物みたいな姿であるらしい。劉備勢力は化け物しかいない。
かたき討ちに燃える文醜!!
が、速攻で蛮族襲来!!!!
文醜、顔良と同様にたったの一太刀で抹殺。袁紹側であるはずの劉備は関羽との再会にもうそれどころではないといった感じ。流石に袁紹側にいる手前、ここで話しかけることもできず後日関羽に使者を送り後に合流することになります。
戦自体は膠着状態へと陥りますアg屈指の戦力であった顔良・文醜を失った袁紹はこれが大きく響くことに。
曹操対袁紹の戦の一つ目のターニングポイントとなったことは間違いないでしょう。袁紹勢力はこれで精鋭がいなくなった形になり、仮にジェスター勢力とぶつかったとしてももしかしたら守り切れるかもしれない程度に弱くなります。
「なにーー!関羽ありがとう!」
自分に利があるとすぐ喜ぶ。
なおジジィは文醜・顔良と絆を結んでいたため関羽を仇敵としてみるかどうかいつもの問いが出ますがジジィは冷酷な男なのでいいえを選びます。
次にジェスター勢力内の出来事について書こうと思ったのですが力尽きたので今回はここまで。
「毎日更新しろ!!!」
今ANNO1800が平日更新枠だから・・・。
10/17
関羽の化け物じみた活躍によって袁紹勢力の旗色が一気に悪くなったそのころ、ジェスター勢力に仕官したジジィは今後の戦に備えて絆作りに勤しんでいます。
その絆を結ぶために各々にお願いされた事ですが・・・。
ファンはジジィから金をせしむ。
ジェスターはジジィに宝具を要求。
琶月はガキの使いをジジィに頼み、
キュピルは民の中から戦に役立つ腕自慢の若者探しの手伝いをお願いした。
まともな奴がキュピルしかいない。
「宝の献上、受け取ってやろう。」
貴様が差し出せ言うたんだぞ。
ひとまず主要なジェスター勢力の人物とは一通り絆を結び終えたため、戦の時になれば絆補正で強力な戦闘態勢を組む事が出来そうです。
ただ必ずしも勝てるとは限らないので万が一にもジェスターが敵勢力に捕まって処断されてしまうのを防ぐために名馬を与えておきます。
「売ったら高い?」
売るんじゃない。
毎回顔がでかい。
商人時代の時に大量に買いあさった名品の一つ、馬を与えておきます。ついでにキュピルにも。この辺の主要メンバーが万が一にも捕縛されてしまうと一気に計画が狂うので重要なメンツには与えておきます。
「琶月さんには?」
なぜ与えられると思った。
「はいはい、知ってましたもーーん!!」
実際琶月は既に捕縛の経験あるからなぁ・・・。
下準備はこれで全て終わりました。ここから先はジェスター勢力の動きは戦争に次ぐ戦争になります。
「待ってました!!」
「曹操とやら劉備とやらもこの偉大なるジェスター様が全て蹂躙してくれよう。」
劉璋にすら勝てなくてボコされた奴が何か言っている。
今日はちょっと諸事情により続きはまた次回にさせてください・・・。
「短すぎ!!!処断!!」
やめーや。
最後にオマケ。
なんたる歴史改変。いったいどこで歴史に影響を与えた。
10/18
[で、その後は?」
ほぼほぼ劉璋勢力へ攻め入る準備は出来ました。ジェスター勢力の兵力は劉璋勢力と比較して非常に少ないので切っ掛け待ちの所です。
そんな所に切っ掛けがついにやってきました。
再び劉璋勢力は本拠地に向けて兵を出してきました。それに対しこちらは全兵力で迎撃。兵力数こそ負けていますが部隊戦闘力は約4倍近い差があり圧倒的に優勢です。
「スゴイ!どこからこんな力が!?」
これも全て前回の更新で準備を進めた絆補正によるものですね。まだ兵の訓練が全然出来ていないので伸びしろはまだまだあります。
この襲撃をかるくいなしてほぼ無傷で壊滅させることが出来たら都市攻略の切っ掛けに繋がります。
今回相手は少数の部隊で固めてきたようです。以前よりかは1部隊の壊滅に時間かかる形になりますが個人的にはこっちのパターンの方がやりやすくて助かります。
相手は何故か味方の陣地へ直行。恐らく戦術地点として制圧し策か何かを発揮させるためだと思われるが本陣が完全にがら空きとなっているので・・・。
本陣に直行。慌ててUターンしてくる劉璋部隊。しかし時すでに遅し。
猛将突撃によって一瞬で本陣を陥落。被害はたったの4で迎撃に成功しました。
「ジジィ強い!!」
残念ながら敵武将の捕縛に至らず相手の兵力を削るという目的は失敗に終わってしまいましたがしばらく攻撃を仕掛けてこれないはずなので今が最大のチャンス。
本拠地の永昌に隣接している敵の都市が今たったの590しか兵力がいません。後に14000近く兵は戻ってきますが時間はかかります。今すぐ出撃すれば相手の準備が整わないうちに攻撃が始まるでしょう。
すぐに都市攻略の準備して出陣します!!
「あ、ここまでべた褒めしたけど攻略に失敗したら追放だからね。」
掌返しが早いんだよなぁ。
10/25
まさにジェスター勢力が劉璋の都市を制圧すべく軍を派遣している訳ですがこの当時の兵は当然ながらみな徒歩での行軍のため物凄く時間がかかる。
ましてや蜀の土地は険しくそれでいて長いので到着に数か月かかるのもざら。
「都市でお留守番してまーす。」
歩くの嫌がったな。
襲撃中に例によって三国志の歴史に大きな影響を与えた出来事がいくつか発生しているのでピックアップしてお伝えします。
まず一つ目に・・。父が挑発に乗せられてほぼ犬死同然の死に方をした孫堅の息子の孫策ですが・・。
狩りに夢中になり単騎で森へ入ったら山賊に急襲されて怪我を負います。
「なに?孫の勢力は突っ込むのやめたら死んじゃう病にかかってるの?」
何故か知らないですが呉の勢力こと孫家はみなやけに突っ込む。
一応一命を取り止めはしたのですがここに新たな事件が舞い込みます。
于吉という怪しい仙人が街中で説経を始め、城内の者がこぞって拝聴しにいっているとの知らせが入ります。
なんでも雨を降らせることもできるとかで本物の仙人であると人々は恐れおののき、統治者である孫策以上に民の注目と尊敬のまなざしを浴びている。そんなことを聞いたら孫策も黙っている訳にもいかず、城へ招き寄せてインチキを暴こうとします。
実際に雨を降らせてみろと孫策はいい、それが出来なかったらこの場で斬り捨てると宣言。
絶対できやしないと思いきや・・・。
まさか本当に雨が降ってしまい、兵までもが于吉を崇めるように。
「これ事実なの?フィクション?」
元となっているお話は例によってフィクションだらけの三国志演義ですが、その三国志演義もまた捜神記という本を参考にしており、これは西暦300年前後に当時のお話を元に書かれた小説とのことで検証が物凄く難しいお話です。一応演義本では実際に于吉は雨を降らせることが中々出来ず、業を煮やした孫策が熱湯風呂に沈めて殺そうとしたら豪雨が発生し人々は「本物だー」ってなったと思ったら「偶然だ、人は天候を操る事はできん」と言って結局煮え殺しています。
「うわぁー・・・。」
ジェスターに「うわぁー・・・」と言わせるのはスゴイことなのかもしれない。
ゲーム内の方もその流れに乗っ取っており
結局雨を降らせたのにも関わらず民心を惑わせているともはや言いがかりに等しい言葉をぶつけその場で処刑します。
しかしその後途端に体調が悪くなり孫策は急死してしまいます。
「ぎゃーー!!呪いだーー!!」
一応怒った事で血圧が高くなって傷口が開いてしまい病状が悪化したっていう形になっていますが三国志無双とかだと普通に呪いによって殺されてたりしています。
後継者には弟である孫堅を指名。しかし孫堅は当時まだ17歳の小童で兄や父と比較してもこれといった実績もまだない状態。自分には無理だと辞退しますが孫権は誰よりも人を見る目があるということで最終的には孫権が次期統治者として君主に就任します。
ゲームではなんかいい感じのお話にまとまっていますが結局は狩りで単騎で突っ込んで挙句の果てに山賊の矢を食らうっていう死に方としては父と全く同じ死にかたで孫権も居たたまれなかった事でしょう。
こうして200年に孫策死亡。孫堅・孫策共々優秀な武闘派武将が死んでしまった事で呉はしばらくの間大人しくなります。
もし孫堅も孫策も生きていたら間違いなく三国志の歴史は変わっていた事でしょう。
「まぁ私としてはライバルが少しでも弱体化してくれるのはありがたい。」
人の不幸は蜜の味ってか。
もう一つ重要シナリオとして別れ離れになっていた劉備と関羽のお話があるのですがそれはまたの次回にて。
10/31
さて、前回呉の君主であった孫策が病というかほぼ自滅のような形で死んでしまい、弟孫権が新たな君主としてなりました。大体みんなが知ってる三国志って劉備・孫権・曹操なので君主としては出そろった形か。そろそろ諸葛孔明の出番が待ち遠しくなる頃。
今日もう一つ紹介というか報告しておきたい歴史イベントは関羽の行方について。
「確か劉備が袁紹にくっついてたら偶然にも袁紹vs曹操との戦場で関羽の存在をしったんだっけか。」
ですね。劉備は密書を関羽に送り自分が生きている事を伝えます。
曹操から厚遇を受けていた関羽。それでも劉備の行方が気がかりでモヤモヤ、鬱蒼と過ごしていた関羽ですが劉備が生きているという事を知った途端元気になります。
曹操には約束通り劉備の行方が分かったので出ていくと一言伝えていこうとしますが、関羽マニアの曹操は劉備からの密書が送られてきていたことは間者によって既に知っており、行方を晦まして関羽が出て行かないように足掻きます。
義を貫き通しておきたい関羽としては敵とはいえ厚遇してくれた曹操には一言礼を伝えてから出ていきたい。しかし劉備との約束の日は刻々と近づいておりこれ以上この場に足踏みしている訳にもいかなくなった関羽はやむなく曹操には何も告げずに出立することにします。しかしその時曹操から与えられていた関羽邸には曹操から送られた全ての金品を置いてっており、また曹操に宛てた関羽の書状が残されていました。
「金品置いてったのか!!!もったいない!!」
そこがジェスターと関羽の違うところ。
書状には曹操への不実をなじることなく、ただ詫びと感謝のみを記していました。
曹操の部下である許チョが「無断で立ち去るなど無礼の極み。あの武勇も敵となれば恐るべきもの。ただちに追っ手を放って討ち取るべし」と進言しますが曹操はそれを拒みます。
曹操が関羽に一目惚れした一番の理由はその主君に対する強烈な忠義。劉備の元へ向かうその関羽の姿こそがまさに曹操が惚れた関羽の姿。
その関羽の士としてのすがすがしさ、その振舞いを愛すればこそ曹操は止める術を持てません。
「なんかホモホモしいな。」
感動を台無しにするな。
なお劉備にあう道中。五つの関所がありその関所を守る武将が関羽の行く手を阻もうと立ちはだかります。曹操の元へ帰るならよし、それでも前に進むというなら斬り捨てる。
が、逆に切り捨てられたのは曹操配下の武将であり関羽は難なく5閑を突破したのであった。
なおネットスラングでも有名な横山三國志の「通行書を見せろ!}という問いに対し「そんなものはない」という屈指の名言を放つ迷場面がここである。
←迷場面
事情をいう訳でもなく、大した努力もしないでいきなり関所を守る兵を斬り捨てるその様は本当に義に厚い男なのか。時々疑問になる。
そうしてなんとか約束の地に到着した関羽。
裏切者と勘違いされた張飛に襲われたりするけど、最後は劉備が登場して「みんな仲良く!!}の一喝で大円満。っていうか張飛は今までどこにいたんだっていう。
そしてひょっこり現れる趙雲。張飛に「趙雲じゃねぇか。あんたなんでここに?」と問われ「劉備殿の噂を聞き馳せ参じました」と答える。
史実ではこの時趙雲はどこの国にも仕官していなくまさに放浪の身であったのだがこのゲーム内だと何故か曹操勢力に仕官していたので恐らく関羽同様、5関を突破し邪魔だてする番兵は特異の「チェェェェーーーイ!!!}の一言と共にみな突き殺していったのだろう。曹操勢力が劉備勢力を過剰なほどに恨むのも納得がいく。
こうして義兄弟との再会を果たした劉備は汝南の地で再び旗揚げし蜀勢力復活となるのでした。
というわけで勢力図的にはこうなります。曹操勢力の近くにぽつんと登場してますね。旗揚げとはいってもゲーム上では都市一つ制圧してることになってますが実際はそうではなく、結局放浪の身で国というよりむしろ自警団に等しかったと言えます。ここから大国になるとは当時の人間は誰が思えたか。おそるべし諸葛孔明。やはり変態か、諸葛孔明。
というわけで本日の歴史ベントはここまで。長々とお疲れさまでした。
「なんかもうただの歴史のお勉強になってない?」
三国志好き好きすぎてすいません。
ただここから先は当分歴史イベントはありません。ジェスター軍の進撃メインが続くのでお楽しみに。
「曹操勢力がこれ以上強くなる前にこちらも強くならんと。」
ほぉ・・そこを理解しているとは・・。歴史イベントも無駄ではなかったか。
11/8
歴史イベントがしばらく続いていましたがようやくといいますかジェスター軍編がこの先続きます。
歴史イベントに入る前に出陣をしていましたが部隊の編制のスクショを貼ってなかったのでここで張ります。
編成はジジィがジェスター軍に入る前に仲間にした絆武将や嫁が中心です。
「結構強い嫁とかいたし分かるんだけどキュピルがいないのは何で?」
確かにキュピルを編成に入れられるなら入れたかったのですが自分より役職の高い武将は自分の意思で編成することができないのです。なので必然的にこの部隊にいる武将はジジィと同格、または格下という形になります。
「じゃぁ私も組み込めないね。ジジィは遥かに格下。」
悔しいですがその通りです。
この編成で出陣した訳ですが・・・。
さて、出陣した瞬間にさっそく劉璋が迎撃部隊を放ってきました。
本来であれば上側のルートを通って都市を抑えようと思っていたのですがそうするともぬけの殻となった都市をたたかれて一瞬で陥落してしまうので渋々敵が来ている下側ルートを通って迎撃しつつ建寧という都市を制圧することにします。
幸いにも敵兵力はたったの6000で部隊の攻防も高くないので苦戦することはないでしょう。
さくっと劉璋の部隊を踏みつぶし建寧への攻略を開始します。
劉璋勢力も他の都市から部隊を引き連れて防衛準備にかかっています。
「さり気にジェスター軍にとっては初めての攻城戦になるわけだ。」
今までは中立都市、もしくは攻城戦になる前に防衛部隊が出てきて蹴散らされてましたからね。
ただなんというか敵AIは本当にずるがしこいというか目敏くて
空っぽになった永昌は敵にとって絶好のチャンスなので上側ルートに隣接していた都市から大量の軍勢が押しかけてきました。早く建寧を陥落させ本拠地の永昌に帰らねば1:1交換になってしまいます。
「私とキュピルがいれば都市は守れるけどそれも兵がいないと無理だわーーー。ジジィが全部兵持ってってるから守れないわーーーかっーーー守れたのになーーーかっーーーーーー。」
うざい。
今回の戦はとにかくスピードが大事です。もたもたしていると永昌を守れないどころか建寧を陥落する前に先に永昌が落ちては全滅扱いとなりゲームオーバーです。
果たしてジジィは建寧を素早く攻略できるのか。次回、攻城戦です。
おまけ。
兵士を徴収していた時の一幕。
琶月ぐう無能。
「だって〜〜〜〜〜!!!」
だって〜〜じゃない。
11/15
「建寧に到着したぞ!!!この都市は元々ジェスター様が制圧していた都市。それを劉璋とかいうボンボンが武力で不法占拠した!!万死に値する!武力で取り返せ!!」
うーん、この。
さぁ、ジェスター軍初めての攻城戦。防衛側だったらNPCvsNPCであったとは思うのですが結果は知っての通りほぼ全敗。
攻め側は今回が初めてですが劉璋が本拠地永昌に向けて軍を進めているためこの都市の制圧に時間をかけすぎると陥落、最悪の場合建寧陥落前に堕とされてしまうとゲームオーバーです。まさにスピード勝負。
攻城戦時のマップはこちら。都市によってマップ構造は違い、建寧は田舎町なので大して大きくはありません。洛陽とか当時中国大陸の首都みたいな町だと城門が何重にもあり非常に守りが硬いです。
一般的な都市攻略として城門を壊して都市内部へ侵入し本拠地を叩いて壊せば勝ちです。ただしたいていは敵の弓兵が城壁の上から矢を放ってそれを阻もうとするため真正面からいくと被害が大きくなりがちです。
「大丈夫?勝てる?」
まぁ、見ててください。
まずは外にある敵の陣を破壊し士気低下を狙いましょう。敵の士気が下がれば攻防共に下がり攻めやすくなります。
外に配置されてる敵陣を破壊しようとしてると敵の援軍が到着。兵力差はこれで12208vs18600と敵側の方がだいぶ優勢に。しかし戦は数だけが勝敗の要因とはならない。
特に無能な将が指揮してると数が多いことを理由に無理な反撃に出ることも。
今回もその例に漏れず、こちらが本拠地がら空きにしているのを見て最低限の守備兵だけ置いて攻めに来ました。
こちらの本陣が陥落すると敗北になってしまうので一部隊回れ右して叩きに行きます。
もし城壁の上から矢を放って迎撃されたら結構きつかったのですが城壁の外に飛び出てきたのであれば攻城戦の守備側がもつ強みは失われるため叩く絶好のチャンス。
「フハハハ、まぬけめ!」
多分ジェスターも防衛時はそういう動きをして負けたんだろうなぁ。
「あれは琶月が悪い!!。」
「全部私のせいにしないでくださーーーーい!!」
はい(
一方、ジジィとその取り巻きは城壁の壁に取りつき雲梯を設置します。早い話ハシゴをかけて城壁を登るわけですが、城門をたたいて壊すのに比べ乗り越えるのは労力がほぼ皆無に等しく、乗り越える事さえできればこれまた防衛側の強みは失われます。この登ってる最中は攻防共に激減するためこの瞬間を反撃されるとかなりきついのですが敵が防衛部隊の一部を本陣叩くために兵を割いてしまっているためがら空きとなってしまった城塞があり、そこに雲梯をかけて登ります。
そーれ、乗り込めーーー!!
「がら空きだーーー!!」
がら空きとなった本陣をたたきます。何故か本陣守っていた唯一の部隊もこちらの本陣をたたくために城塞から飛び出ていき完全にがら空き状態です。
流石にまずいと思ったのか慌てて敵が本陣に戻ろうとしますがリョレイキがそれを阻みます。
リョレイキが敵大将に一騎打ちを仕掛けます。相手は弱小武将でこちらはあの呂布の娘。となれば結果は火を見るより明らかなわけで。
あっさり壊滅。こちらが本陣を堕とす前にリョレイキが一人で18000ほどの部隊全て相手に壊滅させてしまいました。おそるべし。父を処刑した曹操に復讐するためにもこんな所で躓く訳にはいかないという気概を感じます。
こうして建寧は陥落。再びジェスター軍の保有都市は2つへ戻りました。
「やったーーーーーー!!!ジジィばんざーーーい!!!」
高速掌返し。
しかし永昌防衛が残っています。かなり迅速に壊滅させたのでまだ時間は残されているはず。休む暇ありませんが本日の更新はいったんここまで!
11/22
前回建寧を陥落させることに成功したジジィ一向。
祝杯を挙げ宴会を開きたい所だが劉璋勢力が本拠地永昌を落とすべく軍隊を派遣しているためこれを迎撃しに行かねばならない・・・のだが。
建寧が陥落したことで逆に永昌ではなく建寧の方を取り返そうと攻撃先を変更。これは非常に嬉しい誤算で主力部隊がいるのがまさに建寧にいるジジィなのでここで永昌に行かれていたらやはり1:1交換になっていた恐れが高かった。
「あ、永昌に敵来なくなった?せっかくのジェスター様の完璧な防衛布陣が無駄になっちゃったな〜〜。かっ〜〜、悔しいなぁ〜〜〜。かっ〜〜〜〜。」
これはうざい。
建寧に兵を駐在させて数日の間兵を休ませていると突如ジェスターから侍中が送られてきました。
どうやら建寧の太守にするとのこと。太守とはその都市を治めるリーダーであり、この都市内の事であれば内政も軍事も全てジジィの裁量で行えるようになります。これで一気に行えることが増えて行動の幅が広がります。
ジェスターもジジィに太守を任命してくれたのはGJだと言わざるを得ない。
「私は活躍するものには平等の評価をするよ。」
ほんとにぃ?(
都市を奪還すべく続々と出兵させる劉璋勢力。とうとう劉璋自身もやってきて兵数は総計で3万ほど。一方、ジジィは1万程でその兵力差は2万。
しかも今回は厳顔という劉璋勢力の中でも腕の立つ武将が来ておりそこらの武将と比べても謙遜ないどころか普通に強いクラスの武将が来ています。
「大丈夫?援護いる?」
珍しい発言。まぁマカセテクダサイヨ。
そのまま援軍の兵諸共なぎ倒して更にもう一都市落としてやります。ここ取れると攻略の足掛かりが一気に広がる。
「おぉ!!凄いぞジジィ〜〜!!やれジジィ〜〜!!」
まずはvs厳顔戦。何故か大きく外回りしてきたので一直線に敵本陣を叩き戦闘は1分で終わった。損害0。
そのまま劉璋も倒してやらぁ〜〜〜
っと思ったらまさかの永昌へルート変更。いかん、そっち追いかけるには目の前の都市を攻略しないといけないから間に合わない。
「これは流石の私も計算外。まさか都市防衛を捨ててまでこっちに来るとは。」
「永昌で今動ける人誰?」
キュピル、ファン、ルイが謎の外出してますね。何の指示出したんですか。
「お金稼ぎに探索に出てもらった。」
こいつ(
今自由に動けるのが琶月だけなんですが・・・。
「琶月さん頑張って迎撃します!!」
「ヌアッーーー!!終わったーーー!!ジジィ早く助けにこいーーー!!!」
「あんまりだーーー!!!
実績が物を言う(
とにかく急いでこの都市を攻略しないと永昌を落とされてしまう。前回制圧した建寧に指示出せる武将がいればまだ何とかなったかもしれないが今指示出せる武将がいないのもつらい・・・。
と幸いここの都市は兵力ほっとんどいないので落ちたも同然なのですががっつり足止めされているので間に合うかどうか・・。ここで落とされたらまた後退だぞっ!
このまま勢いで記事書きたいのですが本日はここまで(
11/28
前回のあらすじ。建寧を落とし、建寧を取り返しにきた劉璋の部隊ごと蹴散らして更に1都市取りに行こうとしたらまさかの都市を捨ててまで本拠地永昌へ直行。
今永昌にはジジィの指示で動かせる武将がいなく、このままでは永昌が落される可能性が高くピンチ。
ジェスターが城にいるけれど果たしてきちんと守ってくれるかどうか・・・。正直守れない公算のが大きい。
「どういうことじゃ〜〜!!」
そういうことじゃ〜〜
が、ここに奇跡成る。
いつしか生まれたジジィの子供が成人!!
「リアル時間でも結構数か月ぶりの登場な気がする。」
初めて生まれた子供の1人なので実際そうですねぇ。
ジジィのムスッコなので当然指示が出せる武将。
能力値は武力を除けば平均的。統率高いけど武力低いのは少し気になる所。孔明を頭悪くしたような感じである。
特出して強い訳ではないけれど弱い訳でもない。ここはワ信に大任をいきなり任せ本拠地永昌に近づいてきた敵の迎撃を指示する。
「失敗したら処断?」
表情と文章が優しくない。
さて、早く永昌に向かった劉璋を追いかけに行きたい所だが先に交差点となっている都市を制圧しなければいけない。
もぬけの殻となっている所なのですぐ堕とせると思っていたらその後ろにある都市から撃破したばかりの厳顔が兵を引き連れてまたやってきてしまい都市防衛を開始。こうなると時間がかかってしまう。
今回建寧雲梯を使ってしまっていてもう使える者がないので城門を壊していくという正攻法で進むしかない。
そこに加えて弓兵が城壁の上から迎撃してきており防衛側がすべきことをきちんとしてきている。こうなると流石のジジィも厄介・・・・
なんてことはなく、兵法の猛将突撃を使って城門を瞬く間にぶち破り内側の階段から登って殲滅開始。
絆武将を揃えて一斉に猛将突撃使うとマジでおかしい威力を発揮する。
「ジジィこそが攻城兵器そのものだった・・・。」
まぁ確かに強いですが敵も大して兵力いなかったからごり押し出来た訳で曹操クラスの勢力となると流石にこうも簡単にはいかないです。それについては追々話すとして・・・。
ひとまず更に1都市制圧することは出来ました。読み方が分からない。
しかし気になるのはやはりこっち。とうとう劉璋勢力が永昌に到達。ワ信が急いで建寧から防衛しに向かっていますがギリギリ間に合うかどうか!?
ここで都市が陥落するまでに間に合ってくれないと計算が狂う〜〜!!ジェスターも捕縛されて死ぬ可能性がある〜〜!!何とか間に合ってくれ〜〜!!
「なにーー!!死ぬとか初めてきいた!!死んでも守れ!!」
お前も命がけで都市を守るんだよ。
何とか間に合ってくれました!!
しかし兵力差、部隊能力共に負けているため負けるのは必至。時間稼ぎにしかなりませんがその時間稼ぎの間にジジィが間に合ってくれれば・・・。
って言うところで本日はここまで!!
「これは先が気になる。」
明日か来週までマタレ。
12/12
前回のあらすじ。劉璋がまさかの自分の都市を捨ててでもジェスターの本拠地に襲撃。ここ落とされると満塁さよならホームランの危機。
「ぬあ〜〜〜!早く助けろーー!!」
それが助けてもらう奴の言い方か(
しかし神がかり的なタイミングでジジィの子供が成人。ジジィの子供に本拠地に残された僅かな兵を引き連れて迎撃させる。
なお成人つっても12才なんだけど。昔の時代の成人はえーなー。
永昌の本拠地が殴られ始めたタイミングでジジィの子供が迎撃開始。
とにかく時間稼ぎが目的なのでジジィの子供だけで劉璋を倒してもらう事は目的としていない。
ジジィが後ろから攻撃仕掛けることにさえ成功すれば迎撃成功は確実なので時間だけが勝負っ・・!!
「じじぃのがきんちょがんばれ!己の命を引き換えにしてでも守り通せ!」
お前も戦え。
正直ここ失敗に終わったら相当痛手なんでドキドキハラハラしました。
結果的には間一髪のところでジジィの部隊が到着。無事間に合いました。
「でかした!!」
間に合ってしまえばあとは怖いものはありません。
後は圧倒的火力で劉璋を完膚なきまでにボコして終了です。
「兵力差がどれだけあってもこのジジィ軍団がいると本当なんでもやっつけるなぁ・・・。チート使ってる?」
三国志シリーズは元々育て切ると化け物になるんで・・・。
ただ呂布とか関羽とかあの変の名称と戦うとやっぱり一筋縄ではいかなくなります。単純にモブ勢力が弱いってなだけですから。
ほら、モブ勢力の君主の捨て台詞ですよ。
「完全に負けを認めてる!!」
「君主倒したんだから相手勢力全滅だよね?」
とはなりませぬ。というか普通に撤退に成功して逃げられてしまいました。
「逃げ足だけは早い奴め!!!」
「ただまぁ危機は去ったみたいだしここいらで一息つこっか。」
とはいきません!!!さっき制圧した都市に早くも敵の軍勢が!!!
「せわしないな!!
まだまだ続く怒涛の激闘。続きは股の次回にて。
12/13
久しぶりに連続更新ですね。
「毎日三国志とANNO更新して」
むーりーーー。
前回は都市捨ててまで猛攻してきた劉璋部隊になんとか追いつき本拠地を守り切ったがまた新たな劉璋勢力の部隊が出陣してきた!・・・っていうところで終わりました。
本拠地永昌から越なんとかって都市まで距離があるので足止めしてくれないと陥落確実だったのですが・・・。
ジェスターがルイに指示を出して迎撃してくれていました。戦には勝てないでしょうが十分時間を稼げることでしょう。これはナイス指示でした。
「もっと褒めて。」
ゴッドオブジェスター。
「は?ふざけてるの?」
普段自分であんだけ神だなんだと自画自賛してる癖に!!!
ジジィの援軍は無事間に合い圧倒的兵力差をいとも簡単に覆し撃退。ジジィの部隊は龍狼伝の竜騎兵か何かか。
その後も28100もの兵を引き連れて再び侵略してくる劉璋勢力。まとめて兵を引き連れて襲い掛かってくればいいのに謎の小出しで攻めてくるから簡単に踏みつぶされてしまう。
恐らくこの辺の指示はAIの問題というより君主の劉璋が小心なのが影響している可能性が高い。猪突な性格の君主だといきなり玉砕覚悟の全兵力で突っ込んでくることもある。
迎撃する側としては劉璋のこの小心はとっても助かる物で小出しに攻めては速攻壊滅してくれてるお陰で敵勢力の首都とも呼べる成都が割と手薄に。今こそ好機。
総計8000ぽっちの兵力だけで成都を落としに行きます。
「え、まじ?結構無謀じゃない?」
流石に無謀かもしれませんが騎兵で固めているので足の速さを生かしてまずそうだったら即座に撤退する予定です。とりあえずお試しな感覚って所です。
さて、ここまでしばらくジェスター勢力vs劉璋勢力の戦の話が続いていましたが三国志界的には大きな歴史イベントがちょいちょい発生しています。
次回は久しぶりに歴史イベント変となります。
「歴史名・ジェスター龍神降臨。」
解散(
12/19
さて、これまでジェスター軍VS劉璋勢力との戦いが長く続いていますが三国志界的には非常に大きな歴史の転換点ともなる出来事が起きようとしています。
この当時最大の兵力を持つ袁紹と次に大きい兵力を持つ曹操がぶつかりあっており、以前に関羽が袁紹軍にいた顔良達を斬り曹操軍を快勝に導きましたが戦況としては曹操の方が劣勢でした。
「意外だね。名将二人も関羽が討ち取ってくれたのならなし崩し的に堕ちそうなものだったけど。」
それほど袁紹率いる兵力が多いのと将に恵まれていたということでしょう。実際袁紹配下には粒ぞろいの知将がおり裏で袁紹をずっと支えてきていました。
そしてとうとう袁紹の本軍が曹操のいる本陣まで迫ります。
曹操は意気込みながら勇敢に袁紹軍に攻めこみますが突き崩せず逆に返り討ちとあい、やむなく本陣より更に後ろの砦まで引き籠城を開始します。ここを落されると実質曹操勢力の敗北を意味します。
三国無双とかやってると小物感が凄まじい袁紹ですが史実的には唯一曹操を暗殺ではなく戦で勝てそうな所まで迫っていた武将だったり。
曹操軍の本拠地をついに囲む袁紹。圧倒的兵力で押しつぶすことで決着を目論見ます。
圧倒的兵力で囲む袁紹軍。
君主がこんな最前線にいていいのかという野暮な突っ込みは禁止。
「君主がこんな最前線に・・・」
だから禁止言うたろ!!
井闌を前に出し砦の上に立つ守兵を討ちます。城壁も上から下に向かって矢を放つのだから強いのであって、その城壁より背の高い井闌を前に出されると今度は城壁側が不利に。
「ムービーめっちゃ気合入ってるね。」
それだけこの戦がいかに重要なものだったかを物語っているともいえます。
降りかかる矢に右往左往する曹操の兵。
火矢まで放たれ袁紹の本気っぷりがうかがえます。
何故か城壁の最前線で「やるなぁ・・」と感心する曹操。随分と余裕である。
しかし曹操に手がない訳ではなく、
投石器を用いて井闌の破壊を試みます。
この当時こんなに投石器の精度が高かったのか物凄く疑問が残りますがまぁ数うちゃ当たるだろ戦法だったのでしょう。この戦意外でもちらほら投石器の存在は目にしますが守備に投石器を用いたのは結構珍しい。
この戦はかなり激しいものとなり、曹操も一時は撤退まで考えます。しかし許昌を守る軍師荀ケからの進言で思いとどまり起死回生の策を必死で求めていました。
もしここで曹操が許昌まで下がったら我々の知る三国志の歴史は大きく変わり、曹操ポジは袁紹ポジとなり、袁紹ポジは曹操ポジになっていたのは間違いないでしょう。恐らく董卓並の悪者として描かれていた可能性はかなり高そうです。
「勝者が歴史を作るのだ。」
まさにその通り。」
曹操は依然として苦境に立たされていますが、ここに思わぬ朗報が入ってくるのですが・・・それはまたの次回に。
12/27
前回のあらすじ。三国無双とかだと小物感半端ない袁紹に苦しめられる曹操。実は結構強敵でこの当時の民草にとっては兵糧も兵も勝る袁紹が勝つと思ってる人達の方が多かったぐらいまであるとか。
「いずれは民草も我が国が天下を取ると思う事になるだろう。」
なるといいですね。
そんな曹操にとある人物が訪れます。
袁紹に使えているはずの許なんとか(読めない)が現れます。それもとっておきの情報も持ってとのこと。
この許なんとかは袁紹にほとほと愛想がつきたとのことで情報を提供するかわりに曹操に寝返りたいとのこと。
「三国志って結構寝返る将多いよね。」
実際多いですね。寝返らず最後まで戦う将の方が少ないですがこの当時の戦はそういうものです。
そして持ってきた情報というのは袁紹が戦のために確保している兵糧庫の場所のことでした。これを焼き払えば袁紹軍は戦わずして自滅するだろうということで曹操もこの情報には大喜び。
さっそく自ら兵を率いて鳥巣にある兵糧庫を急襲し火を放ちます。
まさにここが勝負の分かれ目。すぐさま袁紹の部下が兵糧庫を襲われていることを袁紹に報告し、それを聞いた袁紹はすぐに兵を派遣して救援するよう命じます。
ところがそれを聞いた別の将が鳥巣に曹操軍が群がっている今こそ好機、本陣を急襲すべきだと提言します。
が、兵糧庫を失っては兵が戦えなくなるのもまた事実。
どちらの言い分も最もなところ。
ちなみにジェスターだったらどうします?
「兵糧庫守りたい所だけどもう焼き払われちゃったんでしょ?だったら短期決戦で勝つ必要があるから全兵力連れて敵本陣を叩けばいいんじゃないの?」
なるほど。それもまた一理。
実際袁紹が下した判断というのは・・・・。
全軍を二手に分けて鳥巣の防衛と敵本陣への攻撃というものでした。
ただこの判断は誤ったものとなり、鳥巣の救援に向かった兵は蹴散らされ、本陣へ攻撃を仕掛けた兵もまた伏兵によって打ち負かされます。
これによって兵糧だけでなく多数の兵までも失う事となり一気に袁紹側が劣勢となります。
「やっちゃったね。兵の分散は最悪手だよ。」
「戦いは数だよ兄貴・・・。この言葉を袁紹が知っていれば・・・。」
その言葉を知るには少なくとも約1800年後まで待たなければいけないと思うんですが。
兵糧の消失、本日への奇襲失敗。ここにいたり袁紹軍の士気は地に落ち、曹操軍の反攻に成すすべなく壊走します。
この戦では袁紹は死ぬ事はありませんでしたが力関係は逆転。もはや決着がついたといってもいいでしょう。
こうして曹操は中原を制覇し天下に近づきます。袁紹勢力の土地を全て吸収すればそれは中国大陸の三分の2を治めたと言っても良いほど。誰も曹操に逆らえない一強時代を迎えることに。
「大丈夫なの?そんな状態で曹操に勝てるの?」
今のジェスター勢力では曹操に勝てないでしょう。しかしこの後曹操勢力は痛烈な痛手を被る歴史イベントが一つあります。
「赤壁の戦い!!」
ですです。この戦いで曹操勢力は一時的にかなり弱まります。そのチャンスに乗じることが出来れば・・・。
「いよいよ三国志の歴史に私も切り込んでいく。これは楽しくなってきたね。」
しかしそのためには劉璋勢力をさっさとぶっ飛ばす必要があります。
「まぁそこはジジィがなんとかしてくれるでしょ。ほら、はやく制圧して。」
ぐう無能君主。続く。